2020年02月

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落358

358 One day, by means of this human instrument upon which we look so condescendingly today, we shall produce miracles of manifestation such as our world has never known. But recognition of its telepathic potentialities must come first. A definite self-training program must then follow if we ever hope to place these divinely created bodies on the same level as the mechanical devices we now deem so miraculous. There exists such a vast scope of working possibilities in the area of mental and psychological development, that the adventurous soul need have no fear of running short of fields to conquer.
358 いつの日にか、今日私達がそれほどに腰低く見上げるこの人間の道具を用いることによって、私達は私達の世の中がこれまで見たことのないような創造の奇跡を造り出すことでしょう。しかし、そのテレパシックな潜在能力に対する認識が最初になければなりません。もし私達がこれら神聖に創造された肉体を私達が今日奇跡だと考える機械装置と同じレベルに位置付けるなら、確固たる自己訓練計画が次に続かなければなりません。心や心理学上の発達の分野には広大で実際に役立つ可能性が存在しており、冒険好きな魂にとって征服すべき分野が不足する心配はありません。



【解説】
 先ずは私達各自がテレパシー能力を生まれながらに備えていることを自覚することが大切であり、十分な訓練を積めば必ず、その能力を開花させられると本項で著者は私達を励ましています。自らの能力を信じて、それを訓練によって育むことが重要なのです。
 他惑星人が地球に降り立ち、人々を導こうとするのも、その目的はこの一点に尽きる筈です。自ら手本を示すことで、私達地球人の覚醒を促したということでしょう。
 その教えは古代宗教のような神秘に基づく人々への支配ではなく、各自の精神的な改革を科学的知識に基づき各自に促すものであり、時代によっては異端者として既存の宗教から迫害されることもあったことでしょう。しかし、この科学的アプローチに基づくテレパシー能力の開発促進がない限り、私達地球人の進化はない訳で、本講座を学ぶ方々の今後の発展が他の者の模範となるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落357

357 During the past centuries Earth man's progress has been chiefly in mechanical fields. Every universal principle of which he has become aware, he has expressed in mechanical terms. And in man's earnest effort to acquire greater knowledge, he has forgotten to develop the one instrument that is capable of leading him to such knowledge.
357 過去何世紀もの間、地球人の進歩は主に機械分野においてでありました。彼は気付くようになった宇宙普遍の法則全てを機械的な用語として表現して来ました。そしてより偉大な知識を得ようとする真面目な努力の中で、彼はこのような知識に自らを導く可能性のあるその道具を発達させることを忘れてしまったのです。



【解説】
 本項で著者は、地球人類の歴史の中で産業革命と呼ばれる技術の進歩に比較して、私達人間にある想念・印象に対する知覚力、想念波動の持つ創造作用については全て進歩の歩みを止めたままになっていると指摘しています。
 確かに航空機やテレビその他の通信システム等、私達は高度な文明を発達させて来ました。しかし、人間の精神面については、未だ原始のままの未開発の状態です。むしろ、他人を陥れたり、あざむいたりして利益を上げようとするやからも増えており、殺伐とした世の中になりつつあると言っても良いでしょう。
 こうした中、誰もに本来備わっているこの能力を発達させれば、互いに相手の想いが分かり合える為、世の中全体として良質なものとなり、諸悪は駆逐されるに違いありません。私達が技術面ばかりに目を奪われることなく、「誠実な暮らし、創造主への信頼に根差した生き方を目指す意義は、こうした良質な心境を育むことが世の中を向上させる大きな力になるからに他なりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落356

356 If a man was submerged in a tank of water, he would influence and be influenced by the relative pressures existing between his body and the water mass. The same is true when dealing with the sea of the universe. For as surely as the law works in the coarser fields of manifestation (in this case the water), so it works in the finer. And what is the atmospheric, or etheric vibrations, but the pressure of life? The sooner we get away from our beliefs in mystery and superstition, the sooner we shall become the Knowers of Life in its fullness.
356 もし人が水槽の中に沈められたら、彼は自分の身体と水本体との間に存在する相対的な圧力に対し影響を与え、また影響を受けることでしょう。宇宙空間の海についても同じことが言えます。何故なら法則は粗い創造の場(この場合は水)で働くのと同じく、より精妙な場についても同様に働くからです。また、大気やエーテルの振動、否、生命の圧力についてはどうでしょうか。私達が神秘や疑いに対する思い込みから離れ去るやいなや、私達は生命の完全なる知者になることでしょう。



【解説】
 本項の記述から、著者アダムスキー氏は私達に、想念・印象というものは私達の全身で感じるものであることを伝えていることが分かります。決して、目や耳等の特定の感覚器官を通じて行われるのではなく、私達の身体全てで感受するものだということです。
 それはあたかも、私達が赤子が両親からいつくしまれるように、全宇宙に包まれ、その鼓動が伝わるのと同様です。まさに生命の海の中にあらゆる創造物が生きているのです。
 また、これらの教えの真髄は決して新しいものではなく、宇宙始原の昔から教えられ、伝わってきた真理であると言えるでしょう。今日の私達にも分かるように、その原理は実に単純、明快であり、誰にでも理解出来るものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落355

355 The human being is the most highly organized and sensitized instrument of manifestation. He is therefore most capable of tuning in to the lesser vibrations, objectifying them, and rebroadcasting them into the universe as higher expressions. We cannot help being affected by the varying frequencies of the chemical universe in which we live, nor can we help affecting others by the thoughts we send forth into the mind-ether of space. We need only to become aware of such relative currents to make use of these facts.
355 人間は最も高度に組織化され、鋭敏化された創造の道具です。ですから人間はより下位の振動に同調させ、それらを客観化し、それらをより高次な表現物として宇宙空間の中に再放射することが出来るのです。私達は私達が住む化学的宇宙の変化する振動によって影響を受けざるを得ず、私達が宇宙の心のエーテルの中に送信する想念によって他者に影響を与えざるを得ません。私達はそれらの事実を活用するためには、それらの相対的な流れについて気付くようになるだけで良いのです。



【解説】
 人間は最高位の創造物として他のあらゆるものを含め、全てを理解する能力を授けられています。そしてその理解は、物質の外観上の観察はもとより、それらが発する想念の全てを感受し、また自らが発する想念・印象を通じて、それらを含め全宇宙にその印象を伝達し、影響を及ぼす能力を有しています。
 また、同時に私達人間は広く宇宙空間やそれらに含まれる各々の発する想念・印象によっても影響を受けています。つまりは、私達は宇宙における想念・印象のルツボの中に生き、互いに影響し合って生活しているのです。
 言い換えれば、私達の日々発する想念は、私達自身だけでなく、私達の周囲のものにも大きな影響を与える事実に留意する必要があります。修身斉家治国平天下とあるように、各自の毎日の想念や心境がその人の環境を造り出すことにもなるからです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落354

354 No! The plant, the sea, the air, and the minerals of the earth have no faculty of independent reasoning. However, they possess the same natural guidance that causes human forms to be receptive to changes of conditions, for they contain the feeling element. Therefore, atmospheric and other conditions affect them just as they do humans; and they respond without question. For the same Life Force known as the Breath of Life in man, flows through their forms.
354 いいえ。植物や海、大気や地球の鉱物は独立した論証能力を有していません。しかし、彼らは人体が状態の変化を受容出来るのと同じ自然の導きを有しています。何故なら、彼らはフィーリングの要素を持っているからです。それ故、大気やその他の状態はそれらが人間に与えるのと全く同様に彼らに影響を与えますし、彼らは疑いなくそれに応答します。何故なら人間において生命の息吹きとして知られる同じ生命力が彼らの体の中にも流れているからです。



【解説】
 もちろん私達各自はこれまでの経験からフィーリングというものが、どういうものかについて多少なりとも分かっているものと思われます。通常は目や耳等の既存の感覚反応と合わせて知覚される為、これらフィーリングを独自の感覚とは思って来ませんでしたが、本項の内容からそれらは独自の経路から伝わって来ることが分かります。
 フィーリングと呼ばれる想念・印象の伝達経路は実は既存の感覚とは別の経路で伝えられることを理解することは重要です。本文に述べられているように、生物だけでなく、鉱物その他あらゆる存在物がこのフィーリングを介して通じ合えることが出来るのです。まさに万物同胞、万物に神宿るの心境です。
 これまで私達はこのような思想を未開人のアミニズムと蔑視して来ましたが、実は反対で、宇宙時代に向けて私達は自然界に普遍する共通言語としてのフィーリングを位置づける必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落353

353 Through millions of years of evolution, man is endowed with physical senses and a faculty for reasoning; and he has come to depend solely upon these avenues of perception. But what of nature? Does it possess the faculty of reasoning? Is it endowed with the organs of sight and hearing, taste and smell? Does the tiny seedling germinating in the warm, dark bosom of the earth use recognized sense perceptions to decide which chemicals to extract, and which to reject for proper growth?
353 何百万年もの進化の間、人間は肉体の諸感覚と論証の能力を授けられて来ており、これらの知覚経路のみに依存するようになりました。しかし、自然はどうでしょうか。自然は論証能力を持っているでしょうか。視覚や聴覚、味覚や嗅覚を授けられているでしょうか。大地の暖かく暗い懐の中で芽を出している小さな種は、適切な成長の為にどの化学成分を抽出しどれを拒絶するかを決定する為に感覚による知覚を用いるでしょうか。



【解説】
 私達人間が長年の感覚依存の生活の結果、今日ではそれら既存の感覚が全てを支配してしまった問題を、本項は指摘しています。本来はあくまで参考にすべき経路に対し、それらに全面的に依存することになった点を問題視しているのです。
 確かに自然界の他の生きもの達は論理的ではなく、その全てを本能とも呼べる直観で行っています。しかしそれらの能力は言葉を用いずともそれぞれの子孫に伝承され、何一つ困ることはありません。まして魚や昆虫などは、親から教わることもなく、独りで生き、成長して行くのです。
 これらの能力こそ、私達が学ぶべきものであり、自然の中に私達が教師とすべき生きもの達の生きる姿が数多くあるのです。本項は私達にとって必要な能力について改めて考えるよう促していると言っても良いでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落352

352 It is possible for the sense organs to be so sensitized, or refined, that they are capable of intercepting vibrations from a great distance, or they may receive higher frequency vibrations than can be heard by the normal individual. We are all aware that both our sight and hearing are limited to a very short range, compared to what our scientists know is possible. Yet, occasionally, individuals are born with exceptionally keen sight, or acute hearing; enabling them to see much greater distances, or hear higher or lower pitch frequencies than the average. But these are physical attributes. Two good examples are to be found in the bird and animal kingdoms. The bird, with its microscopic eyes can detect the movement of tiny life forms from high in the air. The silent dog whistle familiar to us all, is pitched too high to be audible to human ears, yet canines respond immediately.
352 感覚器官が鋭敏にされ、あるいは純化されることで遠距離からの振動を傍受したり、普通の人間が聞こえるよりも高い振動数を聴くことができるというのはあり得ることです。私達は皆、私達の視覚や聴覚は私達の科学者が可能だと知っている範囲と比べて大変狭い範囲に限られています。それでも時折、例外的に鋭い視覚や鋭敏な聴覚を持って生まれた人々もあり、はるか遠くが見えたり、平均より低い音律を聴くことができています。しかし、これらは肉体の属性です。二つの良い例が鳥と動物の世界に見い出すことができます。鳥はその顕微鏡的な眼で上空高い所から小さな生き物の動きを見抜くことが出来ます。私達皆に馴染みのある無音の犬笛は人間の耳には高過ぎて聞こえませんが、犬達はそれにただちに応答します。



【解説】
 感受性を高めるという意味においては、私達も自分の既存の感覚についても磨く必要があるでしょう。本項に紹介されているように、タカの視力やイヌの聴覚や嗅覚には人間をはるかに超える力があり、人間についても本来は更に広範囲な領域を捕らえる能力があるのかも知れません。つまり、想念・印象が大事だからと言って、創造主から与えられた既存の感覚も養い育てて行くべきなのです。
 その上で、私達はより精妙な印象の領域にまで、自らの知覚を拡げるということが大切であり、目に見える結果の世界とそれを支える原因としての生命力について合わせ学ぶ姿勢が必要だということでしょう。各自、身体をいたわり、心境を高める努力が求められています。同時に自然界において他の生物達が如何に自らの感覚を活用し、また驚くべき予知能力を生かしながら日々の営みを続けているかを観察すべきかと思うものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落351

351 We have shown earlier how emotions affect not only the brain, but the body as a whole. Every cell composing it reacts to the thought. So in the case of the above mentioned mental picture, the thoughts of deception in the mind of the man produced certain chemical changes in the cells of his body; and impressions from his body cells alone could have been received. However, in this particular instance, the thought actually passed through the brain-amplifier, and therefore created more forceful waves in the mind-element of space. These waves exerted definite pressures around innumerable people, yet they were ignored. One person-myself, in this case-being in a state of receptivity, became aware of this pressure acting upon my body, and allowed the transmission of it to register upon my brain without interruption.
351 私達は以前、どのようにして感情が頭脳だけでなく身体全体に影響を与えるかについてお示ししました。身体を構成しているあらゆる細胞が想念に反応するのです。ですから、上述した心の映像の場合、その男の心の中の策略の想念は彼の身体の細胞に何らかの化学変化をもたらしました。ですから彼の肉体細胞からの印象だけでも受信は可能だったのです。しかし、この事例の場合には、その想念は実際に頭脳増幅器を通った為、宇宙空間の心の要素の中により強力な波動を創り出しました。これらの波動は無数の人々の周囲に明らかなる圧力をもたらしましたが、人々は無視したのです。この場合、私一人が感受出来る状態であったため、私の身体に加わるこの圧力に気付き、その圧力を妨害することなく、私の頭脳へ伝え、登録させたのです。



【解説】
 本項は前述来の紹介事例において、その企ての想念波がどのようにアダムスキー氏によって把握されたか、具体的に解説しています。
 もちろん、波の伝搬には波を伝える媒体が必要なのですが、ここでアダムスキー氏は空間にある媒体を”空間の心の要素”と表現し、宇宙空間は人間の心のようなものだと示唆するのと同時に、私達の想念がこれら空間を伝搬し、遠隔地にも伝わっていることを説いています。
 これら空間を多くの想念が伝搬している訳ですが、多くの人々はそれらに無頓着であり、無視しているという訳です。今回の事例は、詐欺の発見でしたが、その他重要な科学の発見もある訳で、私達は互いにこれら発する想念によって相互に影響を受けていることになります。互いに正しい想念を維持することが如何に大事であるかが良く分かります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落350

350 What was it that enabled me to receive the thought of deception in this particular case? It was not the eyes or ears, for the meeting took place in another city, some distance from me. Was it the brain? No. The brain is merely a transformer and amplifier within the body. While it is true that any vibration striking the body is carried to the brain to be transformed into conscious perception, the actual reception of that vibration does not depend upon the brain, but upon the element of feeling within the nerve plasm of the body. This element is that positive nuclear spark, or soul, of the atoms composing the physical body. So the thought of deception came to me through the feeling channel.
350 この事例で私に策略の想念を受信させたのは何であったのでしょうか。それは目や耳ではありませんでした。何故ならその会合は別の都市、私の所からはかなり離れた場所で行われたからです。それでは頭脳であったでしょうか。いいえ。頭脳は身体の中の変換器や増幅器でしかありません。いかなる振動も頭脳に運ばれ意識的な知覚に変換されることは真実ですが、実際の振動の知覚は頭脳に依存せず、身体の神経原形質の中のフィーリングの要素に依存しています。この要素は肉体を構成しているプラスの核のスパークあるいは魂のことです。ですから策略の想念はそのフィーリングの経路を通じて私にやって来たのです。


【解説】
 ここで注目したいのは、とかく想念・印象等の議論では何か神秘的な要素を伴いがちですが、本講座においてはそれら印象類の伝搬が、私達肉体細胞の中にある細胞を構成する原子自体に由来する精妙な神経系によって行われるとする、極めて具体的な解説が為されていることです。
 この種の研究の原点を何処に置くかは最も重要で、本講座の前段にも記述があったかと思います。私達は神秘に原因を押し付けては前進はないのです。
 今回の具体例は、おそらくよく考えた末に提示されたものだと思われますが、アダムスキー氏は様々な相談事を引き受ける過程において、このような事例もあったということでしょう。改めて氏の活動の一端に触れることが出来る一文となっています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落349

349 Why did this idea come to me? I received the impression because the man in question, although deliberately saying one thing, was unconsciously broadcasting the scheme he had in mind, The other man, depending upon his auditory organs for enlightenment, believed the words he heard spoken. But because I was able to receive the transaction through the feeling channel, I discovered the deception. I revealed this impression to the intended victim, enabling him to take the necessary steps to guard against the fraud.
349 何故このアイデアが私にやって来たのでしょうか。問題の男が巧妙に一つのことを言っているにも拘わらず、無意識に自らの心の中に持っている企てを発信していた為、私がその印象を受信したのです。もう一方の男は光明を求めるのに自らの聴覚器官に依存していたため、その男が話したのを聞いた言葉を信じていました。しかし、私はフィーリングの経路を通じて両者のやりとりを受信出来ていた為、その策略を発見したのです。私はこの印象を意図された犠牲者に明かし、彼にその詐欺に対して身を守る必要なステップを取らせることが出来ました。


【解説】
 地上での商取引(ビジネス)の世界では、本項のような例は数多くあるものと思われます。こうしたビジネス上からも相手の真意を洞察出来るテレパシーの能力は残念ながら今日の地球上では自己防衛の為に必須なのかも知れません。
 如何に言葉や行為を繕うとも、その者の本心は想念波として発信される訳で、隠すことは出来ません。それ故、想念を鋭敏に感知出来る進化した他惑星人達は、はるか上空に宇宙船で滞空していても、眼下の者がどのような想念を発しているかは手に取るように分かる筈です。こうした地上のモニタリング活動によって、地球社会がどのような方向に歩んで行こうとしているのか、注視しているのではないでしょうか。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落348

348 Science, in its investigation of telepathy, has come to the conclusion that it is the result of a refinement of the sense organs, whereby they are able to pick up light or sound vibrations from a distance. But let us take a case in particular. A mental picture appeared to me of a conference between two individuals with whom I was acquainted. I saw the room in which the meeting was taking place very clearly, and the voices of both men were as distinct as if they were standing beside me. There seemed to be the greatest friendliness between them, and their transaction appeared to be of the most sincere and amiable character. But I became aware that a deception was being premeditated by one of the men.
348 科学はテレパシーを調査した結果、それが感覚器官を純化させ、遠方からの光や音を捕捉できるようになった結果であるとの結論に達しました。しかし、ある事例を特に取り上げましょう。私に私が知り合った二人の人物の間の協議の場面の映像が現れたのです。私にはその会合がもたれた部屋がとてもはっきり見えましたし、二人の男の声もあたかも二人が私のそばにいるように明確でした。彼らの間にはこの上ない友好的な雰囲気があり、彼らのやりとりは大変誠実で好意的な性質のものでした。しかし、私は彼らの内一人によってある策略が企てられていることに気付いたのです。



【解説】
 そもそも目に見えない想念・印象を感知するテレパシーは既存の感覚器官とは全く異なる経路によることを本項の事例は明確に示しています。本事例の場合、外観上は何も問題が現れていない状況であったにも拘わらず、アダムスキー氏は一人の相手の企てに気付いており、これは企てていた本人の目に見えない想念をキャッチしたからに他なりません。
 テレパシーの能力を高めるとは、私達の目を凝らし、耳を澄ませたりすることとは関わりなく、感受するインスピレーションに鋭敏になろうとする訓練を示すということでしょう。その能力には知識や技術の習得は必要なく、ただひたすら心をよぎる想念・印象に対して誠実で素直な心境が必要だということでしょう。
 幼子のようになれとは、このことを説いているものと思われます。日頃から上質な想念を求めることによっても、それらに対する指向性を高めることになることでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落347

347 To explain fully this universal force and its workings would be impossible: for it would demand a knowledge of Primal Cause. But whatever method was used to throw the Cosmic Force of the Universe out of its natural state of equilibrium, and set it into primal concentration or chemicalization, was also the beginning of thought.
347 この宇宙普遍の力とその働きを完全に説明しようとするのは困難でしょう。何故なら、それには原始の因の知識が必要とされるからです。しかし、自然の平衡状態から宇宙空間の宇宙的な力を取り出して、それを原始の密度状態、即ち化学処理に作用させる為に、どのような方法が用いられるにせよ、それはまた想念のはじまりでもあったのです。



【解説】
 古来、日本には人が発する言葉には物事を実現させる霊力がある(”言霊”)とされて来ました。これは本項で言う”想念”の持つ実現力と近い意味合いがあるように思われます。
 本項では、これまでの平衡状態から次なる創造に向けて物質が動く際には、想念が作用すると説かれているように思います。私達の日常的想念がその内容やレベルに従って周囲に作用し、新たな環境を造り上げて行くということでしょう。
 そういう意味からも、私達は各自の発言を慎み、発する想念を監視して、それが相応しいものであるよう、努めることが重要なのです。こうした自らの潜在能力を十分に理解し、穏やかで包容的な想念を維持する重要性はそこにあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落346

346 It is realized that those trained to use superficial knowledge and book-learning will continue to deem such truths as fantasy. Those who believe that all problems must be solved either with pencil and paper, or by physical experiments, will find it difficult to accept the theory of a universal language that is capable of revealing all existing knowledge.
346 上辺だけの知識や机上の学問を用いるよう訓練された人達は、今後もこれらの真実を空想だと見なすだろうことは分かっています。あらゆる問題が紙と鉛筆、或いは物理的実験のいずれかによって解かれる筈だと信じている者は、存在する知識の全てを明かす可能性がある宇宙普遍の言語についての理論を受け入れるのは困難なことでしょう。



【解説】
 これまでの地球の科学は限られた結果の世界で見つけた法則性を唯一の拠り所として、全てを理解しようとし、その結果、それらの知見から説明できないものを拒絶して来ました。
 確かに自動車や航空機、巨大な船舶等、これら知識の経験無しには造り上げられなかったことも事実です。しかし、これらは宇宙の中のほんの一部でしかなく、宇宙にははるかに広大無辺な活動が行われており、これらは本講座で学ぶ宇宙的活動、想念・印象の働きに基づいているのです。
 従って、これら広大な宇宙を理解しようと思えば、私達はその源である想念・印象の作用や具体的活動について、よく学ばねばなりません。原子・分子の微細な世界で起こっている現象を自らを通じて理解し、それを自分達の生活に生かす努力を惜しんではなりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落345


345 Perhaps you have taken these reactions as a matter of course, attributing them to psychological rather than physiological sources. But the fact is, we cannot separate the two phases of expression; both are the result of chemical action. Any phenomena of sensation, whether it be a feeling of great joy because the sun is shining, or a pain in the stomach caused by eating some food for which the cells had no affinity, is the product of chemical reaction. In any channel of awareness, we cannot get away from the fact that we are living in a chemical universe. It matters little whether those chemicals manifest as a force, or as a substance.
345 おそらく貴方はこれらの現象を当然のごとく生理的というよりは心理的な源泉に起因する反応だと思って来たことでしょう。しかし、事実は私達はこの二つの表現の側面を分離することは出来ないのです。両者は共に化学反応の結果です。如何なる感情の現象も、それが太陽が輝いているが故の大いなる喜びの感じであっても、細胞に親和性が無く摂った食物によって胃に生じた痛みであっても、それは化学反応の所産なのです。如何なる知覚の経路であっても私達が化学的宇宙に生きている事実から離れることは出来ません。それらの化学物質が力として現れようと、物質として現れようと大差はありません。


【解説】
 最近世間を騒がせた違法薬物の問題も、元はと言えば、それを摂取することにより、体内の正常な化学反応や神経反応が大きな影響を受け、その結果、本人の気分に劇大な変化をもたらすことに起因しています。即ち、精神的な高揚感を得たいが為にそれら薬物に依存するようになるのです。
 このように私達の精神活動は化学物質やその反応から大きな影響を受けているのですが、上述のように物質に頼っていては物質万能主義に陥り、私達の進める進化の道とは離れてしまいます。私達は自分の精神的側面も物質に大きく影響を受けている存在であることを認識しつつ、自らの内面の改革を進めて行く必要があるのです。
 また、同時に精神面での進化は身体各部にも大きな影響を与える訳で、心身は互いに同期していると言った方が良いのかも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落344

344 We find that fog and cloudy weather produce a sense of mental depression in many people. Even the direction at which the sun's rays strike the earth will influence us all to some degree. During the winter our natural ability is slowed down; but with the first promise of spring a feeling of exhilaration surges through our body cells, and we take a renewed interest in life. Seismological disturbances produce a general feeling of restlessness; electrical storms affect the nervous system. Examples of this chemical action upon the cell consciousness are almost endless.
344 私達は霧や曇りの天気は多くの人達に憂鬱な感じを作り出すことに気付いています。太陽の光線が地球に当る方向でさえも、私達全てに何らかの影響を与えることでしょう。冬の間、私達の自然の活動は低下しますが、春のきざしとともに快活さが私達の肉体細胞の中に沸き上がり、私達は生命に対する復活した関心を持つのです。地震の揺れは一般的な不安のフィーリングを作り出しますし、電気的嵐は神経系に影響を与えます。細胞意識に及ぼすこの化学作用の例はほとんど際限が無いくらいです。



【解説】
 私達は自然界の諸変化からも影響を受けながら、日々生活しているということです。天候や日照、気温や湿度等、多くの要素が私達の身体のコンディションや心境に影響を及ぼしていると説いています。まさに、私達は自然の懐の中に生きている訳で、私達が生きる上で自然との関わりは無くてはならないものです。晴耕雨読という表現の中には、これら自然の諸変化の中で適合して生きてきた人々の営みが写し出されています。
 一方、近づく災害について、本項は示唆とも見える一文を掲載しています。昨今、地震発生の前には地殻のズレや圧力によって電磁波が発生するという話(圧電効果)がありますが、その電磁波が私達の身体神経に影響を及ぼすとするものです。後日、何か胸騒ぎがあった等々の話は、これらが原因となっている可能性が高いということでしょう。
 広く諸感覚を鋭敏にすることがテレパシーとすれば、これら自然からのシグナルを感知して、災害から逃れること、動物的な本能を身に付けることが出来るということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落343

343 By observing the trend of human behavior during a change in atmospheric conditions, we have positive proof that chemical action does affect the cell consciousness. When the barometer drops a few degrees, many human mentalities drop with it. Any change in atmospheric pressures, such as those found at different elevations above sea level, influence the cell action of the body. This is noticeable to anyone, for the change of a few thousand feet will affect us all to some degree. As we climb higher, our heart action and respiration are speeded up, and at high altitudes physical exertion is an effort until the body cells make the necessary adjustment to the lighter atmospheric pressure with its accompanying lack of oxygen. Some people are so sensitive to this, that their bodies are aware of a change of only a few hundred feet.
343 大気の状態変化の間の人間の行動傾向を観察した結果、私達は化学作用は細胞の意識に影響を与えるという明確な証拠を得ています。気圧計が数度降下した時にも、多くの人間の思考状態はそれと一緒に低下します。大気圧のどんな変化も例えば海水面から異なる高度にある場合に肉体細胞の活動に影響を与えます。これは誰でも気付くことで数千フィートの変化は私達全てに影響を与えることでしょう。私達がより高く登るにつれて、私達の心臓の鼓動と呼吸は早まりますし、高い標高での肉体の消耗作用は肉体細胞が酸素欠乏を伴う薄い大気に馴れるまでの努力なのです。ある人々はこれに対し大変鋭敏で、彼らの肉体はわずか数百フィートの変化にも気付きます。



【解説】
 私達を取り巻く外界の変化は、私達の各身体細胞によって感知され、体内でその変化に対応する為に様々な活動が起こります。その影響を私達の心が受ける為、気分に変化が生じるのです。
 これらいわば、身体細胞がある種のセンサーとして見えざる外界の変化を把握しているのです。そういう意味からは、私達は目に見えない地殻深くで生じている変化に気付くことも出来るという訳です。しかし、その為には私達自身、自分の身体細胞の異変に気付く必要があり、漫然と生きるべきではありません。
 また、同時に、これら身体細胞の警告に過敏となってもいけないのかも知れません。本来の自分の生き方がこれら外界の変化によって左右されるべきではないからです。適度な鋭敏さと対処力が必要と思う次第です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落342

342 However, complete knowledge of this, or any other circumstance, is possible through the feeling channel. When a person is sensitive enough to interpret the vibrations emanating from the earth, this information can be received as easily as a thought from another human being. They will then be able to estimate the pressures being exerted, and deduce the natural results to follow. The tiny atoms manifesting in the strata of the earth will share this knowledge with those capable of intercepting it.
342 しかしながら、このこと、あるいはその他の環境に関する完璧な知識はフィーリングの経路を通じて入手可能なのです。人が地球から発せられている振動を解釈できるほどに鋭敏であれば、この情報は他の人間からの想念と同様に容易に受信可能です。そうなれば加わっている圧力を予測し、来るべき自然の結末を推論することも出来るでしょう。地球の地層の中で創造を担っている微小な原子達はそれを傍受できる者にこの知識を分ち与えてくれることでしょう。



【解説】
 ”洞察力”という表現は既存の感覚器官の範疇を超えて地中深く、あるいは天空はるか遠くで生じている状況を想念・印象レベルの波動で感知出来るテレパシー能力を指しているのかも知れません。地中深く発生する地震のケースでは、地震を引き起こす地殻に加わる強烈な圧力を受けている鉱物分子達と印象レベルでつながり、状況を理解することであるからです。
 このように私達はテレパシー能力を向上させることによって、自然災害にも適切に対応をとることが可能となるのです。
 現在、本講座が執筆された頃と比べると状況は切迫しているのかも知れません。太平洋を取り巻く地震帯や火山群の活動が急増していると思われます。各位におかれては、ますますテレパシー感覚を鋭敏にして、災害を乗り越えていただきたいと願っています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落341

341 For instance, geologists have discovered that a great earth fault lies along the Pacific coast of America, extending from Alaska to Mexico, and beyond. Varying pressures are being exerted here, and the earth around the fault has a certain strength of cohesion; but accurate readings of this are not ascertainable by the use of present day instruments. So a1though geologists know that this portion of the earth's surface is destined to move from time to time, producing earthquakes, because of their limited knowledge of actual conditions they cannot predict a definite date for these disturbances, nor can they estimate the severity to be expected.
341 例えば、地質学者はアメリカ大平洋岸に沿ってアラスカからメキシコ、更に遠くまで一つの巨大な断層があることを発見しています。変動する圧力がここで働き、また断層の周囲の地殻はある一定程度の結合力を持っています。しかし、この正確な値の読み値は今日の計器を用いては確かめることは出来ません。そのため地質学者はこの部分の地表は地震を発生させ、時折動く運命にあることは知っていても、現実状態に関する彼らの限られた知識の為に、彼らはこれらの変動の正確な日付を予想したり、予期すべき激しさについて予測することが出来ません。



【解説】
 阪神淡路にしても熊本阿蘇についても地震の震源には断層の地割れが出現しました。これはその破砕断面に沿って地殻の力が加わった結果、断層に沿ってズレが生じたものとされています。またこのように断層があるような場所は過去にも何度となく大規模地震が発生して来た場所であることをも意味しています。
 本項はこれより更に規模の大きい断層帯が太平洋岸に沿って存在していること、またその断層帯が一定程度の時間間隔で地球規模の大地震を引き起こす場所であることを述べています。
 今日でもこれらいわゆるプレートの移動による地殻変動は良く知られているところですが、近年ようやくその観測手法が出来つつあるのが地球の現状です。
 これらの地殻変動は私達の地上の文明に大きな影響を与える訳ですが、まだ私達地球の科学技術ではその全容をつかむことは出来ないでいます。しかし、これら地下深くの状況について、私達が想念・印象波に鋭敏となり、その変化を知り得るようになれば、もっと被害を減らすことが出来る筈です。この点では私達地球人は他の動物達より能力が劣っていると言うほかはありません。
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