テレパシー 第3部 第3章

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落330

330 Only outstanding events in our lives are retained in our active memory files. Anyone can remember important happenings dating back to childhood; but, unless something momentous occurred on that day, can you remember the details of what happened to you one year ago today? Or, for that matter, can you recall every detail of a month ago today? Yet, these details were itemized and catalogued in your memory, and can be recalled.
330 私達の生活の中の目立った出来事だけが私達の活動状態の記憶のファイルに保持されています。誰でも子供時代に遡って重要な出来事を思い出すことは出来ます。しかし、何か重大な事がその日に起らない限り、一年前の今日、貴方に起った事柄の詳細を覚えていられるでしょうか。あるいはその件について一ヶ月前の今日の細かい個々の事柄を覚えていられるでしょうか。しかしそれでも、これらの詳細は貴方の記憶の中に箇条書きされ、分類されており、思い起こすことが可能なのです。




【解説】
 不思議なことに誰でも幼年期に体験した事柄は高齢になっても鮮明に覚えているものです。それほどに幼年期は全てが新鮮で真新しい体験であると同時に、無垢の心は体験した様々な事柄を容易に記憶できる高い能力があると言えるでしょう。高齢になると物事を記憶できにくくなり、感度も鈍くなる現象は、地球人が次第に感性的に退化してしまう現実を示しています。
 本来、全ての人間には体験した物事を記憶出来る仕組みが備わっており、それらは本当は終始機能していると本項は説いています。各想念波動が身体細胞に帯びる訳で、それらは消えることがないという訳です。即ち、適切な心境下においてそれらに共鳴出来ればその具体的な波動を再現し、想念をより具体的にイメージできるということでしょう。
 今日、私達は多くの家庭でビデオレコーダーを有しており、一度放送された番組を後日、再生させることが出来ますが、そのような機能を私達の身体細胞が有していると理解すべきなのでしょう。私達の身体の機能は消化吸収、運動その他の物理化学的な機能の他に、想念レベルにおいても重要な機能を有しているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落329

329 The so-called memories revealed while under hypnosis are usually due to one of two conditions. One, it is possible for the hypnotist unknowingly to suggest personal experience he has had to your mind; or you may receive strong thoughts pertaining to something he has seen or read that has impressed itself deeply upon his consciousness. Two, you may merely be recalling an incident that happened to you, which your sense-mind had forgotten; or it may be some information you read or heard in early childhood. We would be astounded at the information stored in our memories in this fashion.
329 催眠術の下で判明したいわゆる記憶とは、普通は二つの内、いずれかの条件によるものです。一つは催眠術者が知らずに術者の個人的な体験を貴方の心に暗示している可能性がありますし、あるいは貴方が催眠術者が術者の意識に深く印象づけられた何かを見たり、読んだことに関連した強い想念を受信した場合があり得ます。二番目は、貴方が貴方の感覚心が忘れてしまっていた貴方に起った出来事を単に思い出しているだけなのかも知れませんし、或いは貴方が幼児期に見聞きした何かの情報であるかも知れません。私達はこのようにして私達の記憶が貯えられていることに対して、仰天することでしょう。



【解説】
 いずれにしても催眠術には問題があるという訳ですが、その具体的な仕組みについて本項は解説しています。その一つは施術者の想念が被験者に渡ってしまうことがあるということです。被験者本人は自分の記憶だと思っても実際には施術者の想念であることもあるのです。
 また、一方では被験者の記憶がよみがえる場合があるとしています。即ち、ある意味ではそれは忘れていた被験者本人の記憶が催眠状態の中で思い出すことが出来たことになります。長年忘れていた幼年期の記憶がよみがえった訳です。
 後者については被験者本人のものであり、成果と言えないことはないのですが、それはあくまで今生涯において体験したことが全て記憶され得るということを示すもので、他人の手助けを受けて得るべきものではない筈です。本来は自らの心を鎮める中で適切な時期に自然とよみがえれば良いとすべきものかと思われます。
 従って先ずは自分で自分を探求すべきであり、他人の手に委ねるべき事柄ではないというのが本来の答えかと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落328

328 In order for anyone to be hypnotized, he must voluntarily give up his will to the will of the hypnotist. This can be extremely dangerous if repeated too often, for the will of the individual is weakened. The sense-mind is stilled by hypnotism, and thereby opened to suggestions from the operator. The sensory reactions are so subdued that you can suggest to a hypnotized person that ammonia smells like essence of roses, actually holding a bottle of it close enough for him to take deep breaths. Under hypnosis the person will insist the aroma is pleasing, yet you will find that it is impossible not to recoil from the pungency of ammonia fumes while in a natural state.
328 誰でも催眠術にかかる為には、その者は自らの意思を催眠術者の意思に委ねなければなりません。これは頻繁に繰返された場合、極めて危険になり得ます。何故なら、その個人の意思は弱められるからです。感覚心が催眠術によって鎮められ、それによって操作者からの提案に心を開きます。感覚の反応があまりに抑制されている為、催眠術にかけられている人物に実際にビンを手に持って鼻に深呼吸させる程近付けて、アンモニアの臭いをバラの精油だと暗示することも出来ます。催眠術下では、その人はその香りは心地よいと主張するでしょうが、自然の状態ではアンモニア蒸気の刺激からは尻込みしないでは居られないのです。




【解説】
 催眠術が何故危険かについて、本文の冒頭の一文で断言しています。
 即ち、催眠術は被験者が自らの意志で自分の意志を施術者に委ねるところに問題がある訳です。また、その目的も問題です。即ち、自らの過去生その他、自らが関心を持った神秘的事項について知りたい為に、全てを捨てる心境が危険という訳です。興味本位の知識欲の為に自己を捨てることは本末転倒と言えるでしょう。
 偽の施術者が多く居る中で、仮にその施術能力がある者であっても、その施術者に自分の意志を委ねるべきではありません。自らの進化は自らの精進により達成すべきで、いたずらに知識のみを追いかけては成就出来ないものです。何より自らの自由意志を担保する中、自ら進んで”父”の下に戻る必要があるのです。即ち委ねるべきは”創造主”であるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落327

327 Let us digress for a moment and discuss hypnotism briefly. Much publicity has been given lately to the practice of hypnotism for the purpose of recalling past lives. Many believe that by using this means, they can send the subconscious back to read the Book of Memory. But what does hypnotism really do?
327 少しの間、脇道に入って催眠術について簡単に議論しましょう。最近では過去生を思い起こす目的による催眠術の実施について多くの宣伝がなされています。多くの人々がこの手法を用いることで、潜在意識を記憶の書を読みに送り出すことが出来ると信じています。しかし、催眠術は実際には何を行っているのでしょうか。



【解説】
 催眠術による退行操作により、被術者が過去生に遡ることは、本書執筆の頃から既に米国で行われていたということでしょう。
 しかし、アダムスキー氏は催眠術の危険性について様々なところで私達に警告しています。日本でもエドガー・ケーシーによる催眠状況下での遠隔透視は良く知られているところですが、これらについての危険性をアダムスキー氏は強く警告しているのです。
 その理由については先ず、その出発点が本人の意識の発達によるものではないことが挙げられます。そもそも私達が目指しているのは眠っている時の夢に重きを置くことではなく、目覚めている中で自らが想念波動を含む様々な波動を感知することであり、自らの進化を伴った能力開発であるからです。
 一方、被施術者のままであれば、そのような自己開発とは程遠い状態となるのです。自分自身で覚醒すること、”悟る”ことが最も重要なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落326

326 We have called this accumulated data .... memory. And the Universal Memory is compiled from all individualized memories. So it is quite plausible to assume that a true sensitive, or one who is alerted to all phases of life, can recall the events of ten thousand years past, just as readily as he is able to recall the events of his childhood. By carefully observing the trend of sequences, he can predict what will take place fifty years from today from a careful evaluation of past events. The law of relativity demands certain results, or actions of balance, which are determined by the original motion.
326 私達はこの蓄積されたデータを記憶と呼んでいます。そして宇宙的記憶は全ての個別の記憶から編纂されています。ですから、真に敏感な人、即ち全ての生命の側面に対し鋭敏な者は、あたかもいつでも自分の子供時代の出来事を思い出すことが出来るように、過去1万年の出来事を思い出すことが出来るとするのは、極めてもっともなことなのです。過去の一連の出来事の傾向を注意深く観察することによって、その者は今日から50年後に何が起るかを予想出来るのです。相関性の法則はそのもともとの運動によって決定づけられたある種の結果、即ちバランスの行動を要求するからです。



【解説】
 本項は記憶とは何かを私達に説いています。個々人の記憶が何処に保存されているか明確な説明はここでは為されていませんが、少なくとも当時発した想念波動が身体細胞に残留すると同時に、伝搬した宇宙空間の各部に波動として残留しているということでしょう。
 私達はそれらを感知することで過去に遡った変遷を知り、真の歴史を学ぶことが出来るという訳です。即ち、宇宙空間に記録された過去の想念波を知ることが出来れば、当然、その影響下にある未来も予見することが出来るようになるという訳です。
 このように様々な物質や空間に記憶された想念波動を知ることが出来れば、それら想念の影響を受ける未来の事象も予測することが出来るということでしょう。テレパシー能力の基本はこれら想念・印象への感度を高めることにあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落325

325 Science has discarded the idea that universal ethers are a fixed standard of space, being absolutely motionless: and they now admit that nothing in the universe is entirely at rest. The units composing ether are in constant motion, as are the units of matter; and all are stirred by the same element of animation that gives impetus to thought. Just as each action within the human form leaves its impression upon the body cells, so every action that takes place in the universe leaves an impression, upon the cells of ether - not as a form-picture, but as a frequency.
325 科学は宇宙空間のエーテルが全く動きのない固定化した宇宙の基本単位であるとする概念を捨て去って来ました。そして彼らは今や、宇宙には何一つとして完全に静止したものはないことを認めています。エーテルを構成している各単位は物質の各単位がそうであるように、常に活動の状態にあります。そして全ては想念に衝動を与えるのと同じ要素によって揺り動かされています。丁度、人体の内側の個々の活動がその印象を肉体細胞に残すように、宇宙空間で起るあらゆる活動はエーテルの細胞単位に印象を残すのです。それは形のイメージではなく、振動としてです。



【解説】
 宇宙空間が静寂ではあるが、常に活動状態にあることは、遠い星雲を見ても分かります。銀河系は皆、渦巻く形ですし、私達の住む惑星自体も自転・公転という大きな運動のさなかにあるからです。
 本項はわずかですが、想念が伝搬する媒体も同様に活動的だと示唆しています。宇宙にあまねく遍在している要素こそが私達に想念波を伝達し、常に私達に活動を促しているという訳です。
 テレパシー講座を学ぶ私達にとって、想念自体の探求は必要ですが、それ以上にこれら想念を伝達する宇宙空間の媒体にこそ、もっと探求の目を注ぐ必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落324

324 These same thought frequencies were intercepted by innumerable people, but because they did not recognize any of the participants they discarded them as being meaningless. This is further proof of the fact that it is not the pretentious front we show to the world that is of lasting importance, but it is the inner man who is the true expressor. To those around us we may appear a paragon of honesty, but if we harbor dishonest thoughts in our minds they can be intercepted at any time, thus unmasking us before the world. Truth has a way of revealing itself; for whether we like it or not, our thoughts belong to the universe.
324 これら同じ想念波動は無数の人々によって捕えられましたが、それらの人々にとって自分の関係者のものとは思わなかった為に、意味がないものとして捨て去っていたのです。このことは永く重要性を持つのは私達が世間に示す見せ掛けの前面ではなく、真の表現者である人間の内側であるという更なる証拠です。私達の周囲にいる人々にとって私達は誠実の模範のように見えるかも知れませんが、もし私達が不誠実な想念を心の中に抱くなら、それらは何時でも捉えられ、私達の正体を世間に暴露することになるのです。真実は自ら現れる道を持っています。何故なら私達が好む好まないにかかわらず、私達の想念は宇宙のものだからです。



【解説】
 ”隠されているもので知られずに済むものはない”というイエスの言葉がありました。どんなに隠した事柄でも、表には必ず現れるという訳ですが、その原理を本項は示しています。
 即ち如何なる想念も万人に「知覚され得る訳で、たまたま感受した者が自分に関与しないと無意識に判断して気に留めないことも多いものです。その延長から言えば、私達は文字通り、無数の想念の中に生きていることになります。
 感受した想念の中に自分に関連した要素に気付けば、その内容をより深く知ろうとする訳です。これはラジオに似ており、私達が無数の周波数帯の中から自分の趣味に合った番組を選局するようなものです。こうして選局次第で私達はあらゆる種類の放送電波、言い換えれば想念を知覚出来ることになるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落323

323 This experience was a case of unintentional telepathy. Certainly, the manager had no intention of broadcasting his dishonest thoughts; and undoubtedly believed them carefully guarded from the world. Because of his perfect assurance in the integrity of the man he had left in charge, the head of the firm, the person most closely concerned in the affair, was not receptive to the thoughts of mismanagement. But I, who was receptive to all thought vibrations in an impersonal way, received the thought. As it came to my mind, I recognized it was pertaining to my friend, and thereby saved him much future difficulty.
323 この体験は非意図的テレパシーの一例でした。確かにその支配人は自分の不誠実な意図を広めようとするような意志は全く無かった訳であり、疑いなくそれらを世間から注意深く隠していたものと思われます。その友人が会社の首脳として後に残したその人物の持つ有能さに完全な確信を持っていたため、そのことに最も高い関心を持っていたその人物は、その経営の失敗についての想念を受容出来なかったのです。しかし、非個人的になって全ての想念波動に受容的であった私は、その想念を受信しました。それが私の心に来た時、私はそれが私の友人に関係していることに気付き、そうして彼を将来のより大きな困難から救ったのです。



【解説】
 想念波は隠すことは出来ません。更に言えば、発した本人が忘れていても鋭敏な人にはそれを感知する能力があるのです。これについては同乗記等の中で他惑星人がアダムスキー氏本人が忘れていたような想いを容易に指摘していたことからも分かります。おそらく、前項解説で述べたように発した本人が気づかなくてもしばらくの間、想念波は発した本人に残留していると考えられます。
 いずれにしても、高度に進化を遂げた者は、こうした精妙な想念波について鋭敏であり、一面識のない者であっても、案件について真相を指摘することが可能だということでしょう。相談者の話を聞く中で、或は相談の手紙を読む中で「相談者が訴える状況をその場に居るような現実感で理解するような一体感を持つのかも知れません。想念・印象の世界は言いつくろいや隠し事が無く、全てがオープンという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落322

322 However, I received the impression that the manager was planning to gain control of the business and defraud the owner of his holdings. I conveyed this information to my friend, and although doubting its veracity, he started a quiet investigation into the company's affairs. The report he received carried overwhelming confirmation of these conditions, just as I had revealed them. My friend returned east immediately and took the necessary steps to protect his interests and regain control of the company.
322 しかしながら、私はその支配人が事業をコントロールし、オーナーの保有財産を騙し取ろうと計画しているという印象を受けました。私はこの情報をその私の友人に伝え、またその真実性を疑いながらも彼は会社の内状について隠密裏の調査を開始しました。彼が受け取った報告書にはこれらの状況を確信させる膨大な証拠を伝えており、私が明らかにした通りでした。私の友人はただちに東部に戻り、自分の財産と会社の支配権を取り戻す為、必要な措置をとったのでした。



【解説】
 同乗記にも生前、アダムスキー氏が多くの人々から様々な個人的相談を受けていたことが記されています。その背景には、氏が長らくラジオ番組や集会を通じて人の生き方に関する教師を務めてきたことがあります。本項もその一つであると推察しています。
 さて、想念は一発放射された後は発した本人には何も痕跡を残さないのでしょうか。私は寺の梵鐘と同じく、鐘を突いて音を四方に発した後も、鐘自体は引き続き長時間、同じ振動数を保っているように、私達の身体はその想念波動を保持しているものと思っております。即ち、発した想念は決して本人から離れることはない筈です。それ故に遠く離れていても想念を手掛かりに発した本人に容易に辿り着くことが出来、特定できることになります。
 本事例の場合、アダムスキー氏は相談を受ける中で対象の人物の本当の姿をわずかな時間で探り出し、隠されていた全容を明らかにしたという訳です。テレパシー能力、即ち想念や印象に対する知覚力が如何に万能な能力であるかを本項は示しているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落321

321 An example of this occurred involving an acquaintance of mine who was the head of a large concern in the east. Wanting to make his home in the western part of the country, this man had left his business in the hands of a capable and apparently trustworthy manager; who also happened to be a large stockholder in the company. Except for the annual reports, and occasional correspondence between the two, the head of the company was not worried with the operational arrangements of the business, for he had utmost confidence in his manager's ability and honesty.  I knew that my friend's interest lay in the east, but at that time, I was not familiar with the managerial details.
321 このことの一例が、東部(訳注:米国東部)における大きな仕事の社長であった私の知人の一人について起りました。西部に自分の家を持ちたいと思っていたこの人物は自分のビジネスを有能で見掛け上も信頼出来そうな支配人の手に委ねたのです。その支配人はまた、たまたまその会社の大株主にもなったのです。年間報告や二人の間の時々の連絡を除けば、その会社の社長は事業の運営手はずについて心配はありませんでした。彼は自分の支配人の能力と誠実さには絶大な確信を持っていたからです。私は私の友人の関心が東部にあることは知っていましたし、その頃、私はその経営上の詳細についてよく知りませんでした。



【解説】
 他人を見抜く力や物事の真偽に関する察知能力というものも、本来はテレパシーに属するものと言えます。外見や言葉、見かけの行動の背後にある想念パターンにこそ真実な姿があるからです。
 本項は著者アダムスキー氏が実際に体験した事例かと思われますが、氏は物事の判断や行動の指針を常に勘(hunch)によっていたとされています。即ち、目に見えるもの、耳に聞こえるものでなく、自分が受けた”感じ”に従っていたのです。
 これこそがテレパシーに基づく生活のありようであり、印象に従うことの大切さを示すものです。この場合、応用実践に当たっては最初の内は自らの心の声の方が大きい為、失敗も多いのですが、やがてはその妙なる声に気付くようになるものです。特に声が聞こえるようなものでなく、自然とその印象に従えるようになるところが大切です。素直に躊躇なく従う姿勢が大事なポイントであると思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落320

320 The greatest minds in the world today will not deny that all phenomena is the result of action. Here, we are dealing with that particular invisible vibration called thought, which, like light, travels out from its point of projection in millions of straight lines in all directions. There are billions upon billions of thought actions taking place in the universe. Like light, their vibratory radiation is a constant thing; traveling at a definite rate which never varies. These vibratory rays traveling through space at a certain speed will, according to the law of accuracy, contact or cross each other at a given point: producing predictable results. Anyone who has learned to turn his awareness to the state of universal interest, can consciously perceive these vibrations contacting; and from the reactions produced, can foretell the outcome before these actions have become visible to the recognized channels of sense.
320 今日、世の中の最も偉大な心を持つ者達は、全ての現象は行動の結果であることを否定しないでしょう。ここでは私達は想念と呼ばれる特別な、目に見えない振動を取扱っており、その振動は光のように放射のポイントから全方向に何百万もの直線として旅出ています。宇宙空間では何十億の何十億倍もの想念活動が起っています。光のようにそれらの振動する放射線は一定に動きます。決して変わることのない一定速度で進行しているのです。宇宙を通して旅するこれら振動する放射線は正確さの法則に従って、互いに与えられた地点で接触し、互いに交差することでしょう。そして予想可能な結果をもたらすのです。誰でも自らの気付きを宇宙的な関心の状態に転換することを学んだ者は、意識的にこれら振動が互いに接触しているのを知覚出来、その際作り出される反応から、これらの活動が認識された感覚の経路に見えるようになる前に、その事態を予見することが出来るのです。



【解説】
 全ての事象には何らかの原因があるという訳です。台風にせよ地震にせよ、自然現象とは称せられているものの、実際には様々な力が働くことで、それらが現実化するということでしょう。そのような力の作用を観ることが出来る者を偉大なる者、優れた者という訳です。
 その作用の中でとりわけ、注視しなければならないのは、私達各人が日常的に発する想念なのです。本文に記されているように、想念は発した私達から四方に放射され、物事の実現力を作用させながら、宇宙空間を進行します。また他の者も同様に想念を発している訳ですので、宇宙空間はそれらの想念で満ちていることになります。
 これら想念が重なると作用も倍加するでしょうし、その最も強い作用はその想念の発信者において最大になる筈です。即ち、発信者の身体やその周囲の環境への作用が最も強いと考えられます。例えば、他人を憎んだり、怒ったりを双方の当事者で行ったとすれば、双方とも酷い結果を得ることになるのです。
 宇宙は無音、暗黒の空間と言われておりますが、想念に関する限り、大きな増幅作用を持ち、想念の持つ創造の力が発揮され易い空間ではないかと想像しています。私達が直面している地球規模の気象変化も実際にはその由来は宇宙空間から来ているのかも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落319

319 You may consider the illustration meaningless, because in the case of piercing space with the telescope to discern material objects we are looking upon something that has already happened, or upon manifestations that have already taken form. But how can we foresee that which has not yet taken place? It may even seem that we are in contradiction to the law of Cause and Effect; for we are seeing the effect before the cause has produced it. But is this true?
319 貴方はこの説明は意味をなさないとお考えになるかも知れません。何故なら、望遠鏡で物体を見つけようと宇宙を貫いて見ようとする場合、私達は既に起ったものや既に形を持った創造物について見ていることになるからです。しかし、未だ起っていないものをどのようにして予知出来るのでしょうか。それは私達が原因と結果の法則とは矛盾しているように見えるかも知れません。何故なら、私達は因が作り出す前にその結果を見ているからです。しかし、これは本当でしょうか?



【解説】
 果たして未来は予見できないのか、と本項は私達に真剣に考えることを求めています。毎日の生活を通じて私達はルーチンに追われ物事の本質を考えることを怠っています。
 確かに望遠鏡で遠く離れた星々を見る時は、時空間における過去の光景を見ていることになりますが、果たして私達は未来をどのように覗き見ることが可能なのでしょうか。
 現実には未来を予知した事例も少なからずあるのですが、それがどのようにして可能となったのかは、十分に解明されていません。沈没する船に乗ることを何故か止めたり、結果的に何十年か後に見る光景を夢の中で見たりすることも予知に属するものです。
 これらはいわば事前に因の領域で起こりつつある事柄を覗いていることであり、私達が因の世界と親しくする中で、自ずと明かされることではないでしょうか。因即ち、印象の世界と交流している中で、私達はこれから起こる事柄を知るという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落318

318 We ordinarily think of space as the distance between given objects, and of time as the intermission between acts. But space and time cannot rightly be separated - for they are twin infinities. We are quite correct in saying that time is the distance between events. When we consciously perceive forthcoming events, we are traveling in time, just as surely as we are traveling through space when we perceive hitherto unseen stars and nebulae through the telescope. In either case, we have expanded our vision by eliminating the time-space bug-a-boo.
318 私達は普通、空間を与えられた対象物の間の距離であると考えていますし、時間については行為の間の中休みと考えています。しかし、宇宙空間と時間ははっきりと分離は出来ません。何故なら、それらは対の無限物であるからです。私達が時間を出来事の間の距離であると言うことは全く正しいのです。私達がやがて来る出来事を意識的に知覚する時、私達は丁度、宇宙空間を旅して、今まで知られていなかった星々や星雲を望遠鏡を通して知覚するのと同じです。いずれの場合も私達は時空のお化けを取り払うことで、自分達の視界を拡げたのです。


【解説】
 よく言われることですが、私達が眺める夜空の星は実際には、その星々が遠く離れている為、何百あるいは何千年も前に放たれた光であることです。まさに目で見る光景が距離と時間が対になっている世界に宇宙はあるということでしょう。
 本項では更に進んで、本来、空間と時間は一つのもの、分離できない要素であると説いています。特にテレパシー分野、印象を取り扱う分野では、私達はこの時空空間を自由に行き来できることになります。言い換えれば、因を理解することにより、物事の起こる前にそれらの出現を感知することや過去の出来事を知覚出来るような自由な探求も不可能ではないということでしょう。
 各自の将来を拓く上でも、近未来を知覚して置くことは、大いに役立つものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落317

317 We know that by ascending to a higher elevation we are able to overcome the illusion of space limitation to some degree. Even a small rise will broaden our horizons, and the view we have from the high mountain top seems unlimited compared to that which we had from the valley. When man turned his eyes toward the stars, he realized he must build instruments to aid him to view them more closely. So in his efforts to see ever farther into the universe, he invented and developed the telescope. But our scientists are aware that any instrument built by man is limited. It must be with a feeling of frustration that astronomers view the heavens; knowing that beyond the detection of their finest telescopes lies galaxy after galaxy, stretching into eternity. But once man consciously accepts his oneness with Cosmic Cause, the Cardinal Sense within him (the feeling element), is free to roam the universe at will.
317 私達はより高く昇ることにより、ある程度、空間の限界の幻影を克服できることを知っています。わずかな上昇でも私達の視野を広げますし、高い山の頂上から見る景色は私達が谷間から見る景色と比べて無限の拡がりのように思えます。人が星々に目をやる時、人は自分はより近くにそれらを見るのを助けるための装置を建設すべきだと自覚しました。そこで宇宙空間の更に遠くを見ようとする努力の中、人は望遠鏡を発明し、開発しました。しかし、科学者達はどんなものにせよ、人間によって作られた装置には限界があることに気付いています。天文学者達はある種不満気な気分で天空を眺めていることでしょう。彼らの最も精密な望遠鏡の探知範囲の先には銀河に次ぐ銀河が無限に続いて存在することを知っているからです。しかし、ひとたび人が自分と宇宙の因が一体であることを意識して受け入れるや、人の中にある基本感覚(フィーリングの要素)は自由に宇宙空間を歩き回ることが出来ます。



【解説】
 私達の日常は周囲の限られた地上の環境の中で過ごされています。「そしてその問題や苦悩の種もその中に帰属しています。しかし、視点を少しでも上げればより広い視野の下、それらの事柄が実に小さいものであることに気付きます。
 結局、私達の抱える問題は私達自身がより高い視野を持つことによってのみ、解決が得られるということでしょう。そういう意味でも宇宙こそが私達が目指すべきものであり、物事の判断の基軸は宇宙に置くべきなのです。
 初めて望遠鏡で覗いた時、土星の環や木星の衛星群が見えた時の感動は今でも覚えている訳ですが、全てを包み込む宇宙空間の中で暮らして行けることに感謝する中で、私達は自ずと宇宙空間への親しみを増し、意識を自由に通わせることが出来るようになると著者は説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落316

316 This geometric pattern of magnetic and electric rays is the cause of all manifestation. So, inasmuch as the human is capable of perceiving these vibrations consciously, there is only the necessity of overcoming the illusion of time-space interference in order to foresee future events-or look back on past happenings.
316 この磁気的及び電気的な放射線の幾何学パターンは全ての創造作用をもたらす因なのです。ですから、人間がこれらの振動を意識して知覚することが出来る限りは、未来の出来事を予知したり、過去の事件を回顧する上で必要なのは、時空の幻影の妨害を克服することが必要なだけです。



【解説】
 私達は未だ想念波なるものがどのようなものか計測することは出来ていません。しかし、本項では、それは電磁的な放射線、即ち、私達が知る電磁波の一種であることを示唆しています。そして電磁波は光でもあり、その伝搬速度は1秒間に地球を7周半する程の速度を持っているとすれば、同じ惑星に暮らす者同士の間では、距離に関係なく、同期的に感知されることはよく理解できます。
 また、私達各自が発する想念波は何らかの幾何学的パターンを持っていることも重要です。その形が物事を生み出す原動力となるからです。未だ著者の示唆する高遠な内容を理解できていませんが、少なくとも冬の空から舞い降りる雪の小片は皆美しい幾何学的模様を形成していることが最も良く本項の要点を表しているように思いえてなりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落315

315 Let us imagine the universe as an infinite expanse of space-force in a passive state of activity, denoting a condition of calmness. Every positive, or aggressive motion within that calm sea of space-force will produce an impulse, or vibration, throughout the whole span of the universe. And as every impulse, whether of light of thought vibration, will continue traveling through space until it has dissipated its energy either through friction, or has transmuted it by contact, when we introduce the time element we can understand that at some time practically every ray will contact every other ray in the universe.
315 宇宙空間を静けさを象徴する受動的な活動状況の中にある宇宙的力の無限の拡がりとして想像して見ましょう。その静かな宇宙的力の海の中では、あらゆる肯定的あるいは積極的な運動は一つの衝撃あるいは振動を宇宙空間全体にわたって作り出します。そして各々のインパルスはそれが想念振動の光であろうと、摩擦でそのエネルギーを消散するか、接触によって改質されない限り、宇宙空間を進み続けることでしょうし、私達が時間的要素を取り入れるなら、私達はいつの日にか、あらゆる放射線は宇宙空間で他の放射線と接触するだろうことは分かります。



【解説】
 宇宙が静寂であることは誰もが知ることですが、その静寂さの中に全てのものが包まれ育まれていると言っても良いでしょう。本項は私達が発する想いや行動が生成するあらゆる種類の波動が、この静寂なる宇宙空間に拡がって伝搬して行くことを説いています。
 波動は途中で減衰するものの、宇宙の果てまで進行し続けることも理解できます。丁度、鏡のように静かな水面を一か所で生じた波がどこまでも伝わって行くのと同様です。
 多くの人々の発する想念も同じ宇宙空間を行き交う訳ですから、同種のものが重なり合えば、その実現力は相乗されるということでしょう。人々の想念の状態こそ、大きな力を発揮するのです。振り返って過去の文明の崩壊についても、当時の人々の想念がもらたしたものと考えるべきかと思います。私達一人一人が日々発する想念が宇宙に影響を与えると言っても良いかも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落314

314 To understand how this can be accomplished, we must remember that feeling is the channel of perception. For regardless of how refined the organs of sight may become, they cannot possibly receive the image of anything that is not yet a concrete manifestation; yet, because the blueprint, or plan for all manifestation is drawn in advance, such information is obtainable. In the case of true clairvoyance, the personal ego must be controlled by an impartial interest in Cosmic Cause. The only limitation placed upon knowledge, is that put there by the personal, or particularized consciousness.
314 このことがどのようにして達成されるかを理解するには、私達はフィーリングが知覚の経路であることを思い出さなければなりません。何故なら、如何に純化しようとも、視覚は未だ確かな創造物となっていないもののイメージを受け取ることは出来ないからです。しかし、あらゆる創造の青写真或いは計画は先立って描かれていますので、これらの情報は入手可能なのです。真実の透視の場合、エゴは宇宙の因についての隔てのない非個人的なる関心によってコントロールされねばなりません。知識に対して置かれた唯一の制限は、個人的な或いは個別特定化された意識によるものでしかありません。



【解説】
 いわゆる予知というものは、物事が現実化する前に先行して構築されるイメージを知覚することであると説かれています。つまり、イメージの段階を知覚する訳で、それを可能とするには、私達自身が何ものも制限なく、素直にそのイメージを知覚する鋭敏さを持っているかにかかっています。
 それを実行するには、私達の心自体を目に見える状態のものばかりでなく、未だ確定していないいわば、創造過程、イメージの段階の世界まで深く知覚できるようにならねばならないことになります。
 その為には、先ずは私達の周囲の世界にそのような徴候、ヒントを知り、その方向について関心を持ち、因果関係を学ぶことが必要だと考えます。既成概念を取り除いて、宇宙の摂理として物事の生じる仕組みについて学ぶ姿勢、観察する心境が重要ではないでしょうか。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落313

CHAPTER Ⅲ
Clairvoyance, Clairaudience, Premonitions, Etc.
313 Through ignorance, man has endowed clairvoyance, clairaudience, the ability to foresee future events, etc , with mystical, unknowable powers. We are inclined to view with awe that person whose hunches are invariably right, and attribute this ability to a mysterious extrasensory origin. But the use of any or all of these, whether consciously or unconsciously, is merely perception, or alertness, working in the individual. This is true not only in regard to personal affairs, but this perception can also encompass universal conditions.
第3章
透視、透聴、予知、その他
313 無知故に人は透視、透聴、未来の出来事を予測する能力その他を神秘的な人知を越えた能力のせいにして来ました。私達はその予感がいつも変わることなく正しい人々を畏敬を持って眺めがちであり、この能力を何か神秘的な超感覚的な源泉に起因するものとして来ました。しかし、これらのいかなるものも用いることは、意識的であるか非意識的であるかに関わらず、それは単に各自に働く知覚或いは警戒の作用でしかないのです。この知覚作用は個人的な物事に関するばかりでなく、宇宙的な状況を包含することも可能なのです。




【解説】
 そもそもこれまで透視その他、いわゆる超能力と称されていた事柄は、私達が学んでいるテレパシーに他なりません。その能力を発揮させているのは、本人の秀でた想念波の知覚力、即ちテレパシー能力の発言の一つであるということです。
 私達はこの講座を通じて、各自がそれぞれ自分が何を身に付けようとしているのかを明確にする必要があります。そもそもテレパシーを学び、訓練する目的です。
 有史以来、多くの事例で優れた先人達は、これらの能力を人々の救済に生かして来ましたし、導く方向性の拠り所として来ました。そういう意味からは、皆様各自が何を学んでいるかを改めて確認し、その目標の妥当性とともにこれまでの取り組みについても見直す必要もあるでしょう。私達はとかく習慣に流され易く、初期の目的を見失いがちです。少しでも好ましい体験が得られたなら、努めてその時の心境を思い出し、次なるステップに繋げられるよう、その方向に継続努力することが重要です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落360

360 When we analyze life closely, we find it conforms rigidly to immutable laws. For all its apparent complexities, life is the soul of simplicity.... a symphony of harmonious, synonymous motion. We also will find that the inspiration for the first investigation came from some vestige of existing fact which impressed itself upon human awareness. So we must admit the reality of a language that is accepted, and acceptable, to the animate and the socalled inanimate. It is the soul of all action, all substance, and all force.
360 私達が生命を詳細に分析する時、私達は生命が不変の諸法則に厳格に従っていることを発見します。何故なら、その外見上の複雑さにも拘わらず、生命とは平易さの真髄、調和があり、同調した活動の交響曲であるからです。私達はまた、その最初の研究は人間の知覚作用に印象づけられた実在する事実の痕跡を元になされるようになったことを知るでしょう。ですから、私達は生き物にも、いわゆる無生物にも受け入れられた、あるいは受け入れられる、ある言語の存在を認めなければなりません。その言語は全ての活動、全ての物質、全ての力の真髄なのです。


【解説】
 印象という形式の言語は生物・無生物に関わらず共通の言語です。即ち、想念・印象はあらゆるものと交信出来、相互に意見を述べ合うことが出来る訳です。一見したところ多様、多岐にわたる形態をとる生物ですが、細胞一つ一つには驚くべき共通点があります。
 本項では細胞レベルにおける共通性とそこから発せられる想念・印象波が全ての共通の言語になっていると説いています。
 本章では透視や予知その他のテレパシー能力について学んで来ましたが、自身がそれら想念波の受け手となり、またそれらを自らの心で再現増幅することで、宇宙に再び反映、反射する役割を持っていることに注意したいものです。想念・印象こそが全ての活動の源であり、その良質な想念・印象を祈りや実践行動の中で宇宙に放出させるのが私達テレパシーを学ぶ者の役割になります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落359

359 When we understand our bodies, control our senses, and open our minds to the flow of universal knowledge, true clairvoyance, clairaudience, and all the rest will develop naturally within us. But when we have grown to the place where these perceptions do unfold, we will have developed beyond personal desires. Our interests then will lie in universal revelations.
359 私達が自身の肉体を理解し、感覚を制御して自らの心を宇宙普遍の知識の流れに開放する時、真の透視、透聴またその他の能力が自然に私達内部に発達することでしょう。しかし、私達がこれらの知覚作用が花開く場所に到達した時には、私達は個人的な願望を越えて発達していることでしょう。私達の関心はその後は宇宙普遍の創造の現出にあることでしょう。



【解説】
 私達自身がテレパシー能力開発に関わる全てであるという訳です。自らの心を鎮め落ち着かせた後、肉体細胞を通じて感知される想念・印象の声を聴きながら少しずつ進歩することで、いつの日か本項で述べられているような状況に到達するものと言えるでしょう。
 問題は長い道程だからと言って、歩みを止めたり、横道に入らないことです。これまでの経験上、物事は意外に早く結果に到達するものです。積み重ねることだけが最後のゴールに導く訳です。
 私達の周囲には60兆個もの肉体細胞、言わば私達各人を助ける臣下が居て、私達を守って呉れています。私達はそれら臣下を食事や心の状態を正常に保つことで養い育むと同時に、それらからもたらされる報告に耳を傾け、因なる宇宙を理解しようと努めなければなりません。それから以後は私達が想像する以上の全く異なる展開、進化の飛躍が待っていると著者は説いています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落358

358 One day, by means of this human instrument upon which we look so condescendingly today, we shall produce miracles of manifestation such as our world has never known. But recognition of its telepathic potentialities must come first. A definite self-training program must then follow if we ever hope to place these divinely created bodies on the same level as the mechanical devices we now deem so miraculous. There exists such a vast scope of working possibilities in the area of mental and psychological development, that the adventurous soul need have no fear of running short of fields to conquer.
358 いつの日にか、今日私達がそれほどに腰低く見上げるこの人間の道具を用いることによって、私達は私達の世の中がこれまで見たことのないような創造の奇跡を造り出すことでしょう。しかし、そのテレパシックな潜在能力に対する認識が最初になければなりません。もし私達がこれら神聖に創造された肉体を私達が今日奇跡だと考える機械装置と同じレベルに位置付けるなら、確固たる自己訓練計画が次に続かなければなりません。心や心理学上の発達の分野には広大で実際に役立つ可能性が存在しており、冒険好きな魂にとって征服すべき分野が不足する心配はありません。



【解説】
 これからは私達自身の肉体をテレパシーの媒介装置として発展させることだと著者は私達に説いています。他に機器等必要なく、自身の身体に全ての機能が備えられているからです。そしてその活用成果はこれまで見たことの無い程、素晴らしいものになるとしています。
 各自の放つ想念・印象が創造力を備えていることについて私達はこれまで学んで来ましたが、その具体的発動について、今後各自が応用するに連れ、現実化するものと思われます。
 かつて金星旅行記や土星旅行記でアダムスキー氏が見た光景は、芸術性と機能性が一体となった建造物群でしたが、それらの街の美しさもこの作用の延長線上にあるものと思われます。街はそこに暮らす者の精神性を反映すると思うからです。
 既に私達はテレパシーの基本原理について学んで来た訳ですから、今後はそれを各自の工夫を踏まえながら、実生活に適用、応用すべきなのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落357

357 During the past centuries Earth man's progress has been chiefly in mechanical fields. Every universal principle of which he has become aware, he has expressed in mechanical terms. And in man's earnest effort to acquire greater knowledge, he has forgotten to develop the one instrument that is capable of leading him to such knowledge.
357 過去何世紀もの間、地球人の進歩は主に機械分野においてでありました。彼は気付くようになった宇宙普遍の法則全てを機械的な用語として表現して来ました。そしてより偉大な知識を得ようとする真面目な努力の中で、彼はこのような知識に自らを導く可能性のあるその道具を発達させることを忘れてしまったのです。



【解説】
 これまでの人類の進歩は主に機械文明の分野であったと著者は指摘しています。これは地球における過去のいくつかの文明の中で現代文明を評しての著者の言葉ということになります。
 自動車の自動生産、食品加工の自動化等々、私達は文字通り機械文明の恩恵を受けて生活しています。
 しかし、これらを越えて更に深遠な知識を得て、物事の背後にある仕組みを理解しようと私達は努力を重ねる中で、私達自身が想念・印象の分野で既に常時宇宙と繋がっていることを忘れたまま答えを自分の外に求めている問題点を本項は指摘しているのです。
 この本来、自らに備わっている「道具」は発展させることが出来れば、他の生きものと同じように厳しい環境の中にあっても何らの懸念もなく、日々の暮らしを楽しんで行ける自信(信頼)を宇宙に対して持つことが出来る筈です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落356

356 If a man was submerged in a tank of water, he would influence and be influenced by the relative pressures existing between his body and the water mass. The same is true when dealing with the sea of the universe. For as surely as the law works in the coarser fields of manifestation (in this case the water), so it works in the finer. And what is the atmospheric, or etheric vibrations, but the pressure of life? The sooner we get away from our beliefs in mystery and superstition, the sooner we shall become the Knowers of Life in its fullness.
356 もし人が水槽の中に沈められたら、彼は自分の身体と水本体との間に存在する相対的な圧力に対し影響を与え、また影響を受けることでしょう。宇宙空間の海についても同じことが言えます。何故なら法則は粗い創造の場(この場合は水)で働くのと同じく、より精妙な場についても同様に働くからです。また、大気やエーテルの振動、否、生命の圧力についてはどうでしょうか。私達が神秘や疑いに対する思い込みから離れ去るやいなや、私達は生命の完全なる知者になることでしょう。



【解説】
 私達が想念の海の中で生きているという実感は、丁度水中において全身が水圧を感じるように全身で感じるものだと説いています。つまり、印象は私達の身体全体で感知するものであり、宇宙と直接、私達の身体が接していること、その結果、相互に直接影響を及ぼし合っていることが重要なポイントです。かつて大本教の出口王仁三郎(1871-1948)が周囲の者に全身で感じる歓びという表現をしたとされることを思い出しました(「巨人出口王仁三郎」)。本来、本項の内容はそれ程歓びに満たされた状況を示すものと言えます。
 従来、私達は目や耳という特定の感覚器官を唯一の窓として外界からの情報を得ていましたが、実際には私達の全身が宇宙とつながっていて、常に相互に影響を及ぼし合っている訳で、必要な知見、ヒントは常にアクセス出来る環境にあるのです。
 しかし、この恵まれた環境も私達がそのことに気が付かなければ、活用することは出来ません。自分が独りであると考えたり、たまたま思い通りの結果が得られなかっただけで、自らの境遇を嘆いていては、せっかくの恵まれた境遇も台無しです。私達はこの恵まれた環境を如何に活用し、本来の自身の役割を果たして行けるのか、本腰で取り組むことこそ求められています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落355

355 The human being is the most highly organized and sensitized instrument of manifestation. He is therefore most capable of tuning in to the lesser vibrations, objectifying them, and rebroadcasting them into the universe as higher expressions. We cannot help being affected by the varying frequencies of the chemical universe in which we live, nor can we help affecting others by the thoughts we send forth into the mind-ether of space. We need only to become aware of such relative currents to make use of these facts.
355 人間は最も高度に組織化され、鋭敏化された創造の道具です。ですから人間はより下位の振動に同調させ、それらを客観化し、それらをより高次な表現物として宇宙空間の中に再放射することが出来るのです。私達は私達が住む化学的宇宙の変化する振動によって影響を受けざるを得ず、私達が宇宙の心のエーテルの中に送信する想念によって他者に影響を与えざるを得ません。私達はそれらの事実を活用するためには、それらの相対的な流れについて気付くようになるだけで良いのです。

【解説】
 本項は私達自身の宇宙における作用について、更にはその宇宙から日々影響を受けるという相互作用について説かれています。
 おそらくは私達人間が他の生きもの達の想念・印象を拾い上げ、それらを更に大きく高次な想念波動に増幅して宇宙空間に発するということもあるのでしょう。仲介者としての役割です。実はそれ程にテレパシーに関する私達人間の能力は高いと言えるかも知れないのです。
 また、同時に私達は宇宙から来る想念・印象にも大きく影響を受けています。微弱な想念・印象を感受した後、それを認識、発展させて力強い信念として再び宇宙に送り出すという機能も私達人間に期待されているところです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落354

354 No! The plant, the sea, the air, and the minerals of the earth have no faculty of independent reasoning. However, they possess the same natural guidance that causes human forms to be receptive to changes of conditions, for they contain the feeling element. Therefore, atmospheric and other conditions affect them just as they do humans; and they respond without question. For the same Life Force known as the Breath of Life in man, flows through their forms.
354 いいえ。植物や海、大気や地球の鉱物は独立した論証能力を有していません。しかし、彼らは人体が状態の変化を受容出来るのと同じ自然の導きを有しています。何故なら、彼らはフィーリングの要素を持っているからです。それ故、大気やその他の状態はそれらが人間に与えるのと全く同様に彼らに影響を与えますし、彼らは疑いなくそれに応答します。何故なら人間において生命の息吹きとして知られる同じ生命力が彼らの体の中にも流れているからです。


【解説】
 テレパシーの基本にあるものは、地球上にあるありとあらゆるものが有している生命の息吹(the Breath of Life)に他なりません。実は生命があるということは、とりもなおさず印象・想念をやり取り出来ることになるのです。
 しかし、これまで私達地球人は肉体の四感覚に全てを依存し、目に見え耳に聞こえる結果の世界のみが存在する唯一のものと見做して来ました。その結果、一部の芸術家や達人を除いて、想念・印象・インスピレーションが行き来する世界に気付くことなく、人生を終えていたものと思われます。
 私達は目をつぶり、耳を塞いでもなお、外界の状況を知ることが出来る基本的な機能を有しているのです。実は身体内部の各組織は目や耳とは関わり無く活発な生命活動を行っています。その基本的なフィーリングという径路が、想念・印象を伝達し、また発しているということでしょう。先の段落【350】ではそれらを神経細胞網として説かれておりましたが、今回の生命活動はその神経細胞の活動と極めて近い関係があるものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落353

353 Through millions of years of evolution, man is endowed with physical senses and a faculty for reasoning; and he has come to depend solely upon these avenues of perception. But what of nature? Does it possess the faculty of reasoning? Is it endowed with the organs of sight and hearing, taste and smell? Does the tiny seedling germinating in the warm, dark bosom of the earth use recognized sense perceptions to decide which chemicals to extract, and which to reject for proper growth?
353 何百万年もの進化の間、人間は肉体の諸感覚と論証の能力を授けられて来ており、これらの知覚経路のみに依存するようになりました。しかし、自然はどうでしょうか。自然は論証能力を持っているでしょうか。視覚や聴覚、味覚や嗅覚を授けられているでしょうか。大地の暖かく暗い懐の中で芽を出している小さな種は、適切な成長の為にどの化学成分を抽出しどれを拒絶するかを決定する為に感覚による知覚を用いるでしょうか。



【解説】
 私達人間はこれまで肉体の感覚と論理性を拠り所として発展を遂げて来た訳ですが、そろそろそこにも限界が来ているという訳です。今後の発展進化には別の要素、即ち印象・インスピレーションを活用した生き方が必要だと著者は説いているのです。
 実はこの能力、既に植物その他人間以外の生きもの達の間では、太古の昔から活用され、自らの生存に無くてはならないものになっています。私達は彼らの生き方を学ぶ中でその応用法を身に付ける必要があるのです。
 その為には、先ず日頃の自らの判断根拠に自ら得た印象を置くことだと思っています。最初の内はもちろん誤りも多く失敗もあるでしょうが、他の生きものが過酷な自然環境の中にあってもこれから来る天候変化を予測し、備えることで世代を越えて生き続けている状況を良く観察し参考とすることです。まさにこれから先は各自それぞれが宇宙を旅する存在になる筈で、本講座は知識の基本編を説くに過ぎません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落352

352 It is possible for the sense organs to be so sensitized, or refined, that they are capable of intercepting vibrations from a great distance, or they may receive higher frequency vibrations than can be heard by the normal individual. We are all aware that both our sight and hearing are limited to a very short range, compared to what our scientists know is possible. Yet, occasionally, individuals are born with exceptionally keen sight, or acute hearing; enabling them to see much greater distances, or hear higher or lower pitch frequencies than the average. But these are physical attributes. Two good examples are to be found in the bird and animal kingdoms. The bird, with its microscopic eyes can detect the movement of tiny life forms from high in the air. The silent dog whistle familiar to us all, is pitched too high to be audible to human ears, yet canines respond immediately.
352 感覚器官が鋭敏にされ、あるいは純化されることで遠距離からの振動を傍受したり、普通の人間が聞こえるよりも高い振動数を聴くことができるというのはあり得ることです。私達は皆、私達の視覚や聴覚は私達の科学者が可能だと知っている範囲と比べて大変狭い範囲に限られています。それでも時折、例外的に鋭い視覚や鋭敏な聴覚を持って生まれた人々もあり、はるか遠くが見えたり、平均より低い音律を聴くことができています。しかし、これらは肉体の属性です。二つの良い例が鳥と動物の世界に見い出すことができます。鳥はその顕微鏡的な眼で上空高い所から小さな生き物の動きを見抜くことが出来ます。私達皆に馴染みのある無音の犬笛は人間の耳には高過ぎて聞こえませんが、犬達はそれにただちに応答します。



【解説】
 今でも野生動物の世界では、人間には到底及ばない目や耳等の能力が報告されています。上空遥か彼方から地上を見張る鷹の目や、人間の鼻では感知出来ない極微量の臭気を犬は容易に嗅ぎ分け、犯人の足取りを追跡出来る警察犬等、枚挙にいとまありません。
 これらは私達動物に備わっている既存の感覚器官も、その本来の能力は私達の想像以上に優れたものであることを意味しています。
 更に加えて、想念・印象に対してもこれら既存の感覚器官が反応出来れば、それらの持つ振動を目からは映像に、耳からは音声として再現出来るのかも知れません。丁度、テレビやラジオ受信機としてです。その結果は、単に漠然として印象のみならず、より具体的で鮮明なメッセージとしてオリジナルの想念を再現出来るかも知れません。
 私達の日々のテレパシーに関する生活を豊かにする為にも既存の感覚器官についても訓練することは大変、望ましいことと言えるでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落351

351 We have shown earlier how emotions affect not only the brain, but the body as a whole. Every cell composing it reacts to the thought. So in the case of the above mentioned mental picture, the thoughts of deception in the mind of the man produced certain chemical changes in the cells of his body; and impressions from his body cells alone could have been received. However, in this particular instance, the thought actually passed through the brain-amplifier, and therefore created more forceful waves in the mind-element of space. These waves exerted definite pressures around innumerable people, yet they were ignored. One person-myself, in this case-being in a state of receptivity, became aware of this pressure acting upon my body, and allowed the transmission of it to register upon my brain without interruption.
351 私達は以前、どのようにして感情が頭脳だけでなく身体全体に影響を与えるかについてお示ししました。身体を構成しているあらゆる細胞が想念に反応するのです。ですから、上述した心の映像の場合、その男の心の中の策略の想念は彼の身体の細胞に何らかの化学変化をもたらしました。ですから彼の肉体細胞からの印象だけでも受信は可能だったのです。しかし、この事例の場合には、その想念は実際に頭脳増幅器を通った為、宇宙空間の心の要素の中により強力な波動を創り出しました。これらの波動は無数の人々の周囲に明らかなる圧力をもたらしましたが、人々は無視したのです。この場合、私一人が感受出来る状態であったため、私の身体に加わるこの圧力に気付き、その圧力を妨害することなく、私の頭脳へ伝え、登録させたのです。



【解説】
 本項でのポイントの一つに身体細胞自身が本人の想念に大きく影響を受けるということが挙げられます。即ち、自らの想念は真っ先に60兆個もの自身の細胞にこそ最も大きな影響を与えるということです。このことは自身の体調その他身体の状況がどりもなおさず本人の心境を反映したものと言うことが出来ます。
 もう一つは発せられた想念・印象は空間中に瞬時に伝播され、他の者にも容易に認識されるということです。その内容が本人の脳に伝達され、具体的な内容として表現された後は更にその威力は大きくなるというところも重要な部分です。
 私達はこのように日々想念が飛び交う海に生きている訳で、良くも悪くもそれらの影響を受け、また知らず知らず他者に影響を与えながら生きていることになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落350

350 What was it that enabled me to receive the thought of deception in this particular case? It was not the eyes or ears, for the meeting took place in another city, some distance from me. Was it the brain? No. The brain is merely a transformer and amplifier within the body. While it is true that any vibration striking the body is carried to the brain to be transformed into conscious perception, the actual reception of that vibration does not depend upon the brain, but upon the element of feeling within the nerve plasm of the body. This element is that positive nuclear spark, or soul, of the atoms composing the physical body. So the thought of deception came to me through the feeling channel.
350 この事例で私に策略の想念を受信させたのは何であったのでしょうか。それは目や耳ではありませんでした。何故ならその会合は別の都市、私の所からはかなり離れた場所で行われたからです。それでは頭脳であったでしょうか。いいえ。頭脳は身体の中の変換器や増幅器でしかありません。いかなる振動も頭脳に運ばれ意識的な知覚に変換されることは真実ですが、実際の振動の知覚は頭脳に依存せず、身体の神経原形質の中のフィーリングの要素に依存しています。この要素は肉体を構成しているプラスの核のスパークあるいは魂のことです。ですから策略の想念はそのフィーリングの経路を通じて私にやって来たのです。




【解説】
 本項ではより具体的にどのようにして印象が感知され、認識されるようになるかを本講座ではじめて言及しています。即ち、私達が印象を感受するのは目や耳という既存の感覚器官ではありません。しかし、それは何か別次元のような神秘的な感受性でもないという訳です。私達の全身くまなく張り巡らされている神経網がそれら印象を感知し、伝達するものだと説いていることに注目しなければなりません。
 人体の神経細胞はいわば全身の見張り役です。通常は細胞の異常や異物の侵入を監視する訳ですが、もっと大きな意義として想念・印象の感知ということがあることになります。
 全身に分散した各晨鶏細胞は感知した様々な情報を瞬時に脳に伝達し、その脳で言葉その他の表現に変換されるという訳です。私達がこれまで自らの心を柔軟に保ち、あらゆるものに関心を持つよう勧めて来たのは、全てこの神経細胞の生長に繋がっているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落349

349 Why did this idea come to me? I received the impression because the man in question, although deliberately saying one thing, was unconsciously broadcasting the scheme he had in mind, The other man, depending upon his auditory organs for enlightenment, believed the words he heard spoken. But because I was able to receive the transaction through the feeling channel, I discovered the deception. I revealed this impression to the intended victim, enabling him to take the necessary steps to guard against the fraud.
349 何故このアイデアが私にやって来たのでしょうか。問題の男が巧妙に一つのことを言っているにも拘わらず、無意識に自らの心の中に持っている企てを発信していた為、私がその印象を受信したのです。もう一方の男は光明を求めるのに自らの聴覚器官に依存していたため、その男が話したのを聞いた言葉を信じていました。しかし、私はフィーリングの経路を通じて両者のやりとりを受信出来ていた為、その策略を発見したのです。私はこの印象を意図された犠牲者に明かし、彼にその詐欺に対して身を守る必要なステップを取らせることが出来ました。


【解説】
 本事例で重要なのは悪事を企む者がそのキレイ事の発言と同時に発してしまった本当の狙いを示す想念を、テレパシー能力者には隠し通すことは出来ないということです。即ち、実生活において、私達が開発を進めるテレパシーは随分と役立つものであることが分かります。
 一方で、このことは想念・印象の伝達・感受は目や耳という既存の感覚器官ではない別のルートから寄せられることが分かります。既存の感覚は所詮、表面的な事象しか取り扱うことが出来ない訳です。しかし、真実はこの想念・印象の世界にあると言える訳で、私達は想念・印象を第一に生活して行く必要があります。一歩先が分からない混沌とした世の中であるが故に、自ら得た印象を拠り所として生きて行く必要があるのです。
 今のところ、これらを秩序立てて教えて呉れるところはありません。私達地球人側の問題も多いのですが、加えて他の様々な妨害勢力も横行しているように思えます。私達は自らを教師、学習事例として各自工夫しながら、本来の道を切り開いて行く必要があります。

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