テレパシー 第2部 第4章

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落233

233 For instance, those of you who have read INSIDE THE SPACE SHIPS, will notice that the space people mentioned in the book compared their way of life to ours quite impartially. They did not criticize or pass judgment upon us; they merely analyzed the two phases of life. They pointed out the path of brotherhood we should follow, but they did not condemn us for our selfish shortcomings. Rather, theirs was an attitude of compassionate understanding for a wayward, younger brother. These more highly evolved people are the only ones we should look to for enlightenment and help. Their thought frequencies are as accessible to us as the impressions from lower planets; but here again, because they do not conform to our normal thought patterns, we allow them to pass through our minds unnoticed.
233 例えば同乗記を読んだことのある皆さんは、その本に書かれている宇宙人達は何ら分け隔て無く彼らの生き方と私達の生き方を比較していたことに気付くでしょう。彼らは私達を批判したり、裁いたりはしていません。彼らは単に、生命の二つの姿を分析して見せたのです。彼らは私達が従うべき兄妹愛の道筋を指摘しましたが、彼らは私達の利己的な短所に対し非難することはありませんでした。むしろ彼らの姿勢は一人のわがままな弟に対する思いやりのある理解の姿勢でありました。これら更に高度に進化した人々は私達が啓発と支援を期待すべき唯一の人達です。彼らの想念振動は低次な惑星からの印象類と同様に私達が近付き易いものです。しかし、ここでもまた、彼らが私達の通常の想念パターンと一致しないが為に、私達は気付かないままそれらを私達の心の中に通過させているのです。




【解説】
 著者はここでは明確には述べていませんが、同乗記その他、氏の伝えたこの太陽系における私達が暮らす地球の位置づけを考えれば、本項の意味する所はより鮮明になる筈です。即ち、太陽系の中で最も遅れた惑星、人間的に進化が遅れている星が地球であり、悠久の歴史の中で様々な救世主が地球を訪れて来たとされています。
 それらの導師は皆、私達が進化する上で克服すべき課題を説き、人々を導いて来た訳です。現代の途上国支援と同じく、教師役は本国に帰国してからも引き続き担当した国のその後の進展を見守るでしょうし、次なる渡航に向けて準備もする筈です。
 このようにこれまで地球に関わった導師達は皆、その後も私達の行く末を案じ、また支援の想念を抱いてくれるのです。そういう意味でも私達は自分に向けて発せられている支援の印象に気付くべきであり、無為にそれら支援を放置し捨て置くべきではありません。自らの振動を高め、これら高貴な想念と共鳴出来る心身を作り上げることが必要です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落232

232 The second channel of Cosmic impression, comes from the same interblending of the Cosmos which brings the thought frequencies from the lower planets; but in this case the thought frequencies are coming from people of higher development than those on earth. Impressions from them can be of great value to us, since they can help us better conditions in the world.
232 宇宙的印象の第二の経路は、低次な惑星からの想念振動をもたらすのと同じ宇宙の混和現象から来ますが、この場合、想念振動は地球人よりも高次に進歩した人々から来ます。彼らの印象は私達にとって大いなる価値を持っています。それらの印象が、この世の中の状況をより良くする為に私達の手助けをしてくれるからです。




【解説】
 仏典には"仏国土"という表現があります。宇宙空間に仏が住む無数の星と惑星があるという訳です。この仏国土から発せられる慈悲の想念波動は私達にも向けられていることでしょう。これら宇宙的な想念・印象も私達が生きる上で道しるべとなって呉れる筈です。
 先日も夜中のTVで美しい星空を映す番組が放送されていました。青い夜空の中で無数の星々が天空を揃って回転する様は、私達が本来恵まれた宇宙的な環境の元、生きていることを示すものでした。
 これら宇宙の下に生きている私達には本項で示すように多くの偉大な宇宙人から支援の想念も向けられていることでしょう。私達は残念ながらこのような天空に溢れるばかりの星空を日常見ることは出来ませんが、少しでもこれら天空の真実を自覚して宇宙の賢者からの指導の声にも耳を傾けたいものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落231

231 While not of Cosmic value, when you receive a thought from a relative or a friend who is now living, you can accept it. This communication is natural, and will often carry an important message from a loved one. But guard against thoughts of discrimination or dissension--even from those we know best. For a discordant thought is just as harmful when received from someone dear to us, as it is from a total stranger.
231 宇宙的価値を有しないものの、現に生きている親類や友人から想念を受けた場合には、貴方はそれを受け入れても良いでしょう。この意思伝達は自然であり、しばしば愛する者の大事なメッセージを運ぶことでしょう。しかし、差別や口論の想念からは、私達が最も良く知っている者達からのものであっても、守ることです。何故なら、不調和な想念は私達と親密な者からのものであっても、全くの未知なる者からのと同様、有害であるからです。




【解説】
 親しい者同士の以心伝心と言う表現があるように、親しい間柄には想念伝達の径路が確立するということでしょう。互いに許しあった仲には想念波動の面からも太い伝達径路が形成されるという訳です。
 著者はこの種の想念伝達については可としており、互いに活用することが望まれます。しかし同時に、これらの間柄にあっても差別や非難その他のマイナスの要素のものは遠ざけねばならないと忠告しています。
 私達が最も親しくなるべきは創造主であることを考えれば、私達は常にこの生命を与え、支えて呉れている創造主に対し感謝の念を親しみを持つべきでありましょう。創造主とのパイプこそより太く揺るぎないものに育て上げることが大事なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落230

230 The first channel of Cosmic impression comes from Cosmic Cause, or true Life Force, to the pure cause, or life force within us. We have shown that this Force in Intelligence permeates all manifestation, carrying no judgments or divisions. This is the Law of Relativity wherein, through interrelationship, pure knowledge is accessible to those who seek in humility. For the Cosmos can become an open book when we overcome our personality.
230 宇宙的印象の第一の経路は、宇宙の因、即ち真の生命力から、私達内部の純粋なる因、即ち生命力に向けてやって来ます。私達はこれまで英知におけるこの力が全ての創造物に染みわたり、如何なる裁きも分裂ももたらさないことを示して来ました。これは謙虚さを希求する者にとって相互に関係することによって、純粋な知識に触れることが出来る相関法則なのです。何故なら、大宇宙は私達が自らの個人性を克服する時、開かれた一冊の本になり得るからです。




【解説】
 よく説かれることですが、私達生きるもの全ては同じ空気を呼吸し、同じ星の元に暮らしています。また生きものを構成する原子・分子についても皆、共通であり、太古の昔から生きものを構成して来たこれら原子・分子の変遷を考えれば私達生きものを構成する原子・分子は実は各生きものの間で大きな違いはないことに気付きます。
 また同時に、これら生きもの達が生き生きと暮らす為にはオーケストラのコンダクターのように一定のリズムを指揮することが必要です。本項は全ての生きものに対して宇宙の本源から絶えず生命活動を促す力が注がれていると説いているのです。そしてその力こそ、私達人間が最も大事にしなければならない想念波動だという訳です。この径路こそ私達を進化に導く源泉なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落229

229 For the most part, impressions coming from all three channels of effect are steeped in discriminations and judgments; but occasionally a message may come which contains certain gems of Cosmic Truth. The average person will recognize these gems and because of their presence, will then accept the entire message, divisions, personal promises, etc., as being of Cosmic origin. Whereas, the very presence of discriminations proves it to be from a confused source.
229 大抵の場合、これら結果の3つの経路から来る印象類は差別や裁きに染まっています。しかし時には、宇宙的真理について或る種の珠玉を含んだメッセージもやって来るかも知れません。平均的な人はこれらの珠玉に気付き、その存在の為に次にはその全体のメッセージや分裂、個人的な約束等々を宇宙の源泉から来るものとして受け入れてしまいます。しかしながら、差別の存在そのものが、それが混乱した源からのものであることを証明しているのです。



【解説】
 テレパシー研究を進める中で私達が陥りやすい問題について、本項が説くポイントは重要です。とかく私達は何かに全てを託しくなりがちです。これは多くの宗教分野に当てはまります。初めて聞くその教えの中に何か少し輝くものを見出したが故に、その後その源泉から発せられる全ての情報を受け入れてしまったために、本来の道を見失うケースも多いのではないでしょうか。
 中東の過激集団は信者の導入時には崇高な教えを説くことでしょうが、その後、実際に行っている事柄は常識を超えた残忍なことばかりです。
 本項では、そこまでの危険までは言及されていませんが、私達の周囲には私達を餌食にしようとするオカルト集団も多いということでしょう。
 そうした中、私達自身に受け入れるべき想念・印象についてはその性質を見極め、真に宇宙的なものか否かを吟味する、あるいは感触で知る能力を身に付けなければなりません。自らを世の中に溢れる邪悪なものたちから守り、泥沼の中でも一人一人が美しいハスの華を咲かせることが求められているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落228

228 The third channel to be shunned is that of the memories of discarnate entities who have lived in this world. These thoughts are often mistaken for "spirit communion." Remember the illustration we used about tuning into a thought frequency Plato had set in motion while he lived? This same principle applies to thought frequencies from others who have lived on earth; but unless they have evolved above the personal pettiness of most Earthlings, these thoughts are of no value to us. We are growing and unfolding daily, so except for a few outstanding minds who have sojourned here, we have advanced past the place in development these people had reached. The Law of Progression is a fundamental law of the Cosmos.
228 遠ざけるべき第三の経路はかつてこの世界に生存し肉体を失った存在の記憶の経路です。これらの想念はしばしば「霊的な交流」と誤解されています。私達が用いたプラトンが生きていた間に起こした想念振動に同調した事例を思い出して下さい。これと同じ原理が過去に地球に住んだ他の者達から来る想念振動にも適用されるのです。しかし、それらが大部分の地球人の個人的な些細な事柄を越える程進化したものでない限り、これらの想念は私達に何ら価値はありません。私達は日毎に成長し目覚めています。ですからここに逗留した一部の秀でた心を除けば、私達はこれらの人々が到達していた発達の場所を既に越えて進化しています。進化の法則は宇宙の基本的な法則なのです。




【解説】
 地球という惑星が宇宙空間に誕生してから今日まで、想像すらできないほどの数の人々が地上で暮らし、過ぎ去って行ったことでしょう。まさに私達一人一人はこのように星々に転生を繰り返す宇宙の旅人であるのです。
 各々の人生で何かを学び終えた人々は、次なる館を目指して移り行く訳ですが、同時にその発した想念はしばしの間、地球に残留するということでしょう。
 問題はこれら残留する想念波動が私達に有用であるか否かです。客観的に考えれば私達は緩やかであっても進化している訳で、これら昔の残留波動が有用とは必ずしも言えないのです。私達自身、少なくても昔よりは進歩した社会に生きている訳で、これら過去の想念に捉われることはむしろ避けるべきことなのです。私達の進歩、進化に役立つ宇宙的な高品位なものに私達の指向を移して行かねばならないのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落227

227 The second channel of effect that we should avoid comes to us through the interblending of the Cosmos, bringing thoughts from other planets, or systems, where the inhabitants have not yet evolved to our level. These, too, will carry divisions, judgments, discriminations, etc. Such thoughts are of no help to us. They will only add to the confusion already prevalent in the world today.
227 私達が避けるべき第二の経路は宇宙の混和を通じてやって来るものであり、他の惑星や太陽系等、その住人が私達のレベルまで未だ進化していない所の想念をもたらすものです。これらもまた分裂や裁き、差別等々を運んで来るでしょう。このような想念は私達には何の助けにもなりません。それらは今日の世界に既に流行っている混乱に付け加わるだけです。




【解説】
 私達は文字通り無数の想念波動が飛び交う宇宙空間の中に生きています。これら想念の内、最も影響を受け易いのは現在同じ惑星に生きている他の人間が発している想念であり、次に他の惑星に生きる人達から発せられている想念波動であるという訳です。
 これらの内、私達が取り入れて良いのは、私達自身より高次元、高品位のものであり、他は私達の進歩に役立つものでない限り捨て去るべきで、決して取り入れるべきものではありません。
 繰り返しになりますが、これら想念波動を感知した際にその持つ性質を見極めることが大切で、同調すべきでない類は近づけてはならないのです。しかしそれらの状況に出会ったとしても恐れることはなく、それら怒りや悲しみ、憤りの想念に対し、優しく接し、浄化することで本来の穏やかなものに改質、中和させることも必要だと考えます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落226

226 The first channel of effect that you should guard against comes from the average human mind. Since there are over two-and-a-half billion people on our planet, most of whom live under the daily influence of thought-patterns of avarice, personal judgment, and a thousand and one petty worries, you must try constantly to protect yourself against attracting these impressions to your mind. Remember, like attracts like. So endeavor to keep your thoughts on a level where they will not attract these emanations. If one is to develop to the state of Cosmic understanding, although these impressions will come to him, he will recognize their character and not lend himself to them. This is a major thing to watch for.
226 それに対し身を守るべき第一の経路は平均的な人間の心から来るものです。私達の惑星には25億を越える人々がおり、それらのほとんどが強欲や利己的な裁きで千一夜の些細な心配事という日常的な想念パターンの影響下で生きている以上、貴方はこれら諸印象を自分の心に誘引しないよう自身を常に守らなければなりません。類は類を呼ぶことと覚えておいて下さい。ですから貴方の諸々の想念をこれらの放射物を誘引しないレベルに常に保つよう真剣に努力することです。もし、人が宇宙的な理解の状態まで進化すれば、これらの印象がやって来ても、それらの性質が分かり、自身をそれらに委ねることはないでしょう。これが警戒すべき主要な事柄です。




【解説】
 先ず最初に注意したいのは、この惑星に私達と同様、現在暮らしている人達から発せられる低次元の想念波動です。類は類を呼ぶとあるように、とかく私達は同レベルの想念と同調しやすいものです。よほど注意していないとこれら無益な想念波動が私達に入り込み易いという訳です。
 もちろんこれらに対して、身体に入って来る際に、その性質を見抜くことが出来ればそれらの侵入は無いということでしょう。私達は同意した想念だけが、私達に入り込み、それらに私達に生き方を託すことになるのです。
 そういう意味から、現在生きている人、地球に生きる人々が日常放っている想念こそ、最も影響を与える存在であり、多少に関わらず私達は影響を受けていることになるのです。一人一人がこれら低レベルの想念波動に影響を受けることなく、本来の道を歩むことを決心することが、如何に尊い貴重なものであるかは、この例を見ても明らかです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落225

Summary of Part Two
225 There are six channels of impressions; three of effect, and three of Cosmic value. As we have shown you, the three of effect carry discriminations, divisions, and hatreds, so well-known in the world today.
第2部要約
225 印象には6つの経路があります。3つは結果の、残り3つは宇宙的価値を持っています。これまで示したように結果の3経路は差別や分裂そして憎しみ等、今日の世界で良く知られている要素を運びます。




【解説】
 本項から第2部の要約が記されています。
 これから私達が各自を訓練し、想念波動への感受性を高める中で想念波動の発信源について事前によく知って置くべき想念波動の径路について本項以降で整理されています。
 とかく未熟な私達は感受した新奇性のあるアイデアに即応し、直ちに受け入れてしまいがちですが、それら想念波動には本来の宇宙的なものと世俗的なものがあり、様々な発信源があることを認識しなければなりません。
 これらいわば感受した想念が託して良いものかどうかを先ずは探ることも必要でしょう。あるいは日頃の生活態度の中で自ずと良質なものしか入って来なくなれば最高です。私達は自身の質を高め、高品位なものにしか自動同期しないような体質づくりも必要となるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落224

224 We have shown earlier the influence uncontrolled emotions play in our lives; how bad temper can separate us from our friends and cause people to avoid us; how anxiety can bring unhappiness to us and to all around us. Therefore, is it not clear that our first task should be the conquering of these destructive emotions? No one can do this for us. Only we can change our thinking habits. However, now that we have a clearer understanding of the workings of our bodies and minds, this should be an easier goal to reach.
224 私達は先に、制御されない諸感情が私達の生活に及ぼす影響、即ち、如何にして不機嫌が友達から私達を引き離し、人々が私達を避けるようにさせ得るか、如何にして不安感が私達や私達の周囲の者全てに不幸をもたらし得るのかを示して来ました。従って私達の最初の任務はこれら破壊的な感情を克服することにあるべきだということは明らかではないでしょうか。誰もこれを私達に代わって行うことは出来ません。私達だけが私達の思考習慣を変えられるのです。しかしながら、私達は私達の肉体や心の働きについてより明確な理解を得ている今、これは到達するに易しいゴールである筈です。




【解説】
 私達はこれまで私達の激しい感情や憤慨その他が如何に私達自身を痛めつけ周囲の環境を破壊して来たか、また私達自身が如何にダメージを受けて来たかは各自身に染みている程、経験を積んでいます。
 これらの状況を見れば、私達の当面の課題はこれら自身の感情の制御にあることは明白です。またそれらの事柄は各自の問題であり、他人は何もしてあげられないという訳です。相手に説いても本人が実践しない限り、変わりようはないのです。
 おそらく有史以前の昔から、私達地球人に対し、これら感情の抑制について多くの師が教えて来たことでしょう。それにも拘わらず文明が発達した現代においてもあまりに多く感情の制御が行われない為に起こる事件が多いことが懸念されます。
 これらの事柄はそうした状況の中に身を置いて訓練する環境が私達の惑星の現状なのかも知れません。私達全体のレベルがこれら事件として表面に出ていると思うものです。何よりも自己統制(セルフコントロール)が私達地球人の課題と言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落223

223 But to accomplish this he must first learn to control his emotions, his sense reactions, his selfish desires; and to understand that he is one with all creation. He must comprehend that the atoms vibrating in his present body have been used and reused throughout creation; therefore, they have participated in every phase, from the lowest conceivable form, to immense planetary bodies that ages ago were absorbed back into space. There are no divisions except those man has imposed upon himself.
223 しかしこれを達成する為には、彼は自らの感情や自らの感覚の反応、利己的な願望をコントロールすることを学ばねばなりません。そして自分が全ての創造と一体であることを理解する為にでもあります。人は自分の現在の肉体の中で振動している原子群は創造を通じて利用され、また再利用されて来たことを理解しなければなりません。ですから彼ら原子群は考えられる最も低次な形状物から大昔に宇宙空間に吸収された惑星体に至るまであらゆる段階に参画して来たのです。人が自分自身にこれらを押し付けない限り区分というものは無いのです。




【解説】
 私達自身の肉体が実は悠久の昔から続く創造と分解の歴史の中で決して消えることなく、様々な存在を生み出して来た分子・原子から成っており、それぞれの分子・原子はその記憶を保持しているのです。それ故、私達は他の者、他の創造物を決して他人とは観ることはなく、自分の肉体と何ら変わらない同胞と観なければなりません。
 このことが進化した他惑星人達がエゴに囚われている私達にも命の危険を顧みず支援の手を差し伸べる遠因でもあります。自分の兄弟姉妹と思うからこそ諦めることのない援助を続けているのです。
 現在、地球では個人主義が席巻し、互いに助け合う気風が薄れています。昔のように貧しい中、人々が助け合って暮らしていた社会から、他人から利益を得ようとする者ばかりが増えてしまっているようです。こうした中、私達が為すべきは、あらゆるものが互いに関連し合い、繋がって生きている事実を学び、互いに調和して生きて行くことなのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落222

222 To the impatient mind, man's progress seems discouragingly .slow; but the Living Soul is ever unfolding and expanding. And though at times we may appear to have slipped back two steps where we have taken one, slowly but triumphantly man is preparing himself to become an occupant in another of the many mansions in the Father's house.
222 せっかちな心にとって、人間の進歩はがっかりする程、遅く見えます。しかし、生ける聖霊は永遠に開示し続け、拡張し続けます。そして時として私達は一段昇った所で、2段滑り落ちるかも知れませんが、人はゆっくりではありますが、意気揚々と父の家の多くの館の内のもう一つの館の主人となるよう準備を進めているのです。



【解説】
 本項では人間が各々の惑星間での生まれ変わりを通じて進化の道を歩むことを説いています。これら転生の教えは仏教において色濃く伝わっていますが、本項では宇宙的視野においても正しいことを示唆しているのです。
 結局、私達の進歩には長い時間がかかるということであり、一生の内で各自が学び取る内容も限られているということでしょう。しかし、永遠なる宇宙の時間軸から観れば、私達の一生などほんの一瞬に過ぎません。それ故、その短い一生をどのように過ごすかは大変重要なのです。
 芸術家がその一生の内にどれ程の作品を残すかが常に問われるのと同様、私達各自は自らの一生をどう生き、どう進化させられるかについて十分に注意を払い、日々の生活を送るべきなのです。そうする中で私達は各々準備が整った段階で次なる飛躍としてもうひとつ上の段階の惑星に転生するということでしょう。「父が用意した別のマンション」にという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落221

221 It is the instinctive, inborn desire in Man for a better understanding of all he sees about him, that keeps his eyes raised heavenward and his hand ever reaching for a higher rung on the Ladder of Life. If this were not so, he would have been content with a sub-human existence; never seeking the answer to why the Sun God rode through the sky each day, or how his protector from the storm, the mighty oak, sprouted from a tiny acorn.
221 人が生命の梯子のより高い段を目指して両目で天空を見上げ、手を上の段に伸ばすのは、自分に関するより良い理解を得たいとする本能的な生まれながらの願望です。もしそうでなければ、人は類人の状態で満足していたでしょうし、何故毎日太陽の神が昇るのか、どのようにして小さなドングリから彼を嵐からの守護者となる樫の木が芽吹くのか知ろうとはしなかったでしょう。




【解説】
 先日、ある神社で東日本随一と言われる樹齢1370年以上の大杉を見る機会がありました。普通、神木をされる大樹は巨木であるが故に長年の風雪で幹が痛んでいるものが多いのですが、そこの杉は大変若々しく堂々とした姿をしており、地面から真っすぐに幹周り8mにも及ぶ太く立派な幹を伸ばしておりました。人々の敬愛や信仰の証として周囲に柵が整備され、幹にはしめ縄が回されていました。神々しいとはこのようなことかと思った次第です。
 聖徳太子の時代に神社が建立された時に植えられたものと伝えられており、1300年余の時間の長さを実感させるものとなっています。
 もちろん、私達は各自、過去生も含めて長い年月を生きて来た者でありましょう。その中で、少しずつ進化の道を歩むことを続ければ、1本の苗木からこのような巨木にまで自然は私達を育てて下さるということでしょう。その為には各自はこの杉の木のように揺るぎない信仰を基礎として真っすぐに伸びていく決意を必要としているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落220

220 While these will not have the immediate impact upon our consciousness that contact with the strong emotions registered, unless guarded against constantly, they will insinuate themselves insidiously into our thinking pattern as opinions, criticism, snobbishness, and so forth. A flare of anger impresses the mind momentarily, but unless the person develops into a perpetual grouch, the mind will gradually regain its normal equilibrium; and once again resume its pursuance of thoughts in the same old rut it has been following.
220 強烈な感情と接触する際には記録する私達の意識に対し、これらは直ちには影響を与えない一方で、常時見張っていないと、それらは自分達を気付かれぬよう私達の意見や批判、上品振り等々の思考パターンの中に巧みに入り込ませます。怒りの炎は瞬時的に心に印象付けますが、当人が不機嫌を永続させない限り、心は次第に通常の平衡状態を取り戻します。そしてこれまで追従して来た古い轍(わだち)に沿った想念の追求を再開するのです。




【解説】
 本項は私達が感知し心に同調を許した想念が、その後どのように私達に影響を与えるかを解説しています。もちろん、怒りその他の強烈な想念は一時的には私達をせきたてるような働きかけをしますが、それ以上に注意しなければならないのは、いわば慢性的な働きかけについてです。
 実は私達の心が侵入を許した低次元の想念波動は、その直後は目立った影響を発揮しなくても、その後徐々に私達に影響を与えるというのです。私達の思考の傾向に影響を与え、ゆっくりと性格を変えて行く潜在力があるというのです。いわば慢性的な疾患として瞬間的な影響よりも大きな影響を私達に及ぼすことに注意しなければならないのです。
 巧みに私達に近づき、私達を同調させ、やがては支配する存在をサタンとすれば、私達の周囲にはサタンなるものが多く居ることが分かります。是非それらの誘いに乗ることなく、正しい道を歩いて欲しいし、その為に各自の力を発揮してもらいたいと思うものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落219

219 But of more importance to us in our daily lives than either the strong, destructive emotions, or the interception of vibrations from the lower planets, is the subtle manner in which we are influenced by the waves of thought floating around us at all times. Inasmuch as the total universe is composed of thought-producing action, we can easily perceive that the human form as well as every other type of manifestation, is not only bombarded with billions of thoughts per second from outside sources, but is also creating billions of thoughts pertaining to itself. In most cases, the thinkers who gave birth to those thoughts coming to us from the outside, were limited to an understanding of the world of effect. Therefore, their thought emanations are steeped in divisions, discriminations, personal likes and dislikes, and other expressions of the ego.
219 しかし、日常的な生活の中で私達にとって強烈な破壊的感情や低次な惑星からの振動の傍受より重要なのは、いつも私達の周囲を浮遊している想念波に影響を受けているような密かな種類のものです。全宇宙は想念造成の作用から成り立っている以上、私達は人体は他のタイプの創造物と同様、外部発信源から毎秒何十億個の想念が衝突するばかりでなく、自身に関連して何十億個の想念を造り出しています。多くの場合、外部から私達にやって来るそれらの想念を生み出した思考者は、結果の世界への理解に限られています。その為、彼らの想念放射物は分裂や差別、個人的な好き嫌い、またその他、エゴの表現に浸っています。




【解説】
 重要なことは、私達は日常的に他の者から発せられた想念から影響を受けていることです。前述のような事例の起こる頻度は少ないのですが、それよりもはるかに大きな影響を私達は日頃接するこれら想念から影響を受けているのです。
 これらの想念は皆、私達と同類の者が発するものである以上、差別や好き嫌い等々、低レベルのものが多い筈です。せっかく培った想念感受の能力もこれらにばかり同調していたのでは、先々の進化はおぼつきません。それ故に私達は自身の感受性を高める以前に自身を精査して十分に内容を高めることに重点を置かなければならないのです。
 私達が知らず知らずの内に心に入り込むことを許してしまっている想念にこそ、注意を払う必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落218

218 Many mediums are caught in this trap, and never escape from the illusion that they are in actual contact with the person. Not understanding the workings of their own minds or the impressions coming from the cells of their bodies, and having no comprehension of the vast sea of thought vibrations within which they live, they eagerly accept the "prophecies and messages" contained in the innumerable frequency levels around them. True clairvoyance is a natural unfolding of the perceptions, which will be discussed in Part Three.
218 多くの霊媒達はこのワナに捕えられ、自分達がその人物と実際にコンタクトしている幻影から逃れ出ることはありません。自分自身の心や自分達の肉体細胞から来る印象類の作用を理解せず、また自分達が生きている広大な想念波動の海を理解しないまま、彼らは自分達の周囲の無数の振動数レベルに含まれている「予言とメッセージ」をひたすら受け入れています。これに対し、真実の透視とは知覚の自然な開示であり、それは第3部で討議されることになるでしょう。




【解説】
 かつては日本でも霊媒とか心霊とかに人々の関心が集まった時期もありました。海外でもエドガー・ケイシー等々、依頼者の過去生を透視したり、未来を予言した事例も多くあるように思います。
 これらの内、本項では何か特定の人物と霊的にコンタクトし、その者から特別な情報を得ていると主張する事例と特に戒めているのです。
 私達が注意しなければならないのは、これらは宇宙に漂う残留想念に起因するもので、決して生きている本人からリアルタイムで発せられたものではないということです。とかくそれらの予言が的を得たものであったり、各自のエゴを喜ばせるものである場合、これらの情報源に信頼を置きがちですが、こうすることで結局はこれらの情報を伝える霊媒者に傾倒し、支配されることになってしまいます。
 多くの宗教団体は同様の手法をとり、信者を集める訳ですが、私達は先ずは自らこのような宇宙に漂う想念波動を自ら感受し、それらの妥当性をチェック出来なければならないのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落217

217 To make this illustration more understandable, should you, while daydreaming, have the good fortune to receive one of the great thought-frequencies Plato set in motion while he lived on earth, you would not be receiving a "message" from Plato in the "spirit world.'" You would merely be picking up that thought vibration which was imprinted in space during his lifetime.
217 この説明をより分かりやすくする為に、貴方が空想している間に、幸運にもプラトンが生きていた時、思いを起こした偉大な想念振動の一つを得たとしても、貴方は「霊の世界」のプラトンからの「メッセージ」を受けたことにはならないということです。貴方は単に彼が生きていた間に空間に刻み込まれた想念振動を拾い上げているに過ぎないのです。



【解説】
 私達は無数に飛び交う想念の海に暮らしています。それ故、鈍感な私達でも時としてこれら想念の一つと同調出来る時もあるのです。
 しかし、その場合でも同調したその想念が実はかつて放たれたものが今日まで残留していたものということもあり得るのです。この場合、私達はその発信者から直接、メッセージを受け取ったことにはならず、単にかつての想念に遭遇したに過ぎません。
 今後、私達がテレパシー能力を開発して行くにつれて、同種の事柄は増えて来ると思われますが、私達はこれら著名人から直接、指導を受けたなどと自分のエゴを喜ばせることなく、それらを有益な助言として有り難く受入れ、活用することが必要だと考えます。
 このように私達は今後は空間から学ぶという態度が必要となる訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落216

216 The higher thought vibrations, coming from the more advanced planets, often flow undetected through our minds; for they do not confirm our divisions, judgments and personal opinions. These people have grown to the realization of the oneness of all life. and their impersonal thoughts do not exalt our ego. Therefore, they do not fit into the familiar thought pattern of most Earthlings.
216 私達より進歩した惑星からのより高次な想念振動は、しばしば私達の心の中を感知されることなく流れ去ります。何故なら、それらは私達の持つ差別や裁き、個人的な意見を確認するものではないからです。これらの人々は全ての生命の一体性を自覚する程に成長しており、彼らの主観を交えない想念は私達のエゴを持ち上げることはありません。ですから、それらの想念はほとんどの地球人の馴染みのある想念パターンには合わないのです。




【解説】
 想念というものは距離に関わらず伝わるということは、私達はこれら無数の想念が飛び交う空間の中に生きていることになりましょう。その中にあって日常、私達が感知する想念波が限られたものになっているのは、受信機である私達自身の感度が鈍いからであり、多くの想念が感知されないまま私達の心を通り過ぎて行くということでしょう。
 本項で述べられているように、私達の受信機(心)は自らの程度のものには反応出来るものの、より高次な波動には同調同期することは出来ないのです。せっかくの良質なアイデアも何ら気付かれることなく、私達の中を無為に通り過ぎているのかも知れません。
 これら高次な想念波動を感知する為に、私達自身を先ずは進化させ、より高次な発信体へと改質させなければならない訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落215

215 These emanations are the source of many of the confusing "messages" supposedly being received from people on other planets. You will notice they are filled with personal names, predictions of events to come, (usually dire), and divisions of all sorts. To all and sundry, they give personal messages confirming and condoning hidden desires in the heart of the recipient. These should be disregarded, for they are worthless to us in our present growth.
215 こうした放射物は他の惑星の人々から受信したものと想定され、多くの混乱を与える「メッセージ」の源です。それらは個人の名前や今後起る出来事の予言(通常は悲惨なもの)、またあらゆる種類の分裂で満たされています。各自に対しそれらは受信者の心の中の隠れた願望を確認し、容認する個人的なメッセージを与えます。これらは無視されなければなりません。何故なら、それらは私達の現在の成長にとって価値のないものだからです。




【解説】
 宇宙から来る印象もその全てが有益という訳ではないのです。私達とさほど変わらないレベルの惑星の断片やそれ以下のものも宇宙には多く漂っており、それらからの残留想念波動に同調できたからと言っても、逆に混乱を及ぼしかねないものもあるのです。
 従って私達は浮かび上がる想念一つ一つをチェックして妥当なものであることを確認した上で取り入れなければなりません。各自の自我を喜ばせるようなもの、或いは悲惨なイメージのみを伴う場合については特に注意が必要です。いわばそれらは悪魔(サタン)と呼ばれるべきものであり、私達が想念・印象を開発する際に必ず現れる現象とも言えるのではないでしょうか。
 一方、これらの低レベルの想念は私達の側で真の進化が遂げられた後は私達に同調することが出来ず、退散するということでしょう。私達がある程度以上の進化を遂げれば、無くなる種類のものであるからです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落214

214 So we can see that surrounding us in space are planets below us in development, and others far beyond the scope of our understanding. Impregnated vibrations from both lower and higher planets, through the blending and interblending of the Cosmos, influence our world in an ever-changing pattern.
214 ですから、宇宙の中で私達を取り囲んでいる惑星は進化において私達より下位にあるものもあり、一方では私達の理解の範囲をはるかに超えたものもあることが分かります。低次と高次の両方の惑星から帯びた振動は、大宇宙による混合を混和作用を通じて、永遠に変化し続けるパターンの内に、私達の世界に影響を与えているのです。




【解説】
 よくアダムスキー氏は万華鏡(カレイドスコープ)を私達が暮らす宇宙空間になぞって表現しています。万華鏡は1回転毎に異なる紋様を私達に見せて呉れますし、その紋様は色彩豊かで同じものは二度と出てきません。
 実は宇宙にも様々な要素があり、私達が通り抜ける空間には過去には様々な出来事があり、現在も多様な段階の天体が運行しているのです。これら多様な天体相互の影響を受けながら私達は広大な宇宙の海を航行している訳です。
 現在、地球では各地で異常気象を遭遇している所ですが、それらも単に惑星だけの範囲で考察しても理解出来るものではありません。私達の惑星が運行する宇宙空間の状況変化も大きく影響しているからです。
 このように私達は小は自分自身の心の状態から、大は宇宙空間の状況変化まで様々な要素と相互に影響し合っているという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落213

213 True, the space people I have met from our system are more advanced than we on earth. That is why they have such compassionate understanding of our present struggles; for they once met and conquered the same problems which face us today. They know we will eventually place our feet upon the rung where they now stand, while they in turn, will climb even higher.
213 私が会った私達の太陽系の宇宙人達は、地球の私達よりさらに進化しています。そのことが彼らが現在の私達の奮闘に同情的な理解がある理由です。何故なら彼らもかつては今日私達が直面しているのと同じ諸問題に出会い、克服して来たからです。彼らは私達が何時かは彼らが現在立つ踏み段に私達の両足を置くだろうことを知っていますし、その間、彼らは更により高く登ることでしょう。




【解説】
 私達が目指すべきは、各自の進化とともに惑星全体のレベルアップです。その為に私達は関心を持つ多くの人達に対し適切な知識を提供して覚醒への機会を設ける必要があるのです。
 また、本講座を学ぶ私達自身もかつてはGAPその他のグループからアダムスキー氏や他惑星の兄弟達の考えや生き方について教えられて来た訳で、真理への道筋を教わって来たのです。
 残念ながらアダムスキー氏の死後、今日に至ってはその正統の教えを堅持する活動グループはわずかしか残っておりませんが、これからは各自が自ら後続の人達に導きの手を差し伸べるべき時代となっています。また、そうする中で他惑星の兄弟達が良しとすれば、そのように努力する私達を支援して呉れるものと思っています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落212

212 Earth is one such class room in the Cosmos. It is a holy place, where we are given the opportunity to grow in understanding that we may climb to another rung on the endless Ladder of Life. When, through our own efforts, we place our feet upon a higher rung, we must then pause to assimilate the lessons to be learned at that level. But climbing far below us, struggling through the phases of development we have already mastered, are the dwellers of countless other planets.
212 地球は宇宙の中のこのようなクラスの一つです。それは私達に終わることのない生命の梯子でもう一つ上の段に登れる理解への成長の機会を与えられている聖なる場所なのです。私達自身の努力によって両足を上の段に置いた時、私達は次に立ち止まってその高さで学ぶべきレッスンを理解し、自分のものとしなければなりません。しかし、私達のはるか下方を登っていて、私達が既にマスターした発達の諸段階で奮闘している無数の他の惑星の住人達がいるのです。




【解説】
 私達の各自の生涯や各惑星は、私達各々が進化を遂げる為の各段階に過ぎません。私達の中にあっては、私達は各自進化を遂げる道程を歩んでおり、その学習の目的に合った惑星がその環境として与えられているのです。
 従って、宇宙には多種多様な環境があり、各々に合致した者がそこで生きることになります。言い換えれば、私達は自分に合った環境の中で暮らしていると思うべきでしょう。本生涯で学ぶべきものが目前に用意されているとも言えるのです。
 こう考えれば、私達は高度に発達した惑星社会を憧れるばかりでなく、足元の環境を見詰めなおし、自分の何が問題かを突き詰めて、一つ一つ解決して行くことが重要となります。これら地球において学ぶべき事柄を学び終えた時、初めて私達も他惑星社会の一員となれるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落211

211 It must always be borne in mind that all levels of mental development exist throughout the Cosmos. Since in recent years so much publicity has been given to the coming of visitors from other worlds, and particularly since some theologians now recognize that the mysterious visitations spoken of in the Bible undoubtedly referred to space people, many Earthlings are inclined to think that all dwellers on other planets are more advanced than ourselves. This is not true. All planets are class rooms in the Cosmic School of Life; and there exist many grades, from those far below us in development, to the very highest . . . which are beyond our present comprehension.
211 宇宙全体を通じては、あらゆる精神的発展レベルが存在することを常に頭に入れて置かねばなりません。近年、他の世界からの訪問者の来訪についてあまりに多くの宣伝広報が為されましたし、またとりわけ何人かの神学者は聖書の中で伝えられた神秘的な訪問は宇宙人を指しているものと今や認識している為、多くの地球人は他の惑星の全ての住人は私達よりはるかに進んでいると考えがちです。これは真実ではありません。全ての惑星は生命の宇宙的学校の中のクラスであり、私達よりはるか下から私達の現在の理解を超えた最高次のものまで多くの段階が存在するのです。




【解説】
 宇宙には様々な段階の惑星社会があり、私達もその中の一つに過ぎません。中には科学技術においては私達の遥か先を行くものの、精神面や社会の発達については私達の遥か昔のレベルに留まるものも多いということです。
 従って外宇宙から地球を訪れる者全てが私達より進化した者とは必ずしも言えない訳で、私達も注意が必要です。映画「スターウォーズ」の中の一連の登場人物が地球人一般と何ら変わらず、争いの中に居るように描写されているのも、単なる娯楽以上の意味を持つのかも知れません。
 こうした中でもちろん、私達は進化した他惑星人との交流を求めるものであり、彼らとの交流に向けて想念感受の訓練を行い、彼らに近づけるよう、日々精進を進めている訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落210

210 The thought frequencies pervading these dusts and gases are not altered by their trip through space. So when we intercept one of these vibrations that has come from another world and is now moving in our atmosphere, it does not mean we are in contact with a dweller on that planet. It can mean we have merely picked up a discarded thought from there, which contains no more value than any of the billions discarded by our own Earthlings.
210 これらのチリやガスに浸透している想念振動は、それらが宇宙空間を旅する間、変化することはありません。その為、私達がこれら振動の一つを掴み取ったとしても、それは私達がその惑星の住人とコンタクトしていることを意味するものではありません。それは私達が単にそこから捨てられた一つの想念を拾い上げたことを意味するだけで、私達地上の者が捨てた何十億もの内、いずれかを含む程度の価値しかないのです。




【解説】
 私達の感受性が高まるにつれて、注意しなければならない事柄も増えるという訳です。元来、"類は類を呼ぶ"という言葉のように、まだ低次なレベルを抜け切れていない者達は、少しテレパシーの能力を身に付けると、私達と同レベルの者達の想念・印象が増えるという問題です。
 本項のように現在、生きている人達の想念の他に、トウの昔に発せられたものも物体には帯びている訳で、これらの一つ一つに同調していたのでは、本来の進むべき向上の道は歩める筈もありません。
 これらの想念は発信源が他の天体であっても価値あるものでない以上、私達は感受すべき想念について監視することが重要となります。即ち、自らの心の横暴という面の他に、心が感知した想念パルスもそれが適切なものかどうかを見極める必要もあるのです。もちろん、自らが高位な想念の発信者になれれば、それら低次元の想念波動が入り込むことがない為、これらの事柄は私達が次のステップに飛躍するために越えなければならないハードルと言えるかも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落209

209 These gases and dusts will travel the waves of the sea of space, mingling and intermingling with similar dusts and gases from other worlds, until eventually they are gathered unto another planet through the same motion that cast them free from their home body. For centuries man has been aware of this star dust falling to earth, and science has studied it closely. While this cosmic dust sifts down from countless other worlds, our planet, in turn, is broadcasting dust particles and gases from its own body into space.
209 これらのガスやチリは宇宙空間という海の波に乗って移動し、他の世界からの類似したチリやガスと混ざりあい、混和して遂にはそれらの故郷の天体から放たれたと同じ運動を通じて、別の惑星に集められます。何世紀にわたって人はこの星屑が地球に降っていることに気付いており、科学はそれを綿密に研究して来ました。この宇宙のチリが他の無数の世界からの篩下(訳注:ふるいの目を通過する粉の意)である一方、私達の惑星はその天体からチリやガスを宇宙空間に放出しているのです。




【解説】
 私達は文字通り唯一無二の宇宙空間の中を旅している惑星上に住んでいます。海の中を行く大型船と言った方が良いかも知れません。その航行の中で宇宙の海に漂う様々な物質と接触し、それらが取り込まれると同時に、その航行の過程で船から離れるものもあるのです。そのいずれにしても、私達は宇宙空間と親しく接し、相互に関係し合っているという訳です。
 この場合、地球誕生の前から宇宙は存在する訳で、これら惑星自体、また太陽系自体も元はと言えば宇宙空間に漂うチリ、星々を創る原始物質から創造されたということになります。
 地球上で自然界の生命の活発な営みについては、私達も目にすることが出来るのですが、その源となる宇宙空間におけるいわゆる星間物質による星々の誕生については私達の想像を超える活発でスケールの大きな創造活動があるに違いありません。著者アダムスキー氏は自身で宇宙船から見た宇宙空間のこれら活動を踏まえて、本項を述べているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落208

CHAPTER IV
Other World Impressions and Thought Habits of Earth
208 Now let us return to a fuller explanation of the blending and interblending of the Cosmos. As a planet moves through space, traveling at awe-inspiring speeds both on its axis and in the orbit it follows around the sun, it is eternally depositing portions of its body in space as dust, gases, etc. The atoms forming these particles are all impregnated with thought frequencies from that planet - just as were the cells of the dwellings mentioned earlier impregnated with the thought vibrations of the occupants.
第4章
他の世界の印象と地球の思考習慣
208 さて、ここで宇宙における融合と混和のより完全な説明に戻りましょう。惑星は宇宙空間をその自転軸及び太陽の周囲を付き従う公転軌道の両方で荘厳なスピードで運行していますので、その天体の幾分かを宇宙空間の中にチリやガスとして永久的に放出し続けています。これら粒子を形成する原子は丁度、以前お話した家の細胞が住人の想念振動を染み込んでいるように、皆その惑星からの想念振動を染み込ませているのです。



【解説】
 第4章においては、これら想念波動を宇宙空間との関係において説かれています。
 私達の暮らす惑星、地球は普段、日の出や日の入りを見ているように、宇宙空間を高速度で移動、運行しています。その過程で本項に述べられているように宇宙空間にチリやガス等を残すと同様に、隕石のように宇宙に漂う物体を取り込むことも多いのです。
 即ち、惑星は絶えず宇宙空間と物質のやり取りを行っており、それらの物質が保有する想念波動も相互に行き来しているという訳です。
 太古の昔に何らかの事情で放たれた物体と接することで、それら物体が帯びていた想念波動とも接する機会もあることでしょう。私達が自らの理解の幅を広げればこれら宇宙の起源にまで遡る想念・印象ともアクセスできることになるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落248

248 The more disinterested we become in ourselves as a personal ego, the finer our perception becomes. Cosmic Life, or conscious awareness, is never confined to the body. Our limited mind-the mind of effect-tries to hold all things within the realm of its concrete understanding. But the mind that we know is only a shadow; while Cosmic Cause is Reality expressing. When the individualized mind recognizes its limitations, then wills itself to that which knows its purpose for being, its power becomes unlimited.
248 私達が各個人のエゴとしての私達自身に対して関心が薄れるにつれて、私達の知覚力はより繊細なものになります。宇宙的な生命、あるいは意識の知覚力は私達の肉体に限定されることはありません。私達の限られた心、即ち結果の心は全ての物事をその確固たる理解の領域の中に把握して置こうとします。しかし、私達が知っている心は影でしかなく、宇宙的因が表現されている現実なのです。各自の心が心の限界を認識し、心の存在目的を知るものへ自身を仕向ける時、心のパワーは無限になるのです。



【解説】
 ここで重要な所は、私達の心はとかく全てを自分の理解の下、自分の支配下に置こうとすることが、テレパシー訓練を妨げる最大の要因であるとしている点です。
 もちろん、私達は学習を通じて、宇宙の仕組みや自分の肉体、心の作用を学んでいる訳で、心に知識は多かれ少なかれ蓄えられて行きます。しかし、それだからと言って心が全ての事柄を知ることは出来ないという点を先ず、明確にして置くことです。その上で心の及ぶ領域を超えた「宇宙的因」の存在を認め、その因こそが主役であり、自分の心は影に過ぎないのだということを認めることが重要となります。
 そうすれば、心は絶えず宇宙的因に全ての指導を委ねるようになり、宇宙的印象に対して受容的な心境を保つことが出来るようになります。「他力本願」の意味もその辺にあるように思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落247

247 When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong. Did one of the four senses interfere? Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either. For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression. We have really illustrations of how easily a trend of thought can be lost; for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing. And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.
247 貴方の印象類が明確に感受されない場合は、貴方自身を調べて何が間違っているか分析することです。四つの感覚の何れが妨害していませんでしたか。古い思考習慣が再び顕在化しませんでしたか。そのいずれも許してはなりません。何故ならほんの一瞬の妨害も印象の誤った解釈を引き起こすからです。私達は如何にたやすく想念の方向性が見失われるかについて実際例を知っています。何故なら、私達がある出来事について説明している時、誰かが話に割り込んでしまうと、しばしば私達は議論していたポイントを完全に忘れてしまうからです。また、印象というものは心の中を高速度で一瞬ひらめく為、この状況は一千倍も拡大したものになります。



【解説】
 本項では印象が瞬間的な衝動としてやって来る為、私達は余程それに注視していないと、見逃したり見失ったりすると警告しています。
 本項で記されているように、私達はよく次々に来る外乱によって本来のテーマを見失うことはよく経験するところです。そこに印象という言葉に表せない瞬時の情報を取り扱う上での最大の課題がある訳で、努めて自らの心を完全に印象に対して信頼を寄せ、自分の意見を一切、口挟まないことが肝要です。
 これら微妙なる心の状態こそが印象を感受する条件になっているように思いますし、皆様それぞれに体験上の工夫もあるものと思います。心が全くの鈍感でもまた、何か強い想念で満ちていても印象を受けることは出来ません。どのような印象・インスピレーションがやって来ようとも、それらを受容する用意が心の側で出来上がっていなければなりませんし、余計なもので中断されてはならないということです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落246

246 Exercise 4. If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it. Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it. You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact; for in reality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling. The feeling is the consciousness of the body. Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier. It is in this manner that consciousness can roam the universe.
246 もし可能なら、水面(その大きさは重要ではありません)から、ある距離離れて、望ましくは丘の頂上か高台に立ち、下の水面を見下ろして下さい。そして意識としての貴方の無限の能力を実感しながら、貴方が自分の足をその中に浸けたらどんなに冷たく気持良いかを思い描いて下さい。貴方は貴方の全身がその水との接触で爽快になる所までにまもなく到達出来るでしょう。何故なら、実際には貴方の身体と貴方が自らのフィーリンングを差し向けた場所との間には距離は無いからです。そのフィーリンングは肉体の意識なのです。ひとたび私達がフィーリンングは肉体に鎖でつながれるものではないことを実感すれば、即ち一箇所に限定されることはなく、距離は障壁にはならなくなります。意識が宇宙空間をさまようようになれるのは、このようにして為されるのです。



【解説】
 対象物と一体になるということが、どのようなことであるか、本項は的確に説明しています。今まで私達はこのような自分の意識の真の能力について学ぶ機会はありませんでした。ともすると「心霊」その他、「スピリッツ」等々の誤った概念が先行してしまいがちな分野ですが、本項に記されているように自ら体験して、自分の意識は肉体を超えて遠隔地まで自由に拡大すること、そこには距離は関係ないことが分かります。
 以前にも述べたところかと思いますが、例えば暗黒の深海に生きる生物は眼を頼りとせず、周囲に近づく対象物を認識することでしょう。眼が機能しない中でもこの察知する能力がある為に、不自由なく暮らしている訳です。これは私達肉体の各器官も同様であり、各々の組織が作用して行くのに眼からの情報は必要ありません。独り私達だけ、私達の心だけが肉眼を頼りにしているという訳です。
 そしてこのフィーリングによる感知領域の拡大には、私達が他者を思いやり、相手の状況を理解することとも繋がっており、真のオープンマインドの心境とも言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第4章-段落245

245 Approach a tree with a feeling of unity, then try to realize, your oneness with that life-form. In time, you will feel its pulsation. You will be able to trace its intricate network of roots through the earth, understand how they gather the needed elements for growth, and at the same time act as a ground for the tree. The portion above ground, the trunk, spreading branches and leaves, serve as an antenna; drawing life-giving elements from space that are just as necessary for its growth as are the minerals it obtains from the earth. The entire history of the tree, from the time the seed germinated, through all the years of drought and flood can become an open book when you are able to receive impressions from it. This knowledge and much more is available to you, because the same Breath that gives you life as a form, gives the tree life. You will find that the more you work with this inner feeling, the more you will become united with all phases of nature. This can be carried to the point where a flower will turn and nod to you.
245 自分と一体であるとするフィーリングを持って木に近付き、その生命体と貴方が一体であると認識するように努力することです。やがて貴方はその木の脈動を感じるようになるでしょう。貴方は地面の中の根の複雑なネットワークを辿ることや、それらの根が生育に必要な諸元素を如何にして集めるか、また同時に木の基盤として役立っているかが分かるでしょう。地面から上の部分、幹や広がる枝や葉は地中から得るミネラルと同じように成長に必要な生命を与える元素を引き込むアンテナの役割をしています。木の全歴史は貴方がそこから印象を受けることが出来れば、種の発芽から、日照りや洪水を含んだ木の全ての歴史が明らかになるでしょう。この知識やそれ以上のことが、貴方には手に入ります。何故なら貴方に生命体として命を与えているのと同じ生命の息がその木に命を与えているからです。貴方がこの内なるフィーリングについて力を尽くす程に、貴方は自然の全ての側面と一体化することに気付くことでしょう。このことは花が貴方に振り向き、うなずくという所までに成し遂げられ得るのです。



【解説】
 考えて見れば植物ほど私達生き物全体に奉仕してくれている存在はないことが分かります。樹木一つをとっても、春に若葉を伸ばし、虫や鳥達、動物の食物を提供する他、成長した末には身に斧を入れることを許し、私達人間に住まいや道具を与えて呉れます。その植物と一体になれるよう、自分を訓練することは私達にとって新しい生命の躍動をもたらす大きな意味があります。
 本項では木の内部に流れる樹液や地下深くの根の活動についても気付くよう促しています。これらは樹木の観察の際に肉眼だけでなく、肉眼では見えない部分についても積極的に気付くようになることを求めているのです。
 実は植物のより大切な役割は、空気中の二酸化炭素を吸収し、代わりに酸素を供給することにあります。私達はこのお蔭で地球上に生存しているのです。それら作用は肉眼の目には写ることはありません。樹木の幹を通して流れる樹液や葉の内部で行われているこれら植物の外気との気体分子の出入りについて、自ら樹木と一体となって感じ取る訓練が必要です。こうして植物と一体になれれば、その後は私達はこれまでとは異なる、生き生きした本来の自然環境の中に生きて行くことが出来ます。それは同時に樹木自身が私達に応答し始める時でもあるのです。

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