生命の科学 第12課

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落466

466 When a mind and consciousness combine in equal proportions man can rebuild his body in perfection of health. And only success can be known through this law.
466 心と意識が等分に結合した時、人はその肉体を完全なる健康状態に再建することが出来ます。またこの法則を通じることによって、ただ成功あるのみです。

 「生命の科学」学習講座の最後に記されている一文が本項です。著者が私達に伝えようとした最後の言葉が本項に書かれている「心は意識と協働することではじめて豊かな未来が拓ける」ということです。
 目に見えず、耳にも聞こえない想念や印象を授ける不可知な意識の存在を日常どのように感じ取り、その指導に従うかが私達にとっての実践上の課題です。
 一方、人々の中には通常の人間の能力から見て考えられないような「奇跡」を遂行する者も居りますし、その者の活動の原理の中には多分にその意識との交流があるものと考えています。芸術家のインスピレーションやその後の作品造りや演奏表現を見ても、到底通常の私達の心では達成出来ないレベルも多いものです。
 しかし、一度私達が意識と融合し、自らを宇宙の生命力の源泉が湧き出す経路にまで高め、自身の意思を創造主の意思に委ねれば、私達各々が創造主の華麗な表現者となれる筈です。
 本講座はかくも広大で普遍的な役割を秘めており、皆様の引き続きの学習と成果発揮をお祈りするものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落465

465 An electric bulb needs the power of both principles, negative and positive, to produce a light. And the feminine and masculine are both needed to bring forth an offspring. This is the law that has and will work through eternity for the reproduction of forms that is everlastingly taking place. There is nothing impossible through this law.
465 電球は明かりを造り出す為にはマイナスとプラスの両方の原理を必要とします。また、子孫をもたらすには女性と男性とが共に必要とされます。これは永続的に続く形有るものの再生産の為、これまでもそしてこれからも永久に作用する法則です。この法則を通じて不可能なものは何一つありません。


【解説】
 電灯の例も、雌雄による子孫の誕生の例も、これらプラスとマイナスの両面の要素が融合してはじめて現出する創造作用という訳です。元はといえば私達は食料のほとんどを植物から得ていますが、穀類をはじめとする食料は植物の種子や果実であり、植物達のこれら子孫繁栄に向けた創造作用の賜物という訳です。
 このように宇宙の創造作用は私達の身近に存在するのですが、日常的に私達はこれら創造作用に気付くことはありません。本講座を自分のものにする為には、少しずつでも身の回りに創造作用を見出し、何よりもご自身の身体や精神作用、日常の行動の中にそれら創造作用を表現するよう努力することが必要です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落464

464 In Cosmic or creative mathematics it would read like this - one and one does not equal two but three. For every time that two principles are put together properly there will be a manifestation which is number three. This also goes back to one - for the three now become as one complete manifestation.
464 宇宙的、或いは創造的な数学では、それはこのように読み取ることになります。即ち1プラス1は2に等しくはなく、3に等しいと。何故なら、二つの原理が適切に協働する時はいつでも、数字で言う3に相当する創造が生まれるからです。このことはまた、一つに還ることでもあります。何故なら今やその3者は一つの完全なる創造の現れになっているからです。


【解説】
 本項は言うまでもなく、動植物の雌雄の融合による子孫の繁栄についても示すものです。2つの異なる原理とは男性原理と女性原理を示すものであり、男女もしくはプラスとマイナスが協働することで新しい世界、生活が築けるとしています。
 この示す内容は各自の日常の生活としては、よく実感出来るものとなっています。協働することで互いをより深く理解し、双方の才能を伸ばすことが出来れば、最高の生活ということが出来ます。
 一方、これは男女に関する原理だけではないように思われます。つまり、自分とは異なる想念を持った者と協働して何かを造り上げるような機会についても同様なことが言える訳です。従来無かった概念が生まれ、新しい心境や作品が生み出されるのも、こうした創造作用と言える訳です。
 大切なことは、互いに融合し合える柔軟性と包容力ある心境を持つということでもあります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落463

463 Now let us review from the beginning of the lessons; First, we will consider the consciousness within which ideas are born. In other words have a conscious blueprint of what the manifested action is to be with full faith and confidence in the ability of consciousness to produce it. Second - you cannot leave the idea in the blueprint and have a manifestation so a command which is the word is given with full confidence in the result. Notice that consciousness is the conceiver and creator of ideas. The Holy Ghost or Spirit is the power and intelligence. And the Son is the manifestation in the Likeness and the Image which the consciousness had and this makes the Trinity. It reads like this in all life - first the consciousness - second the holy ghost or spirit as the religious world has it, and then the manifestation which is the son.
463 それでは教科の最初から復習しましょう。最初、私達はアイデアが生まれる意識について考察することになるでしょう。言い換えれば、現出化させる行動の意識的青写真に対しては、それを造り出す意識の能力に完全なる信頼と確信を持たせることです。第二は、貴方は青写真にアイデアを放置したまま現れを持つことは出来ませんので、言葉である命令が結果への完璧な確信と共に与えられることになります。意識はアイデアの受胎者であり、創造主であることに注目して下さい。聖なる魂、或いは霊魂と呼ばれるものはパワーであり知性です。そして息子は神の似姿やイメージに向けた創造物であり、これが三位一体を構成します。それは全ての生命においてこう読むことができます。第一に意識、第二に宗教上の言葉が言うように聖なる魂、或いは霊魂、そしてその次に息子である創造の現れです。


【解説】
 本項では改めて古来から言われ続けていた創造の仕組みについて解説しています。私達の言う意識の機能が諸々の想念やアイデアを生み出す源泉であること、更にその力を実現させる為の聖霊と呼ばれる原動力、そしてその創造主の似姿をもって生まれた私達についての関係が述べられています。
 この中で注目したいのは「言葉」の持つ役割です。古来より日本神道には言霊の思想があったとされています。即ち、言葉には物事を引き寄せ、生み出す力があると信じられて来た訳です。私達もこのように文字に表すことは、想念を言葉で表現することになるのですが、その言葉には創造する力があるとすれば、大いに日常を注意して生活する必要があります。
 やたらに言葉にすることは慎み、常に良い面、望ましい方向で言葉を用いる必要がある訳です。まして私達は生来、創造主の似姿としての役割がある以上、質的にも同種の言動をとる責任があるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落462

462 It is this kind of certainty that must prevail within each one of us, knowing that whatever idea we desire will manifest. In other words there must be full confidence in oneself that whatever the idea is, it will be brought forth, not the slightest doubt must enter. Having this type of confidence in whatever one does is having confidence in the Creator and with the Creator there is nothing impossible.
462 私達が願うどのようなアイデアであれそれは現実化することを知った上は、私達各自の中で支配的となるべきものはこの種の確信です。言い換えれば、そのアイデアが何であれ、自分自身の中にそれがもたされるだろうとする完璧な信頼がなければならず、ごくわずかであっても疑念が入り込んではなりません。何をするにせよこの類型の信頼を持っていることは創造主への信頼を持っていることになりますし、創造主と共にあれば、不可能なものは何もありません。


【解説】
 「想いは実現する」とはよく聞く言葉です。本項は、その本来の意味と動作原理を説いています。
 もちろん、私達は神の似姿として創造されており、神と同じように物事を生み出す能力を有しています。この自らの能力に気付くことの重要さを私達はよく自覚しなければならない訳です。
 即ち、創造の過程では一切の疑念を挟むことなく創造主への信頼の上に自らの想いを宇宙に解き放つということです。
 重要なのは、こうした能力を私達は自身に備えており、創造主に信頼を寄せるように自分自身の中の意識、善なるものが現実世界に発現することのみを願うことです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落461

461 In Genesis we are told that the first Creation was a Void, and without form. That in the second creation forms began to manifest. But we should notice here that the Creator gave a command, or instruction to the spirit which in this case is power, to the small amount of intelligence in the elements to carry out His command. And there had to be intelligence in the elements in order for them to carry out the instructions. You can plainly read in the Holy Writ how the form of a man was created, as well as all things. And there was no doubt in the Creator's consciousness whether a form would manifest or not for there was an absolute assurance that it would. And you can notice that the command was not repeated, it was given once and that was all.
461 創世記で私達は創造の最初は気空であり、形は無かったと伝えられています。そして第二の創造で形が現出し始めたとされています。しかし、私達はここで、創造主が命令、即ち指示を霊魂、この場合は力である霊魂、そして創造主の命令を実行する為に各元素の中にある微小量の知性に対して与えたことに注目すべきなのです。そして、その指示を各々が実行する為に各元素の中には知性が無ければならなかったのです。貴方は聖書の中に万物はもちろん、人間の形がどのようにして造り上げられたのかを率直に読むことが出来ます。そして創造主の意識の中には形あるものが現出するかどうかについて疑念はありませんでした。何故ならそれがそうなるだろうという絶対的な確信があったからです。そして貴方はその命令が繰り返されなかったことに気付かなければなりません。それは一度だけ与えられ、それが全てであったからです。


【解説】
 伝えられる宇宙創造の物語における創造主の指示を対する万物の要素との関係について、本項は改めて考察しています。本項の説くところのポイントは、物質側、即ち原子・分子の側にもその創造主の指示を受けるだけの知性と感性があるということでしょう。
 また、本文最後に記されているように、創造主の指令は一度だけ行われ、以後は今日までそのままその指令は生きつづけている点も注目したいところです。
 即ち、その指令は宇宙の法則となってあまねく宇宙空間に広がり、丁度、梵鐘の音が末永く残響するように宇宙に鳴り響き続けているという訳です。
 もちろん、創造主の発した指令が実施的に衰退でもするようなら、創造主は再び何らかのステップを取る筈ですが、創造物達が指令を守り、その意図を汲んだ活動を続ける限りは、創造主は暖かくその者を見守ることは容易に想像出来ます。しかし、その反対に意図した方向とはあまりにもかけ離れた方向に進み、取り戻せない時は、それらを一度破壊して、世の中を立て直すことも創造主の責任と言うことも出来るでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落460

460 Notice that the Creator whom we call God was aware of the ideas in His consciousness but to have the ideas manifest He had to use the elements of the Cosmos in various combinations to bring them into form. As the elements did not have sufficient knowledge to know what kind of form they were to make a command was given by word or frequency to have them form into the desired pattern for a particular manifestation. But the elements did or do have enough intelligence to receive the command that is given.
460 私達が神と呼ぶ創造主は神ご自身の意識の中にあるその創造物に対するアイデア(訳注:「意図」或いは「原型」と訳される場合もある)については気付いておられましたが、そのアイデアを具現化させる為にはそれらを形有るものに変える為、諸々の組合せに宇宙の諸元素を用いなければならなかったことに注意して下さい。諸元素は自分達がどのような形を創ろうとしているのかについて十分な知識を持っていなかった為、個々の創造の現れに対して望ましいパターンにそれら諸元素が形づくられるよう、言葉、あるいは振動によって命令が発せられたのです。しかし、諸元素は与えられる命令を受けるだけの十分なる知性は持っておりましたし、現在も持っているのです。


【解説】
 今の季節(冬)、街路を朝歩いていると様々な形の落ち葉が足元に見えて来ます。それらは役割を終え、本体の木から離れ、その木々は冬支度を終えることになります。この一つ一つの木の葉はもちろん木々から生まれた訳ですが、1年のサイクルが一区切りの今、風に舞いながら地面に降り積もり、やがて他の生きもの達のシェルターや栄養分として役立つことになります。
 植物の種(しゅ)によって葉の形が異なり、寒暖によって生育の可否も違う訳ですが、同じ種ならば、同様な環境では皆同じ生命のサイクルを紡ぎます。先日も南半球のある都市で高さ30mにも達するように思われる巨大に成長したゴムの大木を見ました。日本では鉢植えにしかならない木が、実は環境が適すればそのように大きく成長する潜在能力を持っていることに驚いたものです。
 植物の持つ潜在力もまた、本項で言う創造主の贈り物と言えるでしょう。そして何処にあってもそのものに対して創造主が定めた目的を忠実に果たすこと、達成するよう常に努力することにおいて、植物ほど誠実なものはありません。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落459

459 The Bible tells us that God was, is, and forever will be and out of this creation has grown the many forms that we see in nature. These ideas can be classed as blueprints or patterns for various purposes, but they can mean nothing as long as they remain as only an idea for action is necessary in order to bring a manifestation.
459 聖書は神はこれまでも、現在も、そして未来永劫に存在し、その創造から私達が自然の中で見る多くの形有るものが成長して来たことを伝えています。これらの概念は様々な目的の為の青写真やパターンとして分類することが出来ますが、それらは一つのアイデアとして留まっている限りは何も意味はありません。現れをもたらすには行動が必要だからです。


【解説】
 これまで一部の宗教者や信者しか神の存在を認めては来ませんでした。また多くの既存宗教の中には様々な問題があり、目指すべき創造主のイメージを誤って伝えているものも多いように思われます。その結果、中東をはじめとする多くの国で宗教、即ち当事者が想定する神の違いによる争いが大きな問題となっていることは皆様、ご存知の通りです。
 一方、本項が言う神とは、実は更に普遍的、宇宙的な存在です。太古から現代、未来に至るまで宇宙全体を支える英知である訳ですが、その作用即ち指導は万物各々に適した内容となっているところが偉大なところであり、暖かい存在でもあるのです。私達がこの存在を自覚しないまま過ごすことは実にもったいないことです。また支援の手を差し伸べて下さる方の目の前を素通りすることは失礼この上ないとも言えるでしょう。
 創造主を信頼して、自己の進む方向をその指導の手に委ねること、即ち印象に従う行動をとる度量と創造主への信頼が私達には是非とも必要な要素になっています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落458

458 There is one thing that we must remember, consciousness always was, is, and ever will be expressing through created forms whether of this earth or other planets. For in consciousness ideas are born, myriads of them.
458 私達が覚えておかなければならないことが一つあります。意識はこれまでも、現在も、またこれからもずうっとこの地球であれ、他の惑星であれ、創造された形有るものを通じて現れ続けるということです。何故なら、意識の中には、アイデアが無数に生まれるからです。


【解説】
 今朝の通勤途上の電車の中で座席に座る幼児とその母親が目にとまりました。その姿は何か私の遠い昔の姿、今となれば半世紀以上も前の状況と似ているような気がしたものです。
 あれから長い年月を生きて来られ、今日に至っている訳ですが、思えば様々な出来事や人生の分岐点をくぐりぬけ、何とかここまで来た感じが湧いて来ました。
 この間、私を見守ってくれたのは、両親をはじめ多くの方々がありましたが、何よりその進路を導いてくれたのは、本項で言う意識であることは間違いありません。人間の一生を通じてその者に日々、生きる為の助言を行い、必要な環境を整えてくれたのはこの意識なのです。またそういう方策が用意されていなかったら、心単独で人生を生きて行くしかなく、厳しい地球社会ではまともに生き抜くことは困難であったろうと思われます。
 一人一人が一日も早くこの目に見えない意識の価値に気付き、その支援を享受して自分らしい人生を表現されることを願うばかりです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落457

Summation ;
457 From the different reports that I have received some of the students have virtually performed miracles through the use of conscious perception.
総括
457 私が受け取った種々の報告からすると、学習者の何人かは意識の知覚を応用することによって事実上、奇跡に近いことを成し遂げています。


【解説】
 この講座を学び実践することでどのような効果が出ているか、著者が明かしています。UFOの目撃例の追求や過去の歴史の探求だけではUFO飛来の目的は達成出来ていません。
 私達は目先の科学技術の追求よりも自分自身の精神面の探求や課題の克服について先ず取組みを求められています。そもそもUFO飛来の目的はそこにあり、かつての偉大な魂の来訪に加えて、防空システムの危険を冒して大気圏内に他惑星の宇宙船が飛来するには、それだけの覚悟と理由があるというものです。
 その結果、当時、他惑星人達が地球に残した学習書が本講座である訳で、本気になって学んで行けば、効果が現れるのは当然とも言えます。
 しかし、目先の結果が出ないと言って、落胆する必要はありません。私達は長い苦難の人生を経ており、それらの負債を今回の学習で償わない限り、目に見える効果は出る筈もありません。しかし、そうする内にも、いつかは効果は目の前の現実として明らかになり、進歩の成果が表れるものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落456

456 When cosmic conscious awareness is achieved life is understood and all effects looked upon as an expression of Cause Consciousness. So work patiently and diligently and you shall indeed know yourself and all life as a whole. A realization of the beauty of the interrelated cosmic picture as each experience falls into place as a part of your life.
456 宇宙意識への気付きが達成されると生命が理解され、全ての結果が因の意識の表現として見られるようになります。ですから、忍耐強く、こつこつ努力することです。そうすれば貴方は本当にご自身を知り、一つの統一体として全生命を知ることになります。それは一つ一つの体験が貴方の生涯の一部分として収まる、相互に関連付けられた宇宙的絵画の美しさの悟りです。


【解説】
 この同じ地球上に立っていても、他惑星人がどのような視点や心境で、世の中を見ているか、本項は丁寧に説明しています。
 とかく私達は結果の世界だけを見ていますが、他惑星の兄弟達には様々な事象をもたらしている原因も合わせて見えている訳です。互いの関係、各現象のつながりについて、あたかも高い場所から下界を観察するように、客観的に物が見えるのかと思われます。
 宇宙の意識が多少なりとも理解することが出来れば、自然の中の美しさに鋭敏になり、同時にその真の価値についても自覚することになります。身の回りに全てが限りなく輝くような美しさに埋もれていることを知るようになることでしょう。
 全ては創造主の意思の下に、本来の生き方を生きている姿を見ることが出来れば、私達の日常は一変するものと思われます。この世の苦しみはこうして解消されるものと思うものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落455

455 And man can partake of the joy of the bird in flight. And have a deep appreciation for the intricate delicacy of each thing that grows and blossoms. And marvel at the orderliness of the Cosmos. And as he does he becomes humble and grateful to be a part of so perfect a plan.
455 そして人は飛ぶ鳥の喜びを共にすることが出来ます。また成長し花を咲かせる各々の生き物の入り組んだ優美さに対して深い感謝を持ちます。そして宇宙の秩序に驚嘆するのです。またその者はそうする中で、自分がある一つの完全なる計画の一部であることに対して、謙虚になり、また感謝するようになるのです。


【解説】
 最近は鳥の写真撮影を趣味としている関係で、野外で鳥を探す機会も多いのですが、自由に大空を飛ぶ鳥達は、私達の憧れでもあります。また、職場の高層階のビルの窓からは、都会に生きるカラス達が目の前に広がるビルの空間を横でガラス越しに見る私を尻目に、自由な飛行を楽しんでいます。
 このように宇宙を自在に動き回る鳥達ですが、私達も一度(ひとたび)意識と融合すれば、肉体の置かれた場所に留まることなく、自在に宇宙空間に自らの意識を伸ばし、その快適さを享受出来るという訳です。
 また、同時に生きとし生けるもの達の躍動を感じることが出来ることから、私達自身の身体の細胞の活動状況も含めて、あらゆる生命活動を感じ取ることが出来るものと思われます。こうした中で、私達はこの宇宙が整然と組み立てられ、私達はその中の一員であることを自覚するのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落453

453 So believe in your consciousness as you have in your mind and soon you will walk as one with your cosmic self from which you have been separated all of this time. The cup of the true essence of life is now before you. Drink of it daily and you shall never thirst.
453 ですから貴方は貴方の心に対して来たように、意識を信じることです。そうすれば直ぐにも貴方は自分がこの間ずっと切り離されてきた貴方自身の宇宙的自己と一緒になって歩むことになるでしょう。生命の真の真髄の茶碗は貴方の目の前に置かれています。それを毎日飲むことです。そうすれば貴方は決して渇くことはないでしょう。


【解説】
 私達の内なる意識に気付き、それを受け入れることが如何に大事なことかを、本項は伝えています。私達はこれまで表層的な現象に左右される心に隷属して来た為、長らく忘れられていた意識を各自再発見する必要があるのです。
 毎日を意識とともに歩めば、他に望むものはありません。以後は全ての知識は無尽蔵に意識から授けられることになるからです。私達自身、その正体は何であったかをも知ることが出来る筈です。
 この「渇くことのない」生命力の源泉は、遠くイエスの時代にも説かれていた内容でもあり、私達がこれまで様々な人生を通じて求めてきたものでもある訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落452

452 May the heart and the consciousness of the Creator manifest in your consciousness. May you walk and talk with Cosmic intelligence. Blessed are those who cannot see or hear mentally yet believe, for of such is the Cosmos. For what the physical sight does not see is the power and intelligence by which we do see and hear.
452 創造主の御心と意識が貴方の意識の中に現れ出ますように。貴方が宇宙の知性と共に歩まれ、語らいますように。心で見聞き出来なくても、信じることが出来る者達は恵みを受けています。何故なら宇宙はそのようなものであるからです。肉眼が見えないとしているものとは私達が現に見聞きする元になっているパワーと知性であるからです。


【解説】
 本項の「心で見聞き出来なくても信じることが出来る者達は、.....」は、イエスの言葉そのものです。即ち、当時、イエスはこのことを人々に伝えていた訳で、本文の語る意味は大きいものがあります。
 私達は、これまでの心による支配から脱出して、心が今まで知覚して来なかった意識の作用、目に見えない宇宙の鼓動を感じ取るよう自らを鎮め、印象に心を開く努力をしなければなりません。そうする中で、自らの行動をそれら印象を表現するものに変貌させ、自らが宇宙からの印象の発現の道、表現の経路とすべきなのです。
 それには相当の忍耐と努力が必要ですが、それらを会得しない限り、先には進めません。自らの行動が創造主の意図したものになることが出来れば、人生の目的は達成されたことになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落451

451 And so to get the pearl of your being you have to do a lot of digging. This will take courage and determination but it will be a reward of eternal happiness for those who accomplish through perseverance. And I will never dismiss you from my consciousness, nor will the Brothers. We will help you on the road of progress.
451 そして貴方の存在の珠玉を得る為には、貴方は多くを掘り進めなければなりません。これは勇気と決心を必要とするでしょうが、それは忍耐を通して達成する者達に永遠の幸せという報酬となることでしょう。また、私は決して私の意識から貴方を見捨てることはありませんし、宇宙兄妹達もそうすることはありません。私達は貴方を進歩の道筋の上で助けることでしょう。


【解説】
 本項はこの「生命の科学」学習講座が他惑星文明によってもたらされた地球人への教本であることを明示しています。即ち、イエスをはじめ過去、他惑星から地上に訪れた多くの指導者の教えと同様、同質の内容を教本として編纂されたものだと言ってもよいでしょう。
 また更に重要な点は、こうして学ぼうとする者に対して、著者も他惑星の兄弟達も必ず支援すると明かしていることです。アダムスキー氏亡き後も宇宙兄弟達の活動は継続しています。私達各自が問題に当たった時、優しく諭してくれる存在も出現することでしょう。私達は私達にこの教科を授けてくれた人達との交流を願うものです。
 世情としては、様々な出来事や争い、主張が地球を覆い尽くすかのように広がっていますが、こうした中にあっても自らを探求し、真の生きる目的を掴もうとする努力に勝るものはありません。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落450

450 This series of lessons will be just as good 20 years from now as they are today, for there is no end to their revelations. They can be your guiding posts through the balance of your life. And I do know that most of you want the fullness of life. And I definitely know that you can have it by applying the knowledge within these lessons. Do not be discouraged by a slow progress for a slow progress is a firm growth. I do know that it is not easy at first for many habits have to be changed. But like everything else the finer quality and the most valuable gold is not on the surface. We have to dig for it which is hard work.
450 この一連の講座はこれから20年経っても今日と同様に優れたものであることでしょう。それらがもたらす諸啓示に終わりは無いからです。それらは貴方の生涯のかじ取りにおける案内標に成り得るものです。そして私は貴方がたのほとんどが人生の充実を求めていることは分っています。そして私は貴方がこれらの教課の中に含まれる知識を適用することによりそれを手に入れることができることを確実に知っています。進歩が遅いことでがっかりしないことです。何故ならゆっくりした進歩はしっかりした成長であるからです。私には最初はそれは容易で無いことは良く分っています。多くの習慣を変えねばならないからです。しかし、他のあらゆるものと同様に、より精緻な性質のものや最も価値のある金は表面にはありません。私達はそれを求めて掘り進めなければならず、その仕事はきつい仕事なのです。


【解説】
 本当の意味で人の進化に必要な全ての要点は、本書に漏れなく網羅されており、私達にとって本書は人生を共に歩むに足るだけの豊富な材料を供給してくれるものだと、著者は明言しています。
 文字として書かれていることを単に読んだ、或は覚えただけでは理解し身につけたことにはなりません。私達はこれまでの習慣で凝り固まった細胞達を解放し、本来の生命活動を帯びさせるには根気強い取組が必要です。
 20年経過しても本来の役割と意義は変わらないと著者が述べている通り、本書の示す内容ははるか先の目標までも視野に入れて記されている訳です。
 重要なのは、文字ではありません。その示唆する内容であり、ご自身の体験です。自ら体験することで身に付く知識になる訳で、どんな些細なことでも実践し、その得た結果をその原因となった想念や心境との関連を覚えておくことが重要です。
 本講座も時々の拙い私の感想を記している訳ですが、ご覧の皆様も各自、湧き起こるイメージ・心境を書きとめ他の人達と分かち合うことも大切な仕事のように思われます。そういう意味で、本サイトのコメント欄のご活用も歓迎いたします。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落449

449 It would be wise for a person to reread at least one page of a lesson a day and live in the awareness of what it contains. And you will be amazed how much more you get than you did at first.
449 1日少なくても1頁を読み返してそれが含む内容を自覚して過ごすことは賢明なことでしょう。そして貴方は最初に読んだ時より、如何に多くのことを身に付けたかを知って驚くことでしょう。


【解説】
 私達はこの「生命の科学」を少しずつ内容を精読し、その日1日を内容を考えながら過ごすことだと本項は説いています。毎日僧侶が読経し、一日を始めることと似ています。
 自分の生活の中に意識からの印象を受け取り、素直に行動できるよう心を鎮めて日常の仕事に従事する中で、時としてひらめきや悟りの境地が訪れることでしょう。今まで気付かなかった自然の中の美しさや生きもの達の営みについて多くの気付きも生まれ、それ故に人格も形成されて行くものと思われます。
 そもそもこのような学習を何の為に行うのか、自分にとってどのような意味を持つかを再確認した上で、本講座に向き合う必要もあるでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落448

448 The lessons that you have received have been blessed by the Brothers for each individual's purpose. And they should be honored as an individual gift containing an everlasting avenue of development. For we know that the mind cannot remember all of the phases given and you will have to go back and re-read many things in order for the mind to continue its development.
448 これまで貴方が受け取った講座は各自の目的の為に宇宙兄妹達から祝福されたものです。そしてその講座は永続する進歩の大通りを含んだ個人的な贈り物として敬意を払われるべきものです。私達は心と言うものは与えられた側面の全ては思い出せないことを知っていますので、心がその発達を続ける為には何度となく元に戻って繰り返し読む必要があるでしょう。


【解説】
 本項はこの講座の発行の目的と意義、更には活用の仕方について明示しています。これまでも繰り返し述べられて来たことですが、本書の中に今後私達が身に付けなければならない全ての要素が含まれており、それらは各人に宇宙兄弟達から贈られた学習書として取り組まなければならない訳です。
 言い換えれば、本書以外に必要な資料は無く、本書が説く内容を私達は繰り返し検討し自分で理解、納得することが重要となります。一度に多くの事柄は私達の心は理解することは出来ませんし、忘れ易い特徴を考えれば、少しずつでも繰り返し学習することが重要になります。
 そうすることで、私達は知らず知らずの内に少しずつ進歩の道を歩んでいることになります。多くの方々が再度、この要点を自覚されて、各段落で著者が私達に何を説いているのかを考えながら、読み進まれますことを願うものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落447

447 The Brothers would like to know how many of you have developed sufficiently through this course to organize a group for this study. And in this way you would be helping others, as well as yourself, to understand the self. And by so doing we could have a better world's society.
447 宇宙兄妹達は貴方がたの何人がこの学習コースを通じてこの学習の為のグループを組織するまでに十分発達したかを知りたいと思っています。また、このようにして貴方は自分自身と同時に他人をも助けることになるのです。そしてそのように行動することで、私達はより良い世界社会を得ることが出来るのです。


【解説】
 結局のところ、私達に期待されている所は、この学習を通じて私達自身が他の多くの人々を組織し、学習の場を形成することにあることが分かります。即ち、一通りの知識と経験を得た後は、今度は他の人々を招き支援する活動を、他惑星の兄弟達が望んでいる訳です。
 この意図の中には、道を同じくする者を集め、相互に研鑚すること、体験や知見を分かち合うことによって社会全般への浸透を目指すことがあるでしょう。
 私達はもちろん、「サイの角」のように、ただ独りになっても目標とする道を歩む者ですが、一方で、絶えず同行の士を招きいれ、互いに歩む大らかさや優しさも必要です。互いに思う事柄を分かち合うことによって、他人が経験し会得した真理の断片を学ぶことが出来ますし、経験者から有益な助言も得ることが出来ます。グループ学習が本来、重要な意義を持っていることを本項は説いています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落446

446 As things on earth keep on developing it is possible that new knowledge will be coming from time to time from the Space Brothers. So if you choose to be informed you may ask to have your name entered on the list. And also let us know how well you have done with the lessons and what questions you have pertaining to the course. It probably will be impossible to answer your questions individually, but when time permits we will compile a booklet of questions and answers.
446 地球上の物事は発達し続ける為、新しい知識が時々に応じて宇宙兄妹達からもたらされる可能性もあります。ですから、もし貴方がその知らせを受けることを選択する場合は、そのリストに貴方の名前を入れるよう要望されてもよいでしょう。そしてまた、貴方が教課を如何に良く学んだか、また教課に関連してどのような疑問を持ったかについても私達に知らせて欲しいのです。皆様の質問を個別に回答することはおそらく不可能でしょうが、時期が許せば私達は質疑応答の小冊子を編纂することでしょう。


【解説】
 著者存命中はニューズレターの形で求める人々に時々の最新事情が提供されていました。多くの方がご存知のように日本では日本GAPのニューズレターがそうであった訳です。
 しかしながら、今日ではそれら参画していた方々も亡くなり、書物として「生命の科学」が日本においては出版されているに過ぎません。世界でもこの「生命の科学」が一般の書店で購入出来る形で販売されているのは、日本だけだと思われます。
 元来は1課ずつ購入し、学習を行う通信教育の形態であったようですが、私自身、その詳細は知りません。しかし、著者アダムスキー氏はUFO問題と出会う以前からRoyal Order of Tibetその他の名称で、広範囲な実践哲学の啓蒙活動を行ってきた経験があり、本講座もそのような形態をとっているものと思われます。そうした中で、多くの生徒諸氏との交流が生まれ、人々の成長に必要な知識をアダムスキー氏は相対で伝授し、助けていたということでしょう。
 今日では、それらかつての活動は行われていない訳ですが、本講座の価値は変わるものではありません。一人一人が真摯に向き合う中で、自身の中から自ずと答えが湧き上がって来るものだと考えています。互いに学び合うという意味からも、本項のコメント欄に寄稿されることも意義あるものと考えます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落445

445 The twelfth lesson is of course the summation of all of the lessons and I hope that all who have taken this course have made it a part of themselves through their sincere effort to understand life. This is but a beginning for each time you restudy the many points given, you will enlarge the development of your Cosmic self. You do not need anything else for you have all of the tools necessary for your continued development.
445 第12課はもちろん、全ての教課のまとめであり、私としてはこのコースを学んだ全員が真面目な努力を通じて、生命を理解しようとすることを自らの一部にして来られたことを願うものです。これはしかし、始まりでしかありません。貴方が再学習する度に多くのポイントが与えられ、貴方は貴方の宇宙的自我の発達を拡げることになるからです。貴方は他に必要なものは一切ありません。貴方は貴方の継続的な発達に必要な道具の全てを持っているからです。


【解説】
 本項はこの「生命の科学」講座の学び方について重要な助言を私達に与えています。
 この種の学習は一度に全てを理解するようなものではありません。人には前世も含めて様々な背景があり、理解の度合いも異なります。
 重要なのは、本項で述べられている"restudy(繰り返しの学習)"ということになります。一度読めば身に付くような内容ではなく、一つ一つ自ら理解して行くことが重要であり、いわば生活の一部として、この講座と向き合えと説いている訳です。
 それ程に本講座は宇宙の進化した兄弟達によって編み出され、注意深く構成されていると言ってよいでしょう。毎日を考えながら、また自分の感受性や理解力を磨きながら本書の一節ずつを読み返すことが成果を生むと著者は述べています。また、その為に必要な資源、材料は全てご自身の細胞の中に備わっており、外に何かを求める必要は一切無いという点も重要な所です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落444

444 Lesson eleven on the exploration of Cosmic Space explains space as consciousness. And how when the mind blends with it it can explore any phase of space. Returning to the statement, where a man's heart is, there he is also, let us analyze the meaning of this. i.e. A person walking into a building can be attracted to one single thing and fail to see the other things in the building. I will use this as an illustration of alertness. Two men enter a tavern for a glass of beer. One is very observant and many things register on his mind such as a large beautiful picture and an attractive lady seated alone at a table. When they have finished their refreshment the two men leave. The observant one commented on the unusual picture and the attractive lady there alone. The other man who had been interested only in the drink had not seen any of these things but his interest was aroused and he suggested that they go back so that he could view them. I use this only to show how two people may travel consciously yet one will see much more than the other.
444 宇宙空間を探検する第11課は意識として宇宙を説明しています。また心が意識と融合する時に心がどのようにして宇宙のあらゆる側面を探検できるかについてもです。人の心がある所、その者もまたそこにあるという声明に戻ってその意味を分析しましょう。即ち、建物の中に歩いて入る人物があるたった一つの事柄に関心を引き付けられていた為、建物の中の他のものを見過ごす場合です。私はこれを警戒状態の例として用いることにします。二人の男が1杯のビールを飲む為、バーに入ります。一人はとても観察力があり、例えば大きな美しい絵があったとか、テーブルに独り魅力的な女性が居たとかという多くの物事がその心に記録されます。二人が一息ついた後、彼らは立ち去ります。観察した男は珍しい絵や一人そこに居た魅力的な女性について話しをしました。一方の男は飲むことしか関心が無く、これらのことのいずれも見ていませんでした。しかし、彼の関心が呼び起こされた為、彼はそれらを見に戻ろうと提案しました。私はこの例を如何に二人の人達が意識的に旅行してもある者はもう一方の者より多くを見るかも知れないことを示す為、用いているのです。



【解説】
 実は私達を取り巻く空間、宇宙空間は意識そのものであると第11課は説いています。
 私達はその意識空間を自由に旅することが出来、事実その初歩段階の行動を時として行っている訳ですが、感受性が鈍い為、多くの有益な知識に気付くことなく終わっているという訳です。
 自分自身の意識を身体外部にまで拡大させれば、その周囲の雰囲気や対象物の実態も感知することが出来ます。これまでも宇宙空間に出た宇宙飛行士達が口々に無音、暗黒の宇宙から様々な強い印象を受けたことを地球帰還後に語っており、宇宙空間には地上に比べてより純粋で出力の高い印象が流れていることが分かります。
 日常生活において大事なことは、私達は定例的な地上の仕事を済ませる一方、こうした宇宙空間への感受性を同時に高めて置くことです。決して私達は地上の自らの肉体に閉じこもる必要はなく、自らの意識を拡大させ、絶えず宇宙空間に自らの関心を広げて置くことだと考えます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落443

443 Lesson ten is on Cosmic Traveling. Jesus said that wherever a man's heart is there he is also. It means that man is wherever he is consciously aware of being.
443 第10課は宇宙旅行です。イエスは人の心がある所には、その者も居ると述べていました。それはまた、人は意識的にどこに居ようともそこに居ることを知覚することを意味します。


【解説】
 私達が最も未発達な部分がこの分野と思われます。また同時に、この分野での人々の言動が多くの誤解を生んでいることも確かです。意識を拡大させ、自由に宇宙空間にまで広がって行くことは、私達に意識との融合することが如何に自身の理解力を増進させるかを示すものです。
 海外出張の経験の中でいつも感じるのは、言葉の問題です。この言葉の問題が無ければ、即ち言葉でなく印象で互いに意志を理解することが出来れば、世界中、何処に行っても不便は無い訳で、相手が何を考えているかが分かれば危険もありません。印象を感知出来れば、人間に限らず全ての生きものと理解し合えるということも出来るでしょう。
 こうした中にあっては、宇宙の何処に行こうと何ら不便は無く、ますます宇宙の探求を楽しむことが出来る筈です。先ずは自分自身で少しずつ肉体の殻から抜け出て、自由な活躍も出来るよう、訓練する必要があるという訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落442

442 Lesson nine is on Cosmic and carnal cell activity. This is like any thing that we construct by using nature's materials to make things suitable for man's use. Through habits of the mind we create carnal cells. For the mind like the Son has the potentials of the Father. When the mind does not give credit to the Father it assumes that it operates on its own. And this brings a separation between the Cosmic Creator and the mental creator through the mis-use of the Cosmic Law. This is why the Father and the Son must work as one. As Jesus said, メ I and the Father are One. I the mind and consciousness are one. Or I of myself do nothing but the Father that worketh through me does all of the work.モ Meaning, I the mind do nothing but the consciousness through the mind does it all. For a mind without consciousness is dead.
442 第9課は宇宙的細胞と肉欲的細胞の活動についてです。これは人間の使用に適するように自然の材料を用いて物を私達が作るのに似ています。心の習慣を通じて、私達は肉欲的な細胞を造り上げているのです。何故なら、心は父の潜在力を持つ息子のようなものであるからです。心が父の功績を認めない間は、心は心自身によってそれが動かされていると思ってしまいます。そして、このことが宇宙の法則の誤用による宇宙の創造主と心による創造者との間に分離を生じさせるのです。これが父と息子が一つになって働かなければならない理由です。イエスが言ったように「私と父は一つ。心である私と意識は一つになっています。あるいは私自身である私は何も行っておらず、私を通して働く父が行っているのです。」つまり、心である私は何も行っておらず、心を通じて意識が全てを行っています。意識無しには心は死んでしまうからです。


【解説】
 私達の身体の内、基本的な部分は私達の心の支配の及ばない細胞群で構成されていますが、一方で心に隷属する細胞も心が作り出しているということです。このような細胞が肉体を支配するようになると私達は習慣に隷属し進化の道を外れて行くことになります。
 薬物中毒、アルコール依存症などはこれら心が作り出してしまった細胞群が深く関与しているものと考えます。こうした細胞は他の身体細胞に紛れて全身に分布しているとすれば、物理的な手法で取り除くことは困難であり、心自体の改善こそ目指すべきことです。
 本講座で著者が繰り返し述べている内容の一つに心の限界と問題点があります。実際、心は知見を文字に記載し、記録、活用するという方策をとりますが、一方、意識は宇宙を貫く膨大な印象類を保持し、受け入れる者に惜しみなく供給し、その活用を促しています。私達は、自らの心も含めてこれら意識の息子であることを自覚し、他の生きものと同様、印象に従い創造主が望まれている人生を歩みたいと思うものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落441

441 Lesson eight is on Cosmic Oneness and how when one may feel separate from another or other forms the feeling comes through lack of knowledge. As Jesus has said, "if you hurt any one of these you have hurt Me." There is no division or separation in the Allness. And if we let the consciousness which is the creator of all forms replace the domination of the mind the feeling of loneliness and separation will vanish. And these feelings will be replaced by the closeness of the Creator or our own Cosmic counterpart.
441 第8課は宇宙的一体性についてであり、人が他人あるいは他の形有るものから分離していると感じる時、その感じは知識の不足から如何にもたらされるかを示しました。イエスが「もし、貴方がこれらの者達のいずれかを傷つけるなら、貴方は私を傷つけたのだ」と言ったようにです。全体性の中にあっては分裂や分離は無いのです。そしてもし私達があらゆる形有るものの創造主である意識を心の支配に置き換えるならば、孤独感や分離感は消え去るでしょう。そしてこれらの感じは創造主あるいは私達自身の宇宙的片割れとの親近感に置き換えられることになります。


【解説】
 本項で紹介されたイエスの言葉は、本来、一体感とは宇宙のあらゆるものと自分が繋がっており、自分の身体のように感じる程のレベルまで連動しているものだと私達に説いています。
 その理由については第8課で記されている通り、各々を構成する分子・原子レベルにおいて意識が行き渡り、記憶や知性が備わっていることによります。
 従って、私達の意識を拡大させ、自分の身体以外の対象とも一体感を持てるように融和的な心境を保つことが出来れば、自ずと宇宙本源から多くの印象がもたらされ、物事の解決策を得ることが出来るように思います。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落440

440 Lesson seven was on Cosmic memory and the importance of memory in order to benefit from past experiences. The mind is not a good retainer of memory unless it blends with the consciousness where memory is eternal.
440 第7課は宇宙的記憶と過去の体験から恩恵を受ける為の記憶の重要性についてでした。心は記憶が永続する意識と融合しない限り、記憶の良い保持者にはなれないのです。


【解説】
 記憶というものが如何に大切かは第7課で学んだ通りです。人間形成の上からその人が体験し身につけた知識をもし失うことになれば、人生そのものが無駄になってしまいます。
 しかし私達の心は単独では記憶を長期間保持することは出来ない訳で、記憶の源は意識が保持していると説かれていました。意識の中に記憶がある訳で、私達は意識と交流できれば、膨大な宇宙の記憶ともアクセスすることが出来、無尽蔵の知識が得られるものと思われます。
 言い換えれば、その際必要な知見や情報は心が知らなくても意識が必要に応じて提供して呉れるという訳です。ですから意識を信頼し、そこから与えられる印象に鋭敏になることが出来れば心が何ら知識を持たない分野でも、不安なく進んで行けることになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落439

439 Lesson six was on newness. In order to rejuvenate the body one must rejuvenate the mind first. And this is done when the mind is interested in all new things which is progress.
439 第6課は新しさについてでした。肉体を若返らせる為には、人は先ず心を若返らせねばなりません。そしてこれは心が全ての新しい物事に関心を持つ時に起りますし、それが進歩である訳です。


【解説】
 他惑星人は年をとらないとは、よく聞く話です。毎日新鮮な気持ちで絶えず新しいことに取り組むこと、探求の道を歩むことが、より健康で快活、明朗な人物を造り上げることになるものと思われます。そこには私達の心のように、本来の宇宙に流れる生命の躍動力を妨げるものがなくなっており、老化ということも起こらないものと思われます。
 毎日、毎時間を有意義に過ごすことが、肉体細胞を本来の活発な状態に維持するものと思われます。
 それに対して、私達はこれまでの怠惰な性格から抜け出ない為、とかく習慣に流され、新しさを失い、そのことが肉体の老化に直結しています。
 従って、老化を防ぐには、まず絶えず新しい側面に関心を持ち、自らの心のしりごみを打破して新しい体験を進んで取り入れることでしょう。これから多くの国が高齢社会に進む訳ですが、いくつになっても健康で活躍できる人々が増えなければなりません。年齢を重ねるにつれ、良くも悪くも長年の蓄積が表に現れるものです。どうか日々の学習の成果が各自の生活に目に見えて現れますよう、心より祈るものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落438

438 In lesson five we explained that the intelligence and power of all life comes through consciousness. And also how the Creator is manifesting Himself through all form life.
438 第5課では私達は意識を通じてもたらされる全生命の知性とパワーについて説明しました。またどのようにして創造主が全ての形あるものの生命を通してご自身を現されるのかについても述べたところです。


【解説】
 第5課の中で著者は、私達は三次元である物質世界に生きていると同時に、四次元世界に依存し、その中にも生きていると説いています(第187項)。その四次元世界こそ、意識のことを指している訳です。
 世の中には、この種の真理を説く多くのサイトがありますが、皆一見して同様な内容を説きますが、必ずしも全て正しい目的地に導くものではないように懸念しています。本講座の大切なところは、これが他惑星文明から贈られた教材とも言えるものである点にあります。いわば学習過程の生徒が自分で考えながら作成したノートのようなものではなく、全てを知る教師が生徒の為に編み出した教材という訳です。そういう意味では、神秘的な要素は極力取り除いて新たな気持ちでこの「四次元」という表現を受け止めるべきかと思っています。
 さて、私達が掴まなければならない意識についてですが、何故著者が「意識」という表現を用いたかについても考える必要がありそうです。目に見えない宇宙に遍満する生命力はこれまで私達が用いて来た「意識」というイメージに最も近い存在であることも背景にある筈です。そういう観点から、私達は自分の意識をこの宇宙の意識に合致させるよう、常に躍動する宇宙の生命力を感じ取り、それに従うよう、自分を訓練し、時間や空間を超越したその存在について学ぶ必要がある訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落437

437 In lesson four the relationship of all creation was explained from the smallest to the greatest manifestation that one can conceive. See it all interrelated with no divisions, each dependent upon the other.
437 第4課では全ての創造物の関連性が人が知覚出来る最小の創造物から最大の創造物に至るまで説明されました。全てが区切り無く相互に関連しており、各々が他に依存していることを見なければなりません。


【解説】
 第4課では、宇宙空間のガス状物質があらゆる創造物を造る源であり、そのものは過去から未来永劫、変わらずに創造活動を続けるものだと教えられました。その結果物としての私達の肉体をはじめとするものは、いつか再びその原始の形態に変わるでしょうが、その源は変わることはありません。
 同時に私達の経験が各細胞のDNA等に記憶されるのと同様に、各分子原子にも知性があり、記憶を運ぶとすれば、私達は実に多くの経験や知見を既に有していることになります。
 こうした意味において、宇宙に存在するものは、互いに文字通り、血肉を分けた兄弟であり、互いの経験を同じくしていることになります。自らの兄弟としてあらゆるものを受け入れることの大切さは、こうした相互の関連性の理解に根ざしたものなのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第12課-段落436

436 The third lesson was on the application of Cosmic Law. Be sure that you apply this law in your daily life at least to some degree until it becomes the master of your life. See this law in operation in every form, for it motivates all forms.
436 第3課は宇宙的法則の応用についてでした。その宇宙的法則が貴方の生活の支配者になるまでは、貴方が自分の日常生活において少なくてもある程度はこの法則を貴方が応用しているということを確信していなければなりません。この法則があらゆる形有るものの中で働いているのを見ることです。何故ならそれは全ての形有るものを突き動かしているからです。


【解説】
 宇宙の法則についての私達の概念は貧弱です。しかし、私達自身も少なからずその法則を日常的に応用しており、それをマスターするまで、長い時間をかけて進めていくということでしょう。
 「法則」については、宇宙あらゆる場所、時間を越えて成立するものであることは確かなことであり、物理学の法則をはじめとして、宇宙空間全域に常に作用しているものと言えます。その宇宙的法則は既に私達の細胞レベルではよく熟知され必要な生命活動に応用されているのですが、肝心の私達の精神活動には心の理解力や知覚力が未熟の為、十分に学ぶことが出来ないでいます。
 しかし、手本は最も身近な存在である自身の肉体の生命活動の中に見ることが出来る訳で、私達はまず自身の観察から始めることが出来ます。「汝自身を知れ」という言葉の中には全ての内容は自身の心の課題も含めて、自分自身の探求が重要だということが説かれているように思われます。
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