生命の科学 第9課

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落363

363 In lesson ten I will try to illustrate how you can become aware of the things in the cosmic house. And that is the reason I explained entity worship at the beginning of this lesson. Which involves the present uninformed phases of psychism and the true meaning in relation to oneself. So that when the tenth lesson is given you will know the difference in your experiences. And know how to proceed without being involved in mystery, such as present psychics experience.
363 第10課では貴方がどのようにして宇宙の家の中の物達に気付くことが出来るようになるか説明しようと思います。またそれは、この教科(訳注:第9課)のはじめに神聖なる実体への崇拝(訳注:「宇宙的細胞」と表現されているものを指すと考えられます)を説明した理由でもあります。それは今日の知識の無い神秘主義の段階と自分自身に関連した真の意味との両方を含むものです。ですから、第10課が与えられれば、貴方は自分の体験の中の違いを知ることになるでしょう。そして今日の心霊的体験のような神秘に巻き添えになることなく、どのようにして前進して行くかを知ることになるのです。


【解説】
 この分野の学習で難しいのは目に見えず、耳に聞こえない世界を対象としていることにあります。こうして第9課まで一歩一歩私達は学んで来ましたが、まだ踏み込めていない分野も多いのです。
 著者亡き後、独り学習する者にとって、大事だと思うことは、各人が納得しながら少しずつ進むことだと考えています。長い年月の間にあって、単に知識を鵜呑みにするだけでは理解は拡がりません。今後の長い道程を前に、今まで自分は何処まで解決して来たか、理解は深まって来たかを振り返って、当面の課題を考察すべきなのです。こうすることで私達は神秘に翻弄されることなく、精進を進めることが出来る訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落362

362 There is nothing in the Cosmos that we cannot be a part of or know something about.
362 宇宙には私達がその一部になれないものや、それについて知ることが出来ないものは何もありません。



【解説】
 このわずか2行の本文が私達が宇宙意識を捉える際の基本姿勢を表現しています。そもそも私達が他のあらゆる存在と融合、一体化することでその存在の持つ知識即ち帯びている波動と同調し、その経験を共有できるということです。
 宇宙に存在するあらゆるものと融合でき、その経験と知識を受け取ることが出来れば、私達の進化のスピードは計り知れません。それを可能とする為には、私達は自らの知覚範囲、関心の領域を拡げて、印象のアンテナを鋭敏にしなければなりません。
 私達が自身の中の排他的な要素を駆逐し、あらゆる存在に対し受容的になるにつれて、より多くの想念波動を知覚出来るようになる筈です。繊細さと寛容さが求められる所以はこの点にあると思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落361

361 Remember that each one of us is but a single cell in Cosmic Consciousness and once we become united with this consciousness there will be no limits to the knowledge that we can have. This is what the Brothers are striving for and they are well on the way. They too had to struggle to get started and we have hardly started. But with determination, and using the knowledge they have given to us in the recent years we have the opportunity to travel right behind them. It is up to the individual, what he wants and how well he will use the knowledge at hand.
361 私達一人ひとりは宇宙意識の中の一つの細胞に過ぎず、ひとたび私達がこの意識と一体になれば、私達が持つ知識に限りはないことを覚えていて下さい。これは宇宙兄弟達が努力して目指していることであり、彼らはその道筋をしっかり歩んでいます。彼らもまた、始動には苦闘も必要でしたが、一方の私達は開始すらしていません。しかし、心を決め、彼らが近年私達に授けてくれたこの知識を用いることで、私達には彼らの後について正しい旅をする機会が出来ました。自分が何を望み、如何に手元にあるその知識を用いるかは、個人に委ねられています。



【解説】
 第9課のまとめとして、著者は私達に私達が宇宙意識との関係をよくわきまえるように諭しています。著者は私達は宇宙意識の中ではたった一つの細胞に過ぎないと説いています。人体にたとえれば、60兆個もの細胞の一つという訳です。
 宇宙意識を前にした時、私達は改めて宇宙に豊富に存在する知識を一つ一つ学んで行く大切さを自覚することでしょう。これら一つ一つの知識は私達に次なる視界をもたらし、また新しい展望を授けるに違いありません。
 重要な点は、この道程を既に他惑星人達は歩んでおり、その大いなる恩恵を受けているということです。私達は彼らに学び、自らは宇宙意識に親しめるよう訓練する必要があるのです。これらの学習の先にある宇宙的な展望こそ、私達が求めなければならない目標となっています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落360

360 As soon as a man places his foot upon the right path the chemical composition of his cells begin to change towards the goal. The pains and diseases he has had begin to disappear for he is beginning to use his full life force instead of just half of it as he did before. And all the cells of his body begin to take on new life. And the doors of knowledge begin to open wider and wider. And for the first time since he strayed away he will feel the closeness of his Creator.
360 人はその足を正しい道に乗せると直ぐに、自身の細胞群の化学的組成が目的地に向かって変化し始めます。その者が持っていた痛みや病は消えて行きます。何故なら彼は以前のように只半分の生命力を用いることから完全なる生命力を用い始めているからです。そして自身の身体の全ての細胞群は新しい命を身につけ始めるのです。知識の全ての扉がますます広く開き放たれるようになります。そしてその者は自分が道をはずれて以来、初めて自分の創造主を身近に感じることでしょう。



【解説】
 はじめは困難な道に思えるこの回帰の道程も実際に進むにつれて、その歩みは加速することになります。何より体内にある宇宙的細胞達が活発になり、私達を支援出来るようになるからです。好循環の始まりです。
 従って最も大事なことは、惰性の法則に流されがちな状況の下、その最初の一歩を踏み出す勇気であり、決意ということになります。
 小さな一歩でも良き方向に向かって進めることが如何に大事かは本項に良くその理由が示されていることになります。誰もが等しくチャンスを与えられており、それを活用するか否か、一歩を踏み出す勇気があるか否かはひとえに各自に懸かっているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落359

359 All that a person has to do is to look at the thoughts expressed by man today to see how foreign they are to cosmic principle. And we know how hard it is for a man to accept cosmic principles, showing the vast difference between the two manifestations. This is why he feels that he needs perfection, for the mild conscious feeling is still present as a perfect manifestation. Even though he became foreign to it he feels that there is perfection some where. And this feeling pulls him towards its accomplishment. But man will never reach this state by taking the highways of least resistance. This has been proven through the ages. Only here and there an individual has traveled on the right path, through self will and not yielding to opposition from the masses.
359 人が為さねばならないことの全ては、今日人間によって表わされた想念類が如何に宇宙的原理に縁遠いかを見ることです。そうすれば私達はそれら2つの現れの間にある途方も無い距離が見える等、人間にとって宇宙的原理を受け入れることが如何に困難であるかが分かります。しかし、これが人が完徳を必要とすると感じる理由です。何故なら穏やかな意識の感覚が完全なる現れとしてそこに存在するからです。人がそれに対して異質な存在になったとしても、人は何処かに完徳が存在すると感じているのです。そしてこの感じがその者をして成就に向けて引き寄せます。しかし、人は抵抗の無い道を通ってはこの状態に到達できません。このことは世代を通して証明されています。わずかにあちこちに個人が自己の意志を貫き、大衆からの反感に屈せず、正しい道を旅しているだけです。



【解説】
 私達地球人の抱く想念が如何に宇宙的原理から離反してしまったのか、その事実を知るのに労苦は不要です。何より自分自身や身の回りを少しでも見渡せばその材料は無尽蔵に広がっているからです。
 また、その解決法についても私達自身を実験対象として、取り組むべきことは言うまでもありません。何より自分自身がその状況を一番良く知っており、またその成果を最も良く享受出来る存在であるからです。
 その目指す過程は先ずは私達自身の心の動きをありのままに観察し、その隠された動機をも洞察する一方、それがあるべき宇宙的性質のものか否かを冷静に評価することでしょう。その上で、私達が目指すべき心境に到達出来るよう、心を尽くして創造主に向き合うことです。
 ひたむきな意志はやがては私の心の殻を融かし、自身を宇宙に解放出来る日をもたらすものと思われます。その為に私達は宇宙の中の真理を探究する心と創造主の作品である宇宙を観察する必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落358

358 This is why people feel a division between themselves and the Creator with a great distance between the two, when in reality there is none. This effect known as the carnal man or ego promotes foreign cells through his aggression and they in time cause his body to be anything but healthy and perfect. Thus many types of diseases are brought about by his many unpleasant expressions as we mentioned before. For as we know, as a man thinketh so is he.
358 これが何故人々が自分自身と創造主とがとても大きな距離、離れていると感じる理由です。しかし、実際にはその距離は無いのです。肉欲的人間、或いはエゴとして知られるこの結果物は、その攻撃性を通じてよそ者細胞群を増殖させ、それらはやがてその肉体に健康でも完全無欠とは程遠い状態をもたらします。こうして、多くの病が以前述べたように、その者の多くの不愉快は表現によってもたらされるのです。何故なら、私達が知っているように人は考える通りの者になるからです。



【解説】
 私達の最も身近な存在である私達自身の身体の中には、かくも宇宙的な細胞が働いているというのに、何故私達はそれらと離れた存在になってしまったのか、本項はそのメカニズムを説いています。
 私達が長年抱いていた私達自身のイメージは私達の心(自我)が作り出して来たもので、あたかもそれは私達自身を占めるまでに増大してしまったという訳です。実は私達自身、年月を費やして自分を自分の思い通りに作り上げて来たという訳です。良くも悪くも人生、自分の思い通りになるという訳です。
 そのことが古来から言霊(ことだま)をはじめとして日々私達が発する想念の力として人々が認めて来たところでもあるのです。
 従って、その問題の解決は、私達が辿った道を今度は自分の意志の力で原点に立ち戻る他ないのです。私達の持つ力を私達が原点復帰に向けて発揮させる必要があるということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落357

357 Faith is the most important factor in life, for all men are not out for themselves and many are interested in the betterment of humanity. Each man must believe in someone and he might just as well believe in the ones who are interested in the betterment of his being, especially in the cosmic field. And he should learn to obey his conscious feelings that constantly remind him of his potentials. We have mentioned cosmic cells and carnal cells and that the cosmic ones are the primal force of all creation. And by multiplying they bring forth the secondary cells which are the offsprings of themselves with all the potentials of the original. This is where the two enter, the carnal man and the cosmic man, for the carnal one is the offspring of the original. And from here man begins to multiply his own ideas and by doing so he loses his cosmic identity in his creation of what we call foreign cells.
357 信頼は生きることにおいて最も重要な要素です。何故なら全ての人が自ら外宇宙に出ることはなく、多くが人類の向上に関心を持っているからです。個々の人間は誰かを信じていることに違いなく、その者はまた、自分の存在の向上、とりわけ宇宙的分野に関心を持つ者を信じています。また、その者は常に自身の可能性を思い出させる自分の意識的フィーリングに従うことを学ばねばなりません。私達はこれまで宇宙的細胞群と肉欲的細胞群について述べて来ましたし、宇宙的細胞群は全ての創造の主要な力であることを述べました。そしてそれらが増殖することによって、それらは元の全ての能力を有するそれら自身の子孫である第二段階の細胞群をもたらします。ここが肉欲的人間と宇宙的人間が入り込む場所となります。肉欲的細胞は原始細胞の子孫であるからです。そしてここから人は自分のアイデアを増殖させ始め、そうすることによってここで私達が言うよそもの細胞なるものを自ら造り出す中で、自らの宇宙的正体を失ってしまうのです。



【解説】
 人間誰しも潜在的には"良き人間"なのだと著者は説いています。そしてその問題の発端は私達自身がその持つ創造力の要素をよいことに勝手に自身の意見を膨張させ、その子分である肉欲細胞を造り出すことにある訳です。
 しかし、希望は常にあると著者は強調しています。私達には宇宙の創造主と繋がっていることへの信仰(信頼、faith)があり、皆、より良い社会を求めているからです。
 この信仰無くしては生きては行けないということでしょう。自ら蒔いた種から成果を収穫し、次なる世代に引き継ぐことが私達の任務であるからです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落356

356 Unless man has faith in his fellow-man and the men of experience have the interest of humanity at heart and a desire to have others share their knowledge and experience, people as a whole will not benefit from their knowledge. Not any more than the masses are benefiting from the Space Brothers' knowledge.
356 人が自分の仲間への信頼が無く、体験を有する人達が心中から人類愛に対する関心と自分達の知識と経験を他の者達と分かち合いたいとの願いが無ければ、人々は全体として彼らの知識から恩恵を受けることはないでしょう。宇宙兄弟達の知識から大衆が恩恵を受けることと同じです。



【解説】
 本項はアダムスキー氏自身の心情をも吐露しているように思われます。
 1952年11月20日のデザートセンターでのコンタクト以来、氏は亡くなるその日まで終始自らの体験や宇宙における他惑星文明について人々に説いて来た訳です。その根底の心情が本項によく表現されています。
 その要旨は本文に記されているように、氏自身が氏に従う者達に信を置き、自らも私達を導くことの意義を理解していたからに他なりません。
 以前、私がマデリン・ロドファーさんから伺ったところでは、アダムスキー氏は死の直前まで、"まだやり残した仕事がある"としてワシントンで活動していたとのことです。そして遂にはこの世を去るのですが、その生涯は終始一貫して人々の手助けに役立つ知識を惜しみなく授けていたように思います。今日この講座等を通じて他惑星人の持つ知識に触れることが出来るのは、実にアダムスキー氏のお蔭と言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落355

355 But will the men of the world accept their knowledge when they return? For those who have developed to this stage without being an astronauts are faced with this same doubt.
355 しかし、この世の中の人達は彼らが帰還した時、彼らの知識を受け入れるでしょうか?何故なら宇宙飛行士になることなくこの段階まで発達させて来た者達もこれと同じ疑いに直面するからです。



【解説】
 宇宙空間を体験した者が得たこの心境を帰還後、地上の者に伝えることは容易ではありません。また地上の私達もともすればこのような宇宙飛行士達の体験を容易に信じることは出来ないという訳です。
 しかし、アポロの飛行士達のその後の生き方から、私達は本項で指摘されている多くの事柄、即ち宇宙空間において飛行士達が感受した宇宙的印象がその後の飛行士達に大きな影響を与えたことを知ることが出来ます。彼ら宇宙飛行士は間近に創造主を感じることが出来たからです。
 一方、同様のことはアダムスキー氏自身、他の惑星の宇宙船に乗船した体験についても言えることであり、その体験から如何に多くを学ぶかは私達自身に委ねられているのです。
 いずれにしても、私達はこれからも宇宙について学ぶ事柄は多く、宇宙空間にこそ私達の想像を超える世界があるということになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落354

354 The earth and space are of cosmic nature, thus man is not forbidden to view any part, or all, while living here. I am sure the astronauts will have that experience, once they venture into space, providing they are well schooled in receiving impressions. They will have the opportunity to live in two states of life-one the sense mind educated in the world's environment, the other-conscious awareness of living space. They could receive impressions of cosmic space while at the same time their sense minds could be wondering what was transpiring down on earth. They will have a remarkable opportunity to compare earth's knowledge and conscious knowledge. And will be in a position to blend the two into one. For they will be viewing that which cannot be seen with sense sight and that which can be seen with sense sight. And they will know the difference between that which is real and that which is not for the cells of the cosmos will communicate with them through impressions. And the sense mind will transform the information into sound when the astronauts speak to others.
354 地球も宇宙空間ともに宇宙的性質のものであり、人はここに生きている間、その如何なる部分も全体も見ることを禁じられてはおりません。私は宇宙飛行士達がひとたび宇宙に踏み出すや、印象類を感受することを十分訓練されていれば、その体験をするだろうと確信しています。彼らは生命の二つの状況の中で生きるという好機を得ることでしょう。一つは世の中の環境の中で教育されて来た感覚心、もう一つは生きている宇宙空間の意識的気付きです。彼らは宇宙的空間の印象類を受けることができますが、一方では彼らの感覚心は眼下の地球で何が起っているのか知りたいと思うことでしょう。彼らは地球の知識と意識の知識とを比較するという注目すべき好機を得ることになります。そしてこれらの二つを一つに融合する立場に立つことになるでしょう。何故なら、彼らは感覚心では見られないものと感覚心で見られるものとを見ることになるからです。そして彼らは真実のものと真実でないものの違いを知ることでしょう。何故なら宇宙の細胞達が印象類を通じて彼らに伝達するからです。そして宇宙飛行士達が他の者に話す時、感覚心はその情報を音声に変換することになります。


【解説】
 本項は私達が宇宙に出ることが如何に大切であるかを説いています。実際に私達が宇宙に出る際、私達は宇宙空間から様々な印象、地球では味わえない高いレベルの想念と接することになります。その結果として、私達は従来の感覚心からの印象とは違う、本来の宇宙的な想念・印象の世界を知ることになる訳です。
 このような体験は多くの宇宙飛行士達が報告している所ですが、誰もそのメカニズムについて解説することはありませんでした。本講座が唯一、これらの特徴的な事象を解説しているのです。
 本件に関連して、宇宙飛行士達の体験談やその後の特徴的な人生の歩みについては、立花隆の「宇宙からの帰還」(1983年)の他、映画「In the Shadow of the Moon」他で描かれているところです。
 一方、当分の間、宇宙旅行は望めない私達が留意すべきことは、宇宙空間には私達に宇宙的な印象を与えてくれる宇宙的細胞その他があり、私達を導いてくれることです。たとえ地上にあってもそれら宇宙空間と絶えず密接なつながりを維持して置くということです。私達の出目の源泉は上空の宇宙であり、"私はこの世の者でない"という訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落353

353 Some may ask, what if there is no improvement over a period of time ! It seems under these conditions the sense mind returns to the original state, but it has lost its identity. The normal cells unite with other cosmic cells and the carnal cells are gradually absorbed by the cosmic ones. There will never be a time, once a man learns the other half of himself that he cannot view the Cosmos at will. For then he will be the cosmic self.
353 ある期間経っても進歩が無い場合はどうなるのかとお尋ねになる人もいるでしょう。それは感覚心がもとの状態に戻りますが、感覚心のアイデンティティ(訳注:自分が自分であること、正体)は失われてしまう状況のように思われます。正常な細胞群が他の宇宙的細胞群と団結し、肉欲的細胞群は徐々に宇宙的細胞群に吸収されて行きます。一旦、人が自分自身のもう半分を学べば、意のままに宇宙を見られないようなことは一時も無いでしょう。何故なら、その時、彼は宇宙的自我になっているからです。



【解説】
 最近流行った映画「君の名は」をはじめ、多くのアニメ映画に、自分の名前の持つ意義について示唆する作品が多いように思われます。それら映画の中で描かれているのは本項で言う"identity(自己識別性)"であるように思えてなりません。映画の中ではひたすら名前を覚えておくことの大切さを描いていますが、それはとりもなおさず、本文で言うidentityの大切さを述べているものと思われます。
 もちろん、このidentity自体に問題がある訳で、ある一定期間の間で宇宙的レベルに到達しなければ私達の感覚心はその大切な自我を失い再び原点に戻ることになるという訳です。
 人間が死を迎える時、このidentityを次なる転生先に引き継ぐことが出来るかは、当面の私達地球人の大きな課題となっています。これら作品の作家がどこまで洞察しているか知るすべはありませんが、これまでのせっかくの学習や体験が次なる人生に活かせるかどうか、また自身のidentityを繋げられるのかは、変動期に向かう私達にとって大きなテーマとなっています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落352

352 As said before, there will never be a time that the sense mind will not be receiving impressions from cosmic consciousness. As it is the knower and creator it cares for its creation, especially the sense mind through which it can express its totality. And the Law Of Grace is used, giving the sense mind an opportunity to unite with it and become one manifestation. We are given this opportunity through re-birth.
352 以前に申し上げたように、感覚心が宇宙意識から印象を受けていない時は一瞬たりとも無いでしょう。宇宙意識が知る者であり創造主である為に、それはその創造物、とりわけ感覚心については感覚心を通じて宇宙意識の完全性を表現できるが故に加護するのです。そして恩寵の法則が用いられ、感覚心に宇宙意識と一体化した現れになる一つの機会が与えられます。私達は生まれ変わりを通じてこの機会を与えられています。



【解説】
 親が子供を四六時中見守るように、宇宙意識は私達の心を絶えず見守り、人知れず支援の想念を送っています。創造主はその創造の後もその創造物の行く末を見守っているという訳です。
 とりわけ不肖の息子である私達感覚心については、その親として特別な配慮が成されているということでしょう。
 私達はこの恩恵をよく理解して、本来の道に戻る努力をしなければなりません。その為にはこれまでの諸々の行為を省みこれら創造主の恩寵に応えねばなりません。その転機を本文では生まれ変わりと表現しているのです。ニコデモが"再び母体に戻るのですか?"とイエスに問うたと伝えられていますが、イエスが語った生まれ変わりの意味は、この感覚心の一大転換を示すものであったのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落351

351 If the sense mind pays close attention without self opinions it can differentiate between the two. For one will have a personal tinge to it, while the other remains cosmic, like the shades between the riley water and the clear water. And the sense mind with its free will can choose one or the other. The astronauts will have to learn this in order to differentiate between the wishful thinking of the sense mind and cosmic reality.
351 もし感覚心が利己的な意見を持たず注意深い配慮を払えば、その二つを識別することが出来ます。何故なら丁度濁り水と清水との間に陰影が違うように、一方には個人的な色合いがあるでしょうが、他方は宇宙的なままであるからです。そして感覚心は自由意志を持つ為、そのどちらか一方を選ぶことが出来ます。宇宙飛行士達は感覚心の希望的考えと宇宙的現実とを識別する為、このことを学ぶ必要があるでしょう。


【解説】
 立花隆の「宇宙からの帰還」(1983年)にも示唆されているように、宇宙空間では宇宙飛行士達に及ぼすこれら宇宙細胞の活動がより活発になっているものと思われます。完全な沈黙の世界、暗黒で広大な空間の中ではこれら宇宙細胞からの印象がより力強く響き渡っているものと思われます。
 しかしそうする中にあっても、それらの印象に紛れて旧来の異常細胞を母体とするものが邪悪な要素を巧みに入れ込み、妨害活動を行っているということでしょう。
 私達はハトのように穏やかにまた、ヘビのように賢明であらねばならないということです。これら宇宙的想念活動を体内に取り込み、同期することがその後の私達の進化に直結しているからです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落350

350 Here also one must be careful which ones he will give recognition to for abnormal impressions created by cells of that type join and move with the normal ones, just as fast. Like riley water mixing with clear water.
350 ここでもまた、人はどちらに承認を与えるかについて注意しなければなりません。その種の異常細胞で造り上げられた異常な印象類は正常なものに取り付き、一緒になって素早く動くからです。それは、清らかな水に混じる濁り水に似ています。



【解説】
 私達の身体にある異常細胞は実に巧みに私達を惑わし、邪悪な想念を瞬間瞬間の想念の流れの中に忍び込ませようとします。このことについて私達は十二分に監視し、それらを排除しなければなりません。
 これら異常細胞は、私達の一瞬のスキを突いて私達の心に入り込もうとしている訳です。これに対しては、私達は自らの心の中を通過させる想念を観察し、監視する中でそれらの立入を防ぐ必要があるのです。
 私達の身体が本来あるべき清らかな状況の中にそれら異常な想念を紛れ込ませることを避けよと著者は説いています。少しずつでもこれらの現象に気付くことが出来れば、私達は次第に心身共に清らかな存在になれるということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落349

349 I stated at the beginning of this lesson that space is permeated with cosmic cells. All cells are conscious entities that make up the mind and all forms known and yet to be known. Our scientists recognize this now and our astronauts are being taught how to receive impressions from the living cells in space. These cells do not lend themselves to personal opinions of sense minds. But there is not a moment in life that the sense mind does not receive impressions from the cosmic source. The mind may not be alerted to them because it is preoccupied with its own abnormal conditions, but the impressions are there just the same. The only time that the sense mind becomes aware of them is when it loses its interest in itself. Sometimes this is called meditation or silence, for it is then that thoughts or impressions move before the sense mind at terrific speeds.
349 この教課の冒頭(訳注:327)で宇宙は宇宙的細胞で染み渡っていると述べました。全ての細胞は心や知られている、またまだ知られていないあらゆる形有るものを造り上げる意識的存在なのです。地球の科学者達は今やこのことを認め、宇宙飛行士達は宇宙空間において生きている細胞達から如何にして印象を受けるかを教わっています。これらの細胞達は感覚心達の個人的意見に自らを委ねることはしません。そのかわり、感覚心がその宇宙的源泉から印象類を受信しないことは片時もないのです。心はそれ自身の異常な状況に夢中になっている為、それらに警戒できないのですが、その印象類は全く同様のままそこにあるのです。感覚心がそれらに気付く唯一の時とは、感覚心が自分自身への関心を無くす時です。ある場合にはこれは、瞑想あるいは沈黙と呼ばれます。想念或いは印象が感覚心の前を猛烈なスピードで移動するのはそのような時だからです。


【解説】
 本項で著者は、宇宙的細胞は宇宙空間にpermeated(行き渡る、浸透している)と表現しています。文字通りに解釈すれば、"宇宙的細胞は宇宙空間に満ちている"という訳です。
 このことの解釈として"宇宙空間に細胞が存在している"とは不可解だと言う読者が居るかも知れません。しかし、「同乗記」でアダムスキー氏が語っているように、まるで生きているかのように活動する光体の存在、更には他惑星人の存在からも宇宙的性質を持った細胞が多数、宇宙空間に存在することは確かです。
 また、これら宇宙的細胞から印象類が発せられるという点も重要なところです。何も無い所から生じるのではなく、想念を発するには発信源に生命がなければならないということでしょう。それらの印象に同期できるかどうか、今度は受け取る側の細胞の問題もある訳です。
 私達は日々、このような宇宙的細胞により助けられているという訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落348

348 We can use this illustration; A man on a tall building can observe all that is taking place below him. He sees the confusion but is not affected by it nor does he become a part of it. This is what you can do when you observe the actions of sense minds through your consciousness.
348 このような例を用いることが出来ます。高い建物の上にいる者は下で起っていることの全てを観察することが出来ます。彼は混乱を見ますが、それに影響を受けたり、その一部になることはありません。これが感覚心の行動を貴方の意識を通じて観察する際、貴方がなし得る内容です。



【解説】
 私達が劣っている点は見聞きする現象に直ちに同調してしまうことです。もちろん、良質なものを見聞きする場合は良いのですが、この世の中では悪質なものが多くあり、私達は少なからずそれらの影響を受けています。
 新聞やテレビその他の広告媒体を通じて私達はそれら悪質な情報にさらされており、次第にそれらの誘導にはまっているとも言えるでしょう。
 従って、現代に生きる私達にとって本項で説かれる冷静な観察眼こそ、重要な要点と言えるのです。世の中を観察する一方、それらの傾向に染まらない視点です。
 本来、私達自身は良い影響を世の中に供給する泉にならなければならない筈で、世の中から影響を受ける立場に甘んじてはいけないのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落347

347 We are told that Jesus went to a prison and talked to the prisoners. But he was not affected by the environment or impressions that came from the prisoners.
347 イエスは牢獄に行き、囚人達に話をしたとされています。しかし、彼はその環境や囚人達から来る印象類に影響を受けませんでした。


【解説】
 本項はイエスが罪に問われ牢獄に連れて行かれた時の模様を記しているものと思われます。囚人達の中でイエスは彼らに道を説く一方、それら劣悪な環境からも囚人達からもいささかの影響も受けることは無かったことが述べられています。
 このように著者アダムスキー氏はイエスについて実に細かく描写し、当時の状況を記していますが、それはかつてアダムスキー氏が使徒ヨハネであったとアダムスキー関係者の間で伝えられていたことに繋がります。映画「ベン・ハー」の中で当時の牢獄の場面が出て来ますが、そのような中でイエスは囚人達に道を説いたものと思われます。
 この牢獄の例から、私達は例え如何なる場面にあっても、その環境に流れる印象から影響を受けることなく、本来の宇宙的印象に軸足を保つことが出来ることが分かります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落346

346 There are two avenues of impressions. Those from abnormal or carnal cells created by the mind of distorted nature so well known in this world, and those that come from the normal cells of cosmic nature that give a constant feeling of elevation. The doors to both are open for manifestation and they permeate all space like the television and radio waves do. We live in the sea of them and it is up to the individual to make the choice of which ones he wants. If we want a war picture depicting misery we can tune into that type and live in that environment. Or we can choose a program of beautiful melodies or a performance of kind deed and enjoy that environment. One is of noble life and the other is of abnormal life. And we must remember that all of this is taking place in the sea of life. And we have been given a free will to choose which environment we wish to live in. I do not mean that we should ignore the abnormal actions of any phase. For if we are to know life from its lowest expression to its highest potential we must observe all actions. Then we will understand the cause back of them, observing the law of action and reaction - cause and effect. But we do not have to become the actors. We can watch a prize fight and not become a fighter but we can see how the human mind operates. When we can do this we are better equipped with knowledge and aware of the type of impressions that come upon us which could take over. This is where wisdom begins.
346 印象の経路には二つの道があります。この世の中ではあまりに良く知られているねじれた性質の異常細胞群、即ち肉欲細胞群から来る経路(訳注:複数)と常に高揚する気分にする宇宙的性質の正常細胞群からくる経路(訳注:複数)です。現出に向けての扉(訳注:複数)は両者ともに開いており、それらの印象はテレビやラジオの波のように全ての空間を通過しています。私達はそれら(訳注:印象)の海に生きており、自分がどれを望むのかを選択するのは各自に委ねられています。もし私達が悲惨さを描く戦争の映像を求めるなら、私達はそのタイプのものに同調出来ますし、その環境に生きることが可能です。あるいはまた、私達は美しいメロディーの番組か親切な行為のふるまいを伝える番組を選択し、その環境を楽しむことも出来ます。一方は高貴な生涯であり、他方は異常な生涯です。そして私達が覚えていなければならないのは、この全てが生命の海の中で起っているということです。また、私達はどちらの環境で生きたいかを選ぶ自由意志が与えられています。私は如何なる側面の異常な行為であっても無視すべきと言っているのではありません。私達が生命をその最低の表現から最高の可能性まで理解しようとするなら、私達は全ての行為を観察しなければならないからです。そうすれば、私達は作用と反作用、原因と結果の法則を観察することによって、それらの背後にある因を理解することになるでしょう。しかし、私達はその行為者になる必要はありません。私達は懸賞試合を観戦することが出来ますが、選手にはなれません。しかし、人間の心がどのように働くかを見ることは出来ます。これが出来れば、私達は私達にやって来て自分を支配しかねない印象のタイプに関する十分な知識を身に付け気付くことが出来るようになります。これが知恵の始まりです。


【解説】
 私達は生命の海に生きています。そしてその中には私達自身が作り出したものも含めてありとあらゆるレベルのものが存在し、それぞれの因果応報の道を辿っているということでしょう。もちろん私達はそれら様々な渦中にある訳で、おそらくはその中で翻弄されて生涯を閉じる人生を送っているのではないでしょうか。
 これらに対し、本文では明確に私達がとるべき態度を示しています。それが「私達は全ての行為を観察しなければならない」ことと、「しかし、私達はその行為者になる必要はない」というところがその要点です。
 あたかも舞台で様々な演劇が演じされるように、私達は身の周りを含めあらゆる状況をありのままに観察し、その内容を学習して自身の知恵にしなければなりません。その観察を通じて学んだ想念や心の作用についての事柄を自身の生き方に活かすことが重要です。それら経験を積むことが知恵を蓄えることに繋がるという訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落345

345 All normal cells operate as consciousness impressing the sense mind with its potentials. And as the cosmic cells are not a respecter of persons they lend themselves to the sense man even though the man makes a mistake. For he can learn from the lesson and seek the corrective way of executing his impressions. All cells use the language known as telepathy - the language of impressions that come in silence.
345 意識が感覚心にその(訳注:感覚心の)可能性を印象づけるように全ての正常な細胞は動作します。また宇宙的細胞群は個人を尊重する者では無い為、それらは自らを例えその者が過ちを犯すことになっても、感覚心に委ねるのです。何故ならその者はレッスンから学び、自分の得た印象類を実行に移す上での修正方法を探すことができるからです。全ての細胞はテレパシー、即ち沈黙の内にやって来る印象の言葉として知られる言語を使用しています。



【解説】
 本項からは実際、私達は自身の中にある正常な細胞群から絶えず支援を受けていることが良く分かります。体内に散らばっている正常な細胞達が私達の感覚心やその意を汲む肉欲細胞達に絶えず働き掛け、私達はその内のわずかな部分を摂り入れることによって恩恵を受けているということです。
 これらの正常細胞は、自らを私達の為に精一杯尽くしてくれていますが、それは私達自身に従っているからではなく、より高次な宇宙の法則に従っており、その役目として奉仕しているからにほかなりません。本文で言う"個人を尊重する者ではない"という所もポイントです。
 従って、私達の生命が尽きるや否や、これら残された細胞は今度は速やかに自身を分解し再び自然界に戻すことになることでしょう。
 これら細胞間はテレパシーで意思疎通を行うとも述べられておりますし、細胞同士が印象のやりとりが出来ることもポイントとすべきです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落344

344 We read in the Bible; As it is in Heaven so it is on Earth. Or, as it is in consciousness so it must be in the sense mind.
344 聖書にはこのように書いてあります。天に行われるごとく地にも行われますようにと。それはまた、意識に行われるごとく感覚心にも行われますようにとも言えます。



【解説】
 本文を見て思うことは、天国とは何処にあるかということです。長らく私達は天国とは文字通り、宇宙空間にあると思って来ましたが、本項で述べられているようにそれは何処かの場所を示すのでなく、意識の中にあると著者は説いていることが分かります。
 即ち、私達自身の中に既に天国の要素が組み込まれており、自分の心をその意識の働きと調和同調させれば、私達自身、天国で暮らすことが出来るという訳です。
 実はそれほどに私達内部には充実した仕組みが備わっており、私達が努力すべきことは自分の中にある意識から発せられる助言に従い行動することです。自身の心の中を意識と同期した内容にすることが大切だと聖書の時代も教えられていたということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落343

343 As you can see this true phase depends upon nothing but yourself. And the old interpretations of guides etc., are not involved. And as we stressed throughout the lessons, until now you have been living almost entirely within the realms of the sense mind with half of yourself searching for the other half. In other words longing for the cosmic part known as consciousness. For it is the cosmic one that makes the sense man feel that there is something more to be known. And man will not rest or be content until he finds that other half of himself.
343 お分かりになるように、この本物の局面は貴方自身以外何物も頼りにするものではありません。ですから指導霊等の古い解釈等は含まれていません。また、私達がこれら教科を通じて強調したように、皆さんはこれまでほとんどすべてもう一方の自分を探しながらも、その感覚心の領域内にのみ生きて来たのです。言い換えれば、意識として知られる宇宙的部分を切望しながらです。何故なら、感覚人に何か更に知らねばならないものがあると感じさせるのはこの宇宙的半身であるからです。そして人は自分がその自分自身のもう一つの半身を見つけるまでは、落ち着いたり満ち足りることはないでしょう。



【解説】
 自分との向き合い方が全ての本質的課題であるということです。それを避けていては物事は前に進むことはありません。私達各自の内省こそ、全ての問題解決のカギということでしょう。
 私達は自身の問題を解決する為、或る人は宗教の門を叩き、またある人は古今の哲学書を探索して来たかも知れません。大自然の中にあって、独り人間だけが問題を抱えて生きているように思います。
 しかし、その答えや私達自身に適した最良の導師は私達の内側にあり、いわば自分の手指より近い所にいつもいらっしゃり、私達に助言を与えようとしている存在があるのです。身体内にある宇宙的細胞は私達の肉欲細胞に融和と改質を求め、促しています。
 それらの教えに素直に従うこと、エゴのプライドやこれまでの習慣を脱して、新しく清々しい体質に一日も早く改質する必要があります。私達の改心によって私達自身の身体も精化されるという訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落342

342 Once this is accomplished freedom will be known. For then the individual can travel the Cosmos, using his body for the transmission of knowledge to those who have not yet learned to travel in this way. This is comparable to our radio, television and wireless that serves mankind today. For the sense mind acts as a receiver and transmitter of knowledge. This is true psychic development, but this phase of what is called (psychic) has never been understood until now.
342 一旦、これが成し遂げられると自由というものが自覚されるでしょう。何故なら、各自は自分の体を使いながら、そのような方法で旅することを学んでいない人達に知識を伝達する為、宇宙を旅することが出来るようになるからです。これは今日、人類に役立っている私達のラジオやテレビ、無線通信に例えることが出来ます。何故なら感覚心は知識の受信器や送信器として働くからです。これが真の心霊的発達なのですが、(心霊)と呼ばれるもののこの段階はこれまで全く理解されて来ませんでした。



【解説】
 私達の身体細胞から頑なさが抜けて本来の宇宙的細胞に立ち直ることが出来た段階では、私達は真に自由な心境になれるとしています。そして私達の細胞は宇宙からの想念・印象をより多く受けるようになり、そのことはまさに肉体のまま宇宙を旅することに等しいとも表現されているのです。
 それは丁度、私達がテレビを見て遠く離れた土地の様子を居ながらにして知るように、私達は宇宙的印象を感受することで遠く宇宙で起こっていることを居ながらにして体験できる訳です。
 アダムスキー氏の初期の著作に「宇宙のパイオニア」がありますが、その本は氏がデザートセンターでコンタクトする以前に月や金星への宇宙旅行にういて執筆したものですが、それは以前からアダムスキー氏にはこのような能力(遠隔透視)を有していたことに由来します。催眠術などというものでなく、覚醒したまま宇宙を旅するとでも言うべき心境かと思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落341

341 The cosmic cells are always ready to help the carnal ones but this must be done by the insistence of the sense mind. And the process is no different than training a vicious animal to honor and obey. For through this kind of act the tendencies of viciousness are changed to kindness through chemical changes. The modern tranquilizer drugs do this, but only temporarily. To have a permanent lasting effect the sense mind must submit itself to such a change. During the change there naturally will be a conflict for the carnal cells will not be too willing to change. But the individual must stand firm, paying little attention to the unpleasantness that he will go through during this period, if he is to live a cosmic life instead of a personal existence.
341 宇宙的細胞は常に肉欲細胞を助けようとしていますが、これは感覚心の強い意志が無ければなりません。そしてその過程は凶暴な動物を貞節と従順にする訓練と変わるところはありません。何故ならこの種の行動を通じて、凶暴な傾向は化学的変化を経て優しさに変化するためです。現代の精神安定剤はこの働きをしますが、それは一時的です。永遠に続く効果を得るには、感覚心は自分をこうした変化に委ねなければなりません。その変化の間には当然、葛藤もあるでしょう。肉欲細胞らは変化することを余り好まないだろうからです。しかし、各自は、個人の存続の代わりに宇宙的生命を生きようとするなら、この期間で体験する不愉快さに少しの関心を払うことなく、しっかりそこに立ち向かわねばなりません。



【解説】
 自分との闘いの真意が本項に良く表現されています。私達にとって最大の課題は自分自身にあり、それらの諸課題を解決する為に私達は自分自身に向き合い、自分の欠点を人知れず克服するよう努力しなければなりません。
 多くの場合、自分自身の問題(欠点)は自分では認識しにくいものですが、問題が見えたら少しずつでもその解消に向けて独り努力する必要があります。
 丁度、運動選手(アスリート)が課題にぶつかった時、フォームを改造したり、様々な努力を行っている訳ですが、それも自身の欠陥を無くすという目標を達成する決意に基づくトレーニングによって達成されるという訳です。
 私達についても攻撃的な自我を調和融合的な宇宙的存在に改質する為に、自己改造を行う必要があり、それらの成果は身体の細胞の化学変化を伴う具体的なものになると説かれています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落340

340 Scientists now reveal that DNA directs all normal cell activity. And the cells are never silent as they travel from one to the other delivering their instructions.
340 科学者達は今やDNAが全ての正常な細胞活動を指導していることを明らかにしています。そして細胞達はそれらの指令を次々に他の者に配達する為、移動するので決して沈黙する存在ではありません。


【解説】
 本書が執筆された当時、最先端の科学知見であった細胞内の遺伝物質(DNA)について、著者は既にその本質を指摘しており、生命活動の原理について的確な知見を持っていたことが分かります。むしろ今日の我々の遺伝物質に関する知識は他惑星からの支援によってもたらされた可能性も高いものと思われます。
 本文で言う"移動する細胞達"とは白血球その他の血液細胞かと思われますが、その他についても、例えばガンの転移とかが象徴するように、実際に個々の細胞も体内を移動することも想定されます。
 ここで重要だと思うことは、私達自身の身体も含めて自然界はある一定の法則の下、整然と秩序ある活動が行われるということです。そしてそれを実現する為に、例えば細胞レベルの活動で言えば、ある遺伝物質(DNA)を原典として、各々の細胞がそれに従って行動するという仕組みです。そこには善悪の差別はなく、厳密な1対1の関係、つまり原因と結果の関係が法則として存在するということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第9課-段落339

339 In order to change the abnormal or carnal cells into normal or cosmic cells there must be a chemical change caused by the sense mind accepting the help of the cosmic cells. This is not easily done for the carnal ones through habit do not want to lose their dominion. Sometimes it is necessary for an individual to associate himself with a higher developed person for environment has much to do with development. We can readily see this in the society in which we live, for individuals are molded according to their environment.
339 その異常であり、肉欲的な細胞群を正常即ち宇宙的細胞群に変える為には、宇宙的細胞群の助けを受け入れる感覚心によってもたらされる化学的変化がなければなりません。これは習慣を通じて自らの支配権を失いたくないとする肉欲細胞群にとっては容易なことではありません。時として、高度に発達した人物と接することも必要となります。環境は発達に大きく影響しているからです。私達はこのことを私達が暮らす社会の中で容易に見ることが出来ます。何故なら各自は各々の環境に応じて形成されるからです。


【解説】
 本項で述べられているように私達の身体にはびこっている肉欲細胞を本来の姿に改質させるのは容易ではありません。これまで生きて来た方向を改変する為に、著者は心自体が化学変化を起こす必要があると指摘しています。具体的には心が改心する過程で配下の細胞に化学変化を及ぼす程の影響を与えることが必要なのです。
 しかしそのような変化を遂げることは容易ではないとも指摘しています。今までの環境が私達の心身ともに形作って来たからで、私達は習慣の中で生きているからです。
 こうした中、師に出逢い、教えを直接受けることは大きな力になると著者は指摘しています。直接、師と交流することは私達にとって生きた手本と同調・融合することで生きる糧を身に付け、自身の一大転機を図ることが出来るという訳です。
 かつてイエスと一緒に行動した使徒達、釈迦に従っていた弟子たち各々がそれぞれの師の死後、師の言葉を記した経典をまとめ、指針とし、その後お世界に大きな影響を与えた訳ですが、それも直接、師と交流して得た体験が元となっているのです。
 アダムスキー氏も同様に、氏の周囲には多くのコーワーカー達が氏を支えるとともに、氏との交流を通じて各々貴重な体験を持ち、その後の人生に影響を与えました。私もかつてそれらの方々にお会いしてお話を伺う機会を授かりました。年月を経た今、それらの方々は皆、お亡くなりになりましたが、それらの方々と会って直接伺ったお話は現在も私の生きる糧となっています。いずれ何かの機会に公表出来ればと思っているところです。師と出会うことはそれ程、貴重であり各々の進化にとって、大切な機会と言えるのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落338

338 You may say, but can a sense mind create ? Yes, for the mind is an effect of a cause and it carries the same potential. All jealousy, hate, etc., are man's creation, for in the Cosmos we find none of these. And both the normal cells and the abnormal cells keep records of all actions to which the sense mind can go for information when the need arises. Normal cells will give the individual correct information, while the abnormal cells will give misleading information based on past experiences. Both live by multiplication. This is the law of survival, so the abnormal ones will strive to multiply and resent any interference, while the normal ones do not resent or resist interference.
338 貴方は感覚心は創造することができるのですかと言うかも知れません。出来るのです。何故なら心は因の一つの結果であり、それは因と同じ潜在力を携えているからです。全ての嫉妬、嫌悪その他は人の創造結果です。何故なら大宇宙にはこれらのいずれも見い出すことはできないからです。そして正常な細胞達と異常な細胞達の両者とも感覚心が必要性が起った時に参照しに行ける為の全ての行動の記録を保持しています。正常な細胞は各自に正しい情報を授けますが、異常な細胞は過去の経験に基づいて誤解させる情報を与えます。両者はともに細胞分裂によって生き延びています。これが生存の法則であり、異常細胞は細胞分裂に励んで如何なる邪魔に対しても腹を立てますが、正常な細胞達は腹を立てたり、妨害に抵抗することはありません。



【解説】
 よく歳を取ると頑固になるとか、融通が利かなくなる等の表現がありますが、それこそが本文で言うabnormal cells(異常な細胞達)が自身の身体にはびこってしまったことに由来します。
 私達は向上するよりも退化や劣化することの方が多いものです。長年の感覚心の横暴は自身の中にそれらに呼応する異常な細胞群を造り上げ、名実ともに自身を支配しているのです。
 これに対してどのように対処し、本来の道に戻すかが重要なのですが、それには私達自身がその実状をよく観察し、何処に問題があるのかを突き詰める必要があります。これら地獄のような状況を捨てて、本来の姿に戻る道を探し出す必要があるのです。
 しかし一方では、大多数の生きもの達や自然界は本来の宇宙に調和した暮らしを送っておりますので、手本に事欠くことはなく、改心さえ出来れば再び本来の歩みに戻ることが出来るのです。また、その改心には決して手遅れということはなく、仮に死を前にした時でも、意義は高く、次の転生先にも生かせるものと思われます。”夕べに死すとも可なり”とはこうした心境を述べたものと思われます。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落337

337 There are records of mystics who have willed themselves to a spiritual guide and lost their individuality. And the supposed guide was nothing more than foreign cells created by the mind desiring a spiritual leader.
337 これまで自分自身をある霊的な指導者に捧げて自分自身の個性を失った神秘主義者の複数の記録があります。しかし、その指導者と思われた者は、霊的指導者になろうと願っている心によって造り上げられたよそ者細胞達以外の何物でもなかったのです。



【解説】
 永年にわたり自身の身体の中に自我(心)に従属する細胞を作り上げて来た私達の身体内部は、もはや一様に宇宙的とは言えない状況になっているという訳です。それら心に従属する細胞達はやがて自分達の言うことを聞かせる為、様々な手法で私達自身を先導しようとするということです。
 その試みは私達の心に対しても自分達に意を汲んで働かせようと、惑わす印象を送ることさえすると本文で著者は警告しているのです。丁度、キリスト教で言う悪魔のささやきのようなメカニズムかと思われます。
 このような場合、私達の敵は私達自身の中のこのような存在であり、自分(心)との戦いが課題の全てとなる訳です。
 一方、本文にあるように、このようにいわゆる肉欲細胞に支配され、採取的に自我を失って、路頭に迷う結果は避けなければなりませんし、それらを回診させて、本来の調和的な細胞に改質する過程が、私達の進める精進ということになります。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落336

336 The foreign cells have been cultivated by the sense mind through fear and other phases of unpleasant thoughts against others. They are no different than the foreign cells known as cancer in the human body. And if allowed to continue they multiply the same as a cancer does. And it is a well known fact that they will eventually take over completely.
336 そのよそ者細胞らは感覚心によって恐怖やその他他の者に対する不快な想念を通じて培養されて来ました。それらは人体のガンとして知られているよそ者細胞と何ら異なるものではありません。ですから、もし許容され続けると、それらはガンがそうなるのと同様に増殖を続けます。そしてそれらは遂には全てを乗っ取ってしまうことは周知の事実です。



【解説】
 本来はわずかな細胞しか心に従属するものではなかったのですが、心自体がそれら従属する細胞を増やして自分の勢力を増やして行くという訳です。即ち、幼児は純真無心な心であった訳ですが、次第に心の問題が大きくなり、心の支配力が高まるにつれ、体内にそれに従う細胞が増えてくるということでしょう。
 その状況はガン細胞と変わるところはないと著者は説いています。つまりたとえガン細胞にまで至らないにせよ、本来の宇宙的細胞ではなく、心に隷属した肉体細胞に成り下がっているものが増えて行くと警告しているのです。
 歳をとるにつれて、それら心に従属する細胞が人体全てを乗っ取ってしまうまでに至るということです。そうなれば名実ともに心に支配された存在になってしまいます。私達は自分の末路をどう迎えたいかについて良く考える必要がありますし、そのような状況に陥らない為にも、自らの心をよくよく監視すると同時に、より良い方向に導く必要があります。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落335

335  In the cosmic organization there is no fear, so the fears that all humanity knows come from foreign cells created by the sense mind. There are many foreign cells that cause envy, jealousy, suspicion and etc., that hinder the growth of the individual in becoming one with the cosmic purpose. These are very powerful for they have been given dominion in this world for ages. And they have the sense mind serving them first. But when this is realized and worked with, the chemicals of these cells begin to change in line with the Cosmos.
335 宇宙秩序の中には恐怖は存在しません。それゆえ全人類が知る恐怖の類いは感覚心によって造り上げられたよそものの細胞から来ています。宇宙的な目的と一体になろうとする各個人の成長を妨げる妬みや嫉妬、疑惑等を引き起こす数多くのよそ者細胞が居ます。これらは何世代にわたってこの世界での支配権を与えられて来た為、大変力があります。また、それらには真っ先に仕えるべき存在として感覚心があります。しかし、このことが理解され、努力すれば、これら細胞の化学成分は大宇宙に沿って変化し始めます。



【解説】
 本来、私達の身体の大部分を占める宇宙的細胞は恐怖を感じることはないと本項は説いています。宇宙は調和や融合に基づき各々が尊重される世界であり、恐怖などという要素は無いのです。
 先日、In the shadow of the moon(日本語名ザ・ムーン)という月面着陸当時の宇宙飛行士達の後日談や当時の心境について語られたビデオを見る機会がありました。その中で複数の宇宙飛行士が宇宙空間では地上とは別の、ある種、創造主と直接接しているような感覚になったことが述べられていました。
 私達自身の課題として、限られた心の技量の下で自己保持を模索するあまり、恐怖に支配されていることがあります。この恐怖心は各種保険業の隆盛を見ても分かるように、社会全体の仕組みにまで発達するまでになり、恐怖心をビジネスにするまでに至っています。
 しかし、私達はこれら恐怖の源泉が私達の心にあり、それらに一部の肉体細胞が従属していることに問題があることを明確にする必要があります。その上で各自が恐怖に向き合い、その本質を直視することが解説の一歩になります。以前、ウエイン・ダイヤー氏が”あなたの悩みは何処になるのか”と聴衆に問いかけていたシーンを思い出します。身体各部の大部分の細胞は毎日、喜々として活動しており、独り心だけが悩んでいるという訳です。従って、理解が進めば、全ては宇宙的な状態に復帰でき、調和出来ることになります。圧倒的な宇宙法則の中で、不協和音は存続することはないからです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落334

334 There are cells in the human make up that work in opposition to the cosmic principle. They are habit cells created by the sense mind that are trying to govern themselves by methods of their own.
334 人体の構成の中には宇宙原理に反対して働く細胞群があります。彼らは自分達自身の方法で自らを自立させようとしているもの達で、感覚心によって造り出された習慣的な細胞群です。



【解説】
 長年、心の支配下にさらされていた私達の身体にはその心に隷属するような特異な細胞も出来るという訳です。おそらくは私達の感覚器官に直結するような場所に存在するものと思われます。こうした細胞は自らの心の手先となっている訳で、黙々と働く他の宇宙的細胞とは異なる志向性を有しているのです。
 私達の心身の中にはこのような2大勢力があるということでしょうが、所詮、心には何らの見識や能力もないことから、これらの者達は様々な局面で心身に混乱を与えることになるのです。
 先日、身内に手術する者が居て、その手術に立ち会いました。術後、執刀医が切除した部位を見せて呉れましたが、見た目でも明らかに黒くなった病変が確認出来ました。実はその後、病理検査の結果、悪性のものではなく、ほっとしたのですが、この例からも私達の身体には本来の姿の他に、様々な変異を抱えていることが分かりました。
 上記の例は本人はまったく自覚症状がなく、CTで初めて発見されたもので如何に私達の心が自身の体内の異変に気付かないかが分かります。私達は心のみならず、心に関わる体内の動向についても注意を払うことが必要です。

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