テレパシー 第2部 第4章

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落248

248 The more disinterested we become in ourselves as a personal ego, the finer our perception becomes. Cosmic Life, or conscious awareness, is never confined to the body. Our limited mind-the mind of effect-tries to hold all things within the realm of its concrete understanding. But the mind that we know is only a shadow; while Cosmic Cause is Reality expressing. When the individualized mind recognizes its limitations, then wills itself to that which knows its purpose for being, its power becomes unlimited.
248 私達が各個人のエゴとしての私達自身に対して関心が薄れるにつれて、私達の知覚力はより繊細なものになります。宇宙的な生命、あるいは意識の知覚力は私達の肉体に限定されることはありません。私達の限られた心、即ち結果の心は全ての物事をその確固たる理解の領域の中に把握して置こうとします。しかし、私達が知っている心は影でしかなく、宇宙的因が表現されている現実なのです。各自の心が心の限界を認識し、心の存在目的を知るものへ自身を仕向ける時、心のパワーは無限になるのです。



【解説】
 ここで重要な所は、私達の心はとかく全てを自分の理解の下、自分の支配下に置こうとすることが、テレパシー訓練を妨げる最大の要因であるとしている点です。
 もちろん、私達は学習を通じて、宇宙の仕組みや自分の肉体、心の作用を学んでいる訳で、心に知識は多かれ少なかれ蓄えられて行きます。しかし、それだからと言って心が全ての事柄を知ることは出来ないという点を先ず、明確にして置くことです。その上で心の及ぶ領域を超えた「宇宙的因」の存在を認め、その因こそが主役であり、自分の心は影に過ぎないのだということを認めることが重要となります。
 そうすれば、心は絶えず宇宙的因に全ての指導を委ねるようになり、宇宙的印象に対して受容的な心境を保つことが出来るようになります。「他力本願」の意味もその辺にあるように思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落247

247 When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong. Did one of the four senses interfere? Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either. For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression. We have really illustrations of how easily a trend of thought can be lost; for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing. And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.
247 貴方の印象類が明確に感受されない場合は、貴方自身を調べて何が間違っているか分析することです。四つの感覚の何れが妨害していませんでしたか。古い思考習慣が再び顕在化しませんでしたか。そのいずれも許してはなりません。何故ならほんの一瞬の妨害も印象の誤った解釈を引き起こすからです。私達は如何にたやすく想念の方向性が見失われるかについて実際例を知っています。何故なら、私達がある出来事について説明している時、誰かが話に割り込んでしまうと、しばしば私達は議論していたポイントを完全に忘れてしまうからです。また、印象というものは心の中を高速度で一瞬ひらめく為、この状況は一千倍も拡大したものになります。



【解説】
 本項では印象が瞬間的な衝動としてやって来る為、私達は余程それに注視していないと、見逃したり見失ったりすると警告しています。
 本項で記されているように、私達はよく次々に来る外乱によって本来のテーマを見失うことはよく経験するところです。そこに印象という言葉に表せない瞬時の情報を取り扱う上での最大の課題がある訳で、努めて自らの心を完全に印象に対して信頼を寄せ、自分の意見を一切、口挟まないことが肝要です。
 これら微妙なる心の状態こそが印象を感受する条件になっているように思いますし、皆様それぞれに体験上の工夫もあるものと思います。心が全くの鈍感でもまた、何か強い想念で満ちていても印象を受けることは出来ません。どのような印象・インスピレーションがやって来ようとも、それらを受容する用意が心の側で出来上がっていなければなりませんし、余計なもので中断されてはならないということです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落246

246 Exercise 4. If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it. Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it. You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact; for in reality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling. The feeling is the consciousness of the body. Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier. It is in this manner that consciousness can roam the universe.
246 もし可能なら、水面(その大きさは重要ではありません)から、ある距離離れて、望ましくは丘の頂上か高台に立ち、下の水面を見下ろして下さい。そして意識としての貴方の無限の能力を実感しながら、貴方が自分の足をその中に浸けたらどんなに冷たく気持良いかを思い描いて下さい。貴方は貴方の全身がその水との接触で爽快になる所までにまもなく到達出来るでしょう。何故なら、実際には貴方の身体と貴方が自らのフィーリンングを差し向けた場所との間には距離は無いからです。そのフィーリンングは肉体の意識なのです。ひとたび私達がフィーリンングは肉体に鎖でつながれるものではないことを実感すれば、即ち一箇所に限定されることはなく、距離は障壁にはならなくなります。意識が宇宙空間をさまようようになれるのは、このようにして為されるのです。



【解説】
 対象物と一体になるということが、どのようなことであるか、本項は的確に説明しています。今まで私達はこのような自分の意識の真の能力について学ぶ機会はありませんでした。ともすると「心霊」その他、「スピリッツ」等々の誤った概念が先行してしまいがちな分野ですが、本項に記されているように自ら体験して、自分の意識は肉体を超えて遠隔地まで自由に拡大すること、そこには距離は関係ないことが分かります。
 以前にも述べたところかと思いますが、例えば暗黒の深海に生きる生物は眼を頼りとせず、周囲に近づく対象物を認識することでしょう。眼が機能しない中でもこの察知する能力がある為に、不自由なく暮らしている訳です。これは私達肉体の各器官も同様であり、各々の組織が作用して行くのに眼からの情報は必要ありません。独り私達だけ、私達の心だけが肉眼を頼りにしているという訳です。
 そしてこのフィーリングによる感知領域の拡大には、私達が他者を思いやり、相手の状況を理解することとも繋がっており、真のオープンマインドの心境とも言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落245

245 Approach a tree with a feeling of unity, then try to realize, your oneness with that life-form. In time, you will feel its pulsation. You will be able to trace its intricate network of roots through the earth, understand how they gather the needed elements for growth, and at the same time act as a ground for the tree. The portion above ground, the trunk, spreading branches and leaves, serve as an antenna; drawing life-giving elements from space that are just as necessary for its growth as are the minerals it obtains from the earth. The entire history of the tree, from the time the seed germinated, through all the years of drought and flood can become an open book when you are able to receive impressions from it. This knowledge and much more is available to you, because the same Breath that gives you life as a form, gives the tree life. You will find that the more you work with this inner feeling, the more you will become united with all phases of nature. This can be carried to the point where a flower will turn and nod to you.
245 自分と一体であるとするフィーリングを持って木に近付き、その生命体と貴方が一体であると認識するように努力することです。やがて貴方はその木の脈動を感じるようになるでしょう。貴方は地面の中の根の複雑なネットワークを辿ることや、それらの根が生育に必要な諸元素を如何にして集めるか、また同時に木の基盤として役立っているかが分かるでしょう。地面から上の部分、幹や広がる枝や葉は地中から得るミネラルと同じように成長に必要な生命を与える元素を引き込むアンテナの役割をしています。木の全歴史は貴方がそこから印象を受けることが出来れば、種の発芽から、日照りや洪水を含んだ木の全ての歴史が明らかになるでしょう。この知識やそれ以上のことが、貴方には手に入ります。何故なら貴方に生命体として命を与えているのと同じ生命の息がその木に命を与えているからです。貴方がこの内なるフィーリングについて力を尽くす程に、貴方は自然の全ての側面と一体化することに気付くことでしょう。このことは花が貴方に振り向き、うなずくという所までに成し遂げられ得るのです。



【解説】
 考えて見れば植物ほど私達生き物全体に奉仕してくれている存在はないことが分かります。樹木一つをとっても、春に若葉を伸ばし、虫や鳥達、動物の食物を提供する他、成長した末には身に斧を入れることを許し、私達人間に住まいや道具を与えて呉れます。その植物と一体になれるよう、自分を訓練することは私達にとって新しい生命の躍動をもたらす大きな意味があります。
 本項では木の内部に流れる樹液や地下深くの根の活動についても気付くよう促しています。これらは樹木の観察の際に肉眼だけでなく、肉眼では見えない部分についても積極的に気付くようになることを求めているのです。
 実は植物のより大切な役割は、空気中の二酸化炭素を吸収し、代わりに酸素を供給することにあります。私達はこのお蔭で地球上に生存しているのです。それら作用は肉眼の目には写ることはありません。樹木の幹を通して流れる樹液や葉の内部で行われているこれら植物の外気との気体分子の出入りについて、自ら樹木と一体となって感じ取る訓練が必要です。こうして植物と一体になれれば、その後は私達はこれまでとは異なる、生き生きした本来の自然環境の中に生きて行くことが出来ます。それは同時に樹木自身が私達に応答し始める時でもあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落244

244 When you look at a fire, endeavor to see the coarser substance transformed into gaseous elements through intense friction.
244 貴方が火を見る時は、粗い物質が強烈な摩擦により、ガス状の元素に変質する様子を見ようと努力することです。

【解説】
 護摩行をはじめ古来より、炎には様々な意義を見出して来たように思われます。実は身近にある化学反応である炎は、同時に私達の感性を訓練する教材でもある訳です。
 私達は学校で様々な化学反応を学んで来ましたが、それは単なる知識として蓄えられているだけで、現実の生活の中で、それらの反応を見ようとはしないものです。しかし、私達の身の回りには活発に活動する目には見えない極微小な原子の姿が数多くあります。その一つがものが燃えるという現象なのです。
 このものが燃える状況の中に私達は既存の物体を構成していた原子がエネルギーを受けて、新たなパートナーと結合し、従来の固体組織を解消し、自由な気体へと昇華する姿を見る必要があります。
 もちろん、見ると言っても肉眼では限界がありますので、どのようなことが起こっているかを洞察することが必要で、その訓練がテレパシーの感性を高めることに繋がっていると著者は説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落243

243 Exercise 3. Test your ability to unify your mind with an object by giving a command to a coin to appear "heads" when it is tossed. Try this same command with dice.
243 練習3. 投げ上げた時、硬貨に「表」を出せと命じることで、物体に対して貴方の心を一体化させる貴方の能力を試して見て下さい。これと同じ命令をサイコロに対しても試みて下さい。

【解説】
 3番目として上に投げ上げたコインが地上に落ちる際の裏表に自らの意思を反映させる実験を著者は例示しています。
 実は私自身はこのような実験は好まないのですが、本項で著者が言う、対象物に自らの心を通わせて自身の意思を伝えるところが重要なところです。
 結果はとりあえずどうでも良く、その物体と自分の心が通じ合える関係を志向するところがポイントになります。また、本項の主旨はコインの裏表等々、微妙な分岐点には私達の微力な心の作用も目に見えた効果を発揮出来るという意味もあるでしょう。
 しかし、私達がテレパシー能力を開発しようとしているのは、ゲームの勝負に勝ちたいからではありません。自らの持つこうした物質との意思交流能力や実現力の育成こそ重要なところです。決して目先の結果に左右されることなく、進むべき方向を目指すことがより重要です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落242

242 Try this same experiment with the contents of a sealed letter. If you are able to receive two or three thoughts from the letter, it is a very good average. This same exercise can be used with playing cards.
242 これと同じ実験を、封をした手紙の中身について行って見て下さい。もし、貴方がその手紙から二、三の想念を受け取ることが出来れば、とても良い成績です。これと同じ練習はトランプカードについても用いることが出来ます。



【解説】
 テレパシー訓練を進めて行くと、いわゆる「勘」が働くようになるように思います。これは言葉で何かのメッセージが来るというようなものでなく、極めて短い間、瞬間的に「そうしたい」、「その方が良い」というような「感じ」が生じ、その忠告を受け入れて行動した結果、実際にそのような結果が得られることで、その印象の正しさが実証されたというような事例です。
 もちろん、封書の中身を外側から見る為に私達は学んで来た訳ではなく、本項は自分の理解のレベルを試す為のリラックスした遊びということになります。
 そして本当に私達が身に着けなければならないのは、この瞬間的な印象に如何に気付き、それを素直に受け入れる態勢を整えて置くかであり、その練習の機会は日常生活の至る所に存在しています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落241

241 Exercise 2. Thoughts can be received from jewelry or other personal effects; for the frequency of the owner has been recorded upon the metal, or cell structure, of the object. It is interesting to try this experiment without the owner's knowledge, then see how nearly correct your analysis has been. If that person knows what you are attempting, thoughts pertaining to the object will naturally pass through their mind; and these could be picked up by you. This would be thought-transference from the person, rather than testing your ability to receive recorded impressions from the cell structure of the object.
241 練習 2. 想念は宝石や他の個人の持ち物からも受信出来ます。何故なら所有者の振動がその対象物の金属や細胞構造に記録されているからです。持ち主に対する知識の無いまま、この実験を行おうとすることは興味深いものがあり、どれくらい近く貴方の分析が正しかったかを知ることです。もし、その人物が貴方が行おうとしていることを知っていれば、その物体に関連する想念類は自動的にその人物の心を通過することでしょう。そしてこれら想念は貴方に拾い上げることが可能となります。これは、その物体の細胞構造からの記録された印象類を受信する上での貴方の能力を試すというよりは、その人物からの想念移動になることでしょう。

【解説】
 私達各人が日常身に着けているものには、私達の日頃の想念活動が染み込んでいるということでしょう。それらの品物は本人から離れた場所に置かれても、しばらくの間は私達が感知出来る程の強さが残留しているものと思われます。
 このような遺留品から持ち主の状況を探り出すこともテレパシーの一つと本項は述べています。
 また同時に、その品物について誰かが探っていることを持ち主が知れば、実はその品物を経由して持ち主の想念が伝わり易くなるとも述べています。いわば想念が伝達され易い経路が出来、丁度身体の神経経路のように遠隔地と繋がるような状況かと思われます。
 実は東日本大震災以降、「絆」の大切さが説かれているところですが、こうした想念の伝達経路の確立ことが真の意味の絆の意味かと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落240

240 All experiments should be conducted as a game, for a serious attitude will produce tenseness; thereby defeating your purpose. Human nature being what it is, tension from trying too hard is bound to enter, so your first attempts should be for short periods only. These experiments should be discontinued at the first sign of fatigue, for nothing constructive can be accomplished then.
240 全ての実験はゲームとして行われるべきです。何故なら真剣な姿勢は緊張を作り上げ、それによって貴方の目的を挫くことになるからです。そもそもの人間の性質として、一生懸命やり過ぎると緊張が入り込むことになるのです。そこで貴方の最初に行う試みは短時間にしておくべきです。これらの実験は疲れの最初の兆候が現れたら、中断しなければなりません。それ以降、何ら建設的なものは達成されることはないからです。



【解説】
 ここで著者がテレパシー訓練の取り組みについて、ゲームのように気軽に行えとする本来の意味についてよく考える必要があります。テレパシー訓練はいわば自分の心を対象とする訳ですから、先ずは心の取り扱い方について学ぶ必要があります。心は大抵、セッカチで直ぐに結果を見たいとする訳で、また肉体同様に疲れ易いことが挙げられます。まして長年月、惰性で生きて来た訳ですから、今まで眠っていた才能を引き出すことは容易ではない筈です。
 つまりは無理せず、楽しみながらやるような余裕を持って、リラックスした状態で行えとしているのです。一生懸命に何かを得たいと闇雲に努力しても一朝一夕には進まないというのが、この種の訓練・修行の共通するところです。そこに「休まず、あせらず」と言われる由縁があります。長く取り組んでいれば、ある日何気ない機会に目覚めることも多いからです。
 自らの持つ潜在的能力に気付き、それを発現する一連の修行がこのテレパシー訓練であり、その成果は各自の進化に直接結びつく大変重要な課題です。この課題は同時に各々が死ぬ瞬間まで精進すべきものであり、そのこと自体は決してゲームではあり得ないのです。その点を踏まえての取り組み姿勢だという点を理解しておくことが重要と考えています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落239

239 Exercise 1. Two people can experiment with sending and receiving messages. Try this while in the same room, then at a distance; confining your attempts to simple impressions at first. When you are the "sender," form the mental picture clearly in your mind, then release it. Do not concentrate! Concentration does not add power to your thought, but rather interferes with it through the tension it creates in your mind. This is fully explained in Part ・ of this course. The recipient should remain relaxed, allowing his thoughts to flow freely. It is considered a good average if at first you can successfully exchange three out of five impressions.
239  練習1. メッセージの送り手と受け手の2名で実験出来ます。最初は単純な印象に試みを限定し、同じ部屋の中で試した後、次に離れて行います。貴方が「送り手」の時には貴方の心の中に明確な心像を作り上げた後、それを放出します。集中してはいけません。このことはこのコースの第3部に完璧に述べられています。受け手はリラックスを保ち、自分の想念が自由に流れさせるようにしなければなりません。最初は5つの内、3つのやりとりが成功すれば、良い打率だと考えられます。


【解説】
 もし適切な相棒が居れば本項に述べられているような実験も可能ですし、双方の学習を進める意味でも大きな意義を持つものです。しかし一人で学ぶ者にとってどのようにして訓練の場を得るのかについてはいろいろ工夫する必要があります。その際、私は本項で言う「リラックス」と前項(238)で説かれた「一体感」こそが重要なヒントであると考えます。
 例えば、著名な仏画や仏像、或いはマリア像等々、これまで人々が敬愛して来た像の中には、様々な思いが投じられて来ている筈です。また像はその者に対して慰めを与え、或いは励ましを授けて来たものと思われます。そしてそのことは像に永らく残留しているものと思われますし、同時にその像に結びついている本物の人物、宇宙深く離れた惑星に御住まいの導師にもつながっているものと思っています。
 これこそが、他惑星人が写真に写ることを拒む理由の一つでもあるのです。鋭敏な彼らは自らのイメージに向けられた想念に対しても感応してしまう程のテレパシー能力があると考えるべきです。
 私達が目指すべきは、こうした人類の師とも言える人物と交わり、学ぶことであり、同調すべきはこうした高次元の想念の持ち主ということです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落238

Suggested Exercises
238 If you wish to test your ability to receive impressions, there are many simple experiments you may try. But while doing so, always bear in mind these three important facts. First, when you allow the feeling to give the impression freely, there is no division between your mind and the mind of the one with whom you wish to communicate. Second, all objects are living forms. In their structure, besides the elements necessary for them to maintain their individualized form, each cell contains the same Intelligence which gives you life. Each particularized cell can receive impressions, and is capable of transmitting its experiences. Third, control your sense reactions carefully. They must remain completely neutral. Do not let your senses tell you anything is impossible simply because they have not had experienced it previously.
推奨される練習例
238 もし貴方が印象を感受する自分の能力を試したいと思うなら、貴方が出来る幾つかの実験があります。しかし、それを行っている間、常に心に留めて置いて欲しい大切な事実が三つあります。第一は、貴方がフィーリングに対し自由に印象を与えるように許す場合、貴方の心と貴方が意思疎通を行いたいと思う人物の心との間には何らの区別は無くなるということ。第二は全ての対象物は生き物であること。それらの構造の中には個々の形を保つ為に必要な元素の他に、一つ一つの細胞には貴方に生命を授けているのと同じ英知が含まれているということ。一つ一つの個別化された細胞は印象を受け取ることが出来、またその体験を発信することが出来るということ。第三は貴方の心お諸反応を注意深くコントロールすることです。心の諸反応は完全に中立に保たれなければなりません。貴方の諸感覚が貴方に何事も過去に経験したことがないという理由だけで、不可能だと告げさせてはなりません。

【解説】
 テレパシーを実践するに当たって重要な概念について本項は3つの側面を説いています。
 先ずは意思を通わせる相手との一体感です。そもそも相手と一体になることで相手の心に浮かぶのと同時に同じアイデアが自分の心に浮かぶようになるということかと思われます。知らず知らずのうちに双方が影響し合うことも発現するものと思われます。興味ある点はこうしたいわゆる心を寄せる行為は空間や距離に関わらず行われるということです。
 更には心を通じ合う行為は相手は人間だけではないとする点があります。いわゆる無生物であってもそのものが体験したものを知ることが出来るということでしょう。竜安寺の石庭は日本を代表する庭園ですが、岩と小石からなる庭が見る者に壮大なイメージを与えることもこうした鉱物との交流の一例なのかと思われます。
 最後に著者はこれらテレパシーの受信の際に、未知の印象、時として自分にとって怪訝な感じを持ったとしても、それら保守的な心の意見に耳を貸すべきではなく、あくまで心は自分の意見を述べるのではなく、中立な立場を貫くようにと述べています。外部からの印象を善し悪しの区別をするのは、即ち裁きにつながると警告しているのです。ありのままを受け入れて、その全体像を得れば、自ずとその良否が判明する筈であり、単に未知のものを毛嫌いしてはならないという訳です。
 これらの要点を踏まえた上で、いよいよ各自のテレパシー訓練に入っても良いと著者は説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落237

237 Let us use the example of a wayward child. The parents will correct the child for a breach of discipline, but they do not condemn it. They understand that as the child grows, it will gradually learn right from wrong. All human beings throughout the Cosmos, are children learning lessons . . . and should be recognized as such. Jesus exemplified this when He said, "Father, forgive them; for they know not what they do." If this law is obeyed, we shall have no trouble in employing the Cosmic Language.
237 わがままな子供についての例を用いましょう。両親は躾を破ったとしてその子供を正しますが、責めることはしません。両親は子供が成長するにつれて次第に誤ったものと正しいものの違いを学ぶようになることを理解しています。宇宙を通じて全ての人類はレッスンを学ぶ子供達であり、そのように見なされるべきなのです。イエスはこう言ってそれを例示しました。「父よ許して下さい。彼らは自分達が何をしているのか分かっていないのです」。もしこの法則に従えば、私達には宇宙的言語を導入しても何ら問題は起きないでしょう。



【解説】
 彼ら他惑星人が私達をどのように見ているかを、本項は端的に表現しています。私達は一見、大人のように見えても実際には自分の心をコントロール出来ない、やんちゃな子供なのです。やがて成長するにつれて、痛い体験を踏みながら誤った方向と正しい方向とを身に染みて知ることになる訳ですが、彼らはアドバイスは出来ても、私達本人が自覚しない限り、すぐには改めることは容易ではないかも知れません。人生の歩み方は各自で自覚して行く他はないということです。
 しかし、それにも拘わらず地球には数多くの支援の手がこれまでにも差し伸べられて来ました。本文にあるイエスもその一人と思われます。ここで読者の皆様に注目して戴きたいことは、本文中のイエスの言葉「父よお許し下さい。彼らは自分達が何をしているのか分かっていないのです」という発言がどのような場面で発せられたかです。十字架に掛けられ槍で身体を突かれ苦しみの中にあってもなお、その者達を叱るのでも呪うのでもない、そのような大変な罪を許してやってくれと、イエスは述べているのです。
 かくも大きな差があるのが、私達地球人と他惑星人達との間にある実態です。しかし、これほどまでの広い包容力を持って他人に接することがテレパシー能力導入に必要であることを著者は私達に示唆しています。宇宙に染みわたる生命力はそれ程に寛容は性質を持つということかと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落236

236 Since we are part of this world, we must differentiate between the acts in our lives. We are allowed to analyze for the purpose of understanding, but must not divide or condemn. We have not the right to sit in judgment on our brother. He has come this way to learn his own lessons. And just as we cannot attend school for our children and expect them to receive an education, so we cannot attend the School of Life for another. We can offer a helping hand or a guiding word, but at no time should be try to force our will upon him. Remember, he may be struggling to learn the lessons we have already mastered, but he must master them himself.
236 私達はこの世界の一部である以上、私達の生命における諸活動の間を識別しなければなりません。私達はその理解の目的の為に分析することが許されています。しかし、差別したり、責めたりしてはならないのです。私達には兄妹に裁きを下す席に座る権利はありません。その兄妹は自身の教科を学ぶ為、ここに来たのです。また、私達が私達の子供達に代わって学校に行くことで子供達に教育を受けさせることが出来ないことと全く同様に、他の者に代わって生命の学校に出席することは出来ません。私達は助けの手を差し伸べたり、導きの言葉を掛けることは出来ますが、如何なる時であっても私達の意思をその者に強制しようとすべきではありません。覚えておいて欲しいのは、その者は私達が既にマスターした諸教科を学ぼうと努力しているかも知れませんが、彼は自分でそれらをマスターしなければならないということです。



【解説】
 私達はただ全てのものを一つの創造物として、それで良しと安住すべきと言う訳ではありません。一つ一つの創造物を研究し、それらの仕組みや役割を学ぶことが、理解を深める為には必要になって来ます。しかし、その過程で、物事に優劣を付けたり、好き嫌いや善悪のラベルを付けることは厳に慎まなければなりません。
 本項はこうした分析の過程は大変重要である一方、とかく私達はその中で自分の勝手な判断で、他者への批判を行い易いことを戒めています。
 仮に自分から見て、問題の多い人物であったとしても、その人に代わって何かをして上げることは出来ませんし、長い人生航路の中でたまたま現在、その位置、その段階に居ることを先ず良く認識して置くことが重要です。どのような場合でも各人が学習の途上にあることを踏まえて、安直に判断を下さないよう努める必要があると本項は説いています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落235

235 There is one thing you must keep firmly in mind when practicing telepathic communication. Let no thought go out from you bearing discrimination, judgment, or harm to another form. And at all times guard vigilantly against allowing similar thoughts to enter your mind. Cosmic impressions, with their all-encompassing understanding of the whole, are the only three avenues which can be of any help to us in climbing the Ladder of Life.
235 貴方がテレパシー通信を練習する際にしっかり記憶して置かなければならないことが一つあります。それは貴方から差別や裁き或いは他の形あるものへの危害を帯びた如何なる想念も出してはならないということです。そして、常に同様の想念が貴方の心に入り込まないよう絶えず見張っていることです。全体に対する全てを包み込む宇宙的印象類のみが私達にとって生命の梯子を登る上での助けになり得る唯一の3つの大道なのです。



【解説】
 原文では"Let no thought go out from you bearing discrimination, judgment, or harm to another form". (それは貴方から差別や裁き或いは他の形あるものへの危害を帯びた如何なる想念も出してはならないということです。)の部分は太字で印刷されています。それ程に重要なポイントがこの部分であり、私達はこの点を絶対に忘れないように心して置く必要があります。
 更に言えば、何故私達が自らこうした差別や裁き、他者への危害を与えようとするような想念を発してはならないか、についてよくよく考える必要もあります。おそらくその理由の一つはこうした想念を発していると、その後は同種の想念・印象に同調し易くなり、遂には宇宙的想念が入り込みにくくなることが考えられます。
 一方、このことは本人の未来にとっては、その後の進化に直接的に影響する重大な事項であることに注意が必要です。
 古くから「怒りは敵と思え」という言葉があり、イエスも「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ」と説いています。
 実は身体の損傷以上に、心のあり方、その人の心境がその後の進化にとって大切な要素なのです。その為に、今生の命を犠牲にしたとしても、穏やかな心境こそ守るべき条件だと説いているように思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落234

234 The third channel of Cosmic impression, is the cell to cell communication. Remember, that every atom in the universe speaks the cosmic language, and is capable of communicating with every other atom. We have shown that the Mother principle in creation forms matter by gathering together atoms vibrating at different rates to bring forth manifestation. This Mother principle is equal to the Divine, or Father principle of creation; therefore, you will find in it no judgment or discrimination; for this would be discriminating against itself. Nature respects man equally; so does Cosmic, or Natural law. As the sun shines alike on the just and the unjust, judging no form-life, so does Cosmic Matter lend itself impartially to all manifestation. When we can look upon all form-life and see it in its true light, Nature unlocks her secrets, and gladly shares them with us.
234 宇宙的印象の第3の経路は細胞から細胞への意思疎通です。宇宙空間の中のあらゆる原子は宇宙的言語を話し、他の全ての原子と意思疎通が出来ることを覚えておいて下さい。私達は既に創造における母性原理は、創造物を生み出す為に異なる速さで振動している原子達を集めることによって形有るものを形成していることを示して来ました。この母性原理は聖なるもの、即ち、創造における父性原理に等しいのです。ですから貴方はその中に如何なる裁きも差別も見つけることはありません。何故なら、これは自分自身に対する差別になってしまうからです。自然は人を平等に尊敬します。ですから、宇宙や自然法則も同様です。太陽が正しい者にも不正な者にも等しく輝くように、宇宙の物質も全ての創造に分け隔てなく自身を委ねています。私達が全ての形ある生命を見て、その真実の光を見ることが出来る時、自然は諸々の秘密を明かして、それらを私達にゆっくり分ち与えるのです。


【解説】
 木々の間の空き地に転がったドングリがやがて芽を出し、地中に根を張って若い杉苗としてすくすく成長し、やがては周囲をしのぐ大木に成長する様は、誰でも想像出来ます。自然は止むことなく必要な原子を集め、創造物を創造する活動を続けます。それは本項で言う宇宙を貫く永遠の法則、母性原理による活動だからです。そして私達人間はそれらの活動の恩恵に浴しているのです。
 木々の生長は遂にはかつて無い程の大木となり、やがては寺社の建築、仏像の材料、その他人間の日常生活に役立つ物に加工されるでしょう。そうした製品や家屋の中に私達は暮らしている訳です。
 更に考えれば、こうした身の回りのものにはかつての創造の息吹が残っており、これら分子原子達とのコミュニケーションも宇宙的なものであることでしょう。もちろん、森の中の静寂な雰囲気の中に宇宙的な活発な活動状態を感じることも本項に沿った訓練になります。本項で言う細胞から細胞へのコミュニケーションもそうした宇宙的活動に従事した或いは現在従事している分子・原子との交流ということになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落233

233 For instance, those of you who have read INSIDE THE SPACE SHIPS, will notice that the space people mentioned in the book compared their way of life to ours quite impartially. They did not criticize or pass judgment upon us; they merely analyzed the two phases of life. They pointed out the path of brotherhood we should follow, but they did not condemn us for our selfish shortcomings. Rather, theirs was an attitude of compassionate understanding for a wayward, younger brother. These more highly evolved people are the only ones we should look to for enlightenment and help. Their thought frequencies are as accessible to us as the impressions from lower planets; but here again, because they do not conform to our normal thought patterns, we allow them to pass through our minds unnoticed.
233 例えば同乗記を読んだことのある皆さんは、その本に書かれている宇宙人達は何ら分け隔て無く彼らの生き方と私達の生き方を比較していたことに気付くでしょう。彼らは私達を批判したり、裁いたりはしていません。彼らは単に、生命の二つの姿を分析して見せたのです。彼らは私達が従うべき兄妹愛の道筋を指摘しましたが、彼らは私達の利己的な短所に対し非難することはありませんでした。むしろ彼らの姿勢は一人のわがままな弟に対する思いやりのある理解の姿勢でありました。これら更に高度に進化した人々は私達が啓発と支援を期待すべき唯一の人達です。彼らの想念振動は低次な惑星からの印象類と同様に私達が近付き易いものです。しかし、ここでもまた、彼らが私達の通常の想念パターンと一致しないが為に、私達は気付かないままそれらを私達の心の中に通過させているのです。


【解説】
 人々が慕う仏像の多くは穏やかなお顔で、いつも私達を見ているような情況を造り出しています。多くの者が困窮し、打開策を模索する中で、出会うのはこうしたどのような者に対しても暖かく向き合って呉れる仏様の姿がそこにあるように思われます。このように人々に安らぎを与える柔和な仏様ですが、それと同様な意味で記されているのが、本項の内容だと言うことが出来るでしょう。
 他惑星の人々の中には、地球人に対して慈しみの心を持ち、支援して呉れる方々も多いことでしょう。私達は同乗記の中の彼らの会話の端々にそれらを理解することが出来ます。しかし、アダムスキー氏が去り、彼ら宇宙兄弟達の活動の様子が私達に直接伝えられなくなってからは、残念ながら地球は再び元の暗黒の惑星に戻りつつあります。
 おそらくは長大な宇宙計画の下、同様なプロジェクトも再開されると思いますが、少なくてもアダムスキー氏の伝えた内容を知る私達は努めてこれら支援の想念・印象を受け取るよう努力する必要があります。その為には、彼らの心境に自らの心を合わせ、彼らと以心伝心の関係を作り上げる必要があります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落232

232 The second channel of Cosmic impression, comes from the same interblending of the Cosmos which brings the thought frequencies from the lower planets; but in this case the thought frequencies are coming from people of higher development than those on earth. Impressions from them can be of great value to us, since they can help us better conditions in the world.
232 宇宙的印象の第二の経路は、低次な惑星からの想念振動をもたらすのと同じ宇宙の混和現象から来ますが、この場合、想念振動は地球人よりも高次に進歩した人々から来ます。彼らの印象は私達にとって大いなる価値を持っています。それらの印象が、この世の中の状況をより良くする為に私達の手助けをしてくれるからです。



【解説】
 もちろんアダムスキー氏や彼の周辺で活動して来た多くの宇宙兄弟達から、私達がこれまでどれほどの援助を受け、助けられて来たのかは計り知れません。今日、この講座を含め彼らの活動の成果として残された生命の科学学習講座を学ぶ皆様は、引き続いて彼ら宇宙兄弟からの支援を求めている方も多いように思われます。
 しかし、その一方で逆の立場に立って、現在の私達がより低次な惑星に出向いて、命を懸けて何らかの啓蒙活動を行う気があるかと問われれば、途端にたじろいでしまうものと思われます。実はそれ程に、1952年のデザート・センターのコンタクト以来、アダムスキー氏を窓口として行われて来た一連の支援活動は宇宙的に貴重な期間だったのかも知れません。そのプロジェクトに関わった宇宙兄弟達は、それに向け、言語の習得をはじめ、地球の社会構造の研究その他、長年の準備を経て実行して来た様に思われます。
 宇宙空間の中には、私達のような低級な惑星の人達に支援の手を差し伸べようと希求されている高貴な方々も多くいらっしゃる筈です。その方々の支援アドバイスの心境は私達の身近にあって、いつでも私達が受容的な態度を整えれば、空間を超えていつでも私達は同期し、利益を受けることができると考えます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落231

231 While not of Cosmic value, when you receive a thought from a relative or a friend who is now living, you can accept it. This communication is natural, and will often carry an important message from a loved one. But guard against thoughts of discrimination or dissension--even from those we know best. For a discordant thought is just as harmful when received from someone dear to us, as it is from a total stranger.
231 宇宙的価値を有しないものの、現に生きている親類や友人から想念を受けた場合には、貴方はそれを受け入れても良いでしょう。この意思伝達は自然であり、しばしば愛する者の大事なメッセージを運ぶことでしょう。しかし、差別や口論の想念からは、私達が最も良く知っている者達からのものであっても、守ることです。何故なら、不調和な想念は私達と親密な者からのものであっても、全くの未知なる者からのと同様、有害であるからです。


【解説】
 ここではよくある事例として、近親者間では想念・印象は伝達され易いことを示しています。夫婦や兄弟、親しい友人の間では何気なく一緒の行動をしたり、相手の気持ちを良く理解できるものですが、それらも本項と同様のことかと思われます。
 しかし、これらの想念・印象も発信した者の段階が低く、差別や裁きを含んでいる場合に対しては、注意が必要だと述べています。つまりは親しい間柄になった場合に、良くも悪くも両者が影響し合うということでしょう。
 もちろん、想念・印象の感受性が高まること自体は良いことであり、本講座の目的でもあるのですが、注意しないと知らない間に差別や偏見等の送信者の心の影響も受けやすいという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落230

230 The first channel of Cosmic impression comes from Cosmic Cause, or true Life Force, to the pure cause, or life force within us. We have shown that this Force in Intelligence permeates all manifestation, carrying no judgments or divisions. This is the Law of Relativity wherein, through interrelationship, pure knowledge is accessible to those who seek in humility. For the Cosmos can become an open book when we overcome our personality.
230 宇宙的印象の第一の経路は、宇宙の因、即ち真の生命力から、私達内部の純粋なる因、即ち生命力に向けてやって来ます。私達はこれまで英知におけるこの力が全ての創造物に染みわたり、如何なる裁きも分裂ももたらさないことを示して来ました。これは謙虚さを希求する者にとって相互に関係することによって、純粋な知識に触れることが出来る相関法則なのです。何故なら、大宇宙は私達が自らの個人性を克服する時、開かれた一冊の本になり得るからです。


【解説】
 ここで注目したいのは、著者が宇宙の英知に由来する生命力というものは、あらゆる創造物に「染み渡っている」と表現していることです。丁度、私達の身体がスポンジや凍豆腐のように空間の多い構造から成っているとした時、その空隙を宇宙的生命が隅々まで染み渡っているという訳です。
 私達が目で見る物体の外見はここで言うスポンジ状のものですが、中には脈々と宇宙的生命力が息づいているということでしょう。
 身体に染み渡る生命力は実は宇宙くまなくあらゆる創造物と融合しており、それらの間に障壁は無いものと考えられます。また、このように考えると、ある者が想起したアイデアは、これら宇宙生命力という媒体を伝わって宇宙くまなく伝わることも理解できます。
 これらの理解は、身体の現象を注意深く見る中で促進されるものと思いますし、何十億、何百億もの太陽系を包含する宇宙に自らが直接つながっている安心感も育むものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落229

229 For the most part, impressions coming from all three channels of effect are steeped in discriminations and judgments; but occasionally a message may come which contains certain gems of Cosmic Truth. The average person will recognize these gems and because of their presence, will then accept the entire message, divisions, personal promises, etc., as being of Cosmic origin. Whereas, the very presence of discriminations proves it to be from a confused source.
229 大抵の場合、これら結果の3つの経路から来る印象類は差別や裁きに染まっています。しかし時には、宇宙的真理について或る種の珠玉を含んだメッセージもやって来るかも知れません。平均的な人はこれらの珠玉に気付き、その存在の為に次にはその全体のメッセージや分裂、個人的な約束等々を宇宙の源泉から来るものとして受け入れてしまいます。しかしながら、差別の存在そのものが、それが混乱した源からのものであることを証明しているのです。



【解説】
 仮に一部が宇宙的要素を含んでいたとしても、その全貌として他者を差別し、裁きを与えるものは、到底宇宙的なものとは言えません。本項で言う課題について未だ経験はありませんが、本講座の学習者はいずれ遠からず体験するものかも知れません。
 よくある話は、最初の出発点は良かったのですが、次第に進む方向が悪くなり、最後は完全に誤った結末に至るケースです。ヒトラーをはじめ、このような例は実際、数多いのかも知れません。もちろん感受した本人が勝手な解釈を加えて歪めてしまうケースも多いことでしょう。しかし、その歴史的な事実も多くは地球から宇宙に再発信された筈です。地球にとっても大きな悲劇なのですが、宇宙にとっても迷惑な話です。
 私達は自分の身体内部の原子の記憶から来るものや、宇宙空間から来るものも合わせて、様々な源泉からの想念・印象に日常、出会う可能性があり、それら想念・印象を瞬時に見極める能力が求められます。それはファインダーの視野に入って来たものに瞬時にピントを合わせ、その正体を見破る最新式のカメラに似ているのかも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落228

228 The third channel to be shunned is that of the memories of discarnate entities who have lived in this world. These thoughts are often mistaken for "spirit communion." Remember the illustration we used about tuning into a thought frequency Plato had set in motion while he lived? This same principle applies to thought frequencies from others who have lived on earth; but unless they have evolved above the personal pettiness of most Earthlings, these thoughts are of no value to us. We are growing and unfolding daily, so except for a few outstanding minds who have sojourned here, we have advanced past the place in development these people had reached. The Law of Progression is a fundamental law of the Cosmos.
228 遠ざけるべき第三の経路はかつてこの世界に生存し肉体を失った存在の記憶の経路です。これらの想念はしばしば「霊的な交流」と誤解されています。私達が用いたプラトンが生きていた間に起こした想念振動に同調した事例を思い出して下さい。これと同じ原理が過去に地球に住んだ他の者達から来る想念振動にも適用されるのです。しかし、それらが大部分の地球人の個人的な些細な事柄を越える程進化したものでない限り、これらの想念は私達に何ら価値はありません。私達は日毎に成長し目覚めています。ですからここに逗留した一部の秀でた心を除けば、私達はこれらの人々が到達していた発達の場所を既に越えて進化しています。進化の法則は宇宙の基本的な法則なのです。

【解説】
 私自身の反省も含めて、これまで各自がこの地上において放った想念のレベルについて考えるべきかと思います。いったいどのような想念をこの地上の物質に帯びさせてしまったかということです。これら原子に残留した想念が未来永劫残って行くとしたら、私達は何と後世の者達に悪い影響を与える存在であるか、畏れる思いです。
 おそらくはこれら想念は次第に減衰し、やがては失われるものと思われますが、本講座を学ぶ者としては、先ずその現実に向き合う必要があるでしょう。
 もちろん、地上に残るこれら不要な想念を私達は取り込む必要はありません。心が仮にそれらを感受したとしても、それらに同調してしまっては、忌まわしい過去が未来に影響を残す結果になりかねません。私達は進化の道を歩んでおり、現在の私達を助け未来に導くものだけを取り入れる必要があります。その為には、先ずは心をそれら良質で高度な周波数を持つ想念・印象に同調出来るよう、普段から備えて置く必要があります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落227

227 The second channel of effect that we should avoid comes to us through the interblending of the Cosmos, bringing thoughts from other planets, or systems, where the inhabitants have not yet evolved to our level. These, too, will carry divisions, judgments, discriminations, etc. Such thoughts are of no help to us. They will only add to the confusion already prevalent in the world today.
227 私達が避けるべき第二の経路は宇宙の混和を通じてやって来るものであり、他の惑星や太陽系等、その住人が私達のレベルまで未だ進化していない所の想念をもたらすものです。これらもまた分裂や裁き、差別等々を運んで来るでしょう。このような想念は私達には何の助けにもなりません。それらは今日の世界に既に流行っている混乱に付け加わるだけです。



【解説】
 想念・印象の中には他の惑星の住人を起源とするものもあるという訳です。しかし、それも様々なレベルがあり、私達が同調し易いのは同レベルのもの、即ち現在の地球と大差ない或いはむしろ遅れている文明のものという場合も多いと本項は警告しています。
 外宇宙を超えて到達した想念であっても必ずしも私達の役に立つものばかりではないという訳です。私達がこれら外宇宙に由来する想念に出会う経路としては、単純に空間に湧く想念を感受するというケースもあるでしょうし、高速度で宇宙空間を航行するこの惑星が宇宙を漂流する他の天体を起源とする微粒子と衝突することで、私達が感知するものもあることでしょう。
 いずれにしても、たとえ外宇宙を起源とする想念・印象であっても、その訴える内容は先ずは吟味する必要があるということでしょう。或いは自らの精神レベルを向上させてこれら低次な想念を寄せ付けなくすることの方が効率的かも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落226

226 The first channel of effect that you should guard against comes from the average human mind. Since there are over two-and-a-half billion people on our planet, most of whom live under the daily influence of thought-patterns of avarice, personal judgment, and a thousand and one petty worries, you must try constantly to protect yourself against attracting these impressions to your mind. Remember, like attracts like. So endeavor to keep your thoughts on a level where they will not attract these emanations. If one is to develop to the state of Cosmic understanding, although these impressions will come to him, he will recognize their character and not lend himself to them. This is a major thing to watch for.
226 それに対し身を守るべき第一の経路は平均的な人間の心から来るものです。私達の惑星には25億を越える人々がおり、それらのほとんどが強欲や利己的な裁きで千一夜の些細な心配事という日常的な想念パターンの影響下で生きている以上、貴方はこれら諸印象を自分の心に誘引しないよう自身を常に守らなければなりません。類は類を呼ぶことと覚えておいて下さい。ですから貴方の諸々の想念をこれらの放射物を誘引しないレベルに常に保つよう真剣に努力することです。もし、人が宇宙的な理解の状態まで進化すれば、これらの印象がやって来ても、それらの性質が分かり、自身をそれらに委ねることはないでしょう。これが警戒すべき主要な事柄です。



【解説】
 前述の6つの経路の内、最大のものが本項で記されている地上の人間から発せられた想念・印象の類という訳です。”以心伝心”と称されるように特に近しい間柄では相手の発想がそのままほぼ同時に分かってしまうものです。距離に関係なく起こるこの現象は想念の伝達というものが物理的な距離や速度という概念では表現出来ない要素を持っていることが分かります。
 しかし、しずれにせよ、私達が良かれと思って同調する想念・印象の中には地球上の人間から発せられたものも数多く混在する訳で、私達は感受した印象の善し悪しを監視する必要があります。
 私達は日常、これら地球に住む者達の精神影響を受け、また他人にも影響を及ぼしているという訳ですから、少なくても自分が発する想念が自分自身はもとより他の多くの者に及ぼす影響を畏れ、皆にとって有意義な品質のものを日頃から発するよう心掛ける必要があります。世の中のあらゆる同胞の幸せを祈り心が貴重であり、惑星全体にも有用であることはこのことからも容易に理解されることでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落225

Summary of Part Two
225 There are six channels of impressions; three of effect, and three of Cosmic value. As we have shown you, the three of effect carry discriminations, divisions, and hatreds, so well-known in the world today.
第2部要約
225 印象には6つの経路があります。3つは結果の、残り3つは宇宙的価値を持っています。これまで示したように結果の3経路は差別や分裂そして憎しみ等、今日の世界で良く知られている要素を運びます。

【解説】
 本項に続く各項において、著者はテレパシー講座第2部のまとめを記しています。とりわけ本項では私達がテレパシーと称している印象・想念の伝達ルートとして計6ルートがあり、多くは受け入れるべきものではなく、むしろ取り扱いに注意すべきことが説かれています。
 私達は良くも悪くも想念・印象の大海の中に生きている訳で、宇宙に存在する者、あるいは過去に存在した者から発せられた想念・印象の響く空間に生きていることになります。膨大な周波数の中のどのチャンネルに心を合わせるべきか、番組を正しく選択することが重要な訳です。
 しかし余程注意しないと、自分の精神レベルに近い印象類が数多くやって来る中、本当に必要な印象に心を合わせるのは容易なことではありません。自分に必要なものは何であり、自分は何を求めているかを明らかにし、他の要素は心から排除する必要があるように思っております。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落224

224 We have shown earlier the influence uncontrolled emotions play in our lives; how bad temper can separate us from our friends and cause people to avoid us; how anxiety can bring unhappiness to us and to all around us. Therefore, is it not clear that our first task should be the conquering of these destructive emotions? No one can do this for us. Only we can change our thinking habits. However, now that we have a clearer understanding of the workings of our bodies and minds, this should be an easier goal to reach.
224 私達は先に、制御されない諸感情が私達の生活に及ぼす影響、即ち、如何にして不機嫌が友達から私達を引き離し、人々が私達を避けるようにさせ得るか、如何にして不安感が私達や私達の周囲の者全てに不幸をもたらし得るのかを示して来ました。従って私達の最初の任務はこれら破壊的な感情を克服することにあるべきだということは明らかではないでしょうか。誰もこれを私達に代わって行うことは出来ません。私達だけが私達の思考習慣を変えられるのです。しかしながら、私達は私達の肉体や心の働きについてより明確な理解を得ている今、これは到達するに易しいゴールである筈です。



【解説】
 私達の最大の問題点は自身の感情にあることを本項では改めて説いています。長年の友人付き合いも何らかの契機で感情の行き違いが不仲をもたらす等、せっかくの出会いを損なう結果も多いものです。それも心自身の問題に帰着しています。そういう意味でも私達は自らの心の動きや特徴を良く監視して置く必要があります。
 こうした自分の心の問題は各自で解決して行く他方法はありません。優れた教材、素晴らしい助言は大変貴重ですが、それを取り入れ実践して成果を得るか否かは、本人次第という訳です。他人は助言は出来ても本人に代わって何かをしてあげる訳には行かないのです。
 自分の思考習慣を見直して、より良いものに積極的に転換して行くこと、その結果、自身に現れた成果と影響をよく覚えておき、成果があった心境を努めて再現し、新しい自分の作り上げて行く為の土台とすることです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落223

223 But to accomplish this he must first learn to control his emotions, his sense reactions, his selfish desires; and to understand that he is one with all creation. He must comprehend that the atoms vibrating in his present body have been used and reused throughout creation; therefore, they have participated in every phase, from the lowest conceivable form, to immense planetary bodies that ages ago were absorbed back into space. There are no divisions except those man has imposed upon himself.
223 しかしこれを達成する為には、彼は自らの感情や自らの感覚の反応、利己的な願望をコントロールすることを学ばねばなりません。そして自分が全ての創造と一体であることを理解する為にでもあります。人は自分の現在の肉体の中で振動している原子群は創造を通じて利用され、また再利用されて来たことを理解しなければなりません。ですから彼ら原子群は考えられる最も低次な形状物から大昔に宇宙空間に吸収された惑星体に至るまであらゆる段階に参画して来たのです。人が自分自身にこれらを押し付けない限り区分というものは無いのです。

【解説】
 私達の心は一体毎日何を考えているのか、全く宇宙的な素養のないものばかりを追い続け、遂には力尽きてその生涯を終わってしまうことも多いものと思われます。
 既に私達は誰でも万物は原始からなり、その原始は時代を通じて変化はなく、次々に物質を通じて移動し、転生していることを知識として知っています。
 これに対し、本項では著者はテレパシー能力を修めて行くに従い、物質を構成する原子の振動にも気づくようになると示唆しています。言い換えれば本来のテレパシー能力とは自身の肉体を作り上げている各原子の活動に気付き、その持つ記憶を学べる能力を指すということです。
 これら原子は私達のこの生涯では身体を構成していますが、次の機会には別のもの、更には惑星を形作るもの等々、宇宙各地に広がる程の活躍の場があるのです。従ってこのように考えれば、長年月の間には、宇宙は混和融合され、文字通り皆同胞の素材から出来上がっていることが分かります。全てのものが皆、原子レベルから言っても文字通りの兄弟姉妹であるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落222

222 To the impatient mind, man's progress seems discouragingly .slow; but the Living Soul is ever unfolding and expanding. And though at times we may appear to have slipped back two steps where we have taken one, slowly but triumphantly man is preparing himself to become an occupant in another of the many mansions in the Father's house.
222 せっかちな心にとって、人間の進歩はがっかりする程、遅く見えます。しかし、生ける聖霊は永遠に開示し続け、拡張し続けます。そして時として私達は一段昇った所で、2段滑り落ちるかも知れませんが、人はゆっくりではありますが、意気揚々と父の家の多くの館の内のもう一つの館の主人となるよう準備を進めているのです。



【解説】
 進歩は実にゆっくりしたものです。私自身もこの分野に触れてから半世紀近くも経過しましたが、未だにいわゆる超能力は出現していません。しかし、本項はそうした外見上成果が上がらない者に対しても優しく継続的な努力を説いています。
 そこには人間の本質として向上心が備わっており、身体内を司る生命力自体が次々に真理を明かしてくれること、人間本来の姿として進化する道程が備わっていることも大きな要因となっています。私達は自然と、自らの生きる目的を丁度、各学年で学ぶ生徒のようにこの惑星で学び取ること、更には次の生涯に他の人生が待っていることを知っているのかも知れません。
 もちろん、手痛い失敗もある訳で、本文に記されているように、一歩前進二歩後退という事態も中にはあるでしょう。しかし、私自身のわずかな体験からも、努力は必ず報われますし、継続して精進することで自ずと成果は後から付いてくるものです。結果である成果を得ようとするのではなく、究極の生きる目的を見据えて日々を大切にすることが大事なところです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落221

221 It is the instinctive, inborn desire in Man for a better understanding of all he sees about him, that keeps his eyes raised heavenward and his hand ever reaching for a higher rung on the Ladder of Life. If this were not so, he would have been content with a sub-human existence; never seeking the answer to why the Sun God rode through the sky each day, or how his protector from the storm, the mighty oak, sprouted from a tiny acorn.
221 人が生命の梯子のより高い段を目指して両目で天空を見上げ、手を上の段に伸ばすのは、自分に関するより良い理解を得たいとする本能的な生まれながらの願望です。もしそうでなければ、人は類人の状態で満足していたでしょうし、何故毎日太陽の神が昇るのか、どのようにして小さなドングリから彼を嵐からの守護者となる樫の木が芽吹くのか知ろうとはしなかったでしょう。



【解説】
 唯一の救いとしては、本項に説かれているように、私達には進歩しようとする心、探求しようとする意思があることです。よく年齢を重ねるにつれて老化が目立つようになりますが、これもその本人が好奇心を無くし、向上心を失うことから来ているように思われます。
 一般に芸術家にはボケは起こらないように思いますが、これも本人がより良いもの、より美しい世界を探求し、自ら表現しようとしていること、また他人から評価されることが、その理由であると思っております。そもそも高齢になって毎日何も新しい試みを行うことなく、漫然とした生活を送るほど、つまらないものはなく、当然、心も身体も退化してしまうことになります。
 私達は常に身の回りのものに関心を持ち、その些細な生命の営みの中にも大きな真理を見出す努力をし、自己の心境を高めようとする向上心こそが、進化の本来の道を照らす光であると思っています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落220

220 While these will not have the immediate impact upon our consciousness that contact with the strong emotions registered, unless guarded against constantly, they will insinuate themselves insidiously into our thinking pattern as opinions, criticism, snobbishness, and so forth. A flare of anger impresses the mind momentarily, but unless the person develops into a perpetual grouch, the mind will gradually regain its normal equilibrium; and once again resume its pursuance of thoughts in the same old rut it has been following.
220 強烈な感情と接触する際には記録する私達の意識に対し、これらは直ちには影響を与えない一方で、常時見張っていないと、それらは自分達を気付かれぬよう私達の意見や批判、上品振り等々の思考パターンの中に巧みに入り込ませます。怒りの炎は瞬時的に心に印象付けますが、当人が不機嫌を永続させない限り、心は次第に通常の平衡状態を取り戻します。そしてこれまで追従して来た古い轍(わだち)に沿った想念の追求を再開するのです。



【解説】
 毎日の食事が本人の肉体を形作るように、私達が時々刻々摂取し、放出する想念が私達の心を作り上げています。よく生活習慣病の問題が指摘されますが、想念の場合も同様に大変重要なテーマなのです。本項で言うように一過性の問題よりは慢性型の問題の方がより深刻な影響をもたらすからです。
 私達が普段何気なく抱いているような習慣的想念はゆっくりですが確実に私達の個性とも言える心に影響を与えます。加えて私達自身、習慣に従う傾向があることから、気づかない内にそれらの習慣的想念・心境に浸ってしまい、その影響が身体にも表れる訳です。
 よく子供達の目は光っていると表現されますが、それは外界の出来事や新しい知識に関心を持っているからであり、一方でアルコールその他の依存症に陥っている者の目は曇っています。そのどちらが有意義な生涯を送れるかは明らかな訳で、私達は努めて習慣的な想念を廃し、常に新鮮な心境を維持しなければなりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落219

219 But of more importance to us in our daily lives than either the strong, destructive emotions, or the interception of vibrations from the lower planets, is the subtle manner in which we are influenced by the waves of thought floating around us at all times. Inasmuch as the total universe is composed of thought-producing action, we can easily perceive that the human form as well as every other type of manifestation, is not only bombarded with billions of thoughts per second from outside sources, but is also creating billions of thoughts pertaining to itself. In most cases, the thinkers who gave birth to those thoughts coming to us from the outside, were limited to an understanding of the world of effect. Therefore, their thought emanations are steeped in divisions, discriminations, personal likes and dislikes, and other expressions of the ego.
219 しかし、日常的な生活の中で私達にとって強烈な破壊的感情や低次な惑星からの振動の傍受より重要なのは、いつも私達の周囲を浮遊している想念波に影響を受けているような密かな種類のものです。全宇宙は想念造成の作用から成り立っている以上、私達は人体は他のタイプの創造物と同様、外部発信源から毎秒何十億個の想念が衝突するばかりでなく、自身に関連して何十億個の想念を造り出しています。多くの場合、外部から私達にやって来るそれらの想念を生み出した思考者は、結果の世界への理解に限られています。その為、彼らの想念放射物は分裂や差別、個人的な好き嫌い、またその他、エゴの表現に浸っています。



【解説】
 時たまやって来る想念・印象よりも、普段から身の回りの接している想念・印象類の方が遥かに重要です。私達は想念・印象の影響を受ける者ですが、その影響はそれと関わっている時間による訳で、日常生活をどのような心境で送るかが特に重要となる訳です。
 想念・印象は直接的に私達の身体細胞に影響を与えます。楽しい想念・印象は細胞を軽やかにさせ、沈うつな想念・印象は細胞の生命活動を沈ませます。私達が普段、さほど気づかないとしても、それら作用は絶え間なく私達に肉体細胞に影響を及ぼしているのです。
 一方、これら想念自体の起源は、外宇宙ばかりでなく、自分自身も大きな発信源であると本分は説いています。自ら発した想念が自らの肉体を蝕む場面も多いものと思われます。気持ちの持ち方、心境の保ち方が如何に重要かが良く分かります。自業自得と片付けることは簡単ですが、それでは救いは無い訳で、努めて各人の日常の心境が明日の人生を形作っている事実を私達は真剣に学ばなければなりません。

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