生命の科学 第12課

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落466

466 When a mind and consciousness combine in equal proportions man can rebuild his body in perfection of health. And only success can be known through this law.
466 心と意識が等分に結合した時、人はその肉体を完全なる健康状態に再建することが出来ます。またこの法則を通じることによって、ただ成功あるのみです。




【解説】
 著者アダムスキー氏は本講座の最後に語り掛けて呉れているのが、本文であり、著者が私達に最後に説きたい内容です。
 重要なのは私達(心)が意識と対等、相棒のように接し、等しく尊敬の念を持って接し、信頼しあうことだということです。もちろん私達(心)と意識の間には、その大きさにおいて格段の差はあるのですが、対等であるところが重要な心境です。そこには私達の人生は私達が決定し、進めて行かなければならないことが背景となっています。
 その結果、具体的な作用、効果として、体内の諸機能が正常化され、再び健康体になると断言されています。つまりは自らの進退の状況がこの意識との一体化、融合化の現れであるという訳です。一方で自然界を見れば、大多数の生き物は健康で伸びやかに暮らしておりますし、この状態はごく正常、普通な状態であり、野のユリ、空の鳥と同様、意識との融合の中ではごく自然な状況と言えるのです。

 以上で第3集を終えることが出来ました。これまでご覧いただき、ありがとうございました。
 次回からは「テレパシー」の第3集を開始いたします。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落465

465 An electric bulb needs the power of both principles, negative and positive, to produce a light. And the feminine and masculine are both needed to bring forth an offspring. This is the law that has and will work through eternity for the reproduction of forms that is everlastingly taking place. There is nothing impossible through this law.
465 電球は明かりを造り出す為にはマイナスとプラスの両方の原理を必要とします。また、子孫をもたらすには女性と男性とが共に必要とされます。これは永続的に続く形有るものの再生産の為、これまでもそしてこれからも永久に作用する法則です。この法則を通じて不可能なものは何一つありません。




【解説】
 よく言われる例として電気のプラスとマイナス、男性女性の両性があって、それらが結びついて新たな創造が生まれるという原理があります。東洋では陰陽という表現で整理、理解しようとして来ました。
 いずれにしても、陰も陽も単独では新たなものを生み出すことはなく、両者が出会うことで新しい局面が展開するということでしょう。私達はこれからも自分の経験して来たことを大切にすることはもちろん重要ですが、他の者の意見、或いはその源となっている他者の経験とも融合を図る度量が重要になります。
 生きものの遺伝物質DNAは二重のラセン構造となっており、二重の分子の帯がその者の記憶さえ運んでいるとされています。本項で述べられている2本の電線に似た分子構造がそのまま、私達の生命の根幹を支えていることには、興味深いものがあります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落464

464 In Cosmic or creative mathematics it would read like this - one and one does not equal two but three. For every time that two principles are put together properly there will be a manifestation which is number three. This also goes back to one - for the three now become as one complete manifestation.
464 宇宙的、或いは創造的な数学では、それはこのように読み取ることになります。即ち1プラス1は2に等しくはなく、3に等しいと。何故なら、二つの原理が適切に協働する時はいつでも、数字で言う3に相当する創造が生まれるからです。このことはまた、一つに還ることでもあります。何故なら今やその3者は一つの完全なる創造の現れになっているからです。



【解説】
 生物の雌雄による子孫への遺伝形質の継承、その他本項で言う「1+1=3」の宇宙的数学の基本的意義について本項で説かれています。
 大きくは男性原理と女性原理といわれて来たことかと思われます。物事を創り出し、生み出す為に先ず、意志が発せられそれを受け手万物の要素が協力し合って物事が生み出される訳ですが、その結果、生み出されたものには、当初の創造の源となった意志も息づいているという訳です。その結果、生み出されたものはその両親とも言える要素の特徴を備えている訳で、3者は融合した存在ということになります。人間の親子もその間柄と言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落463

463 Now let us review from the beginning of the lessons; First, we will consider the consciousness within which ideas are born. In other words have a conscious blueprint of what the manifested action is to be with full faith and confidence in the ability of consciousness to produce it. Second - you cannot leave the idea in the blueprint and have a manifestation so a command which is the word is given with full confidence in the result. Notice that consciousness is the conceiver and creator of ideas. The Holy Ghost or Spirit is the power and intelligence. And the Son is the manifestation in the Likeness and the Image which the consciousness had and this makes the Trinity. It reads like this in all life - first the consciousness - second the holy ghost or spirit as the religious world has it, and then the manifestation which is the son.
463 それでは教科の最初から復習しましょう。最初、私達はアイデアが生まれる意識について考察することになるでしょう。言い換えれば、現出化させる行動の意識的青写真に対しては、それを造り出す意識の能力に完全なる信頼と確信を持たせることです。第二は、貴方は青写真にアイデアを放置したまま現れを持つことは出来ませんので、言葉である命令が結果への完璧な確信と共に与えられることになります。意識はアイデアの受胎者であり、創造主であることに注目して下さい。聖なる魂、或いは霊魂と呼ばれるものはパワーであり知性です。そして息子は神の似姿やイメージに向けた創造物であり、これが三位一体を構成します。それは全ての生命においてこう読むことができます。第一に意識、第二に宗教上の言葉が言うように聖なる魂、或いは霊魂、そしてその次に息子である創造の現れです。



【解説】
 先ずは意識の中に諸々の思いを込めた将来の青写真を醸成し、それを言葉として自ら発することで宇宙の法則の下に作用させ、実現するということかと思います。この過程の中で最初に私達が気付くことは、私達は「意識」というある種の雰囲気、或いはいわゆる"気"と称される海の中に生きているということです。
 その意識は言葉通り私達が通常表現する意識に近い存在ですが、私達がこれまで考えていたものより、遥かに力があり、知識も豊富だというものです。この意識の中には有史以来の様々な想念や知識、宇宙全体と融合した一大図書館があり、あらゆるものを支える力があります。その力を発揮させる為、私達は自らの望みを言葉その他に表現して発する必要があるという訳です。
 発せられた想念は今度は具体化に向けて接する様々な人や物に働きかけるということでしょう。私達がこの原理を学び、自らはもちろん、多くの人々の人生をより有意義なものとすることが本講座の目的です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落462

462 It is this kind of certainty that must prevail within each one of us, knowing that whatever idea we desire will manifest. In other words there must be full confidence in oneself that whatever the idea is, it will be brought forth, not the slightest doubt must enter. Having this type of confidence in whatever one does is having confidence in the Creator and with the Creator there is nothing impossible.
462 私達が願うどのようなアイデアであれそれは現実化することを知った上は、私達各自の中で支配的となるべきものはこの種の確信です。言い換えれば、そのアイデアが何であれ、自分自身の中にそれがもたされるだろうとする完璧な信頼がなければならず、ごくわずかであっても疑念が入り込んではなりません。何をするにせよこの類型の信頼を持っていることは創造主への信頼を持っていることになりますし、創造主と共にあれば、不可能なものは何もありません。



【解説】
 本項を踏まえて私達が注意しなければならないことは、私達の思いは実現するということです。これは、その者が放つ想念は良くも悪くも実現に向け環境に作用し続けるということでもあります。つまり、私達は従来以上に自らの放つ想念を監視し、自ら本来望まないような結果の実現を回避することも必要であるのです。言い換えれば、常に良質、良好な想念を取り入れる一方で、劣悪な要素や不適切な要素を持つものを寄せ付けてはなりません。これらの自らの心を監視することは心に抱いた想念は全て実現する力を持っていることを知っているが故に、出される忠告なのです。
 他方、実現したいと思う気持ちについても本文ではいささかの疑いがあってもいけないと説いています。イエスがカラシ種の例を挙げて、そのわずかの疑念が実現を妨げる話を説いていました。本項はまさにそのことを改めて、読者に説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落461

461 In Genesis we are told that the first Creation was a Void, and without form. That in the second creation forms began to manifest. But we should notice here that the Creator gave a command, or instruction to the spirit which in this case is power, to the small amount of intelligence in the elements to carry out His command. And there had to be intelligence in the elements in order for them to carry out the instructions. You can plainly read in the Holy Writ how the form of a man was created, as well as all things. And there was no doubt in the Creator's consciousness whether a form would manifest or not for there was an absolute assurance that it would. And you can notice that the command was not repeated, it was given once and that was all.
461 創世記で私達は創造の最初は気空であり、形は無かったと伝えられています。そして第二の創造で形が現出し始めたとされています。しかし、私達はここで、創造主が命令、即ち指示を霊魂、この場合は力である霊魂、そして創造主の命令を実行する為に各元素の中にある微小量の知性に対して与えたことに注目すべきなのです。そして、その指示を各々が実行する為に各元素の中には知性が無ければならなかったのです。貴方は聖書の中に万物はもちろん、人間の形がどのようにして造り上げられたのかを率直に読むことが出来ます。そして創造主の意識の中には形あるものが現出するかどうかについて疑念はありませんでした。何故ならそれがそうなるだろうという絶対的な確信があったからです。そして貴方はその命令が繰り返されなかったことに気付かなければなりません。それは一度だけ与えられ、それが全てであったからです。



【解説】
 本項で重要なことは創造主の命令は一度だけということの意味だと思います。この文章の中で著者アダムスキー氏は私達に創造的な想念の特徴、或いは創造的作用を生み出す秘訣というものを示唆しているように私には思えるのです。
 従来、私達は何か行者の護摩炊きのように繰り返し自らの願いを発したり、繰り返し祈ることによって物事の実現を願っていました。しかし、創造主は一度だけの命を下すのみと聖書には記されていると著者は説いているのです。
 つまりそれほどに創造主の命の中には緻密、詳細な指示イメージを含有したメッセージである訳ですが、それは一度で十分、目的は達せられるほど、力強いものとも言えることでしょう。また同時にそれほどに実現に確信があるということでもあります。
 もちろんこのことと、私達の日常の願いとは到底比較するべきものではありませんが、創造主の似姿とされる私達人間にとって、参考とすべきは自らの願いを真に実現させたいと思うなら、この創世記の記述の通り、私達は確信を持ってその願いの想念を解き放ち、その作用を確信して待つ姿勢が重要であることが分かります。想念をいつまでも自身の中にとどめて置かずに解放するということかと思われます。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落460

460 Notice that the Creator whom we call God was aware of the ideas in His consciousness but to have the ideas manifest He had to use the elements of the Cosmos in various combinations to bring them into form. As the elements did not have sufficient knowledge to know what kind of form they were to make a command was given by word or frequency to have them form into the desired pattern for a particular manifestation. But the elements did or do have enough intelligence to receive the command that is given.
460 私達が神と呼ぶ創造主は神ご自身の意識の中にあるその創造物に対するアイデアについては承知しておられましたが、そのアイデアを具現化させる為にはそれらを形有るものに変える為、諸々の組合せに宇宙の諸元素を用いなければならなかったことに注意して下さい。諸元素は自分達がどのような形を創ろうとしているのかについて十分な知識を持っていなかった為、個々の創造の現れに対して望ましいパターンにそれら諸元素が形づくられるよう、言葉、あるいは振動によって命令が発せられたのです。しかし、諸元素は与えられる命令を受けるだけの十分なる知性は持っておりましたし、現在も持っているのです。




【解説】
 本項も万物創造の仕組みについて明かしています。また、このことは進化した他惑星人社会における自然観、宇宙観でもあるのです。
 通常、私達は自らも含めた創造物の由来を知りたいと思うのですが、ここにその答えがあり、他惑星人が最終的に到達した理解が示されているのです。
 中でも重要な点は、万物それぞれに一定程度の知性を有しているのですが、いざ新たに何かが生み出されるような創造的な場面では宇宙意識を通じて創造主の直接的な指導があり、それに基づいて創造作用が完遂されるということです。即ち人体の創造等は、その典型です。その過程で母体の各細胞は意識の声を理解し、従う知性は有しているものの人体の創造のような大仕事を完遂するだけの知性は持ち合わせていないのです。
 このように日常的に私達の目の前に広がる様々な創造作用は実に宇宙意識を通じて現された創造主の作品制作の過程であり、私達はその模様を観察出来る恵まれた立場にあるのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落459

459 The Bible tells us that God was, is, and forever will be and out of this creation has grown the many forms that we see in nature. These ideas can be classed as blueprints or patterns for various purposes, but they can mean nothing as long as they remain as only an idea for action is necessary in order to bring a manifestation.
459 聖書は神はこれまでも、現在も、そして未来永劫に存在し、その創造から私達が自然の中で見る多くの形有るものが成長して来たことを伝えています。これらの概念は様々な目的の為の青写真やパターンとして分類することが出来ますが、それらは一つのアイデアとして留まっている限りは何も意味はありません。現れをもたらすには行動が必要だからです。




【解説】
 創造主と宇宙意識は常に存在するが、同時にその意図を現実世界に現すには表現者、実践者を必要としているのです。これは贈り主は常にその贈り物を受け取り、それを味わい表現して呉れる人を待っているということでしょう。体現者、表現者が必要な訳で、如何に優れた芸術家が素晴らしい構想を持っていたとしても、それを作品に現し、表現物として制作しない限り意味は無いと説いているのです。
 私達は確かに宇宙意識の持つ強大な潜在力を学びましたが、それを自らの人生の中で応用実践し、他者に示す行動力が無ければならない訳です。単なる知識、心境のレベルアップでは、本来の意義は達成出来ていないということでしょう。
 悠久の歴史の中にあっても宇宙意識は常に存在し、私達に支援の手を差し伸べて呉れていました。また私達の時々の先覚者がその知識を応用し、人々に役立つ発明を行って来ました。本講座を学ぶ私達に改めて実践応用の重要性を本項は説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落458

458 There is one thing that we must remember, consciousness always was, is, and ever will be expressing through created forms whether of this earth or other planets. For in consciousness ideas are born, myriads of them.
458 私達が覚えておかなければならないことが一つあります。意識はこれまでも、現在も、またこれからもずうっとこの地球であれ、他の惑星であれ、創造された形有るものを通じて現れ続けるということです。何故なら、意識の中には、アイデアが無数に生まれるからです。




【解説】
 昨晩は夜中に目覚め、窓を開けるとあたりは明るい月明かりになっていました。人々が寝静まり、静けさの中、天空には月が地上を照らしています。静寂な世界がそこにありました。普段、私達は安直に寝入ってしまって、そのような状況を見ることはありませんが、実に私達は月や星々からも見守られた存在であるのです。
 本項は宇宙意識がありとあらゆるものの中に浸透、含まれており、その生命の発現に貢献していることが説かれています。古来、私達の祖先は山水草木に至る万物の中に目に見えない存在を見出し、それを敬い、信仰していました。通常、アミニズムと称されべっ視されていますが、実はこの古来の信仰の中に、本項で言う宇宙意識の要素が含まれているのです。
 即ち、古代に生きていた人達も、皆類似した心境であったと思われます。宇宙の中では物質は滅びることなく再生を繰り返す訳で、その物質に寄り添って宇宙意識がその生命発現を支えているという訳です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落457

Summation ;
457 From the different reports that I have received some of the students have virtually performed miracles through the use of conscious perception.
総括
457 私が受け取った種々の報告からすると、学習者の何人かは意識の知覚を応用することによって事実上、奇跡に近いことを成し遂げています。



【解説】
 本講座のまとめに当たって、意識を知覚することが如何に大切な一歩であるかを本項で著者は説いています。もちろん、人それぞれに置かれた環境やこれまでの歩みは異なる訳ですが、いずれにしても各自が自分でどう意識を知覚するかの気付きについて工夫し、試行を繰り返して、その心境を会得する必要があります。
 もちろんその為には自らの心境を落ち着いたものにする必要がありますし、このようなテキストを繰り返し学ぶことも重要です。この学習講座は1課ずつの通信講座の形式をとっていた為、アダムスキー氏の元には各課を終えた学習者から学習報告が多く寄せられたものと思われます。そうした中には、本項のような成果を挙げたという報告も多かったものと思われます。
 実際、自ら行動を起こし実践する中で、成果は得られる訳で、私達は単に読むことだけでなく、日常生活の中で応用実践する過程でその法則性を理解することになります。成果を挙げる為には、実践こそ必要な訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落456

456 When cosmic conscious awareness is achieved life is understood and all effects looked upon as an expression of Cause Consciousness. So work patiently and diligently and you shall indeed know yourself and all life as a whole. A realization of the beauty of the interrelated cosmic picture as each experience falls into place as a part of your life.
456 宇宙意識への気付きが達成されると生命が理解され、全ての結果が因の意識の表現として見られるようになります。ですから、忍耐強く、こつこつ努力することです。そうすれば貴方は本当にご自身を知り、一つの統一体として全生命を知ることになります。それは一つ一つの体験が貴方の生涯の一部分として収まる、相互に関連付けられた宇宙的絵画の美しさの悟りです。




【解説】
 仏教で「覚醒」とか「悟り」と称されるのが、本講座で言う宇宙意識の気付き(awareness)です。そしてひとたび身の回りに宇宙的意識を知覚出来るようになると、私達の暮らしは一変するとしています。あらゆるものの中に統一一体化した関連性を見出すほか、全てに美しさを知覚するようになれるからです。
 もちろん各人の才能を発揮、発展させることも出来るでしょうし、何よりもより多くのインスピレーションを得ることで、事業も発展することになります。
 これまで私達は自らの心や習慣に支配されて来ましたが、宇宙的意識の存在に気付くことで、その潜在能力をより広範囲に発揮出来るようになります。
 仏典般若心経の最後の部分に「ギャーテーギャーテ ハーラーギャーテー ハラソーギャーテー」というくだりがありますが、波羅蜜(不思議な英知)を知ったからには、いち早く彼岸に渡れという私達を促すものであったかと思います。本講座でも同様に、講座を終えるに当たって、著者は私達に宇宙意識の覚醒によって、今後あらゆる事態が好転する故、目標に向かって進み続けよと説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落455

455 And man can partake of the joy of the bird in flight. And have a deep appreciation for the intricate delicacy of each thing that grows and blossoms. And marvel at the orderliness of the Cosmos. And as he does he becomes humble and grateful to be a part of so perfect a plan.
455 そして人は飛ぶ鳥の喜びを共にすることが出来ます。また成長し花を咲かせる各々の生き物の入り組んだ優美さに対して深い感謝を持ちます。そして宇宙の秩序に驚嘆するのです。またその者はそうする中で、自分がある一つの完全なる計画の一部であることに対して、謙虚になり、また感謝するようになるのです。




【解説】
 いつも思うことですが、小鳥というものは常に楽しげです。たとえどんな劣悪な環境でも彼らは皆と集い歌声に溢れた活発な暮らしを続けています。おそらく多くの方々が彼らのさえずりに心癒された思い出をお持ちかと思います。
 実は鳥そのものの生命の中に、上空から自然界を俯瞰し、その全体像を把握して相互の関連を観る一方で、各所に咲く花やそれらに集まる虫達の存在等々、広範囲な観察と関わりを持つ生物種として、特異な存在であるように思います。
 本項では同様に私達がこの鳥のように世の中を観察し、また各人の与えられた環境を楽しめと説いているように思えてなりません。かつてイエスも野のユリの話の時に、空飛ぶ小鳥と表現をしていました。鳥の生活は私達にとって良い手本ということでしょう。野鳥観察等、鳥を愛でる姿勢は高貴とも言えるこうした鳥という生きものを通じて、私達が本来目指すべき生き方を学べということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落454

454 何故なら宇宙意識は水流を上に吹き上げる噴水のようなもので、それは次には無数の小さな水滴に分かれ、あらゆる方向に落ちますが、再び池の水本体と融合します。このようにその奥に包含される知識は、人がその存在を統合するやいつでも取り出され、用いられる為に常に存在しているのです。そして永遠の中における生命の姿は常に増大する理解という尖塔から眺められます。
454 For Cosmic Consciousness is as a fountain that sends its stream upward and then divides into myriads of tiny droplets that fall in all directions and again unite with the body of water in the pool. Thus the knowledge that is embraced within its bosom is ever present to be tapped and used once man unifies his being. And life in its entirety is viewed from the pinnacle of ever increasing understanding.




【解説】
 以前、静岡・三島に行ったことがあります。市街地の水路にキレイな水が豊富に流れていたのが印象に強く残っています。その水の由来は富士山からの伏流水とされ、その湧き出す泉は本項で言う意識の泉そのものです。
 このように豊富に湧き出る清涼な水は宇宙意識を象徴するものであり、人知に関わらず止むことなく永続して私達に提供され、私達自身もその水の恩恵を受けることで生命を保っています。
 また本文で言う噴水の礼では吹き上った水滴の一粒一粒が私達自身のことのように思われます。吹き上がってから再び元の水面に戻るまで宇宙的時間の中では短い一生ですが、それでも空中に居る間は、それぞれの存在を輝くものとなっているという訳です。私達各人は少なからず再び元の水面に戻りますが、先ずはその一生を充実して輝くものとすることが求められているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落453

453 So believe in your consciousness as you have in your mind and soon you will walk as one with your cosmic self from which you have been separated all of this time. The cup of the true essence of life is now before you. Drink of it daily and you shall never thirst.
453 ですから貴方は貴方の心に対して来たように、意識を信じることです。そうすれば直ぐにも貴方は自分がこの間ずっと切り離されてきた貴方自身の宇宙的自己と一緒になって歩むことになるでしょう。生命の真の真髄の茶碗は貴方の目の前に置かれています。それを毎日飲むことです。そうすれば貴方は決して渇くことはないでしょう。




【解説】
 著者は私達に宇宙意識というものが、どのように存在しているかを優しく説いています。おそらくはこの学習講座を締めくくるに当たって、再度私達にその重要な要素である宇宙意識をどのように把握したら良いか、改めて説いているのです。
 これまで私達は「宇宙意識」というものを、何か特別な存在、遠く宇宙に出なければ遭遇出来ないような存在と思っていましたが、ここでアダムスキー氏は実にそれは、私達の目の前にあると説いています。信じさえすれば、いつも目の前に私達の渇きを癒す飲み物が用意されていて渇くことがないと言うのです。
 それ程に私達の行く末でいつも必要な知識を授け、見守って呉れる存在である訳ですが、その支援を受ける為には、先ず私達自身がその存在を信じ、信頼(信仰)を寄せることが最低限度必要なことです。贈り主に気付き、感謝することは最低限のマナーということになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落452

452 May the heart and the consciousness of the Creator manifest in your consciousness. May you walk and talk with Cosmic intelligence. Blessed are those who cannot see or hear mentally yet believe, for of such is the Cosmos. For what the physical sight does not see is the power and intelligence by which we do see and hear.
452 創造主の御心と意識が貴方の意識の中に現れ出ますように。貴方が宇宙の知性と共に歩まれ、語らいますように。心で見聞き出来なくても、信じることが出来る者達は恵みを受けています。何故なら宇宙はそのようなものであるからです。肉眼が見えないとしているものとは私達が現に見聞きする元になっているパワーと知性であるからです。




【解説】
 私達の日常は大なり小なり様々な問題を抱えています。それを乗り越えるのに四苦八苦を重ねる毎日なのですが、それもこれも私達自身の過去からの要因の積み重ねが原因となっている訳で、その中で私達がもがくこともある意味止むを得ない道程であるように思われます。
 そうした中にあっても、この生命の科学の教えは、私達に解決策を示唆して呉れる宇宙的原理を授けるものであるのです。多くの私達が困難にまみれる中にあって、問題解決はひとえにこの普遍的原理を如何に体得し、行動するかにかかっているのです。
 かつてウエイン・ダイヤーは人々に向かって、一体あなたの何処が悩んでいるのかと問うたことを思い出します。自身の身体の何処も悩んでいることはなく、唯一、心だけが悩みを抱えていると諭していました。つまり、私達の心の抱く問題が私達全体を支配しているのであり、それは大変不合理と言わざるを得ません。もっと調和のとれた宇宙的振動を体内に採り入れること、心の不調和を改め、宇宙的な振動に再調律することが必要なのです。
 本文は、私達の心を目には見えない宇宙的振動、宇宙的意識に調和、共鳴させて、宇宙的要素の表現者になれと私達に説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落451

451 And so to get the pearl of your being you have to do a lot of digging. This will take courage and determination but it will be a reward of eternal happiness for those who accomplish through perseverance. And I will never dismiss you from my consciousness, nor will the Brothers. We will help you on the road of progress.
451 そして貴方の存在の珠玉を得る為には、貴方は多くを掘り進めなければなりません。これは勇気と決心を必要とするでしょうが、それは忍耐を通して達成する者達に永遠の幸せという報酬となることでしょう。また、私は決して私の意識から貴方を見捨てることはありませんし、宇宙兄妹達もそうすることはありません。私達は貴方を進歩の道筋の上で助けることでしょう。




【解説】
 覚えて置かなければならないことは、私達が探求しているのは自分自身の内部であるということです。何か真理を求めて遠い地を目指すことではありません。私達の内側に全ての問題点と解決策があるという訳です。
 それ故、各自が自らの精神状況を監視、探求する中で、私達本来の姿を見出す必要があるのです。長い期間、放蕩しても結局は自分自身を探求する以外に解決は無いということでしょう。
 本項で著者は、私達が自分を理解する中で、各自の秘めた才能(珠玉)を見つけることが出来ると励ましています。また、私達を遠く離れていてもいつも支援すると約束していることも大切に心に留めたいポイントです。つまりは、教師はいつまでも弟子を見守り、陰ながら支援して呉れることを約束しているのです。修行者を案じ、慈しむ仏陀の姿と重なる優しさが示されていることにも私達は感謝したいところです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落450

450 This series of lessons will be just as good 20 years from now as they are today, for there is no end to their revelations. They can be your guiding posts through the balance of your life. And I do know that most of you want the fullness of life. And I definitely know that you can have it by applying the knowledge within these lessons. Do not be discouraged by a slow progress for a slow progress is a firm growth. I do know that it is not easy at first for many habits have to be changed. But like everything else the finer quality and the most valuable gold is not on the surface. We have to dig for it which is hard work.
450 この一連の講座はこれから20年経っても今日と同様に優れたものであることでしょう。それらがもたらす諸啓示に終わりは無いからです。それらは貴方の生涯のかじ取りにおける案内標に成り得るものです。そして私は貴方がたのほとんどが人生の充実を求めていることは分っています。そして私は貴方がこれらの教課の中に含まれる知識を適用することによりそれを手に入れることができることを確実に知っています。進歩が遅いことでがっかりしないことです。何故ならゆっくりした進歩はしっかりした成長であるからです。私には最初はそれは容易で無いことは良く分っています。多くの習慣を変えねばならないからです。しかし、他のあらゆるものと同様に、より精緻な性質のものや最も価値のある金は表面にはありません。私達はそれを求めて掘り進めなければならず、その仕事はきつい仕事なのです。




【解説】
 私達に向ける著者の言葉は実に優しい響きがあります。この講座を繰り返し探求することで如何に私達が恩恵を受けるかを私達に語っています。
 最も敵とすべきは各人の習慣、怠惰な生活習慣です。いわば私達の本体を覆っているこの習慣物を打破しながら、探求は進められる訳で、硬い岩盤を一つ一つ解消しながら進むその作業は容易とは言えません。
 しかし、その成果は真の自己の発見、発現につながり、私達の人生を実り有るものとすることでしょう。その為には、途中で放棄することなく継続してツルハシを振るうことが必要です。最後に充実した人生を得る為には、中途で断念、放棄すべきではありません。著者は私達に進歩はゆっくりで良いのだと諭しています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落449

449 It would be wise for a person to reread at least one page of a lesson a day and live in the awareness of what it contains. And you will be amazed how much more you get than you did at first.
449 1日少なくても1頁を読み返してそれが含む内容を自覚して過ごすことは賢明なことでしょう。そして貴方は最初に読んだ時より、如何に多くのことを身に付けたかを知って驚くことでしょう。



【解説】
 毎日本講座のテキスト一頁を読んで、その日一日をその内容についての印象を広く求める態度は、非常に有益だと各自の学習のキーポイントを説いています。
 仏教で言えば毎朝の読経はそういう意味もあるということでしょう。私達は様々に変動する社会の中で生きており、ややもするとこれら時代の潮流に流され易い生活を送りがちです。ふと気が付くとテレビ番組に支配された生活に陥っていることも多いのではないでしょうか。
 しかし、これら習慣的な生活は滅びに至る道であり、各自本来の生き方を目指すべきことは明らかです。毎日一頁ずつでもその内容を自ら理解し、応用しようと行動することが各自の進化に繋がるというものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落448

448 The lessons that you have received have been blessed by the Brothers for each individual's purpose. And they should be honored as an individual gift containing an everlasting avenue of development. For we know that the mind cannot remember all of the phases given and you will have to go back and re-read many things in order for the mind to continue its development.
448 これまで貴方が受け取った講座は各自の目的の為に宇宙兄妹達から祝福されたものです。そしてその講座は永続する進歩の大通りを含んだ個人的な贈り物として敬意を払われるべきものです。私達は心と言うものは与えられた側面の全ては思い出せないことを知っていますので、心がその発達を続ける為には何度となく元に戻って繰り返し読む必要があるでしょう。




【解説】
 本項はこの学習コースが私達地球人の進化を願って、他惑星人が特別に用意した学習教科であることを端的に述べています。つまりは、一連のアダムスキー哲学と称されるものを一括りとして編み出された学習テキスト(経典)であるのです。
 本講座をこれまで学ばれて来た方はお分かりのように、本文は必ずしも整然とした体系化の元に表現されているとは言えませんし、時々の話題を通じて、当時の最新の情報を織り交ぜながら例を示しつつ、著者の日常の言葉で説かれています。
 従って、これらの中からそのエッセンスを取り出すには、各自が自ら工夫、考察してその説く所を抽出する必要がある訳で、そこに他惑星の兄弟達が私達に期待する要素があり、また類似した事象を私達自身が身の回りに発見することで理解が深まることになるのです。
 本文に記されている通り、私達の心は大変忘れ易い存在で、繰り返し読むことでそれを克服し、理解を深めよと説いています。精進という要素が私達が日常生きて行く上の一大原則であるのは、このことに由来するのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落447

447 The Brothers would like to know how many of you have developed sufficiently through this course to organize a group for this study. And in this way you would be helping others, as well as yourself, to understand the self. And by so doing we could have a better world's society.
447 宇宙兄妹達は貴方がたの何人がこの学習コースを通じてこの学習の為のグループを組織するまでに十分発達したかを知りたいと思っています。また、このようにして貴方は自分自身と同時に他人をも助けることになるのです。そしてそのように行動することで、私達はより良い世界社会を得ることが出来るのです。




【解説】
 本文からこの学習コースが宇宙兄弟達によって如何に注意深く編纂されたものであるかが分かります。私達学習者の理解度、進捗度に大きな関心が持たれていたのです。
 他方、私達は常に本文で表現されていることを、そのままそらんじて終わるということは意味を持ちません。この種の自己開発は、教材でもあり、訓練の対象でもあるのが私達自身です。その行動を通じて、本講座で伝えようとしている内容を把握し、気付いてそれらをより良い方向に昇華すること、即ち実践的経験を重要視しなければなりません。
 多くの人達が向上の道を求めており、それらの人達に対して進んで門戸を開き、自分達自身で彼ら宇宙兄弟達のこれまでの任務を引き継ぐ者達が求められていることになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落446

446 As things on earth keep on developing it is possible that new knowledge will be coming from time to time from the Space Brothers. So if you choose to be informed you may ask to have your name entered on the list. And also let us know how well you have done with the lessons and what questions you have pertaining to the course. It probably will be impossible to answer your questions individually, but when time permits we will compile a booklet of questions and answers.
446 地球上の物事は発達し続ける為、新しい知識が時々に応じて宇宙兄妹達からもたらされる可能性もあります。ですから、もし貴方がその知らせを受けることを選択する場合は、そのリストに貴方の名前を入れるよう要望されてもよいでしょう。そしてまた、貴方が教課を如何に良く学んだか、また教課に関連してどのような疑問を持ったかについても私達に知らせて欲しいのです。皆様の質問を個別に回答することはおそらく不可能でしょうが、時期が許せば私達は質疑応答の小冊子を編纂することでしょう。



【解説】
 本講座が執筆され、学習コースが発行された当時の状況を本項は良く表しています。
 ポイントの一つは著者アダムスキー氏はこの学習コースの受講者に対してその質疑に丁寧に答えようとしていたことです。また、最終的にはこれらを取りまとめて「質疑応答集」を編纂することも計画されていたことです。
 実はアダムスキー氏による「質疑応答集」は別途発行されていますが、それが本項で言う「質疑応答集」であったのか否かについては残念ながら確証はありません。
 またもう一つのポイントは、アダムスキー氏は受講者に対してその後の宇宙情報を提供することを約束していました。当時は、ニユーズレターの形式で各自に印刷物を郵送する他、手段がない中で文字通りの奉仕活動と言えるものでした。マスコミに頼らず、地道な普及活動が当時行われており、協力者(コーワーカー)の尽力がそれを支えていたという訳です。
 一方、今日私達を巡る環境は、より便利になり、パソコンを介して世界中と交流することが出来る時代になりました。本項の中身を振り返る時、この状況を私達が十分に活用出来ていないことに歯がゆさを感じるのは私だけなのでしょうか。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落445

445 The twelfth lesson is of course the summation of all of the lessons and I hope that all who have taken this course have made it a part of themselves through their sincere effort to understand life. This is but a beginning for each time you restudy the many points given, you will enlarge the development of your Cosmic self. You do not need anything else for you have all of the tools necessary for your continued development.
445 第12課はもちろん、全ての教課のまとめであり、私としてはこのコースを学んだ全員が真面目な努力を通じて、生命を理解しようとすることを自らの一部にして来られたことを願うものです。これはしかし、始まりでしかありません。貴方が再学習する度に多くのポイントが与えられ、貴方は貴方の宇宙的自我の発達を拡げることになるからです。貴方は他に必要なものは一切ありません。貴方は貴方の継続的な発達に必要な道具の全てを持っているからです。



【解説】
 最終の第12課のまとめとして、本項で著者は私達にこの生命の科学学習コースの今後について、非常に大切な事柄を解いています。
 一つは、今後私達はこの講座の内容を自分のものとすべく生活姿勢全般の中に採り入れよとしている点です。即ち、各自自分の生活の中で、自身や他の生きもの達の生命(いのち)についてより深く理解するようこのテキストを基に学んで行けということです。自分自身の生き方を通じて探求し、応用せよということです。
 もう一つは、私達がより宇宙的な心境を深め拡張すればするほど、長年の問題となっている自分のエゴの部分は縮小するということです。より良い方向に進めば、自ずと問題も消え行くという訳です。
 そして何よりも大事なのは、私達は単に知識としてこの生命の科学を学ぼうとしているのではなく、自分自身を宇宙的な方向に開発し、より調和的な存在に精華することに大きな意義があるということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落444

444 Lesson eleven on the exploration of Cosmic Space explains space as consciousness. And how when the mind blends with it it can explore any phase of space. Returning to the statement, where a man's heart is, there he is also, let us analyze the meaning of this. i.e. A person walking into a building can be attracted to one single thing and fail to see the other things in the building. I will use this as an illustration of alertness. Two men enter a tavern for a glass of beer. One is very observant and many things register on his mind such as a large beautiful picture and an attractive lady seated alone at a table. When they have finished their refreshment the two men leave. The observant one commented on the unusual picture and the attractive lady there alone. The other man who had been interested only in the drink had not seen any of these things but his interest was aroused and he suggested that they go back so that he could view them. I use this only to show how two people may travel consciously yet one will see much more than the other.
444 宇宙空間を探検する第11課は意識として宇宙を説明しています。また心が意識と融合する時に心がどのようにして宇宙のあらゆる側面を探検できるかについてもです。人の心がある所、その者もまたそこにあるという声明に戻ってその意味を分析しましょう。即ち、建物の中に歩いて入る人物があるたった一つの事柄に関心を引き付けられていた為、建物の中の他のものを見過ごす場合です。私はこれを警戒状態の例として用いることにします。二人の男が1杯のビールを飲む為、バーに入ります。一人はとても観察力があり、例えば大きな美しい絵があったとか、テーブルに独り魅力的な女性が居たとかという多くの物事がその心に記録されます。二人が一息ついた後、彼らは立ち去ります。観察した男は珍しい絵や一人そこに居た魅力的な女性について話しをしました。一方の男は飲むことしか関心が無く、これらのことのいずれも見ていませんでした。しかし、彼の関心が呼び起こされた為、彼はそれらを見に戻ろうと提案しました。私はこの例を如何に二人の人達が意識的に旅行してもある者はもう一方の者より多くを見るかも知れないことを示す為、用いているのです。




【解説】
 私達は第11課では宇宙空間への意識による旅行について学んで来ました。実際のところ、まだまだ私達の現状より高いレベルですが、それでも著者は様々な喩えを用いてポイントを説いています。
 まとめの本項では、その内、私達が仮に意識による旅行を行えたとしても当人の知覚力が十分拡がっていないと得られる知識は限られたものになることを説いています。
 つまり、せっかくの機会も十分に活かすことが出来ないという訳です。
 それを防ぐには、日常から私達は自身の知覚力を鋭敏にしておく必要があります。神社の社殿同様に、私達の中にある鏡を曇らすことなく、常に磨き上げておき、何時如何なる時、閃光が照らされても、それらに対応出来るようにすることです。この精進を積み重ねて置けば、やがてその機会が訪れた時、大きな成果を成し遂げることが出来るという訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落443

443 Lesson ten is on Cosmic Traveling. Jesus said that wherever a man's heart is there he is also. It means that man is wherever he is consciously aware of being.
443 第10課は宇宙旅行です。イエスは人の心がある所には、その者も居ると述べていました。それはまた、人は意識的にどこに居ようともそこに居ることを知覚することを意味します。




【解説】
 第10課は意識による旅行とも言える教科でしたが、私達が未だにその領域に達していないのは、私達自身が自らの意識というものを自己の肉体の外に拡張した経験の無いことに由来するものと思われます。
 多くの方がご存知の通り、アダムスキー氏は1952年11月20日の正式なコンタクトの前に自らRoyal Order of Tibet(ロイヤルオーダーオブチベット)その他の啓蒙団体を主宰していました。それらの活動の中でPioneers of Space(宇宙のパイオニア)他の書籍を自費出版しています。その内容はアダムスキー氏自身が意識による旅行の体験が元になっているとされています。
 後日、その内容のほとんどが正しかったとアダムスキー氏自身が語ったという話を聞いたことかあります。
 実は私達の中にも類似した体験を有している人も多いでしょうし、未来の事象を事前に垣間見た人も居ると思われます。これらはいずれも本項で言う、意識による時空を超えた旅行というものかと思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落442

442 Lesson nine is on Cosmic and carnal cell activity. This is like any thing that we construct by using nature's materials to make things suitable for man's use. Through habits of the mind we create carnal cells. For the mind like the Son has the potentials of the Father. When the mind does not give credit to the Father it assumes that it operates on its own. And this brings a separation between the Cosmic Creator and the mental creator through the mis-use of the Cosmic Law. This is why the Father and the Son must work as one. As Jesus said, メ I and the Father are One. I the mind and consciousness are one. Or I of myself do nothing but the Father that worketh through me does all of the work.モ Meaning, I the mind do nothing but the consciousness through the mind does it all. For a mind without consciousness is dead.
442 第9課は宇宙的細胞と肉欲的細胞の活動についてです。これは人間の使用に適するように自然の材料を用いて物を私達が作るのに似ています。心の習慣を通じて、私達は肉欲的な細胞を造り上げているのです。何故なら、心は父の潜在力を持つ息子のようなものであるからです。心が父の功績を認めない間は、心は心自身によってそれが動かされていると思ってしまいます。そして、このことが宇宙の法則の誤用による宇宙の創造主と心による創造者との間に分離を生じさせるのです。これが父と息子が一つになって働かなければならない理由です。イエスが言ったように「私と父は一つ。心である私と意識は一つになっています。あるいは私自身である私は何も行っておらず、私を通して働く父が行っているのです。」つまり、心である私は何も行っておらず、心を通じて意識が全てを行っています。意識無しには心は死んでしまうからです。



【解説】
 第9課では私達身体の中に心を主人とする肉欲細胞と、宇宙意識に従う宇宙的細胞の2種があることを学びました。本文にあるように私達の心は創造的要素も与えられている為、自らに従う子分を積極的に創り出そうとしているのです。おそらく高齢になるにつれて身体の中に占めるそれら心に従属する細胞も増えているに違いありません。それが老化を進行させているということもあるでしょう。
 これに対して私達は自身の末路をも含めてそれらの行く末の限界を改めて直視することが必要ですし、そもそも私達が誕生した目的を振り返る必要もあるのです。
 確かに私達の身の回りを見れば、そのほとんどは人間が製造、構築したもので成り立っていることが分かります。しかし、その真実を突き詰めると、そのいずれもが人間を表現の媒体として何か高位の意思が働いて製品化に漕ぎ着けたものであることが分かります。つまりは私達はこれら宇宙的な印象を実現した結果として、得られたものの恩恵を受けているのです。このことを自覚すれば全ての人間の活動のお蔭という訳にも行かず、全ては宇宙的なインスピレーションの現実化の成果を享受していることが分かる筈です。人間(心)の技と自慢するのは、傲慢でしかないのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落441

441 Lesson eight is on Cosmic Oneness and how when one may feel separate from another or other forms the feeling comes through lack of knowledge. As Jesus has said, "if you hurt any one of these you have hurt Me." There is no division or separation in the Allness. And if we let the consciousness which is the creator of all forms replace the domination of the mind the feeling of loneliness and separation will vanish. And these feelings will be replaced by the closeness of the Creator or our own Cosmic counterpart.
441 第8課は宇宙的一体性についてであり、人が他人あるいは他の形有るものから分離していると感じる時、その感じは知識の不足から如何にもたらされるかを示しました。イエスが「もし、貴方がこれらの者達のいずれかを傷つけるなら、貴方は私を傷つけたのだ」と言ったようにです。全体性の中にあっては分裂や分離は無いのです。そしてもし私達があらゆる形有るものの創造主である意識を心の支配に置き換えるならば、孤独感や分離感は消え去るでしょう。そしてこれらの感じは創造主あるいは私達自身の宇宙的片割れとの親近感に置き換えられることになります。



【解説】
 自然との真の一体感とは何かについて、第8課で私達は学んで来た筈です。通常、対象と一体になっていると実感する時、自他の区別はなく相互の思いが互いに伝わるというものですが、本項ではかつてイエスが説いた言葉を引用して、その状況を示しています。
 おそらく一体感とは互いの意識が融合する状況で、想念・印象を共有する状況と思われます。
 そうする中で、互いに自他の区別なく想念・印象が交流する訳で、もはや孤独感は消失することでしょう。またその延長上には自分が宇宙の一部、と感じ、宇宙への帰属感も生まれ、充実した心境になるもとは間違いありません。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落440

440 Lesson seven was on Cosmic memory and the importance of memory in order to benefit from past experiences. The mind is not a good retainer of memory unless it blends with the consciousness where memory is eternal.
440 第7課は宇宙的記憶と過去の体験から恩恵を受ける為の記憶の重要性についてでした。心は記憶が永続する意識と融合しない限り、記憶の良い保持者にはなれないのです。




【解説】
 私達は体験を通じて学んで行く訳で、その体験を記憶していられなくなれば、再び同様の過ちを繰り返すことにもなりかねません。私達が成長して行くのは、これら経験を積み重ねることに由来しているのです。
 しかし、残念ながら私達地球人の記憶力は甚だ弱いものと言わざるを得ません。まして高齢になると新しい事柄や最近の出来事が容易に記憶されない事態が生じます。昔のことは覚えていられるのに、最近のことを記憶していないというのです。その原因は各人の記憶容量の限度によるものか、脳内部の衰えによるかどうかは分かりませんが、残念な現実と言わざるを得ないのです。
 一方で優れた音楽家が楽譜を見ずに長い曲を演奏する等、人間本来の持っている記憶の素晴らしさには驚くばかりです。このことについては本文の短い語句の中に示されているように、実は記憶は意識の中に蓄積され、意識と融合することがそれを引き出すことが出来ると示唆しているのです。
 意識が英知である所以がその記憶性にあるということでしょう。演奏家は自ら意識の扉を開いてその中に温存されている記憶を手繰り寄せて演奏しているという訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落439

439 Lesson six was on newness. In order to rejuvenate the body one must rejuvenate the mind first. And this is done when the mind is interested in all new things which is progress.
439 第6課は新しさについてでした。肉体を若返らせる為には、人は先ず心を若返らせねばなりません。そしてこれは心が全ての新しい物事に関心を持つ時に起りますし、それが進歩である訳です。




【解説】
 おそらく人の願望の第一は「若さ」ではないかと思われます。特に高齢になると自らの老いが目立つことからも、ますます若さの大切さを実感するものです。
 一方、自然界では老木は人知れず倒れ、朽ちる一方、新しい世代の芽がそれを乗り越え、新芽を出し、森が再生される等、常に活動的であり、若々しい状態を保ちます。おそらくこれは自然自身の中に常に活動的な波動が流れており、老化という要素は存在しないことに起因しているということかと思います。
 これら自然界の活動は昼夜を問わず活発であり、丁度、夏野菜が驚くべきスピードで実るように、その変化は私達の目でも容易に見てとることが出来ます。本来このように自然界は目まぐるしい程に流転しており、活動的です。その活発な波動は創造的であり、それらに同調することは私達の肉体にも影響を及ぼします。
 他惑星人の長老は実に1000年もの寿命を生きているとされていますが、その方々の精神活動は、これら大自然の活動と同期同調しているが故に、老いというものが存在せず、若さが永遠に保たれているという訳です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落438

438 In lesson five we explained that the intelligence and power of all life comes through consciousness. And also how the Creator is manifesting Himself through all form life.
438 第5課では私達は意識を通じてもたらされる全生命の知性とパワーについて説明しました。またどのようにして創造主が全ての形あるものの生命を通してご自身を現されるのかについても述べたところです。




【解説】
 これら一連のアダムスキー哲学の中で根幹を成しているのが、本項にある意識(consciousness)です。これまで各自が学び探求して来た中で、どれ程この意識について理解を深めて来たのかが問われることになります。
 とかく初学者の間は、「意識」という言葉に捉えられがちであり、特殊な存在と概念しがちですが、学習を進めて行くにつれて、私達自身、日常的に活用し、助けられている存在であることが分かってくる気がして来ます。
 特に難しい存在でなく、野に生きる虫達や花や草木達が各々意識と繋がっていることで生命を謳歌しているのです。唯一その門を開く為に必要なことは、誠実や素直さといったごく単純な精神状態、心境のように思います。野のユリその他の比喩にあるように、この真実はイエスの時代から地球人に説かれてきた内容です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落437

437 In lesson four the relationship of all creation was explained from the smallest to the greatest manifestation that one can conceive. See it all interrelated with no divisions, each dependent upon the other.
437 第4課では全ての創造物の関連性が人が知覚出来る最小の創造物から最大の創造物に至るまで説明されました。全てが区切り無く相互に関連しており、各々が他に依存していることを見なければなりません。




【解説】
 第4課では万物の相互関係が説かれました。
 以前、テレビで作家五木寛之氏が仏教伝来の地を訪ねる番組がありました。そのシリーズの中で勧告の仏教寺院を訪ね、「最近、日本の学校で児童が"何故人を殺してはいけないのか"という質問を教師に投げかけ、教師は答えに窮したとい話があるが、それはどのように答えるべきでしょうか}と問い掛ける場面がありました。するとその高僧は「他人と自分は繋がっているので、他人を殺すことは自分を殺すことになる」と明確に回答したのです。
 本項で学ぶ相関性とは万物を見る時、このように自と他との区別無く、同じ同朋と認識することに繋がります。それは、身体各部の要素が互いに協力補完し合って、人体という有機体を構成しているのと同じです。
 すべてのものは、想念・印象の波動への共鳴から物質上の相互依存まで含めて、互いにつながり結びついているのです。その理解が調和ある行動をもたらすことになるのです。

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