2018年08月

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落011

011 In olden times, telepathy was attributed to black magic or witchcraft; but through actual experiments carried out by the universities, it has conclusively proved itself to be a definite fact with which to be dealt. However, that first statement made by the Psychical Research Society has been a dangerous snag upon which science is now floundering; for working from the hypothesis that telepathy is outside the "normal" operation of the recognized sense organs has caused science to place the subject in a field of mystical assumption; rather than of practical analysis. This has resulted in a well-meant but worthless foundation upon which to build. It is now time to lift telepathy out of the confusion surrounding it, and place it once more upon its true foundation as the cosmic universal language.
011 昔、テレパシーは黒魔術や魔法に帰するものとされて来ましたが、大学によって実施された実際の実験を通じて、それが明白なる事実として取扱われるべきものであることが最終的にはっきりしました。しかし、心霊研究協会によって出された最初の声明は今や科学がもがいている危険な障害となっています。何故ならテレパシーはこれまで認識されてきた感覚器官の「正常な」作用の範囲外であるとの仮説から来る研究は、科学に対し実際の分析よりは何か神秘的な仮説の分野にその課題を設定させてしまったからです。このことは結果としてよかれと思ってのことでも、打ち立てるには価値のない基礎になってしまいました。今やテレパシーをそれを取り巻く混乱から引き上げて、宇宙普遍の言語としての真の基盤の上に乗せるべき時になりました。




【解説】
 ここで著者は、私達が本講座で身に付けようとしているテレパシーは、何か特別、神秘的な能力等と言うものではなく、極く普遍的なもの、言い替えれば誰でも生まれつき持っている知覚力の一つだと説いています。何か特殊な能力という訳ではないのです。
 想念や印象の交流、やりとりは例えば生まれたばかりの言葉を知らない赤ん坊でも持っていますし、むしろ言葉を使わない段階であるからこそ、テレパシーを活用出来ているということかと思います。
 実験検証を積み重ねて、原理を導き出す科学的手法は、一般人に説明する場合には有益ですが、個人で自分自身の能力を高めようとする場合は、そのような手順は必要ありません。ひたすら真相に迫る探求をご自身で進めればよく、その結果はご自身が良く分かる筈です。究極には各自、自分の身体を造る各細胞、更には細胞を構成する原子・分子の声を聴き、英知を学ぶことを目指すべきなのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落010

010 Interest ran high for a short time, but the subject was eventually relegated to the shell of unsolved problems. It was not until ten years after the termination of World War I, that science considered telepathy important enough to incorporate it into the work of the research departments of several of our leading universities.
010 少しの間、興味は高まりましたが、結局、そのテーマは未解決の問題という殻に追いやられてしまいました。科学がテレパシーを我が国の先導的な大学の幾つかの研究部局の仕事として組み入れるに足る重要な課題と考えたのは、第一次世界大戦の終了から10年が経ってからのことです。




【解説】
 現在、テレパシーのような事象をどれくらいの大学で研究されているか知りませんが、かつては海中深く潜行する原子力潜水艦との交信を目指して軍が研究していた等、軍事面での応用が報道されたことがありましたが、現状は良く知りません。
 しかし、私達一般人が知らない内に様々な機関が軍事面や政治分野に活用しようとしていることは有り得ることかと思います。
 一方で、私達はこれら秘密裏の目的でなく、一人一人の人格の進化の側面としてテレパシー能力を探求し、身に付けようとしているのです。毎日の生活を通じて、物事の予知やインスピレーションがますますふんだんに流れ込んで来るようになり、各自の人生をより豊かなものとすることが、その研究目的になります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落009

009 Our present civilization has always been awed by the ability of certain of its members to receive visions of forthcoming events, or mental impressions of incidents occurring at a distance. Not until 1885 was this enigma labeled and placed in the scientific files for investigation. In that year, the Physical Research Society through Mr. Myers, an outstanding figure in that field of investigation, issued the following statement: "We venture to introduce the word 'Telepathy' to cover all cases of impressions received at a distance without the normal operation of the recognized sense organs."
009 私達の現在の文明はこれまでも、その構成員の中に将来起る情景、或いは遠くで起っている事故の心的印象を受けるある能力を持つ構成員によっていつも驚かされて来ました。1885年以前はこの謎めいた出来事は調査の必要な科学的ファイルの中に分類され置かれることはありませんでした。その年、この分野の調査では著名な人物であるマイヤー氏を通じて物理研究協会(訳注:実際には"the Society of Psychical Research心霊研究協会"と称される学術団体であった)は以下の声明を出しました。「私達は『テレパシー』という言葉を認識されている感覚器官の平常な作用によらず、感受する全ての印象事例を指し示すものとして思いきって導入することとする。」




【解説】
 本項は「テレパシー」という言葉は1885年に誕生した経緯を述べています。それまでは何か神秘や魔術的能力であった概念は、新しい人間の潜在能力の一つとして科学的な研究対象とされた訳です。新しい命名は確かに人々に新鮮な探究心を起こしたものと思われます。
 もちろん、本講のタイトルが目指すのもこれと同じ方向性を持つものと言えるでしょう。
 実は既にご存知の通り、他惑星人にあってはその能力は極めて当たり前の知覚能力になっており、その有用性は広く認識されているのです。特に難しい能力でなく、むしろ自然界のあらゆる動植物がその能力を活用しています。本来、万物に備わった能力を私達は長らく忘れ去っている為、新たに学び直すということでしょう。私達は本講座を通じて自分の隠れた能力を再発見する旅を始めるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落008

008 One of these volumes, which has been mouldering for centuries in the Mental Library of mystery, is labeled...Telepathy.
008 これら蔵書の一つ、神秘に関する心の図書館に何世紀にわたって朽ちている一冊にラベルが貼られています。テレパシーと。




【解説】
 ある者は何か物事を起こる前に予知したり、他人の探し物の所在を言い当てたり、周囲の者を驚かせる所業を見せることがありました。時としてこのような能力を示す者に対し、昔は霊能者、今では超能力者等と称し、驚きの目を持って迎えています。
 しかし、これらの能力がどのようにして生まれるのか、その原理は何かとなると、これまで私達は探求を諦め、全ては神秘の中に沈めて来た訳です。
 本講座はそれらに対して新たに解明を図る、ある意味画期的な取組という訳です。逆に言えばこの講座を学び理解することによって、誰でもその能力の域に達するということでしょう。
 多くの宗教の開祖をいわれる方々については、この「超能力」に関する逸話が多く残っています。実はそれらの方々は皆一様に本講で説く想念・印象の世界を良く理解し、その応用を実践して来られたのであり、当然、そのような能力を身に付けていらっしゃる訳です。私達も本講座を単に能力を身に付けたいだけで終わることなく、その段階から、他者を導く上の糧の一つとして活用する必要があるというものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落007

007 Ofttimes, the Power which rules mortal action-the God of Reason-is kind to the eager searcher; and will vouchsafe an additional hint to spur him on toward the unraveling of the mystery. Occasionally, this Power, which is so far above man's reason, impresses a truth upon an individual consciousness; driving him to seek further. So man grows in knowledge, each step leading to something a little higher; but no mystery can ever be completely solved. For back of all apparent or deduced phenomena, lies the Cosmic Intelligence...full understanding of which is not given to mortal mind to comprehend.
007 しばしば人の活動を支配する大いなる力、理知の神は熱心な探究者には優しくて、神秘を解きほぐすことにその者を仕向ける為、追加のヒントを与えるものです。時としてこの力は、人間の理性を遥かに超えるものですが、各自の意識に更なる遠くを求めさせようと一つの真理を印象付けます。その為、人は知識において成長し、毎回が少しずつ高い何物かに導くステップになるのです。しかし、神秘は完全には解き明かされることは出来ません。何故なら、全ての明白な、或いは推論された現象の背後には、宇宙の知性が横たわっており、その完全なる理解は人の心には与えられることはないからです。




【解説】
 真理を求めて扉を叩く者には扉は開かれるということでしょう。求める者に支援のヒントが授けられるという訳です。もちろん、これは想念・印象というインスピレーションとしてやって来るものであり、本人がそれら貴重な印象に鋭敏でなければ、せっかくの支援の声にも気付かず終わってしまうのです。
 私達はそういう意味でも扉を叩く一方で、与えられる印象を受け入れるだけの心のゆとりを保つ必要があります。
 これまでの私達人類の進化、文明の進歩も皆、このようなヒントの一つ一つの積み重ねから成り立って来た訳で、この点から見ても創造主は私達人間の進化を願っていることが分かるのです。
 各自にとって、こうした印象に対する感知力は最も大事な素養であり、その到達度は生活の全てを左右する大きな問題です。一人一人が如何にしてインスピレーションに鋭敏になるかについて考え、その向上に努力すべきなのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落006

CHAPTER I
Telepathy - The Cosmic Language
006 Upon the bookshelves of the Scientific Mind, neatly labeled and dated with methodical accuracy, are arranged innumerable recognized, but unsolved riddles of life. From time to time, an inquiring mind will unshelf a volume from the dusty archives and bring it to the attention of his colleagues.
第1章
テレパシー - 宇宙的言語
006 整然とした正確さできれいにレベルされ、日付け分けされている科学的心と題された書棚には、数限り無く認識されてはいても解決していない生命の謎が並んでいます。時として探究心のある心がその埃にまみれた書棚から一冊を取り出し、それに仲間の注目を引き寄せようと示すことでしょう。




【解説】
 地球上に人類が出現してから、想念を読み取る力は人類に存在していたことでしょう。言語の発達以前、人々はこの能力をメインに生活していたのかも知れません。
 しかし、いずれにせよ、膨大なる年月の間、私達地球人はもっぱらことばや文字の分野に集中し、テレパシーについての考察は行って来なかったということでしょう。
 本項はこのテレパシーの解明は有史以来の神秘を解き明かす大きな意義を持つと説いているのです。もちろん、本講座はその題名の通り、テレパシーの作用機序やそれに関わる能力開発を説くものであり、科学的な分析を進めて誰もが理解出来る探求の書であると著者は示唆しているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落005

005 To attain this goal, he must understand that touch is a nerve reaction; while feeling is a state of alertness. The state of true alertness is conscious consciousness ... which is all-inclusive Cosmic Knowledge.         -George Adamski
005 このゴールを達成するためには、人は触感は一つの神経反応である一方、フィーリングは警戒の状態であることを理解しなければなりません。真の警戒の状態とは意識的な意識であり、全てを包含する宇宙の知識なのです。 ジョージ・アダムスキー




【解説】
 「まえがき」の最後に当たって、実は著者はさりげなく本講座のエッセンスを述べています。つまり、ゴールとして私達が把握すべき心境は意識的意識状態であると述べているのです。
 私達に備わっている外界との窓は、本来、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つがある訳ですが、そのいずれも私達の進化、テレパシー能力の向上に寄与しないという訳です。唯一、触覚について触れていますが、それも触覚(触感)は神経の反応に過ぎないと価値を置いていません。
 それに代わって、「feeling(フィーリング、感じ)」こそが警戒の状態であり、私達が気付くべき「意識」に近い状態と説いているのです。更に付け加えれば、私達が印象や想念等、瞬時に私達を通過する想念波動に鋭敏になり、かすかな(精妙、妙なる)印象の発現に気付くことが重要であるということです。その想念の奥には全宇宙を包む膨大な知識があるのだと説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落004

004 His capacity to progress and expand his thoughts from the coarser to the finer expressions, could be likened to a kaleidoscope containing a sphere, a triangle, and a square. Each turn of the kaleidoscope produces a new pattern...no two alike. When man expands his awareness to a oneness with the Cosmos, the same law of diversity, in an ever-changing, growing pattern, will give him the fullness of life.
004 その進化と自らの想念を粗雑なものからより精緻な表現に拡げて行く人の能力は、丸や三角、また四角形を入れた万華鏡になぞらえることが出来るでしょう。万華鏡を一回転させる毎に新しいパターンが作り出され、二つとして同じものはありません。人が自分の知覚を宇宙と一つになるまで広げる時、その同じ多様性の法則が未来永劫に変化し続け、成長し続けるパターンとして、人に生命の充実性を与えることでしょう。




【解説】
 本項は私達自身を万華鏡に例えています。そこには次のような著者の洞察と見識があると考えます。つまり、万華鏡は小さな物ですが、その内部は回転すると様々な色彩豊かな美しい模様(パターン)が出現し、毎回同じものが出現することはありません。
 同じ肉体、同じ個人ではありますが、その内部は毎回の行動の度ごとに様々に変化し、目くるめくような創造の美が展開し、多様な美しさが拡がって行きます。
 私達各人の究極の人生の目的は、このように自身を回転(行動)させ、様々な体験を積み重ねながら、万華の花を咲かせることだと著者は説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落003

003 Man is a thought in action. However, through his limited understanding he has caused the distortions which have resulted in the chaos he finds around him today. Man has the tools with which to work; but he has lost his awareness of their ability to serve him in the greater field of selfless, self-expression.
003 人は行動する一つの想念です。しかし、その限られた理解のために、人は今日、自分の周りに見る混沌の原因となる歪みを引き起こしています。人には役立つ諸道具が備わっています。しかし、人は無我の自己表現という、より大いなる分野で自分に仕えるはずのそれらの能力についての知覚を失ってしまっているのです。



【解説】
 私達人間にとって何が一番大切かについて本項で著者は活動状態にある想念であると言い切っています。つまりは人にとって最重要なのはその人が抱く想念であると言う訳です。それ程にその人の抱く想念がその人の全てに影響する程の力を持っているのです。
 一方で著者は私達がそのことの重要性を理解せず、自ら混乱を招いていると指摘しています。私達には想念を取り扱う上での全ての能力が備わっているのですが、活用されないまま放置され、やがてそれら能力も退化の道を辿ることになるという訳です。
 従って本講座を学ぶに当たって、私達はテレパシーを何か新しい能力を開発するようには考えるべきでなく、元来各自に備わった自然の能力の存在に気付くことだと認識すべきなのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落002

FOREWORD
002 Telepathy is the natural ability inherent within all forms of life to communicate their feelings to all other forms. Nature responds unquestioningly to this law, and each element gives freely of itself to bring forth as a united whole, the fruition of manifestation
まえがき
002 テレパシーは他の全ての形有るものとフィーリングを伝達する為に全ての形有る生命の内側に本来備わっている自然の能力です。自然は疑い無くこの法則に呼応しており、各元素は統一された全体として、創造発現の成就の為に、自身を無償で与えています。




【解説】
 テレパシー講座の冒頭の一節です。
 ここでは全ての生きものには生まれながらにテレパシー能力が備わっていること、またその能力はこのテレパシーを通じてもたらされる事柄については、全力を挙げてその実現に努力すると説かれています。つまりは、テレパシーを通じて発せられた想念はそれを感受する者(物)が直ちにその実現に向け努力し、行動することを意味しています。
 即ち、従来私達は「テレパシー」とは遠く離れた友人と会話する程度の事柄と思っていましたが、実は極めて創造的で影響が大きい作用をもたらすことがわかります。
 その背景には創造主が万物を創造される過程で各元素に命じる手法もこのテレパシーの要素である為であり、あらゆるものは創造主の命を聞く耳としてテレパシー能力を持っているということでしょう。私達人間以上に他の生きものは動植物に関わらずその能力が長けているものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部第1章-段落001

TELEPATHY
THE COSMIC OR UNIVERSAL LANGUAGE
BY GEORGE ADAMSKI

COSMIC
RELATING TO THE UNIVERSE AND
TO THE LAWS BY WHICH
ITS ORDER IS
MAINTAINED

PART Ⅰ
Forward
Chapter 1 Telepathy - The Cosmic Language
Chapter 2 The Four Senses of Man
Chapter 3 Feeling - The Cardinal Sense
Chapter 4 Thought AS Energy
Summary - PartⅠ

テレパシー - 宇宙すなわち万物共通の言語
ジョージ・アダムスキー 著

宇宙とその秩序が保たれている諸法則に関連する宇宙的要素について

第1部
まえがき
第1章 テレパシー - 宇宙的言語
第2章 人間の4つの感覚
第3章 フィーリング - 基本的感覚
第4章 エネルギーとしての想念
要約 第1部



【解説】
 今回から通算3回目のテレパシー講座に入ります。このテレパシー(従来の訳語では"精神感応"とされて来ました)は、"超能力"等、とかく能力(技術)として見做されて来ましたが、実際にはその仕組みは本来の生命活動そのものに通じる、大変基礎的な意義を持っています。
 私達が創造主の支援を受けるにも、また自らの願いを具体化させる為にも、私達自身が想念の力やその作用機序を理解し、目には見えない存在に気付く必要があります。
 また、これらの能力(才能)は人間以上に他の生きものは優れたものを持っており、私達は彼らの生き方から学ぶことも多い筈です。とかく混乱しがちな昨今の状況ですが、各自が自らをレベルアップすることは間違いなく何よりも大切なことであり、日々の学びと実践は各自の道を拓くことになる筈です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落466

466 When a mind and consciousness combine in equal proportions man can rebuild his body in perfection of health. And only success can be known through this law.
466 心と意識が等分に結合した時、人はその肉体を完全なる健康状態に再建することが出来ます。またこの法則を通じることによって、ただ成功あるのみです。




【解説】
 著者アダムスキー氏は本講座の最後に語り掛けて呉れているのが、本文であり、著者が私達に最後に説きたい内容です。
 重要なのは私達(心)が意識と対等、相棒のように接し、等しく尊敬の念を持って接し、信頼しあうことだということです。もちろん私達(心)と意識の間には、その大きさにおいて格段の差はあるのですが、対等であるところが重要な心境です。そこには私達の人生は私達が決定し、進めて行かなければならないことが背景となっています。
 その結果、具体的な作用、効果として、体内の諸機能が正常化され、再び健康体になると断言されています。つまりは自らの進退の状況がこの意識との一体化、融合化の現れであるという訳です。一方で自然界を見れば、大多数の生き物は健康で伸びやかに暮らしておりますし、この状態はごく正常、普通な状態であり、野のユリ、空の鳥と同様、意識との融合の中ではごく自然な状況と言えるのです。

 以上で第3集を終えることが出来ました。これまでご覧いただき、ありがとうございました。
 次回からは「テレパシー」の第3集を開始いたします。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落465

465 An electric bulb needs the power of both principles, negative and positive, to produce a light. And the feminine and masculine are both needed to bring forth an offspring. This is the law that has and will work through eternity for the reproduction of forms that is everlastingly taking place. There is nothing impossible through this law.
465 電球は明かりを造り出す為にはマイナスとプラスの両方の原理を必要とします。また、子孫をもたらすには女性と男性とが共に必要とされます。これは永続的に続く形有るものの再生産の為、これまでもそしてこれからも永久に作用する法則です。この法則を通じて不可能なものは何一つありません。




【解説】
 よく言われる例として電気のプラスとマイナス、男性女性の両性があって、それらが結びついて新たな創造が生まれるという原理があります。東洋では陰陽という表現で整理、理解しようとして来ました。
 いずれにしても、陰も陽も単独では新たなものを生み出すことはなく、両者が出会うことで新しい局面が展開するということでしょう。私達はこれからも自分の経験して来たことを大切にすることはもちろん重要ですが、他の者の意見、或いはその源となっている他者の経験とも融合を図る度量が重要になります。
 生きものの遺伝物質DNAは二重のラセン構造となっており、二重の分子の帯がその者の記憶さえ運んでいるとされています。本項で述べられている2本の電線に似た分子構造がそのまま、私達の生命の根幹を支えていることには、興味深いものがあります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落464

464 In Cosmic or creative mathematics it would read like this - one and one does not equal two but three. For every time that two principles are put together properly there will be a manifestation which is number three. This also goes back to one - for the three now become as one complete manifestation.
464 宇宙的、或いは創造的な数学では、それはこのように読み取ることになります。即ち1プラス1は2に等しくはなく、3に等しいと。何故なら、二つの原理が適切に協働する時はいつでも、数字で言う3に相当する創造が生まれるからです。このことはまた、一つに還ることでもあります。何故なら今やその3者は一つの完全なる創造の現れになっているからです。



【解説】
 生物の雌雄による子孫への遺伝形質の継承、その他本項で言う「1+1=3」の宇宙的数学の基本的意義について本項で説かれています。
 大きくは男性原理と女性原理といわれて来たことかと思われます。物事を創り出し、生み出す為に先ず、意志が発せられそれを受け手万物の要素が協力し合って物事が生み出される訳ですが、その結果、生み出されたものには、当初の創造の源となった意志も息づいているという訳です。その結果、生み出されたものはその両親とも言える要素の特徴を備えている訳で、3者は融合した存在ということになります。人間の親子もその間柄と言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落463

463 Now let us review from the beginning of the lessons; First, we will consider the consciousness within which ideas are born. In other words have a conscious blueprint of what the manifested action is to be with full faith and confidence in the ability of consciousness to produce it. Second - you cannot leave the idea in the blueprint and have a manifestation so a command which is the word is given with full confidence in the result. Notice that consciousness is the conceiver and creator of ideas. The Holy Ghost or Spirit is the power and intelligence. And the Son is the manifestation in the Likeness and the Image which the consciousness had and this makes the Trinity. It reads like this in all life - first the consciousness - second the holy ghost or spirit as the religious world has it, and then the manifestation which is the son.
463 それでは教科の最初から復習しましょう。最初、私達はアイデアが生まれる意識について考察することになるでしょう。言い換えれば、現出化させる行動の意識的青写真に対しては、それを造り出す意識の能力に完全なる信頼と確信を持たせることです。第二は、貴方は青写真にアイデアを放置したまま現れを持つことは出来ませんので、言葉である命令が結果への完璧な確信と共に与えられることになります。意識はアイデアの受胎者であり、創造主であることに注目して下さい。聖なる魂、或いは霊魂と呼ばれるものはパワーであり知性です。そして息子は神の似姿やイメージに向けた創造物であり、これが三位一体を構成します。それは全ての生命においてこう読むことができます。第一に意識、第二に宗教上の言葉が言うように聖なる魂、或いは霊魂、そしてその次に息子である創造の現れです。



【解説】
 先ずは意識の中に諸々の思いを込めた将来の青写真を醸成し、それを言葉として自ら発することで宇宙の法則の下に作用させ、実現するということかと思います。この過程の中で最初に私達が気付くことは、私達は「意識」というある種の雰囲気、或いはいわゆる"気"と称される海の中に生きているということです。
 その意識は言葉通り私達が通常表現する意識に近い存在ですが、私達がこれまで考えていたものより、遥かに力があり、知識も豊富だというものです。この意識の中には有史以来の様々な想念や知識、宇宙全体と融合した一大図書館があり、あらゆるものを支える力があります。その力を発揮させる為、私達は自らの望みを言葉その他に表現して発する必要があるという訳です。
 発せられた想念は今度は具体化に向けて接する様々な人や物に働きかけるということでしょう。私達がこの原理を学び、自らはもちろん、多くの人々の人生をより有意義なものとすることが本講座の目的です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落462

462 It is this kind of certainty that must prevail within each one of us, knowing that whatever idea we desire will manifest. In other words there must be full confidence in oneself that whatever the idea is, it will be brought forth, not the slightest doubt must enter. Having this type of confidence in whatever one does is having confidence in the Creator and with the Creator there is nothing impossible.
462 私達が願うどのようなアイデアであれそれは現実化することを知った上は、私達各自の中で支配的となるべきものはこの種の確信です。言い換えれば、そのアイデアが何であれ、自分自身の中にそれがもたされるだろうとする完璧な信頼がなければならず、ごくわずかであっても疑念が入り込んではなりません。何をするにせよこの類型の信頼を持っていることは創造主への信頼を持っていることになりますし、創造主と共にあれば、不可能なものは何もありません。



【解説】
 本項を踏まえて私達が注意しなければならないことは、私達の思いは実現するということです。これは、その者が放つ想念は良くも悪くも実現に向け環境に作用し続けるということでもあります。つまり、私達は従来以上に自らの放つ想念を監視し、自ら本来望まないような結果の実現を回避することも必要であるのです。言い換えれば、常に良質、良好な想念を取り入れる一方で、劣悪な要素や不適切な要素を持つものを寄せ付けてはなりません。これらの自らの心を監視することは心に抱いた想念は全て実現する力を持っていることを知っているが故に、出される忠告なのです。
 他方、実現したいと思う気持ちについても本文ではいささかの疑いがあってもいけないと説いています。イエスがカラシ種の例を挙げて、そのわずかの疑念が実現を妨げる話を説いていました。本項はまさにそのことを改めて、読者に説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落461

461 In Genesis we are told that the first Creation was a Void, and without form. That in the second creation forms began to manifest. But we should notice here that the Creator gave a command, or instruction to the spirit which in this case is power, to the small amount of intelligence in the elements to carry out His command. And there had to be intelligence in the elements in order for them to carry out the instructions. You can plainly read in the Holy Writ how the form of a man was created, as well as all things. And there was no doubt in the Creator's consciousness whether a form would manifest or not for there was an absolute assurance that it would. And you can notice that the command was not repeated, it was given once and that was all.
461 創世記で私達は創造の最初は気空であり、形は無かったと伝えられています。そして第二の創造で形が現出し始めたとされています。しかし、私達はここで、創造主が命令、即ち指示を霊魂、この場合は力である霊魂、そして創造主の命令を実行する為に各元素の中にある微小量の知性に対して与えたことに注目すべきなのです。そして、その指示を各々が実行する為に各元素の中には知性が無ければならなかったのです。貴方は聖書の中に万物はもちろん、人間の形がどのようにして造り上げられたのかを率直に読むことが出来ます。そして創造主の意識の中には形あるものが現出するかどうかについて疑念はありませんでした。何故ならそれがそうなるだろうという絶対的な確信があったからです。そして貴方はその命令が繰り返されなかったことに気付かなければなりません。それは一度だけ与えられ、それが全てであったからです。



【解説】
 本項で重要なことは創造主の命令は一度だけということの意味だと思います。この文章の中で著者アダムスキー氏は私達に創造的な想念の特徴、或いは創造的作用を生み出す秘訣というものを示唆しているように私には思えるのです。
 従来、私達は何か行者の護摩炊きのように繰り返し自らの願いを発したり、繰り返し祈ることによって物事の実現を願っていました。しかし、創造主は一度だけの命を下すのみと聖書には記されていると著者は説いているのです。
 つまりそれほどに創造主の命の中には緻密、詳細な指示イメージを含有したメッセージである訳ですが、それは一度で十分、目的は達せられるほど、力強いものとも言えることでしょう。また同時にそれほどに実現に確信があるということでもあります。
 もちろんこのことと、私達の日常の願いとは到底比較するべきものではありませんが、創造主の似姿とされる私達人間にとって、参考とすべきは自らの願いを真に実現させたいと思うなら、この創世記の記述の通り、私達は確信を持ってその願いの想念を解き放ち、その作用を確信して待つ姿勢が重要であることが分かります。想念をいつまでも自身の中にとどめて置かずに解放するということかと思われます。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落460

460 Notice that the Creator whom we call God was aware of the ideas in His consciousness but to have the ideas manifest He had to use the elements of the Cosmos in various combinations to bring them into form. As the elements did not have sufficient knowledge to know what kind of form they were to make a command was given by word or frequency to have them form into the desired pattern for a particular manifestation. But the elements did or do have enough intelligence to receive the command that is given.
460 私達が神と呼ぶ創造主は神ご自身の意識の中にあるその創造物に対するアイデアについては承知しておられましたが、そのアイデアを具現化させる為にはそれらを形有るものに変える為、諸々の組合せに宇宙の諸元素を用いなければならなかったことに注意して下さい。諸元素は自分達がどのような形を創ろうとしているのかについて十分な知識を持っていなかった為、個々の創造の現れに対して望ましいパターンにそれら諸元素が形づくられるよう、言葉、あるいは振動によって命令が発せられたのです。しかし、諸元素は与えられる命令を受けるだけの十分なる知性は持っておりましたし、現在も持っているのです。




【解説】
 本項も万物創造の仕組みについて明かしています。また、このことは進化した他惑星人社会における自然観、宇宙観でもあるのです。
 通常、私達は自らも含めた創造物の由来を知りたいと思うのですが、ここにその答えがあり、他惑星人が最終的に到達した理解が示されているのです。
 中でも重要な点は、万物それぞれに一定程度の知性を有しているのですが、いざ新たに何かが生み出されるような創造的な場面では宇宙意識を通じて創造主の直接的な指導があり、それに基づいて創造作用が完遂されるということです。即ち人体の創造等は、その典型です。その過程で母体の各細胞は意識の声を理解し、従う知性は有しているものの人体の創造のような大仕事を完遂するだけの知性は持ち合わせていないのです。
 このように日常的に私達の目の前に広がる様々な創造作用は実に宇宙意識を通じて現された創造主の作品制作の過程であり、私達はその模様を観察出来る恵まれた立場にあるのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落459

459 The Bible tells us that God was, is, and forever will be and out of this creation has grown the many forms that we see in nature. These ideas can be classed as blueprints or patterns for various purposes, but they can mean nothing as long as they remain as only an idea for action is necessary in order to bring a manifestation.
459 聖書は神はこれまでも、現在も、そして未来永劫に存在し、その創造から私達が自然の中で見る多くの形有るものが成長して来たことを伝えています。これらの概念は様々な目的の為の青写真やパターンとして分類することが出来ますが、それらは一つのアイデアとして留まっている限りは何も意味はありません。現れをもたらすには行動が必要だからです。




【解説】
 創造主と宇宙意識は常に存在するが、同時にその意図を現実世界に現すには表現者、実践者を必要としているのです。これは贈り主は常にその贈り物を受け取り、それを味わい表現して呉れる人を待っているということでしょう。体現者、表現者が必要な訳で、如何に優れた芸術家が素晴らしい構想を持っていたとしても、それを作品に現し、表現物として制作しない限り意味は無いと説いているのです。
 私達は確かに宇宙意識の持つ強大な潜在力を学びましたが、それを自らの人生の中で応用実践し、他者に示す行動力が無ければならない訳です。単なる知識、心境のレベルアップでは、本来の意義は達成出来ていないということでしょう。
 悠久の歴史の中にあっても宇宙意識は常に存在し、私達に支援の手を差し伸べて呉れていました。また私達の時々の先覚者がその知識を応用し、人々に役立つ発明を行って来ました。本講座を学ぶ私達に改めて実践応用の重要性を本項は説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落458

458 There is one thing that we must remember, consciousness always was, is, and ever will be expressing through created forms whether of this earth or other planets. For in consciousness ideas are born, myriads of them.
458 私達が覚えておかなければならないことが一つあります。意識はこれまでも、現在も、またこれからもずうっとこの地球であれ、他の惑星であれ、創造された形有るものを通じて現れ続けるということです。何故なら、意識の中には、アイデアが無数に生まれるからです。




【解説】
 昨晩は夜中に目覚め、窓を開けるとあたりは明るい月明かりになっていました。人々が寝静まり、静けさの中、天空には月が地上を照らしています。静寂な世界がそこにありました。普段、私達は安直に寝入ってしまって、そのような状況を見ることはありませんが、実に私達は月や星々からも見守られた存在であるのです。
 本項は宇宙意識がありとあらゆるものの中に浸透、含まれており、その生命の発現に貢献していることが説かれています。古来、私達の祖先は山水草木に至る万物の中に目に見えない存在を見出し、それを敬い、信仰していました。通常、アミニズムと称されべっ視されていますが、実はこの古来の信仰の中に、本項で言う宇宙意識の要素が含まれているのです。
 即ち、古代に生きていた人達も、皆類似した心境であったと思われます。宇宙の中では物質は滅びることなく再生を繰り返す訳で、その物質に寄り添って宇宙意識がその生命発現を支えているという訳です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第12課-段落457

Summation ;
457 From the different reports that I have received some of the students have virtually performed miracles through the use of conscious perception.
総括
457 私が受け取った種々の報告からすると、学習者の何人かは意識の知覚を応用することによって事実上、奇跡に近いことを成し遂げています。



【解説】
 本講座のまとめに当たって、意識を知覚することが如何に大切な一歩であるかを本項で著者は説いています。もちろん、人それぞれに置かれた環境やこれまでの歩みは異なる訳ですが、いずれにしても各自が自分でどう意識を知覚するかの気付きについて工夫し、試行を繰り返して、その心境を会得する必要があります。
 もちろんその為には自らの心境を落ち着いたものにする必要がありますし、このようなテキストを繰り返し学ぶことも重要です。この学習講座は1課ずつの通信講座の形式をとっていた為、アダムスキー氏の元には各課を終えた学習者から学習報告が多く寄せられたものと思われます。そうした中には、本項のような成果を挙げたという報告も多かったものと思われます。
 実際、自ら行動を起こし実践する中で、成果は得られる訳で、私達は単に読むことだけでなく、日常生活の中で応用実践する過程でその法則性を理解することになります。成果を挙げる為には、実践こそ必要な訳です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落456

456 When cosmic conscious awareness is achieved life is understood and all effects looked upon as an expression of Cause Consciousness. So work patiently and diligently and you shall indeed know yourself and all life as a whole. A realization of the beauty of the interrelated cosmic picture as each experience falls into place as a part of your life.
456 宇宙意識への気付きが達成されると生命が理解され、全ての結果が因の意識の表現として見られるようになります。ですから、忍耐強く、こつこつ努力することです。そうすれば貴方は本当にご自身を知り、一つの統一体として全生命を知ることになります。それは一つ一つの体験が貴方の生涯の一部分として収まる、相互に関連付けられた宇宙的絵画の美しさの悟りです。




【解説】
 仏教で「覚醒」とか「悟り」と称されるのが、本講座で言う宇宙意識の気付き(awareness)です。そしてひとたび身の回りに宇宙的意識を知覚出来るようになると、私達の暮らしは一変するとしています。あらゆるものの中に統一一体化した関連性を見出すほか、全てに美しさを知覚するようになれるからです。
 もちろん各人の才能を発揮、発展させることも出来るでしょうし、何よりもより多くのインスピレーションを得ることで、事業も発展することになります。
 これまで私達は自らの心や習慣に支配されて来ましたが、宇宙的意識の存在に気付くことで、その潜在能力をより広範囲に発揮出来るようになります。
 仏典般若心経の最後の部分に「ギャーテーギャーテ ハーラーギャーテー ハラソーギャーテー」というくだりがありますが、波羅蜜(不思議な英知)を知ったからには、いち早く彼岸に渡れという私達を促すものであったかと思います。本講座でも同様に、講座を終えるに当たって、著者は私達に宇宙意識の覚醒によって、今後あらゆる事態が好転する故、目標に向かって進み続けよと説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落455

455 And man can partake of the joy of the bird in flight. And have a deep appreciation for the intricate delicacy of each thing that grows and blossoms. And marvel at the orderliness of the Cosmos. And as he does he becomes humble and grateful to be a part of so perfect a plan.
455 そして人は飛ぶ鳥の喜びを共にすることが出来ます。また成長し花を咲かせる各々の生き物の入り組んだ優美さに対して深い感謝を持ちます。そして宇宙の秩序に驚嘆するのです。またその者はそうする中で、自分がある一つの完全なる計画の一部であることに対して、謙虚になり、また感謝するようになるのです。




【解説】
 いつも思うことですが、小鳥というものは常に楽しげです。たとえどんな劣悪な環境でも彼らは皆と集い歌声に溢れた活発な暮らしを続けています。おそらく多くの方々が彼らのさえずりに心癒された思い出をお持ちかと思います。
 実は鳥そのものの生命の中に、上空から自然界を俯瞰し、その全体像を把握して相互の関連を観る一方で、各所に咲く花やそれらに集まる虫達の存在等々、広範囲な観察と関わりを持つ生物種として、特異な存在であるように思います。
 本項では同様に私達がこの鳥のように世の中を観察し、また各人の与えられた環境を楽しめと説いているように思えてなりません。かつてイエスも野のユリの話の時に、空飛ぶ小鳥と表現をしていました。鳥の生活は私達にとって良い手本ということでしょう。野鳥観察等、鳥を愛でる姿勢は高貴とも言えるこうした鳥という生きものを通じて、私達が本来目指すべき生き方を学べということです。

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