2019年05月

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落178

178 Nature finally rebelled; and this prolonged tension brought on a serious lung condition. When the doctor gently told her the results of the laboratory tests, outlining a plan for the necessary months of bed rest, the woman ignored the serious condition in her body, but expressed deep concern over the state of neglect she felt sure would invade the home without her personal supervision. In other words, her thought-habit pattern had become so set, even the threat of a dangerous illness could not register its full impact upon her mind.
178 自然は遂に反乱を起こし、この長く続いた緊張は深刻な肺の状態をもたらしました。医者が彼女に優しく、検査室での試験の結果を話し、数カ月の長期療養の治療計画の概要を説明した時も、その婦人は自分の肉体の深刻な状況を無視して、自分自身の監督が無くなった家庭には必ずや放任状態がはびこるとの思いに極度の懸念を示したのです。言い換えれば、彼女の想念習慣があまりに固定化されていた為、危険な病の脅威ですらも、彼女の心に十分な影響を留めることは出来なかったのです。


【解説】
 本来なら自分の身体の状況については、自分が最も良く分かっているべきですが、実際にはそうなっていないことも多いのです。本人の心が何か別の対象に向いていて、肝心の自分自身の身体の危険な状況にも気付けていないということもあるのです。
 本項の場合は、主婦の責任感と言えるかも知れませんが、医者の忠告に対しても冷静な判断が出来ない程の執着となっています。一見すると特殊な事情に思えるかも知れませんが、実際には私達が自分自身に対してごく普通に行っていることでもあるのです。ご自身の身体状況に一切気付けず、生活習慣を改善出来ず、種々の症状が出ているのが中高年の常ですし、身体の悲鳴より、目先の味覚や習慣が優先されていることも本項と同様です。
 私達はもっと、ご自身の肉体細胞の内なる声を聞くよう、心を謙虚にすることが必要です。各細胞や原子・分子の声に耳を傾ける中で得るインスピレーション(想念パルス)こそ、価値あるものであるからです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落177

177 The focal point of this woman's life was her home, her husband, and her children. In her fervid desire to be a good wife and mother, she had become so immersed in physical tasks that she made everyone around her uncomfortable. On rainy nights her husband stopped on the drafty back porch and removed his shoes, traversing the length of the house in his stockinged feet so he would not mar the freshly scrubbed tile. The children's lives were ruled by stern admonitions: "be careful not to soil your clothes; pick up all your toys; for goodness sake, don't disarrange the furniture."
177 この女性の人生の中心は彼女の家庭であり、彼女の夫であり、子供達でした。彼女の良き妻であり、良き母でありたいとする熱烈な願望のあまり、彼女は物理的な課業に没頭するようになった為、彼女は自分の周囲のひとりひとりを不快にさせてしまいました。雨の夜には彼女の夫は肌寒い裏のポーチで立ち止まり、靴を脱ぎ、真新しく洗われたタイルを台なしにしないよう、靴下を履いた足で家を横切ります。子供達の日常生活は「衣服を土で汚さないように注意して。自分の玩具を片付けて。お願いだから家具を乱さないで。」との厳格な説諭に支配されていました。




【解説】
 このような例は何処の家庭でもあるものです。本項で著者は日常、私達がどのような想念に縛り付けられているかを端的に指摘しているのです。私達は自分が良いと判断した事柄に固執しがちです。また、その結果、柔軟性を持つことなく、自分の良いと思うことを他人にも押し付けようとしがちです。
 しかし、これらは仏教で言う執着に他なりません。常にやって来る新鮮な想念・印象に耳をそばだて、何時でもそれに対応する為には、何かに執着してはいられないものです。
 柔軟性とは宇宙から時折やって来るインスピレーションという贈り物を受け取る為に必要な条件であり、それら贈り主に感謝する気持ちこそ最も重要視すべきものだと考えます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落176

176 Here is another example of how a worried mind affected the body cells to the point of physical breakdown. For twenty years a friend of mine had prided herself on being an immaculate housekeeper. In fact, her home was so "freshly-vacuumed" looking, both family and friends were never quite comfortable in it. While entertaining, she had an annoying habit of watching the ash trays, fairly snatching them out from under cigarettes so she could replace with clean ones. Her every move, every facial expression reflected nervous anxiety, making the atmosphere in the home vibrant with uneasy tension.
176 ここに心配しがちの心がどのようにして肉体細胞を物理的な崩壊点にまで影響を与えるかに関するもう一つの例があります。私の友人の一人は20年間にわたり、完璧な主婦であったと自慢していました。実際には彼女の家は余りにも「真新しく電気掃除機がかけられた」ように見える為、家族も友人達もその中では決して心地よくはありませんでした。興じている最中でも彼女はタバコの下から灰皿をひったくって新しいのと入れ替えられるよう、灰皿を凝視するイライラさせる癖がありました。彼女の一つ一つの動作や顔の表情は神経質な心配の念を投影しており、その家庭の雰囲気を落ち着かない緊張感でみなぎらせていました。



【解説】
 本項はいわゆる”神経質”の正体は”恐れ”にあることを説いています。事例ではキレイ好きの主婦の話が記されていますが、話の主人公は他人の自分への評価を恐れて、本来のお客のもてなしの本質を忘れた行動をとっている訳です。
 もちろん何かに集中し、熱中することは物事が何であれ大切なことです。しかし、この場合は客をもてなす上で何が大切なのかという点で、理解が出来ていないことが背景にあります。先ずは心からの歓迎とくつろいでいただきたいとする歓待の気持が何よりも優先するべきでしょう。
 相手を快く受け入れ、自他の区別なく接することが接遇の基本かと思います。また、これら人との接する機会を通じて想念・印象の感受や発信について多くを学ぶことが出来ることも確かです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落175

175 The natural state of the body cells is a relaxed, yet busy approach to life. When you distort their normal expression through tenseness, they broadcast this inharmony to all about you. We have many examples of this in our daily lives. Notice that when you are tense and out of sorts, and lash out at someone with a sharp retort, you will usually receive a sharp answer. This is caused by the cells of your body impressing their feeling of discontent upon the body cells of the other person. And because you are expressing a strong, destructive emotion that most people have not learned to guard against, their body cells respond in like manner. So if you want to make a happy life for yourself and those around you ... watch those emotions! Stop worrying over every little thing-and over every big thing, too. Worry has never yet solved a problem or changed a circumstance.
175 肉体細胞の自然な状態とはリラックスして、しかも生命に近付こうと専念している状態です。貴方が緊張を通じてそれらの普通の表現をゆがめてしまうと、それらはこの不調和状態を貴方の全周囲に発信します。私達はこの例を日常生活の中で多く持っています。貴方が張り詰めていて機嫌が悪い時、誰かを辛らつな応酬で非難すると、貴方には大抵はとげとげしい応えが返って来ることでしょう。これは貴方の肉体の諸細胞が不満のフィーリングを他の人の肉体細胞に印象付けている為に引き起こされます。そして貴方がほとんどの人がそれに対して守らなければならない強烈で破壊的な感情を表現している為に、それらの肉体の細胞も同様に反応しているのです。ですからもし貴方が自分自身や周囲、等々に幸せな人生を成し遂げたいと思うなら、これらの諸感情を監視しなさい! 個々の細かい物事、また個々の大きな物事についても心配することを止めなさい。心配が問題を解決し、あるいは環境を変えたことはありません。




【解説】
 アダムスキー氏がよく言うリラックスの本来の意義について、本項では分かり易く解説されています。私達の身体細胞が本来の宇宙的活動に従事するとはどういうことなのか、また、その逆に心の嫌悪感に従うとどのような状況になるのかが本項では具体的に記されています。
 本文から分かるように、本来、私達の身体細胞は宇宙的波動の流れに従って穏やかにしかも活動的に委ねられた活動に従事しているのですが、そこに心の不安や怒りの想念が入り込むと、真っ先にその影響を受けてしまい、全身がそれに呼応した態勢をとるというのです。その結果、身体全体が緊張し、身構えてしまい本来の柔軟な活動が出来なくなり、各細胞に大きな負担をかけてしまうのです。
 こうして体内は緊張状態になるのですが、またその影響は相手にも伝播し、無用な緊張を生み出すこととなるのです。このようにご自身の心を制御しなければ、身体細胞のみならず周囲の者にも大きな影響を与えることとなります。テレパシーは想念伝達の域を超えた一大真理であり、宇宙的法則でもあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落174

174 Stop and study yourself impartially. Do you rush about, your body a quivering mass of taut, jangling nerves? Is your mind racing ahead to all the things you feel you must accomplish? If so, you will find every muscle in your body is tense. At the end of the day your body and mind will be fatigued. Even sleep will not bring repose if the mind is not at rest, and in time nature will rebel against your continuously breaking one of her fundamental laws. For when your body and mind are tensed and worried, the cells will not function properly.
174 立ち止まって、片寄らずに自分自身を研究することです。貴方は自分の張り詰めて苛立つ神経の塊になった身体を急き立ててはいませんか。貴方の心は貴方が成し遂げなければならないと感じる全ての物事に向かって、駆け出してはいませんか。もしそうであるなら、貴方はご自身の肉体のあらゆる筋肉が緊張していることに気付くでしょう。一日の終わりには、貴方の肉体と心は疲れ切っているでしょう。もし、心が安静になっていなければ、睡眠も休養をもたらすものとはならないでしょうし、また、やがては自然の基本的な諸法則の一つを継続的に破り続けている貴方に、自然は反逆することでしょう。何故なら、貴方の肉体と心が張り詰め、悩んでいる間は、肉体の諸細胞は適切に機能しないからです。




【解説】
 私達は自身を自ら差配しようとする自分の心によって疲弊させられて来ました。他人との競争や契約時の無理な約束ごとを守る為、本来の姿とはかけ離れた状況、追い詰められた状況の中に生きて来たように思います。
 その結果、遂には身体細胞が悲鳴を挙げて病気や老化の道を歩むことになります。元来はもっと豊かに調和した生活を送れる環境にあった筈にも係らず、それら宇宙的な好条件に感謝することよりも、習慣化した日常の中で心の支配に甘んじているのが私達の実状です。
 このように身体細胞を本来の自由な状態に戻すことは、私達自身の寿命をのばし、より宇宙的存在になることをも意味します。日常生活の中でどのようにしてこれら調和的、宇宙的な想念・印象を自身の内外に保って行くか、私達は毎日、その実現に取り組むことが重要です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落173

173 This unnatural condition in the digestive system is the direct consequence of the strong thought vibrations of anger or anxiety impinging upon the body cells, and if continued long enough can cause serious and lasting bodily damage. Science has definitely proved that anxiety and tension can terminate in neurosis, ulcers, etc. So here is evidence that the sense-mind can bring suffering upon itself, the physical man. There is great truth in the saying, "As ye sow, so shall ye reap." for it is applicable not only to our morals, as most people interpret it, but to every facet of our lives.
173 消化システムにおけるこの不自然な状況は、肉体細胞に衝突して来る怒りや不安の強い想念の直接的な結果であり、もし長く続く場合は、深刻で続く肉体の損傷を引き起こす可能性があります。科学ははっきりと、不安や緊張はノイローゼや潰瘍を起こして終結することを証明しています。ですからここに、感覚心が自分自身、即ち肉体としての人間に苦痛をもたらし得ることの証拠があるのです。「播く種は刈り取らねばならない」ということわざには、偉大な真実があるのです。何故なら、それはほとんどの人が解釈するような道徳ばかりでなく、私達の生活のあらゆる側面に適用できるものだからです。




【解説】
 これまでにも私達は過度なストレスによって胃潰瘍になった等々の話を聞いています。本項は私達の肉体に対し、私達自身の抱く想念が真っ先に作用することを説いています。良い想念は良い結果を、誤った想念はそれを反映した状況を造り上げるということでしょう。
 それ程に私達の放つ想念は私達の身体細胞にも直接的に作用するということです。このことは私達人間が本来の性質を発揮させることを、エゴと呼ばれる自分が長年妨げて来たということです。本来は生まれ出た赤ん坊が柔軟・素直で本来の美しさを表現出来ているのに、長年月生きて来た老人に老いの醜さが多く表れることを裏付けています。
 その点、大自然の中の動植物は違うように思います。彼らは確かに老いはしますが、見苦しくなく、そっとその生涯を終えるように私には思われます。生まれてからどのような時間を過ごしたか、宇宙的波動に同調できていたかどうか、その最期の姿は語っているものと思います。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落172

172 While our minds cannot consciously direct each detail of the complicated workings of the body - we must depend upon nature for this - through our mental attitudes we do wield a tremendous influence over these operations. If we are serene when we eat, the digestive processes are orderly; but if the mind is agitated by thoughts of anxiety or anger, the little cell chemists of the stomach and intestines will be thrown into confusion. This will result in an unbalance in the glands producing the gastric juices, and indigestion will follow. Because the digestive processes were unbalanced, the second group of little chemists, those responsible for controlling the gas, cannot perform their duties properly; and excessive gas will form, often settling around the heart. Since the waste matter was not fully digested, the third group, those responsible for elimination, will be unable to function properly.
172 私達の心は、このことを自然に対して依存しなければならず、意識的に肉体の複雑な作用の個々の詳細を指示することは出来ない一方で、私達の心の態度を通じてこれらの作用に対しては途方も無い程の影響を行使しています。もし、私達が食事する時、穏やかであれば、消化の過程は整然と行われます。しかし、もし心が不安や怒りの想念によって掻き乱されていると、胃や腸のそれら小さな化学者達は混乱の淵に投げ込まれてしまいます。これにより、胃液を作り出す分泌腺にアンバランスをもたらし、消化不良となります。消化の過程がアンバランスになった為に、ガスの制御を担う二番目の小さな化学者達は自分達の任務を適切に実行出来ず、余分なガスが生成し、しばしば心臓の周囲に溜まります。老廃物が完全には消化されない為、排泄を担う第3のグループは機能を適切に果たせなくなります。


【解説】
 本項は私達の身体の中の様々な活動について説明しています。毎日、私達が口にした食物がその後、体内で消化吸収が起こり、最終的に不要物として排泄されるまで、私達の心はどのようなことが起こっているのか、全く知らないのですが、実際には本項に記されているように様々な反応と人体各部の器官が連携して整然とした諸反応が行われています。
 つまり、それらの諸反応が調和して遂行されて初めて所定の消化吸収が行われる訳で、私達の心が不安定であったりする等、これらの反応を妨げる場合には、消化不良その他の不調を引き起こすと説いています。つまりは、私達の心がこれら自然の諸活動を妨害しているという訳です。
 このことからも分かるように、私達自身の生命を永続させる為にも、心はこれら体内の宇宙的諸活動に耳を傾け、これらを妨げるような低次元の想念を発することは厳に慎まなければならないということです。自身の敵は自身の心にあるという訳です。そしてこの心を訓練することこそが、私達の生きる上での最大の課題であるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落171

171 Every moment of our lives provides us with ample evidence of the intelligence of the body cells. While we go about our daily routine, these busy cells oversee the intricate functionings of our bodies. With no assistance from our conscious mind, they extract the essence of the foods we eat, parcel it out to the various parts of the body in proper proportions, and discard the waste. Admittedly, this is only what we have come to accept as a natural functioning of the body; yet when analyzed, it represents a miracle that man cannot duplicate. Does it not give us a wonderful insight into the workings of nature? And what is Nature but Cosmic Cause expressing Cosmic Intelligence?
171 私達の命の一瞬一瞬が私達にこの肉体細胞が持つ知性について有り余る程の証拠を提供しています。私達が日々の日課に出掛ける間にも、これら多忙な細胞達は私達の肉体の複雑な諸機能を見渡します。私達の意識ある心からは一つも援助を受けることなく、細胞達は私達が食べる食物のエッセンスを抽出し、それを身体の様々な部分に送り届け、老廃物を排泄します。明らかなところ、これは肉体の自然の機能として私達が認めるところです。しかし、分析すると、それは人間が真似することが出来ないような奇跡的なことであることを表わしています。それは私達に自然の諸作用に対し、素晴らしい洞察を与えているのではないでしょうか。また、自然とは宇宙的英知を表現する宇宙的因以外の何者でもないことについてです。




【解説】
 私達の心以上に私達の身体細胞が生命維持に関して知識を持ち、身体全体と調和して作用させていることは、本項に記されているように毎日の食事の後の摂取した食物の消化や身体各部への栄養素の配布、更には廃棄物の排泄等々の作用から良く分かります。
 これらの各過程の内、私達の心が関与するのは食物を口に入れてから呑み込むまでのわずかな期間でしかありません。それも味覚や嗅覚等、感覚器官の勝手な意見に左右されている訳です。
 私達は食物を飲み込んだ後、自分の体内でそのような変化を遂げているか等、全く関心がありませんでした。しかし、それらの動き無くして自身の肉体の維持は困難です。ご自身の健全な身体維持の上からも、自信の肉体で起こっている諸活動について、もっと私達は関心を持つべきだと言えるでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落170

170 For instance, living tissue taken from the body of a chicken has been kept alive for years without the aid of brain, spinal cord, or sense organs; not merely preserved but actively growing, or multiplying in cell composition. It is true that this tissue could not continue to live if it were not supplied with proper heat, moisture, and the necessary food; but if the cells of this living tissue were not conscious entities, how could they know how to assimilate the elements provided for their maintenance?
170 例えば、ひな鳥の身体から取り出した生きた細胞組織は、頭脳や脊髄あるいは感覚器官の助けがなくても、何年も生き続けられました。単に保存されたということではなく、活発に生育し、即ち、細胞分裂をし続けたのです。この細胞組織が適切な温度や水分、そして必要となる食物が提供されなかったとしたら、生き続けることは出来なかったのは確かです。しかし、この生ける細胞も組織が意識ある実体でなかったとしたら、どのようにして、それらは自分達の維持の為、提供された元素を取り込むことを知り得たのでしょうか。




【解説】
 生体細胞が自立して生存できることを本項では述べています。つまり細胞自身が生命存続の為の知性を有している訳です。これにより、私達の身体各部もそれ自身である範囲において生命存続を可能としており、いわば他の器官とは独立してそれ自身の使命を熟知していることが分かります。
 一方で、私達は最近の科学で、ブタに人間の臓器を作らせたり、鳥にワクチンを生成させる等、これら細胞の生命力を利用するようになって来ました。生命本来の機能を人間が利用するだけの存在として見るようになっているのです。
 しかし、これらは生命に対する畏敬や慈しみとは懸け離れた姿勢のように思われます。人間が地球や宇宙の支配者であるとするおごりの下、利潤主義に紛れた科学という他はありません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落169

169 Each atom making up the cells of the body possesses within itself the element of feeling-which is consciousness. Consequently, it is quite possible for the cells of one form, to convey the state of their activity to the cells of another form. When the cells of one body are impressed with vibrations from the cells of another body, the impulse is created in the nerve plasm and immediately carried through the afferent nerves to the brain, where it is decoded into a conscious thought. It may be difficult to accept the idea of cells as little conscious entities, capable of receiving and passing on vibratory impressions, or of forming their own messages; but experiments which have taken place in our laboratories have proved conclusively that all substance is possessed of consciousness.
169 肉体の細胞を構成する各原子はそれ自身の内部に意識であるフィーリングの要素を所有しています。したがって一つの形あるもの(訳注:肉体)の細胞群が他の形あるものに自らの活動の状況を伝えるというのは全くのところ、起こり得るのです。ある肉体の細胞群が他の肉体の細胞から来る振動を感受すると、神経の原形質に衝動が発生し、直ちに中枢神経を通じて脳に伝わり、そこで意識できる想念に解読されます。細胞が小さな意識ある実体で、振動による印象を受信し、転送する、あるいは自身のメッセージを作り出すとする概念は受け入れることが難しいかも知れません。しかし、私達の実験室で行われた実験では、あらゆる物質は意識を持つことを決定的に明らかにしているのです。


【解説】
 ここでは更に踏み込んで各細胞を構成する分子・原子が各々フィーリング機能を有しており、それは意識でもあると解説しています。つまり、万物の究極の構成要素である原子自体が印象を介して意思を交流させることが出来る存在なのだということです。
 このことはいわゆる生物・無生物を問わず、万物全てに知性があり、意識があることを意味しています。こうして鉛筆で原稿を書く間にも、鉛筆の先端部が紙面に残り、文字として記録される一方、筆者の意図を紙に記録するという役割を果たす中で、鉛筆の芯としての存在を終える訳です。これについて筆者はこれら鉛筆の芯に自分のアイデアを紙に記録して呉れたそれらの原子に感謝すべきことは言うまでもありません。
 こうして見ると、毎日の自動車が走る中でガソリンが燃焼され、その反応エネルギーで乗用車が動き、人々を望む場所に移動させる等、いわゆる無生物の献身に私達は依存して生きていることが分かります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落168

168 This proves that thought can be transmitted from the body cells within a form, without the necessity of passing through the brain of the form as a conscious thought. If thought could only be produced through action of the brain cells, this knowledge could never have been revealed to me; for the woman's brain was broadcasting strong, frantic, thought-vibrations of serious disorder in the body.
168 これは想念は一つの意識出来る想念として形あるもの(訳注:肉体)の頭脳を通過する必要はなく、身体の中の肉体細胞から発せられ得ることを証明しています。もし想念が頭脳細胞の活動を通じてのみ作られるとしたら、この知識は私には明らかにされなかったからです。何故なら、その女性の頭脳は、身体の中の深刻な疾患状態についての強烈で気も狂わんばかりの想念波動を発していたからです。




【解説】
 本項から、私達の身体細胞は常に心によって歪められていない純粋な想念・印象を絶えず発していることが分かります。私達は通常、頭でそれらの性質を歪めたり、無視したりすることで、多くの学習の機会を逃しているという訳です。
 テレパシー能力とは本来、これら各自の肉体細胞からの訴えに耳を傾け、それらの情報を生かして行動することに役立てなければなりません。60兆の細胞から体内で起こっている状況の実態を知ることが出来れば、長寿は可能ですし、他惑星人の長老が千年を超える年齢を保つことも納得出来ます。
 重要な点は、各細胞が永続する宇宙の原理、生命の法則に調和することでストレスや葛藤が消滅し、生命本来の生き方が出来るということであり、人間について言えば、各自の才能を各々の人生の中で開花させることにあります。想念・印象の感受力を高めることは、それに近づくことが出来ることでもあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落167

167 This lady, still doubtful, went to a heart specialist who confirmed the impression of normal cardiac action I had received from the heart cells. She then visited a dentist, and the information I had received from the cells of her gums was substantiated, for, after taking X-ray pictures, he assured her the infectious condition could easily be cured by a few weeks' treatment.
167 この婦人はそれでも疑って、心臓の専門医の所に行ったところ、その専門医は私が得た正常な心臓の動きの印象を確証しました。彼女は次に歯科医を訪れ、私が彼女の歯茎から得た情報が実証されたのです。何故なら、レントゲン写真を何枚か撮った後、その歯科医が彼女に感染状態は数週間の治療で容易に治ると彼女に保証したからです。


【解説】
 この事例の当人は自身の肉体の状況について全く理解出来ていなかったという訳です。本来は60兆にも及ぶ各細胞を統括する者として、私達は自身の肉体の状況を把握していなければならない訳で、それすら十分に行えていないのです。
 しかし、実際には私達自身も同様なレベルにあります。自分自身の真の状況を把握できていないのです。多くは単に感覚器官を喜ばせる存在か否かで対象を評価し、不安定でしかない結果に一喜一憂するだけで、本来の落ち着いた精神状態を保てないのです。
 これに対し、自分自身の正体を見極め、同時にその可能性を発現させるのは、これら細胞郡の頂点に位置する私達本来の役目です。自分自身が現在どのような状況かを身体面、精神面の両面について探求し、落ち着いた本来の状況に持って行くことが望まれます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落166

166 The woman's mind had been deeply impressed with the idea that her heart might falter and stop at any minute, and that her teeth were ulcerated beyond medical help. Remember, these were the thoughts she was holding uppermost in her mind when she consulted me. Yet, I received a definite impression from the heart that the action of that organ was normal; and I could detect the presence of only a slight infection in the cells of the mouth. Therefore, I informed her that her heart was perfectly normal, and there was nothing wrong with her teeth except for a slight infection of the gums, which could be eliminated with proper treatment. I did not acquire this information by visible means, for I am not a doctor and I made absolutely no physical examination. The diagnosis-if you wish to call it that-was the result of thought-transference from her body cells to my mind.
166 その女性の心は自分の心臓は何時、ふらついて止まるかも知れないことや、自分の歯が医療の手当てが及ばない程、潰瘍が生じているという思いに深く印象づけられていました。これらは彼女が私に相談した際に心の中で真っ先に抱いていた想念でありました。しかしそれでも、私は彼女の心臓からは、その器官の働きは正常であるという確固たる印象を受けました。口の細胞に若干の感染があることを感知しただけでした。それ故、私は彼女に彼女の心臓は完璧に正常であり、歯茎にわずかの感染箇所がある他は、彼女の歯には何も悪い所は無く、感染箇所も適切な処置によって取り除けることを伝えました。私はこの情報を視覚的手段で得たのではありませんでした。何故なら私は医者ではなく、どのような物理的な診察を行ったのでは決してありません。それを診察と皆さんが呼ぶというのであれば、その診察は彼女の肉体の細胞から私の心への想念移動の結果であったのです。


【解説】
 確かに想念・印象の取り扱いはある意味やっかいなものです。本事例の場合、本人の謝った想念に固執するあまり、事実と全く異なる世界の中に本人は生きることになってしまいました。誤った想念に固執することが本人に如何に多大な損失をもたらすことになるか計り知れません。
 この事例では、優れた教師が正しい状況を洞察することが出来、本人は救われた訳ですが、多くの場合には師も無く、そのまま誤った方向に進むことの方が多いのではないかと懸念しています。
 このような問題を避けるすべを私達一人一人が持つことは非常に大切だと考えます。重要なのは固執する想念を解き放ち、自ら自身の身体から発する想念や自然の中の他の生きもの達が発する調和のとれた想念・印象を積極的に同期同調することです。自身の心の状態を落ち着いた自然と調和したものにすることで、自分の意見でなく真の宇宙的想念・印象の通り道に徹することが大切なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落165

165 A number of years ago an acquaintance who had been feeling unwell, consulted a doctor. The doctor's diagnosis was that she was suffering from a serious heart condition, and that her teeth were so badly infected they would all have to be extracted. Naturally, she was very distressed by the diagnosis; and came to discuss it with me, asking for advise.
165 何年も前のことですが、長く気分が良くないと感じていた一人の知人が、医者にかかりました。その医者の診断は彼女が深刻な心臓の病を患っていること、また歯は細菌によりひどく感染している為、全て抜かなければならないだろうというものでした。当然のことながら、彼女はその診断によって大変心を痛め、助言を求めて私の所に相談に見えたのです。




【解説】
 本例のように、アダムスキー氏のもとには生徒や知人など多くの人から相談事が寄せられていました。同乗記その他の著作の署名に"Professor"と記されていたのは、アダムスキー氏のこのような人生の導き手、教師としての長年月の活動があったことに由来しています。
 このように悩める者、迷う人をより安定した道程に引き上げ、導くことは古来、多くの宗教指導者が行って来たことであり、このような事例をつうじて、人々の抱える問題点や課題を知ることによって、氏の哲学教義が私達現代の一般人に適したものになって行ったということでもあるのです。
 もちろん、既に多くを学んだ私達は、今度は後に続く者を導く役割を果たさなければなりません。周囲に課題を抱えている同胞があれば、積極的に相談相手になり、その者が光明を見出せるよう、陰ながら応援することが大切です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落164

164 What has this to do with telepathy? It is a very good illustration explaining one phase of telepathic communion between man and the body cells, or man and nature. Following is another in which I was a participant.
164 このことはテレパシーとどう結びつくのでしょうか。それは人とその肉体の細胞との間や人と自然との間のテレパシー的な意思疎通の一側面をとても良く表わしている例証と言えます。以下は私が当事者となったもう一つの事例です。



【解説】
 このようにテレパシーとは単に人との無言の会話術などというようなものでなく、遥かに広範囲な印象伝達を意味しています。自身の身体細胞から周囲の自然まであらゆる存在と印象を交流する径路となるのです。
 従って、私達がテレパシー能力、即ち想念・印象の感受力を進化させることが出来れば、自分自身も含めて身の回りで起こる事象を事前に察知したり、今まで気付かなかった自然の生き生きとした鼓動の様子等に気付くようになりますし、益々自然の造形美やその調和性に気付くことになります。
 その結果、私達は各自が恵まれた環境の中に生かされていることに感謝し、これまで生きて来た先人達の業績にも実感を持って気付き、感謝することになるのです。その結果、桜の花を愛で、木々の新緑に見とれる古くからの日本人の自然に対する姿勢に落ち着くように思えるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落163

163 Atoms are endowed with alertness or awareness, and through feeling, can impress their messages upon man's mind. For instance, we may be strolling down a lonely road, or hurrying along a busy street; the mind occupied with its own thoughts when, through feeling, we become aware of someone staring at us. As yet the eyes have not seen this person, nor was the preoccupied mind aware of his presence until feeling alerted the brain. It was the cells of our body, responding to the directed thought from the other person, that alerted our mind to his fixed attention upon us. This same alertness can be awakened in us by the gaze of any living form.
163 原子達には警戒即ち、知覚力が授けられていますし、フィーリングを通じて自らの伝言を人間の心に印象付けることが出来ます。例えば、私達が人気(ひとけ)のない道を歩いている、あるいは賑やかな街路を急いでいるとします。心はそれ自体の想念によって占められていますが、フィーリングを通じて誰かが自分達を見詰めていることに気付きます。目はこの人物を見ていませんし、印象が頭脳に警告するまで、その存在に気付きませんでした。私達の心にその人物から私達へ動かない注目について警告したのは、その者から放射された想念に呼応した私達の肉体の細胞なのです。これと同じ警報は他の生き物の凝視によっても私達に知覚され得るのです。




【解説】
 私達自身が気が付かなくても私達の肉体の各細胞あるいはそれらを構成する原子達が私達に向けられた想念を感受し、私達に通知して呉れるという訳です。私達は自身の生命のみならず、想念伝達の面からも私達自身の肉体細胞やそれらを構成する原子達に助けられているということでしょう。
 このように肉体細胞の原子達は、私達に様々なアドバイスを伝令して呉れていることでしょうし、それらの伝言をしっかり受け止めることが出来れば、アイデア豊富な存在になること間違いありません。
 基本的な要件は私達自身がこれらの静かなる助言を素直に受け入れ、行動することであり、それら印象に従ったことによる成功体験を積むこと、自分の日常的な精神状態をその受信を行った状態に維持することです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落162

162 In man, as in the flower bed, the same atoms merely form new cells. Remember the law of affinity, the action of attracting and repelling, is the foundation of the universe. And these tiny atoms, so complete in themselves, obey unquestioningly the Cosmic Intelligence which, through the Mother principle, Matter, has brought them into being. They do not lose their individual identity, but rather, add one more experience through the new manifestation.
162 人においても花壇におけるのと同様に、同じ原子群が新しい細胞群を形成するだけです。親和の法則、即ち吸引と反発の作用が宇宙の基礎であることを忘れないで下さい。そしてこれら微細な原子達は、それら自身が完璧である為、宇宙英知に疑問を挟むことなく、従い、母性原理である物質を通じて生を受けています。それらは自らのアイデンティティを失わず、むしろ新たな創造を通してもう一つの体験を加えるのです。



【解説】
 原子一つ一つが記憶を保持するという事柄は、単に分散する原子各々に想念が記録されるということではありません。膨大な数の原子達が時々の宇宙的な意図に従って互いに結合し、物体を構成する中で、その個体を通じて発信される想念波を同調・記憶するということが重要なのです。
 おそらくは鐘楼の釣鐘の音の振動が釣鐘を構成する銅の原子の全てに染み渡るように、私達各自の発する想念は私達の身体各部を構成する原子に等しく行き渡るものと思われます。
 こうした想念に晒された原子は良くも悪くも私達の自我(エゴ)と同じ体験を積むということになるのです。従って日々高品位な想念を保つことは、これら原子達の最上位に位置する私達の最も重要な役目ということになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第2章-段落161

CHAPTER II
Impressions From the Body Cells
161 Some may point to the fact that the cells of the body are constantly changing. How, therefore, is it possible for them to retain their memory?
第2章
肉体細胞からの印象
161 肉体の細胞は常に変わっているという事実を指摘する人もいるでしょう。それ故、どうやって細胞達が記憶を保持することが可能となるのかと。




【解説】
 前章まで私達は私達の身体を構成する究極の構成要素である原子が記憶を保持することを学びました。それ故、身体全体としての記憶はどのように保たれるのだろうかいうのが、次の質問になる訳です。
 本項を通じて、私達はその仕組を学ぶことになるのです。
 これまでの知識からも人間はおよそ6年周期で新しい細胞に入れ替わる程、新陳代謝が早いとされています。つまり、自然の活動であるこれら肉体の働きはかくも活発なのですが、私達自身、即ち自我(エゴ)と称される部分は10年1日のごとく頑なで進歩がない存在ではないでしょうか。本来であれば私達の精神活動もこれら自然の代謝活動と同レベルになれば、もっと早く自我も進歩し、活動的になるものと思います。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第1章-段落160

160 The Living Soul, given to man when the Creator breathed the breath of Life into his nostrils, does carry the True Book of Remembrance; but few who have lived, or are now living on earth, have as yet evolved in understanding to the place where they may read. True, on rare occasions we may be given a glimpse of a word here and there, and with understanding can interpret these correctly. But since most Earthlings have not yet learned sufficient control over the sense-mind, more than a brief glance cannot be vouchsafed them.
160 創造主が人の鼻の孔の中に生命の息を吹き込んだ時、人に与えられた生ける魂こそが真実の記憶の書を運んでいます。しかし、地球にこれまで生きて来た、あるいは現在生きている者で、その者達がそれを読み取る場所まで理解力を発展させた者は極くわずかです。真実の所は私達はまれにそこここで記載されている言葉の一瞥を与えられ、理解力により、これらを正しく解釈することが出来るかも知れません。しかし、ほとんどの地球人が感覚心に対する十分な支配を学び取っていない為に、わずかの一瞥以上のことを与えられることはないのです。



【解説】
 実は私達がこの世に生を受け、呼吸を始めた時に与えられた「生ける魂」こそ、真の記憶を保持するものだと本項で著者は説いています。つまり、私達自身も、個々の原子と同様、あるいはそれ以上に各自の体験の記憶の集積体を誕生の度ごとに引き継いでいるということでしょう。
 しかし、これら各自の記憶の書も残念ながら中身を見ることは現状、容易ではないのです。私達があまりに既存の感覚に支配されているために、それらに同調することが出来ずに居るという訳です。
 このように私達自身が自分の生命本体の中に記憶を保持しており、死を迎えてもその先の転生に記憶が継承されるということなのです。テレパシー探求は私達自身を知ることでもあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第1章-段落159

159 But to return to the true cell memory; because all manifestation consists of atoms, which, through creation and recreation are used and reused to make forms, the interrelationship between all things is self-evident. The atoms which now make up your physical body, previously contributed to the construction of innumerable other bodies and forms. And like the cells of the dwellings mentioned earlier which were impregnated with the vibrations received from the occupants, the cells of the body will carry memories received from each manifestation.
159 しかし、真実の細胞の記憶に戻れば、全ての創造物は原子から構成されており、それら原子は創造につぐ創造に何度も再活用されている為、万物の間に相互関係があるのは自明のことです。今や貴方の肉体を作り上げている原子達はかつては無数の他の肉体や形有るものの建造に貢献して来ました。そして以前述べた住居の細胞のように、占有者から受け取った振動を染み込ませており、肉体の細胞も個々の創造物から受け取った記憶を運ぶのです。



【解説】
 原子の一つ一つが実は想念を記憶するということは重要なポイントです。これまでの私達の常識からは考えられないことですが、例えば今日の地球の技術レベルでも、デジカメや携帯の中のほんのわずかの素子の中に長時間の動画も記憶される時代となっており、原子の中の周回電子の波動の中にこれら記憶が書き込まれることも十分有り得るものと思われます。
 これら原子の記憶を理解することが出来れば、私達はこの宇宙の成り立ちや歴史についても多くを学ぶことが出来る筈です。私達がテレパシー能力を身に付ける意義はこの点にあると言えるのです。
 私達は自身の中から必要な知識を引き出して、人々の役に立つ成果を出すためにテレパシー能力を活用すべきであり、その道程に個人の栄誉は関係ないのです。何故なら、その成果はこれら微小な原子達の持つ記憶に由来するからです。

ギャラリー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
プロフィール

ganetworkjapan

アーカイブ
カテゴリー
  • ライブドアブログ