テレパシー 第2部 第3章

訂正

昨日の「第2部第3章-段落207」ですが、中身が「203」のままでしたので、本日訂正いたしました。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落207

207 These are but a few examples of what I meant when I referred to impressions as being from effect to effect. This thought can be enlarged upon almost indefinitely; the only limitation placed on it is the scope of our imaginations. Each person should search thoughtfully into his daily life, recognizing and studying as many of these examples as possible. The key to opening the consciousness to commune with the Cosmos, is a thorough, impartial analysis and understanding of . . . mind. For it is through consciousness man expresses; so the better his understanding of the many pases of creation which are capable of influencing his mind - both from within the body, and from space itself - the more comprehensive will be his understanding of Cosmic Cause.
207 これらは、私が結果から結果への印象と表現した時に意味したことの多少の事例でしかありません。この考えはほぼ無限に拡大出来ます。唯一置かれた限界は私達の想像力の限界です。各自はこれらの事例を可能な限り多く見つけ出し、学びながら自分の日常生活を注意深く調べ上げるべきなのです。各自の意識を大宇宙との交流に開くカギは、......心を完璧に片寄らず分析し、理解することです。何故なら、人が表現するのは意識を通じてであるからで、肉体の内からと宇宙自体の両方から自分の心に影響を与えることが出来る多くの創造の歩みを良く理解すればするほど、大宇宙の因の理解は幅広いものとなるでしょう。


【解説】
 本項は私達の意識を広げるにはどうすれば良いかを的確に説いていると言えるでしょう。この場合の意識はこれまでアダムスキー氏が説いて来た「意識」のことであり、それらがどのように発達させることが出来るかを述べているとも言えるのです。
 ポイントは私達自身、自分で概念の限界を作り出してしまいますが、実際には日常生活の中で数多くの創造物との間で印象のやり取りがあり、万物が互いに意思疎通を行っていることに先ず気付く必要があります。更にはそれらが自然界の調和、均衡の中でどのような役割を担っているか等々を良く学ぶことによって、私達は神の計らいを学ぶことになるのです。
 こうする中で、私達は知覚出来る範囲を増やし、創造主を理解して行くことになり、文字通り意識する範囲を広げることが出来る訳です。各自が気付くことによってのみ、各自の意識を広げることが出来るという訳です。



ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落206

206 In infancy and young childhood, before the indoctrination of accepted beliefs has filled the mind with preconceived ideas, the young life is governed almost entirely by impressions. Long before a baby can talk, it can receive thoughts and respond to them. Therefore, is not the importance of the parent's attitude self-evident? Remember, our children are little mirrors reflecting our emotional stability or instability.
206 古くからそのまま受け入れられて来た信条による洗脳が行われる前の幼児期や幼年期においては、年少者の生活のほとんどは印象によって完全に支配されています。赤ん坊が喋れるようになるはるか前、赤ん坊は想念を受け取り、それら想念に応答します。それ故、両親の姿勢が重要であることは自明のことではないでしょうか。私達の子供は私達の感情の安定あるいは不安定さを映す小さな鏡だということを忘れないで下さい。




【解説】
 かつて植物育種家のルーサー・バーバンクはその著書Training of Human Plantの中で人間の赤ん坊ほど、感性が鋭敏な存在は居ないという主旨の記述をしていたと記憶しています。おそらく本来、最高位の創造物として創造される人間はその誕生した際には、驚くべきほどの想念波への感受性を持っているということでしょう。本項で述べられている事柄についてルーサー・バーバンクも良く自覚していたということです。
 実はこのような幼児期から遠く離れてしまった私達も目指すべきは赤子のような天真爛漫、宇宙的想念波動に素直な心境なのです。柔軟性はこれら素直さを表すものであり、努めて宇宙的な想念、自然界の生命活動と同期する心の状態を保つことが重要です。私達の心自体は何らのメボシイ能力が無い訳で、そのほとんどを外からの印象に依存していることを認める必要があります。神の導き手に従うということかと思っています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落205

205 Authorities now recognize it is the delinquent parent rather than the delinquent child who is the real culprit. This delinquency is not confined to the neglected child, for many of these young criminals come from homes where they have been given every advantage; but it would be interesting to make a survey of the mental outlook of their parents.
205 今や当局は本当の元凶は非行の児童よりは非行の両親であることを認識しています。この非行問題は捨て置かれた児童に限定されるものではありません。何故なら、これら若い犯罪者達の多くは、あらゆる点で恵まれた環境を与えられた家庭から出ているからです。しかし、彼らの両親達の心の視点について調査することは興味深いことでしょう。


【解説】
 本項ではこれら問題の原因は物質的な貧しさではなく、経済的に恵まれた過程においてもその両親の心の状態、即ち心境に問題があれば、それが直ちに子供に影響を及ぼすと指摘しています。
 "子は親の鏡"という表現もあるように、家庭の中で子供に対する親の影響というものは大きいということでしょう。事実、著名な芸術家はシュトラウスの例を引くまでもなく、代々、芸術分野で活躍されて来た例も多いように思われます。また歌舞伎や華道、茶道その他の"家元"によってそれら芸術が引き継がれ、発展するのもそうした親子関係の中で育まれ、継承される心境という要素が大きいのかも知れません。
 これは家族ばかりでなく、一般の会社における上司の職責、企業における社長の役割についても似た要素があるものと思われます。即ち職場の上職にある者ほど、配下への影響力が大きいことを十分に自覚して置かなければなりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落204

204 Since the adult mental attitude overshadows and molds the mental attitude of the young, we should be particularly careful in our dealings with children. The young mind, not yet cluttered by our accepted tenets, is naturally receptive to impressions. Because the child is dependent upon us, both for physical care and love, this makes a very close tie; and our thoughts will have a direct bearing upon the mental and emotional development of the young life. If we are tense and irritable, the child will become nervous and filled with a feeling of insecurity; if we are calm and balanced, the child will feel secure.
204 大人の心の姿勢が年少者の心の姿勢に影響を与え、形づくることから、私達は子供達を取扱う際には特に注意すべきです。私達が受け入れた諸々の教義に未だ散らかされていない若者の心は自然と印象に感受性があります。子供は身体上の保護や愛情の両面において私達に頼っていますので、これはとても親密な絆を形成しますし、私達の想念は年少者の生命における心や感情の発達に直接的に関連します。もし、私達が緊張し苛立っていた場合、子供は神経質になり、不安なフィーリングで満たされることでしょう。もし、私達が静かで調和がとれていれば、子供は安心を感じることでしょう。




【解説】
 ここでは子供に接する際の注意点について、著者は私達大人によくよく説いています。
 子供の頃は親の影響下にある訳で、良くも悪くも親の心境は子供の心身に大きな影響を与えるものです。
 地球では未だ認識されていませんが、生まれ出て間もない乳児や幼児こそ、本来、私達が保つべき心境を保有しているように思います。イエスが"幼子のようにならなければ"と話された時も、そのことを説いていた訳で、他惑星社会において、宇宙本来の生命波動を保持している幼子こそ尊ばれているのです。
 これに反して地球上では子供は親の支配下に置かれ、昔ながらの決まりごとに束縛されており、やがて保持していた宇宙的な記憶も薄れ、世俗の中に埋没してしまう人生を辿ってしまう例が多いのではないでしょうか。
 木々の若葉が豊かで美しいのと同様に、私達大人は宇宙の源から生まれ来る子供達からもっと大切なものを学び取る必要があり、これらやって来る子供達各々の持つ才能を開花する手助けを行わなければなりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落203

203 We have shown the detrimental influence destructive emotions have in our lives; yet, there is a simple demonstration to prove how easily their hold can be broken. If we can get an angry person to accept a pleasant thought, his strong, destructive emotion will quickly fade. The mind cannot retain thoughts of anger, fear, anxiety, worry, or any of the other destructive emotions which plague it, when one is happy. In this balanced state, we are using Nature's law of harmony; which relaxes the mind, releases tension in the body, and opens the way for unhampered telepathic reception.
203 私達は、私達の生活の中で破壊的な感情が持つ有害な影響について示して来ました。しかし、如何にそれらの支配が容易に壊れるかを示す簡単な実例があります。もし、私達が或る怒っている人間に、楽しい想念を受け入れさせることが出来れば、その者の強い破壊的な感情はすぐに消失することでしょう。心はその人物が幸せである場合、怒りや恐れ、不安や心配、その他、心を病に陥らせている破壊的な感情を保持出来なくなります。そのバランスのとれた状態では、私達は大自然の調和の法則を用いており、それは心をリラックスさせ、身体の中の緊張を解放し、妨げられることのないテレパシー受信への道を開くのです。




【解説】
 私達の人生は私達自身の心にどのような想念を招き入れるかにかかっています。つまらない悩みや本文で例示されている怒り等は、私達自身を破壊させる程の影響力を持つ一方、一たび心が明るく楽しい想念を招き入れることが出来れば、状況は一変するものです。
 それ故に全てにおいて穏やかさ、明るさが必要であり、他の生きもの達もこれと同様の心境を保っていることでしょう。
 古くから"怒りは敵と思え"という表現がありますが、私達はこれら想念の持つ影響力の大きさを知った後は、努めて日常生活の中でより建設的で調和ある心境を保ち、これらと類似した想念を招き入れるようにしなければなりません。
 ご自身の心身の健康の他、周囲の人々への波及効果、環境への働き掛け等々、私達が抱く想念の持つ力の大きさについては強調しすぎることがない程、重要な事柄と言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落202

202 I cannot stress too strongly the importance of our daily attitudes; for it is during the long hours of routine living that our thought-habits are formed. While it is an admirable practice to devote a specified number of hours each day to study, if, with the closing of the book, the mind reverts to the old thought-pattern of worry, the benefit gained from study is nullified.
202 私は私達の日々の姿勢の重要性について強調してもし過ぎることはありません。何故なら、私達の想念習慣が形成されるのは、決まりきった日常の生活の間であるからです。毎日、特定の時間を学習に充てることは賞賛に値する訓練ですが、その一方でもし、本を閉じると同時に心が心配の古い想念パターンに戻ってしまうなら、学習で得た恩恵は無になってしまいます。




【解説】
 毎日の生活、時々刻々の自身の心境こそが大事ということです。書物を読むことも重要ですが、その本を閉じた後に心が関心を止めてしまえば、心に作用しているのは本を読む時間だけであり、他の圧倒的な時間の全ては無益の昔ながらの状況となるのでは、進歩は遅いものとなってしまいます。
 当然、日常生活の中では本ばかりを読んで居られませんので各自、自分なりの実践が重要となる訳です。私の経験からも努めて自分の心境を良質なものに保とうとする心掛けが非常に重要なように思います。とかく私達は結果を急ぎがちですが、目に見える結果を求める前に、目の前の状況を素直に受け止め、解決策のヒントがやって来るのを待つことです。そしてもし成功裏の結果を導き出せたら、その時保っていた心境について、よく記憶して置き、次の機会に備えることです。
 こうした日常生活における実践的研究はやがて大自然や宇宙への信頼に繋がり、それらの中で暮らす私達を包む環境の美しさを愛でるものとなり、日々の精進も楽しいものになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落201

201 Since we all have certain daily routines we must follow, it is advisable to learn to do everything with joy. Be happy there is a task for you to do, and be thankful you are able to do it. No task is irksome, regardless of how menial, unless we give it the power to irritate us. Do not allow the little vexations of life to control your mind and upset the functioning of the body cells, for this closes the door to receptivity.
201 私達は皆、何らかの決まりきった仕事を持っていますので、何事も楽しく実行する仕方を学ぶのは賢明です。貴方には仕事があることに幸せを感じること、そして貴方がそれを為すことが出来ることに感謝することです。仕事は如何につまらないものであっても、貴方がそれに苛立ちのパワーを与えない限り、退屈なものにはなりません。生活に関するどんな小さな苛立ちにも貴方の心を支配させてはならず、肉体細胞の機能を狂わせてはなりません。何故なら、これは感受性への扉を閉めてしまうからです。




【解説】
 毎日をどのような心境で過ごそうとするのか、為すべき仕事に対しどのような気持で取り組んだら良いか、本項はそれらについて明言しています。毎日を感謝し、楽しい心境で仕事に向き合うことの大切さは著者アダムスキー氏のみならず、私の知る限り、あらゆる宗教者が説く所であり、共通する真理と言えるのです。
 もちろん、その原理は本項で述べられて来たように、私達が心に招き入れる想念が及ぼす影響に由来している訳で、皆共通の真理を表現しているのです。
 以前、若い頃、職場の先輩から「仕事は楽しく」というアドバイスを戴いたことがあります。その言葉はその方が悟った真理か、あるいは誰かに聞いた言葉なのかは、今となっては知る由もありません。しかし、物事を楽しく進めるという表現には、ご自身の中の心境を明るく保つこと、仕事の仲間同士協力、助け合うゆとりが必要であることを示しています。どのような仕事であれ、楽しんで取り組む必要があるという名言です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落200

200 Now, consciously change your thought-pattern by replacing the above thought with a cheerful one. Notice how the sensation of heaviness dissipates, and the body actually seems to lighten as the cells resume their normal activity. Notice how with the relaxing of the brain cells, thoughts once more flow freely. It is in this state of coordinated harmony between the mind and body cells, that true telepathic reception is possible.
200 今度は前述の想念を快活なものに置き換えることで、意識的に貴方の想念パターンを変えて下さい。如何にその重苦しい感じが消失し、身体が実際に個々の細胞が正常な活動を再開するにつれて、実際軽くなるように思えることに気付く筈です。頭脳細胞をリラックスさせることで、如何に想念が再び自由に流れるかに気付くことです。心と肉体の細胞との間のこの調和したハーモニー状態の中で、真のテレパシー的受信が可能となるからです。




【解説】
 私達が私達自身の主人となる為に、先ずは自分の心が持つ作用、身体や周囲の環境に及ぼす影響を学ぶ必要があります。これまでも私達は、自らが抱く想念によってその後の心の傾向や身体各部の状態に大きく影響を受けることを知っています。病気療養中の患者に笑いや美術その他の芸術が効果を発揮するのは、こうしたより高次元の想念パターンを摂り入れることに由来していることも確かな筈です。
 更には私達は各自の身体細胞を本来の活動的な状況に保つ為に、努めて明るく活発な想念パターンを摂取する必要があります。おそらくその意義は高齢になる程、重要で、それまでの人生で蓄積され易かったネガティブな想念波動に打ち勝つ程のポジティブな想念パターンを積極的に招き入れることが必要となることでしょう。その延長線上には当然、テレパシー能力、宇宙的想念波動との同調力も増進される筈なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落199

199 You can easily demonstrate this in your own life. Consciously implant a thought of worry or anger in your mind, then study the effect it has on you. You will notice a feeling of heaviness spread rapidly through your body as the discordant thought impinges its influence upon the cells, disrupting their normal activity. Still holding the thought, watch how the law of affinity attracts impressions of a similar nature; and how each additional thought adds to the weighty feeling in the body. Here, we are breaking Nature's fundamental law of harmony. And because of the barrier of tenseness created in the mind, causing inharmonious functioning of the body cells, telepathic reception is almost impossible.
199 貴方はこれをご自身の生活の中で簡単に実証して見せることが出来ます。意識的に貴方の心の中に心配あるいは怒りの想念を植え付けて、その後それが貴方に及ぼす影響を研究することです。その不調和な想念が各細胞にその影響を打ち付け、それらの正常な活動を妨げるにつれて、貴方は重苦しい感じが急速に貴方の身体中に広がることに気付くことでしょう。依然としてその想念を持ち続けた場合、親和の法則が如何に同種の性質の印象類を引き寄せ、更には個々の加わった身体に重苦しい感じを付け加えるかを観察することです。ここに私達は大自然の調和と言う基本法則を破っているのです。そして心の中に造り上げられた緊張の障壁の為、肉体細胞の不調和な機能をもたらして、テレパシックな受信はほとんど不可能になることでしょう。




【解説】
 本項では、著者は各自自らネガティブな想念を試しに心に招き入れて、その後どのような影響を受けるのか、実感して見よと説いています。
 しかし、少し考えれば私達のほとんどは、かつて同類の苦い体験を持っていることでしょうし、このようなある意味危険な”試み”は敢えて行う必要もありません。そうでなくても実社会で暮らす私達は常にそのような状況が望まずともやって来る訳で、自ら進んで”試み”に立ち入らずとも、類似した場面はすぐにもやって来るものです。
 ここで重要だと思う点は、著者が私達生徒に、その取り入れたネガティブな想念がその後、どのような影響を与えて行くか、よく観よとしていることです。即ち、いわば自分を客観視していて、決して騒ぎの渦中に居る訳ではないということです。自分を客観的に観察することが出来れば、それら心の苦悩というものも解脱出来るということかと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落198

198 But if we open our minds to the thought of the optimist, a feeling of well-being pervades us, bringing a sense of peace. For happy thoughts stimulate and expand, activating little used lobes in the brain; broadening our horizons and giving us a better understanding of the Cosmos and all that exists therein.
198 しかし、私達が楽観的な人物の想念に私達の心を開けば、幸福のフィーリングが私達に拡がり、平和な感覚がもたらされます。何故なら、幸せな想念は頭脳の中でほとんど使われていなかった脳葉(訳注:脳の内、全体の8割を占める大脳は、前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉の4つの葉[よう]から成るとされています)を刺激し、拡張して活性化させますし、私達の視野を拡げ、宇宙とそこに存在する全てのものに対するより良い理解を与えるからです。



【解説】
 明るい想念は私達の身体を活性化する訳ですが、とりわけ私達の頭脳の脳葉部分を活性化させ、私達の知覚性全般を拡大するということです。
 従来、私達は怒りや悲しみ等々、心の中に非活発な想念を戴くことにより、私達自身をそれらに同調させ、あらゆる部位を不活発な状態にしてしまったのです。それに代わって、生命本来の自由でイキイキした想念を心の中に招き入れることによって、私達の心自体も拡がり、寛容力のある本来の姿、宇宙の創造主に同期した存在に進化することも可能となるからです。
 全ては心に何を招き入れるかであり、私達は自らの神殿に招き入れる想念については十分に厳選する必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落197

197 I strongly advise each student to observe this law working in his own life; for it is a perfect example of the meaning of "like attracting like." If we open our minds to the gloomy thoughts of the pessimistic person, these vibrations will have a depressing, narrowing influence on our lives; and if the contact with this outlook is continued long enough, our thought-pattern may drop to the same bigoted, mental level.
197 私は個々の学習者に、自分自身の生活の中でこの法則が働いていることを観察するよう強く促しています。何故なら、それが「類は類を呼ぶ」の完璧な例示であるからです。もし、私達が悲観的な人物の憂鬱な想念に対し私達の心を開けば、これらの振動が私達の生活に意気消沈と偏狭さを与えるでしょう。そしてこの人生観との接触が長く続けば、私達の想念パターンは同じ頑迷な精神レベルに落ちるかも知れません。



【解説】
 何故、私達が明るく活動的な想念を抱く必要があるか、本項では著者が生徒である私達によくよく諭しているのです。毎日の想念パターンは私達各自の生活や体調、その他人生一般に大きな影響を与えています。それは体内の各細胞はもとより、周囲の分子・原子に強く作用することに他なりません。
 従って、人生を有意義に生きる為には、文字通り私達は心を入れ替えなければなりません。彼ら他惑星人の暮らしに近づく為にも、またご自身の人生を更に有意義にする為にも、毎日の心の持ちようはその基礎となるのです。
 これらの事柄は大変単純なことですが、書物で読むことよりも、実践を通してのみ理解出来るのです。即ち毎日のご自身の実践体験を通じて、その価値が初めて分かるものです。これら実践体験を積み重ねる中で私達は次のステップに映ることが出来るという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落196

196 Let us now take the example of the cheerful, optimistic person, who looks upon all manifestation and "knows it to be good." The uplifting thought frequencies from this person will elevate our own vibrations, and our day will be enriched through contact with him. And although not necessarily conscious of it, as long as this influence lasts our minds will be operating on a higher frequency level. Just like the house that was impregnated with love and laughter, drawing us back for frequent visits, we will seek this person's company.
196 今度はあらゆる創造の現れを見て、「良きものであると知って」いる陽気で楽観的な人物の例について取り上げましょう。この人物からの高揚させる想念振動は私達の波動を高め、私達の一日はその人物と接する中で豊かなものになることでしょう。そして、それを意識しておくことは必ずしも必要ではないのですが、この影響が続く限り、私達の心はより高い周波数レベルで運用されることになります。丁度、愛情や笑いで満ちた家のように、私達はそこを何度も訪れたいと思わせるように、私達はこの人物と同行することを求めることでしょう。




【解説】
 本項まで読み進める中でいつも思い出すのは、昔、ある方から”人間、明るくなくてはダメだ”と伺った話があります。当時、若かった私はその意味について良く理解出来ていなかったように思います。しかし、本文にあるように、心に抱く想念をより高次なものにして行く中では、創造主への信頼が高まり、また周囲の人々を導く立場になるにつれて、より良い方法に導く為に明るさが必要であることが分かります。
 Happy Go Luckyという言葉がありますが、それは単に楽天家ということではありません。自分が抱く想念の力を知るからこそ、努めて建設的な想念波動を心に招き入れる必要があるのです。
 そしてより重要な点は、そのように仮に苦境の中にあっても、楽観的な想念波動を保つのは、自らが招く想念波動が自分自身のみならず、周囲の多くの者に影響を及ぼすことを知っている為なのです。
 私達はこのように自らの想念の持つ大きな力について十分に自覚する必要がありますし、宇宙を流れる創造主の想念は明らかに明るく活気のある生命活動であるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落195

195 Those with whom we come in contact daily, will affect our lives; but only to the extent we permit them. For example, when we meet a disgruntled person and listen to him expound his philosophy of gloom, unless we are on guard, a feeling of depression will envelop us which may last for hours or even days. This is caused by the melancholy vibrations emanating from his mind and body, affecting our mind and body cells with a feeling of despair. But when we have understanding, we can refuse to accept his attitude, and keep our minds serene while listening to him. This balance of mind will counteract any harmful radiations that might otherwise influence us.
195 私達が毎日接する相手は、私達の生活に影響を与えます。しかし、それは私達がそれを許す範囲までです。例えば私達が一人の不機嫌な人物と会ったとし、その者が自分の憂鬱の哲学を講釈するのに耳を傾けたとすると、私達は警戒していないと、意気消沈のフィーリングが私達を包み、何時間或いは何日も続くことになります。これはその者の心と肉体から発散している憂鬱の振動によって引き起こされますし、私達の心と肉体細胞に絶望のフィーリングを作用させるのです。しかし、私達に理解があれば、私達はその者に耳を傾けている間にもその者の姿勢を受け入れることを拒み、自分達の心を澄んだ状態に保つことが出来ます。この心のバランスは私達に影響を与えるかも知れない有害な放射物を阻止するのです。




【解説】
 想念伝達の原理から言っても、私達は相互に影響を及ぼし合っている訳で、否が応でも互いに影響を与え合っているのです。
 そこで重要となるのは本項にあるように、100%相手を受け入れ自分も共感することには問題があるのです。相手が進化した他惑星人の場合にはむしろそうしなければ重要な真理を学び取れない訳ですが、相手が一般の私達地球人の場合には危険でさえあるのです。
 もちろん相手を理解する為に、相手の想念環境を知ることが大切ですし、なによりも相手の想念環境の背景を理解することは必要です。しかし、それらは理解すべきものであって、私達のそのまま取り入れるべきものではないのです。必要だとご自身が判断した範囲を取り入れれば良いのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落194

194 It does not matter whether we live in luxury, or in poverty; we have the right to choose our thought-patterns. Our bodies may be enslaved by the false economic barriers that have been raised on earth, but our minds are free. Thoughts are ours to control, when we better understand our bodies and our minds.
194 私達が贅沢な暮らしをしているのか、貧しい生活をしているかとは関わり無く、私達には自分達の想念パターンを選択する権利があります。私達の肉体は地上で培われて来た偽りの経済的障壁によって奴隷にされているかも知れませんが、私達の心は自由です。想念をコントロールするのは他でも無い私達ですし、そうすれば私達が肉体と心を今以上に理解することになるのです。




【解説】
 読者の方々も含め、中には株式に投資している方もいらっしゃるものと思います。私もかつて株を購入したこともありましたが、その時に本項でいう”経済の奴隷”というような状態を経験したことがあります。また、当時は株式新聞を食い入るように見ていた帰宅途中のサラリーマンも良く目にしたものです。それは株式市場は毎日のように大きく変動する訳で、自分の購入した会社の株がどのような値動きにあるかは大変気になることも良く分かります。
 しかしその結果、その方のもっぱらの関心事は日々の株式市場の動向になり、思考空間の大部分を株式に関連する事柄が占めることになります。それでは利益は得ても、宇宙や芸術、技術というような歴史を越えて生き続ける高品位な想念レベルとは全くの無縁の存在に陥ってしまうことでしょう。経済の奴隷と化してしまったのです。
 そういう意味ではお金を得ることと想念を浄化することは相反することが多いのかも知れません。しかし、いずれにしても私達各自が優先すべきは自らの想念パターンを上質なものとすることであり、先ずはご自身の心身を浄化した後、必要な環境条件は改質した心の想念環境が造り出す作用によって自ずと整備されるものと考えています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落193

193 Remember, we have shown earlier that thought can become a habit. We can develop thought-patterns of selfishness, discontent and greed; or we can cultivate thought-habits of humility, serenity and generosity. The choice is ours. And if a true analysis were to be made, we would find our lives are governed less by circumstances than by our thought habits.
193 私が以前、想念は習慣になり得ると説明したことを思い出して下さい。私達は自己中心や不満、そして貪欲の思考パターンを発達させることも出来ますが、一方では謙遜や落ち着き、寛容の思考パターンを育むことも出来ます。選択は私達の自由です。そしてもし、本当の分析がなされるなら、私達が自分達の生活が周囲の環境より自分達の思考習慣に多く支配されていることに気付くことでしょう。




【解説】
 これら一連の講座において説かれている重要なポイントの一つとして覚えて置きたいことは、私達各自がどのような想念・印象を自分に招き入れるかです。以前にも述べましたが、私達の心を良く表現しているものの一つに神社の本殿があるように思います。神道では本尊というものを置きません。本殿の中にあるものは鏡のみであるように思っています。
 つまり、汝自身を映すもの、自分自身の心を象徴しているように思うのです。しかし、その本殿に迎えているものは周囲に力を発揮し60兆にものぼる人体細胞の隅々にまで影響を与えるのです。その威力は恐るべき程です。
 即ち、良くも悪しくも私達は自分自身の心に抱く想念・印象に大きく影響を受ける訳で、それが習慣化すればより強固な力を発揮することになり、その修正にも大きな労力を必要とします。
 本項ではこれら習慣的な想念が私達を支配していることを改めて警告するものですし、その修正にも根気よく努めれば、やがては曇りない心とすることが出来ることを示唆しています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落192

192 So it is apparent that we, alone, suffer in these circumstances. And if prolonged, nature will exact a terrible price, because we not only keep the atmosphere immediately surrounding us polluted with our discordant thought vibrations, which will eventually alienate us from our friends, but all the while we are inexorably poisoning our physical bodies.
192 ですから、このような状況の下では私達だけが被害を蒙ることは明らかです。そして長引けば自然は恐るべき代償を迫ることになります。何故なら、私達は私達を直接取り巻く大気を私達の不調和な想念振動に保ち、それにより私達を友人達から遠ざけるほか、その間ずっと私達は自分の肉体に容赦なく毒を盛っているからです。



【解説】
 問題は怒りや憎しみだけではありません。とかく私達の心は成果をすぐに求める為、目先の結果の一つに一喜一憂し、不安定になりがちです。思い通りにならないと言って、憂鬱になり、全てを灰色の色メガネで見ることもしばしばなのではないでしょうか。
 このような場合も、私達は受け入れる想念・印象を閉ざし、自ら造り上げた殻の中で動きを停止してしまうものです。当然、これらの傾向は体内の生命活動とは一致しないものである以上、その結果は不健康が待っていることになります。
 このことからも、私達の最大の課題は私達の心の傾向にあることが分かりますし、その原因は心が独りでは生きて行けないことにあります。良き指導者が必要で、その為に各宗教が存在しているのです。しかしこのような宗教に依存しなくても大自然の生きもの達はイキイキ毎日の生活を享受しているのは何故でしょうか。それは彼らが直接、大地の声、宇宙からの想念・印象を聞いていることからだと思うのです。日々、創造主と接する中では何も不足は無く、満ち足りた生活を送ることが出来るのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落191

191 The target of our hatred may be totally unaware of our attitude; or if he is aware, he can turn these thoughts aside by refusing to allow them entry. In other words, he can recognize our mental immaturity and not accept these derogatory thought vibrations from us. This adds frustration to our hatred, and causes us still more harm.
191 私達の憎しみの標的は全く私達の気持に気付かないかも知れませんし、或いは気付いてもこれらの想念が入り込むのを拒絶して、それらの想念を脇にどけることも出来ます。言葉を替えれば、私達の精神上の未熟さを認めて、私達からのこれら他人を傷つけるような想念振動を受け付けなくすることが出来るのです。このことは私達の憎しみに失望を加え、私達に更なる害をもたらすことになります。




【解説】
 他人を恨むこと自体、論外と言うべきで、本項ではそれら憎しみの想念がどのように影響を及ぼすかを示しています。大切なのはこれら想念の最も大きな影響を及ぼすのは自分自身であることであり、相手はそれらを受付なければ影響を受けないのです。波長(周波数)を合わせるのはあくまで各自の意志によるからです。
 従って、私達は想念・印象への感受性を高めるにつれて同調すべき想念をより厳しく選択する必要があることに気付きます。元来、長年月、殺伐とした環境にあった私達の地球には未発達で低次な想念も多く残存している訳で、これらの波動の中に身を投じてはなりません。調和のある自然美の中で高品位な創造物の一員としてより高次な存在へと続く進化の道を歩む決心が重要となります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落190

190 While we are discussing these undesirable emotions which play such havoc with our minds and bodies, it would be well to point out the danger of holding a grudge. When we nurse thoughts of hatred, feeding them constantly in our desire for revenge, we are poisoning our minds and our bodies as surely as if we were taking a noxious drug by mouth.
190 私達がこのように心や身体に大混乱をもたらすこれら好ましくない感情について議論する中では、他人に恨みを抱くことの危険性について指摘しておいた方が良いでしょう。私達が嫌悪の想念を育み、私達の願望の中で常に復讐したいと思う場合、私達はあたかも、有害な毒素を口から飲み続けているように自らの心と身体に毒を入れていることになるのです。




【解説】
 私達は日々取り入れる想念・印象によって私達自身を育てているように思います。良質な想念・印象を取り入れることで私達自身の心身はより健康になり、それらを行動に移すことで更なる体験を積み、永続する記憶として自分のものとすることが出来ます。
 もちろんどのような想念・印象を受け入れるかは各自に委ねられていますが、どちらの道を選ぶべきかは少し考えれば容易に分かることです。実際にそれを妨げているのは私達自身の習慣性にある訳で、努めて新しい事柄に取り組むことが推奨されるのはこの習慣性を打破したい為にあるのです。
 私達各自は自分の人生に責任を負っており、その成否を他人に委ねる訳には行きません。自らの人生をどのように送り、終結を迎えるべきかは、こうした日々取り入れる想念・印象が左右しているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落189

189 Here, again, we have received the true picture of existing conditions through telepathic impressions, or feeling, from the body cells. For even though we were sightless, the discordant vibrations in the room would impress themselves upon us, belying any honeyed words which might be spoken.
189 ここでもまた、私達は肉体細胞からテレパシー的な印象ないしはフィーリングを通じて現状に関する真の状況を受信していました。何故なら、仮に私達が盲目でありその部屋の中でお世辞が話されても、不調和な振動は私達にそれ自体の印象をもたらすからです。



【解説】
 印象は単に心で感受するというよりは、身体全身で感受するということでしょう。とかく私達は目や耳を澄ませて、その感覚の先に何かを観ようとするのですが、実際には全身の細胞を味方にして、各々の細胞がキャッチした想念パルスを報告してもらうことだと考えます。
 つまり私達は頭脳ではなく、全身を使って想念波を感知すべきなのです。これについては動物の触角や全身の体毛等、あらゆる器官を通じて、気配を察知し、迫り来る事柄を予知することに似ています。
 人体には60兆個もの細胞があり、それぞれの感受した情報は有効に活用しなければなりませんし、それら細胞との意思疎通によりますます細胞は活性化し、創造物本来の美しさを表現するようになるものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落188

188 We are given a good illustration of the tangibility of these emanations when we walk into a room where two people are quarreling. Upon our entrance the quarrel will stop abruptly, and both parties will turn to greet us with a false heartiness. Though they are trying to pretend that everything is normal between them, their eyes will still be bright with anger and their features tense, making their smiles appear fixed. And as we cross the room, the atmosphere around us will be vibrant with the strong thoughts of wrath. All present will be acutely embarrassed until the participants are able to bring their emotions under control. Unless the animosity between these two people is deep-rooted, the atmosphere will clear and a feeling of friendliness will return. However, regardless of how carefully they try to cover their true feelings with polite conversation, if the enmity between them continues under the surface, we can become aware of it through the feeling channel.
188 私達にはこれら発散物についての明白さについて、二つの人々の集団が言い争っている部屋の中に入って行った際の良い実例があります。この場合、私達が入るや、その口論は突如止まり、両集団は偽りの愛想で私達を歓迎するでしょう。彼らは彼らの間に何も変わったことはないように装いますが、彼らの目は怒りに燃えており、表情は厳しく、その微笑みはこわばっています。そして私達が部屋を横切って見ると、私達の周囲の空気は強烈な激怒で震えるでしょう。同席の者全員が、彼らの感情が制御できるようになるまでは、ひどく困惑させられることになります。二つの人々の間の敵意が根深いものでなければ、その空気は澄んで、有効のフィーリングも戻って来ることでしょう。しかしながら、彼らが丁寧な会話で自分達のフィーリングを如何に注意深く隠そうとしても、彼らの間の敵意が表面下で続くなら、私達はそれをフィーリングの経路を通じて感知することが出来ます。




【解説】
 動物は相手が自分に敵意や恐怖を抱いているか、或いは優しく受け入れて呉れる気持ちがあるかは容易に分かりますし、セラピー犬のように相手の痛みや苦しみに寄り添い慰めることさえして呉れます。それ程に人間以外の生きもの達は外観ではなく、想念・印象に大変鋭敏です。
 本来は私達もこうした想念波動の感受性を高めて行くよう努めるべきであり、そのことが進化の道の発見にも繋がるというものです。
 本項で掲げられている例はこれまでも私達各自が経験したことがあるような範疇に属しますし、日常生活の中で想念をごまかすことは出来ないことを知るべきでしょう。即ち、高度に発達した他惑星人にとって、私達の想念レベルを感知することは容易であり、私達は他惑星人の前で嘘をつくことは出来ません。全てはお見通しという表現がありますが、想念・印象の感受力を高めれば、相手の真意を察知することは極めて容易なのです。
 私達は自分自身の中にどのような想念・思念を取り入れれば良いかについては、十分に注意する必要があります。それほどご自身の肉体の行く末を左右し、周囲の者への影響も大きいからです。自らの神殿に何を導き入れるかが重要なように、湧き起こる想念を注視することが重要です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落187

187 We have ready proof that whatever thought a man holds in his mind affects every cell in his body, for his outward expression gives ample evidence of this. Anger quickens the respiration, raises the blood pressure - even to the point of apoplexy - causes the muscles of the body to tremble, and distorts the features. So it is obvious that it is not the brain alone which is affected; for every cell in the body reacts to the violent emotion. What is more, emanations radiating from that body can fill a room.
187 私達には人が心の中で抱く想念は何であれ、自身の肉体のあらゆる細胞に影響を与えることについて、いつでも準備できる証拠があります。何故なら、人の外的な表情はこれに対する十二分の実証を与えているからです。怒りは呼吸を早め、血圧を卒中する所までさえも上昇させ、身体の筋肉を震わせ、顔の表情を歪めます。ですから、影響を受けるのは脳だけではないことは明らかです。何故なら、肉体のあらゆる細胞がその暴力的な感情に反応するからです。そして更にはその肉体から放射された発散物が部屋を満たすことも起り得るのです。




【解説】
 私達は各自のこれまでの痛い体験から、怒りその他の低次な想念が私達自身の肉体や周囲の空間に如何に悪い影響を及ぼすかを知っています。私達の想念が脳ばかりでなく全ての身体細胞に影響を及ぼし、遂には周囲の者や環境にも浸み込むほどの影響力を持っているのです。
 一方でこのことは、高品位で良質な想念を取り込むことが如何に大切かを示すものでもあるのです。仏様の歩いた足跡から次々に花が咲き起こった等々の逸話があるように、高品位な想念の持ち主は周囲の環境を浄化する力があることは十分に頷けます。
 従って私達は自ら受け入れる想念には十分注意しなければなりません。人を神の宮と例える場合がありますが、神社の本殿の中には何も本尊たる物が無いように、私達の心の中には本来、元々に備わっているものは何も無いのかも知れません。外から来る多様な想念の内、何を取り入れるかが大事で、常に良質な想念を招きいれることが大切なのではと思うのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落186

186 However, through our uncontrolled emotions many of us keep these glands over-active a great part of the time; thereby throwing the chemistry of our bodies out of balance. This goes back to the need of controlling the senses; for it is the sense-mind that arouses and tolerates these destructive emotions. So it might be well for us to take a closer look at these emotions, which, unless guarded against, make up so much of our lives.
186 しかしながら、私達の制御されていない感情から、私達の多くは大部分の時間、これら分泌腺を過剰に活動させ続けており、その結果、私達の体内の化学システムのバランスを陥れています。このことは諸感覚を制御する必要性にまで遡ることとなります。何故なら、これら破壊的な感情を引き起こし、許容するのは感覚心であるからです。ですから、それに対し警戒しない限り、私達に生活の多くを占めるこれら感情に対し、より綿密に観察することは賢明だと言えるでしょう。




【解説】
 どのような理由であれ、私達が時折抱く強い感情は、私達自身の肉体を疲弊させ、深刻なダメージを与えます。
 身体中に響き渡るそれらの強烈なる想念は、肉体各部の内分泌を刺激し続け、過度な負荷状況を長時間強いることになるのです。先に体内における想念の浸透を梵鐘に例える表現をしましたが、おそらく一度強烈な感情を放出した場合にはそれらの波動はその後長時間私達の肉体各部をその波長で振動させることになるに違いありません。もちろん、その結果は肉体細胞が疲弊し、健康を害することになるのです。
 このように私達の最大の敵はこのような感情であり、その元凶である想念である訳です。そのような誤った想念を心から消し去ることが重要なのですが、これら想念を押し留めるというよりは、より広い観点からより高品位な想念の中に吸収、融合させてしまい、私達をそれらレベルの想念から無縁のものにすることが大事だと考えています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第3章-段落185

CHAPTER Ⅲ
Effect of Emotions on the Body Cells
185 The little cell chemists within us perform their duties according to an exact pattern laid down by nature. But if through fear, anxiety, or anger, the mind distorts this pattern by over-activating certain glands in the body, the whole "assembly line" is thrown into confusion. The Master Builder, anticipating all situations, has provided both animals and humans with the ability to summon super-strength, unaccustomed agility, etc., when the body is in danger, by over-stimulation of these glands. This is the law of self-preservation in operation.
第3章
肉体細胞に及ぼす感情の影響
185 私達の体内の小さな化学者達は自然によって敷かれた一つのパターンに正確に従って、自分達の任務を果たします。しかし、恐怖や不安、怒りを通じて、心は体内のある種の分泌腺を過剰に作用させることによって、このパターンを歪め、全体の"流れ作業"が混乱に陥れられます。偉大なる棟梁(訳注:創造主)はあらゆる事態を見越して、動物や人間に、その肉体が危険にさらされた時に、これら分泌腺を過剰に刺激することによって、超人的や尋常でない俊敏さを奮い立たせる能力を与えているのです。これは自衛本能が作用する法則です。




【解説】
 時として報じられる事件に見られるような行動は、私達をこの世にもたらした創造主にとっては想定外の事柄であるに違いありません。本来はこのような蛮行は災害、その他危険な状況に遭遇した時、肉体を鼓舞して力を瞬発的に発揮させ、退避できるよう、私達に組み込まれたものであり、そのような蛮行を可能とするよう意図されたものではないからです。
 しかし、私達地球は争いの歴史、戦いの日々が続いており、人と人とが殺し合う中、各々の勢力の維持を図って来た為、自我の攻撃的な想念を実行する際にもそのような力を発揮させてしまったのです。
 このような緊張状態も本来、永続するものではありません。過度の緊張状態は私達の肉体各部に無理を強いる訳で、その結果、まもなく消耗し、短命な生涯に陥るものです。
 これに対して、私達はこのような緊張状態に陥りやすい自分自身を鎮め、自我への執着を捨てることで、より広い分野からのメッセージを受け取ることが出来るよう、常に自ら発する想念を監視する一方、宇宙からもたらされるインスピレーションに気付くよう、感度を高めておく必要があります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第3章-段落207

207 These are but a few examples of what I meant when I referred to impressions as being from effect to effect. This thought can be enlarged upon almost indefinitely; the only limitation placed on it is the scope of our imaginations. Each person should search thoughtfully into his daily life, recognizing and studying as many of these examples as possible. The key to opening the consciousness to commune with the Cosmos, is a thorough, impartial analysis and understanding of . . . mind. For it is through consciousness man expresses; so the better his understanding of the many pases of creation which are capable of influencing his mind - both from within the body, and from space itself - the more comprehensive will be his understanding of Cosmic Cause.
207 これらは、私が結果から結果への印象と表現した時に意味したことの多少の事例でしかありません。この考えはほぼ無限に拡大出来ます。唯一置かれた限界は私達の想像力の限界です。各自はこれらの事例を可能な限り多く見つけ出し、学びながら自分の日常生活を注意深く調べ上げるべきなのです。各自の意識を大宇宙との交流に開くカギは、......心を完璧に片寄らず分析し、理解することです。何故なら、人が表現するのは意識を通じてであるからで、肉体の内からと宇宙自体の両方から自分の心に影響を与えることが出来る多くの創造の歩みを良く理解すればするほど、大宇宙の因の理解は幅広いものとなるでしょう。


【解説】
 印象の交流は創造物の間でも積極的に行われている訳で、人体の例を元に本章では具体事例について説かれて来たところです。
 本項では、その印象の交流には際限はなく、制限は自らの想像の限界にあり、それを広げるには自らの概念・意識を広げる必要があると述べられています。具体事例をよくよく観察し、そこに起こっているメカニズムを正しく理解することで、はじめて私達の意識が広がるという訳です。
 私達自身の精神と肉体がどのように自分自身も周囲にも影響を及ぼし、また及ぼされているかを公平、冷静に理解することが重要となります。そうする中で宇宙の因との関係も明らかになり、想念・印象の持つ作用と意義を理解することになるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第3章-段落206

206 In infancy and young childhood, before the indoctrination of accepted beliefs has filled the mind with preconceived ideas, the young life is governed almost entirely by impressions. Long before a baby can talk, it can receive thoughts and respond to them. Therefore, is not the importance of the parent's attitude self-evident? Remember, our children are little mirrors reflecting our emotional stability or instability.
206 古くからそのまま受け入れられて来た信条による洗脳が行われる前の幼児期や幼年期においては、年少者の生活のほとんどは印象によって完全に支配されています。赤ん坊が喋れるようになるはるか前、赤ん坊は想念を受け取り、それら想念に応答します。それ故、両親の姿勢が重要であることは自明のことではないでしょうか。私達の子供は私達の感情の安定あるいは不安定さを映す小さな鏡だということを忘れないで下さい。


【解説】
 何事も自らの経験・体験を拠り所として学んで行くことが必要です。本項で述べられている内容も私達が社会の一員となるにつれてその社会の古い習慣や信仰に次第に染まって行き、本来の道を歩むことが妨げられることを示唆しています。
 本来は幼児期には既に印象を感知し自らの印象・想念に基づいて行動していたものが、両親その他社会の風習の中に埋もれてしまうということを本項では警告しています。家庭や地域社会における従来型の宗教が時に本人の進化の妨げとなる訳です。
 特に最近は中東諸国において宗教に根差した争いが目立ちますし、無垢な年少者が洗脳され狂信的なグループの手先となって命を落としたり、相手を殺害したりしていることが気がかりです。こうして本来成長を遂げるべき若者達を自分達の主義主張に組み入れ利用する者は末永く重いカルマを引きずるのは当然としても、それ以上に私達は未来ある少年達に真の進化の道を積極的に示す必要があります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第3章-段落205

205 Authorities now recognize it is the delinquent parent rather than the delinquent child who is the real culprit. This delinquency is not confined to the neglected child, for many of these young criminals come from homes where they have been given every advantage; but it would be interesting to make a survey of the mental outlook of their parents.
205 今や当局は本当の元凶は非行の児童よりは非行の両親であることを認識しています。この非行問題は捨て置かれた児童に限定されるものではありません。何故なら、これら若い犯罪者達の多くは、あらゆる点で恵まれた環境を与えられた家庭から出ているからです。しかし、彼らの両親達の心の視点について調査することは興味深いことでしょう。


【解説】
 青少年犯罪の多くが家庭、中でも経済的貧しさの問題というよりは両親の物の見方に対する姿勢に原因があることを著者は私達に説いています。もちろん経済的な要因も大きいこともあるのでしょうが、それ以上に周囲の大人達の持つ想念パターンの影響がより大きいということです。非行に走る若者は経済的には恵まれた家庭から多く出ているという訳です。
 即ち大人達の精神状態がその子供達に大きな影響を与える訳で、私達自身が如何なる人生観を持って日々を過ごしているかが特に重要となります。
 実は最近、仕事でラオス・ビエンチャンに来ています。この国は経済発展はこれからの段階ですが、敬虔な仏教徒が多く暮らしており、街には数多くの仏教寺院が点在しています。先日もThat Luang寺のお祭りがあり、早朝に出掛けてみました。夜明け前、寺院周囲の広場に何千何万という人々が集まっていました。皆家族揃って正装し、手には僧侶に布施する品物を持って次々に人々が集まって来ます。ゴザを敷き座って僧侶が巡回するのを楽しげに待っています。広場にはスピーカーから読経が流れ、それに皆手を合わせている光景がありました。またそのお祭りに合わせて全国から数多くの僧侶も集まっています。
 アジア最貧国と称され、かつてのベトナム戦争では大きな被害を受けたラオスですが、人々の信仰心は篤く、また大変明るく楽観的な国民性が特筆するところです。日々の暮らしをどのような心境で送ることが真の幸福なのか、目下見聞する機会を与えられています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第3章-段落204

204 Since the adult mental attitude overshadows and molds the mental attitude of the young, we should be particularly careful in our dealings with children. The young mind, not yet cluttered by our accepted tenets, is naturally receptive to impressions. Because the child is dependent upon us, both for physical care and love, this makes a very close tie; and our thoughts will have a direct bearing upon the mental and emotional development of the young life. If we are tense and irritable, the child will become nervous and filled with a feeling of insecurity; if we are calm and balanced, the child will feel secure.
204 大人の心の姿勢が年少者の心の姿勢に影響を与え、形づくることから、私達は子供達を取扱う際には特に注意すべきです。私達が受け入れた諸々の教義に未だ散らかされていない若者の心は自然と印象に感受性があります。子供は身体上の保護や愛情の両面において私達に頼っていますので、これはとても親密な絆を形成しますし、私達の想念は年少者の生命における心や感情の発達に直接的に関連します。もし、私達が緊張し苛立っていた場合、子供は神経質になり、不安なフィーリングで満たされることでしょう。もし、私達が静かで調和がとれていれば、子供は安心を感じることでしょう。



【解説】
 以前も述べたところですが、ルーサー・バーバンクの著書(The Training of the Human Plant, 1917)の中に人間の子供が最も感受性が高いと記されています。確かに言語については学習に時間が必要ですが、本件のテーマであるテレパシーについては実は大人以上に鋭敏ではないかと考えています。
 赤ん坊は言葉は発しませんが、相手の気持ちや周囲の雰囲気とは敏感に反応します。それは言葉によらない意思疎通を行おうとしていることもあるように思われます。
 ともあれ、この世に創造されまだ生命誕生の息吹に満ちているこの段階の子供が将来どのような発展を遂げられるか、私達は注意深く見守る必要があります。決して大人たちの争いや不安その他、低次な想念波動の影響を与えてはならないのです。
 将来、私達の惑星を担うこれらの新規来訪者が正しく育ち、期待されている任務を果たせるよう各々の成長を祈るばかりです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第3章-段落203

203 We have shown the detrimental influence destructive emotions have in our lives; yet, there is a simple demonstration to prove how easily their hold can be broken. If we can get an angry person to accept a pleasant thought, his strong, destructive emotion will quickly fade. The mind cannot retain thoughts of anger, fear, anxiety, worry, or any of the other destructive emotions which plague it, when one is happy. In this balanced state, we are using Nature's law of harmony; which relaxes the mind, releases tension in the body, and opens the way for unhampered telepathic reception.
203 私達は、私達の生活の中で破壊的な感情が持つ有害な影響について示して来ました。しかし、如何にそれらの支配が容易に壊れるかを示す簡単な実例があります。もし、私達が或る怒っている人間に、楽しい想念を受け入れさせることが出来れば、その者の強い破壊的な感情はすぐに消失することでしょう。心はその人物が幸せである場合、怒りや恐れ、不安や心配、その他、心を病に陥らせている破壊的な感情を保持出来なくなります。そのバランスのとれた状態では、私達は大自然の調和の法則を用いており、それは心をリラックスさせ、身体の中の緊張を解放し、妨げられることのないテレパシー受信への道を開くのです。

【解説】
 怒りや悲しみの想念が自分自身をも破壊する程の大きな影響力を持つことは、これまでも説かれて来た訳ですが、その想念もひとたび幸福感に置き換えられると全て一瞬で消え去るものだと著者は私達に説いています。
 よく悩んでいる者が信頼出来る誰かに相談し、アドバイス等を受ける中で心境が変化し、気持ちが軽くなる事例は、この場合のように抱く想念が入れ替わった結果に相当します。客観的な周囲の状況は何一つ以前のままであっても、本人の気持ちが180度転換し、楽しい心境になると自ずと物事も良い方向に変化することになります。宇宙の生命活動と一致した想念の実現力はそれ程、強大な潜在力を持っているのです。
 従って私達は常にこのことを頭に入れて周囲の者の悩みを聴き、相談相手になる必要があります。実際は問題を解決するのは本人なのですが、その解決の発端はその本人の心境の変化にある訳で、私達はその1点に対し支援をすることが求められています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第2部第3章-段落202

202 I cannot stress too strongly the importance of our daily attitudes; for it is during the long hours of routine living that our thought-habits are formed. While it is an admirable practice to devote a specified number of hours each day to study, if, with the closing of the book, the mind reverts to the old thought-pattern of worry, the benefit gained from study is nullified.
202 私は私達の日々の姿勢の重要性について強調してもし過ぎることはありません。何故なら、私達の想念習慣が形成されるのは、決まりきった日常の生活の間であるからです。毎日、特定の時間を学習に充てることは賞賛に値する訓練ですが、その一方でもし、本を閉じると同時に心が心配の古い想念パターンに戻ってしまうなら、学習で得た恩恵は無になってしまいます。



【解説】
 時々刻々心が抱く想念が私達自身を作り上げています。従って、もちろん良質な書物を読んで気分が一時期高揚したとしても、本を閉じた瞬間に元の想念状態に戻るのであれば、結局は効果は限られたものにならざるを得ません。
 とかく心は様々な言い訳を使って、旧来の生き方を続けようとしますので、それに対しては何らかの覚悟が必要になるものと考えています。
 ここでは不安に思う心に対し、楽観的な見方に転換するこtが説かれていますが、その効果を得るためには、心底そのことを理解し、24時間心の状態をそのような心境に保つ必要があります。その上で、具体的にこの想念の実現力がどれほど強力なものか良く観察することです。
 せっかく学ぶ以上は、片足を旧来の岸に置いたままにせず、全身を新しい船の上に乗せて進むことで、はじめて彼岸に渡れるというものでしょう。

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