2015年06月

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落349

349 Why did this idea come to me? I received the impression because the man in question, although deliberately saying one thing, was unconsciously broadcasting the scheme he had in mind, The other man, depending upon his auditory organs for enlightenment, believed the words he heard spoken. But because I was able to receive the transaction through the feeling channel, I discovered the deception. I revealed this impression to the intended victim, enabling him to take the necessary steps to guard against the fraud.
349 何故このアイデアが私にやって来たのでしょうか。問題の男が巧妙に一つのことを言っているにも拘わらず、無意識に自らの心の中に持っている企てを発信していた為、私がその印象を受信したのです。もう一方の男は光明を求めるのに自らの聴覚器官に依存していたため、その男が話したのを聞いた言葉を信じていました。しかし、私はフィーリングの経路を通じて両者のやりとりを受信出来ていた為、その策略を発見したのです。私はこの印象を意図された犠牲者に明かし、彼にその詐欺に対して身を守る必要なステップを取らせることが出来ました。


【解説】
 本事例で重要なのは悪事を企む者がそのキレイ事の発言と同時に発してしまった本当の狙いを示す想念を、テレパシー能力者には隠し通すことは出来ないということです。即ち、実生活において、私達が開発を進めるテレパシーは随分と役立つものであることが分かります。
 一方で、このことは想念・印象の伝達・感受は目や耳という既存の感覚器官ではない別のルートから寄せられることが分かります。既存の感覚は所詮、表面的な事象しか取り扱うことが出来ない訳です。しかし、真実はこの想念・印象の世界にあると言える訳で、私達は想念・印象を第一に生活して行く必要があります。一歩先が分からない混沌とした世の中であるが故に、自ら得た印象を拠り所として生きて行く必要があるのです。
 今のところ、これらを秩序立てて教えて呉れるところはありません。私達地球人側の問題も多いのですが、加えて他の様々な妨害勢力も横行しているように思えます。私達は自らを教師、学習事例として各自工夫しながら、本来の道を切り開いて行く必要があります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落348

348 Science, in its investigation of telepathy, has come to the conclusion that it is the result of a refinement of the sense organs, whereby they are able to pick up light or sound vibrations from a distance. But let us take a case in particular. A mental picture appeared to me of a conference between two individuals with whom I was acquainted. I saw the room in which the meeting was taking place very clearly, and the voices of both men were as distinct as if they were standing beside me. There seemed to be the greatest friendliness between them, and their transaction appeared to be of the most sincere and amiable character. But I became aware that a deception was being premeditated by one of the men.
348 科学はテレパシーを調査した結果、それが感覚器官を純化させ、遠方からの光や音を捕捉できるようになった結果であるとの結論に達しました。しかし、ある事例を特に取り上げましょう。私に私が知り合った二人の人物の間の協議の場面の映像が現れたのです。私にはその会合がもたれた部屋がとてもはっきり見えましたし、二人の男の声もあたかも二人が私のそばにいるように明確でした。彼らの間にはこの上ない友好的な雰囲気があり、彼らのやりとりは大変誠実で好意的な性質のものでした。しかし、私は彼らの内一人によってある策略が企てられていることに気付いたのです。



【解説】
 本項で大変興味深いのは、著者アダムスキー氏が身の回りの人物に関して実に明確なビジョンを認知していたことです。実際には、本項に記載されている以上のことがあったものと思われます。たとえ遠隔地に居ても、遠く離れた場所で起こっていることを本文に記されているように明瞭に把握していたということでしょう。
 即ちテレパシーとは現代科学による通常の目や耳の感覚機能が研ぎ澄まされるというだけのものではなく、あくまで印象による知覚であり、距離に関わり無く知覚出来る能力だという訳です。
 私達の心の中で発する想念は実は距離に関わり無く関心を持つ者であれば誰にでも感知されるということでしょう。それ程、心の作用というものは大きな影響を及ぼすということでもあります。私達は常にこれら同期する印象に鋭敏であることが必要であり人生のヒントはいつでも与えられるということでしょう。私達が創造主に関心を持っていれば、創造主は私達に時々に適切な指導の言葉を授けてくれるからです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落347

347 To explain fully this universal force and its workings would be impossible: for it would demand a knowledge of Primal Cause. But whatever method was used to throw the Cosmic Force of the Universe out of its natural state of equilibrium, and set it into primal concentration or chemicalization, was also the beginning of thought.
347 この宇宙普遍の力とその働きを完全に説明しようとするのは困難でしょう。何故なら、それには原始の因の知識が必要とされるからです。しかし、自然の平衡状態から宇宙空間の宇宙的な力を取り出して、それを原始の密度状態、即ち化学処理に作用させる為に、どのような方法が用いられるにせよ、それはまた想念のはじまりでもあったのです。


【解説】
 想念のはじまりとは私達が考えているような個人の勝手な考えや思いつきといったレベルのものでないことが本項の記述から良く分かります。
 元来の想念、即ち物質に作用し、物事を発現させるような実効力のある「想念」は、その源を宇宙の原動力的なものに由来し、その作用は平衡状態にある物質界に作用して、その持つイメージの実現を図るものと言うことが出来ます。実はそれ程に私達が扱う想念・印象は元来、発現力を有しており、慎重に取り扱う必要があるのです。
 しかし、私達は自身の発する想念を含めて、あらゆる想念・印象に対してこれまで重きを置いて来ませんでした。極一部の人々がその重要性に気付き、修行の一環として心身を正す訓練を行っていたに過ぎません。しかしこれからは、私達一般人が自らの進化の為に、これら想念・印象について基本原理を学び、かつ各自の実生活の中でその内容を活かすべき時代になっています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落346

346 It is realized that those trained to use superficial knowledge and book-learning will continue to deem such truths as fantasy. Those who believe that all problems must be solved either with pencil and paper, or by physical experiments, will find it difficult to accept the theory of a universal language that is capable of revealing all existing knowledge.
346 上辺だけの知識や机上の学問を用いるよう訓練された人達は、今後もこれらの真実を空想だと見なすだろうことは分かっています。あらゆる問題が紙と鉛筆、或いは物理的実験のいずれかによって解かれる筈だと信じている者は、存在する知識の全てを明かす可能性がある宇宙普遍の言語についての理論を受け入れるのは困難なことでしょう。



【解説】
 現在この講座で私達が学んでいる事柄は、これまで地球上では教えられて来なかった言わば、真理の真髄とも言えるものです。従ってこれまで表立っては伝えられたことはなく、永らく埋もれていたものと言えます。
 従って、この内容は通常の科学や常識の範囲を超えたものとされても仕方ありません。しかし、私達が従来の行き詰まった状況を打破するには、このことを踏まえた上で何処にその違いがあり、何故私達がそれら要素を見逃して来たのかを探求する必要もあるのです。
 人間は生まれながらにしてそれら想念・印象の感受性を有して来た訳ですが、年齢を重なるにつれ、それら能力は封印され、やがては忘れ去られてしまったように思われます。しかし、真理は誰にも分かり易く単純なものの筈です。想念・印象の果たす役割を学ぶこと、自然の中での生命の営みを観察することで、私達はこうした想念・印象の作用の中に生きていることを理解することが出来ます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落345

345 Perhaps you have taken these reactions as a matter of course, attributing them to psychological rather than physiological sources. But the fact is, we cannot separate the two phases of expression; both are the result of chemical action. Any phenomena of sensation, whether it be a feeling of great joy because the sun is shining, or a pain in the stomach caused by eating some food for which the cells had no affinity, is the product of chemical reaction. In any channel of awareness, we cannot get away from the fact that we are living in a chemical universe. It matters little whether those chemicals manifest as a force, or as a substance.
345 おそらく貴方はこれらの現象を当然のごとく生理的というよりは心理的な源泉に起因する反応だと思って来たことでしょう。しかし、事実は私達はこの二つの表現の側面を分離することは出来ないのです。両者は共に化学反応の結果です。如何なる感情の現象も、それが太陽が輝いているが故の大いなる喜びの感じであっても、細胞に親和性が無く摂った食物によって胃に生じた痛みであっても、それは化学反応の所産なのです。如何なる知覚の経路であっても私達が化学的宇宙に生きている事実から離れることは出来ません。それらの化学物質が力として現れようと、物質として現れようと大差はありません。


【解説】
 森の中のすがすがしさにはフィトンチットと呼ばれる木々から放出される成分が関係していることや、昆虫達の行動の源にはフェロモン等、微量な成分が関係していることが知られています。実際には、本文で述べられているように、私達の印象の源にはこのような化学物質が関係しているということでもあります。
 私達自身の気分にも種々のホルモンが関係しますし、逆にそれを用いて精神疾患を治療する場面もあることでしょう。また逆に薬物依存によって実生活が破綻するケースも出てくることもあるのです。
 このように私達は化学物質によって精神的にも影響を受ける訳ですが、だからと言って物質万能で良いとする訳ではありません。先ずはそのような身体の仕組みを知った上で、正しい道を歩むことです。その為には単に化学物質の効力を知るのではなく、それを生み出すより深い仕組みについて学び、物質に依存しない生き方を自ら構築することが重要となります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落344

344 We find that fog and cloudy weather produce a sense of mental depression in many people. Even the direction at which the sun's rays strike the earth will influence us all to some degree. During the winter our natural ability is slowed down; but with the first promise of spring a feeling of exhilaration surges through our body cells, and we take a renewed interest in life. Seismological disturbances produce a general feeling of restlessness; electrical storms affect the nervous system. Examples of this chemical action upon the cell consciousness are almost endless.
344 私達は霧や曇りの天気は多くの人達に憂鬱な感じを作り出すことに気付いています。太陽の光線が地球に当る方向でさえも、私達全てに何らかの影響を与えることでしょう。冬の間、私達の自然の活動は低下しますが、春のきざしとともに快活さが私達の肉体細胞の中に沸き上がり、私達は生命に対する復活した関心を持つのです。地震の揺れは一般的な不安のフィーリングを作り出しますし、電気的嵐は神経系に影響を与えます。細胞意識に及ぼすこの化学作用の例はほとんど際限が無いくらいです。



【解説】
 ここで重要なのは天候その他の影響は、直接心が受けるというよりは、私達自身の身体細胞がこれら外界からの影響を真っ先に受けた後、その身体細胞から発する印象から影響を受けていると説かれていることです。つまりは身体細胞の方がより鋭敏に外界からの影響を受けていることになります。
 しかし、一般にはこれら自分の身体細胞が発する印象を私達はただ漠然と感じ取っているに過ぎません。何となく感じる程度に留まっています。しかし、この現象の奥には私達の身体の各細胞が外界からの影響に対して鋭敏であり、その知りえた変化を私達の心に伝えようとしていることがある訳です。
 このことを突き詰めれば、身体細胞からもたらされる印象という伝令言語を私達はより誠実に受け取ろうと努力しなければならないことが分かります。また、その延長上に、地中深く起こっている地殻変動その他の現象を感知する体制も生まれるものと思われます。身体内にある60兆個もの細胞が各々アンテナとなってあらゆる種類の波動情報を感知するという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落343

343 By observing the trend of human behavior during a change in atmospheric conditions, we have positive proof that chemical action does affect the cell consciousness. When the barometer drops a few degrees, many human mentalities drop with it. Any change in atmospheric pressures, such as those found at different elevations above sea level, influence the cell action of the body. This is noticeable to anyone, for the change of a few thousand feet will affect us all to some degree. As we climb higher, our heart action and respiration are speeded up, and at high altitudes physical exertion is an effort until the body cells make the necessary adjustment to the lighter atmospheric pressure with its accompanying lack of oxygen. Some people are so sensitive to this, that their bodies are aware of a change of only a few hundred feet.
343 大気の状態変化の間の人間の行動傾向を観察した結果、私達は化学作用は細胞の意識に影響を与えるという明確な証拠を得ています。気圧計が数度降下した時にも、多くの人間の思考状態はそれと一緒に低下します。大気圧のどんな変化も例えば海水面から異なる高度にある場合に肉体細胞の活動に影響を与えます。これは誰でも気付くことで数千フィートの変化は私達全てに影響を与えることでしょう。私達がより高く登るにつれて、私達の心臓の鼓動と呼吸は早まりますし、高い標高での肉体の消耗作用は肉体細胞が酸素欠乏を伴う薄い大気に馴れるまでの努力なのです。ある人々はこれに対し大変鋭敏で、彼らの肉体はわずか数百フィートの変化にも気付きます。



【解説】
 わずかな気圧の変化にも私達の身体はその変化を感知し、適応力を発揮するという訳です。これは、私達の身体細胞がそれら微妙な変化を感知出来るということになりますし、その鋭敏さの程度は人によって大きく異なることが想定されます。
 基本的な細胞の感受機能としてそれら外界環境の変化を認識し、また同時に必要な調整行為を行うという訳です。気圧の変化に対しては各惑星での異なる気圧に対しても自在に調整出来る能力を有していることはよく説かれるところです。
 人体が多様な環境で生存出来ることは、極地に生きる人々や南米高地で暮らす人々その他、多様な環境の中で多くの人々が暮らしている事実から証明されています。
 これら人体の対応力こそが大切なところであり、人類が自ら造り出したとは言え、様々な地球環境の中で行き続けられた理由でもあります。しかしながら、本来の自然環境は実に静寂で美しいものである点も強調したいところです。先日、久しぶりに梅雨明けの沖縄に行く機会がありました。青く澄んだ空の下、エメラルド色の輝く海を見つめると、元来手付かずの自然とはかくも美しいものであったかと感じ入った次第です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落342

342 However, complete knowledge of this, or any other circumstance, is possible through the feeling channel. When a person is sensitive enough to interpret the vibrations emanating from the earth, this information can be received as easily as a thought from another human being. They will then be able to estimate the pressures being exerted, and deduce the natural results to follow. The tiny atoms manifesting in the strata of the earth will share this knowledge with those capable of intercepting it.
342 しかしながら、このこと、あるいはその他の環境に関する完璧な知識はフィーリングの経路を通じて入手可能なのです。人が地球から発せられている振動を解釈できるほどに鋭敏であれば、この情報は他の人間からの想念と同様に容易に受信可能です。そうなれば加わっている圧力を予測し、来るべき自然の結末を推論することも出来るでしょう。地球の地層の中で創造を担っている微小な原子達はそれを傍受できる者にこの知識を分ち与えてくれることでしょう。



【解説】
 地震を発生させる源である断層間のせめぎあいには莫大な力が加わっているものと思われます。それら地層に加わる圧力やそれらに伴う岩石も破砕がもたらす振動等を私達が感知出来れば、地表深く生じている変化等、地震に至るまでの経過について地表からでも知覚出来るものと思われます。
 地中からは地震波のような振動も来るでしょうし、印象波の源となる想念波動も来る訳で、それらを把握出来れば地中における状況の変化を知ることが出来る訳です。しかし、このような振動の把握力については、人間よりは野性動物の方が遥かに勝っているものと思われます。
 こうした地中深くから来る印象をよく感知した太古の人間は、それを地の神とイメージし、地鎮祭その他地球の安寧を地中の存在に願ったものと思われます。それに対して本文では、実際には個々の原子が印象波を発して知らせて呉れると説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落341

341 For instance, geologists have discovered that a great earth fault lies along the Pacific coast of America, extending from Alaska to Mexico, and beyond. Varying pressures are being exerted here, and the earth around the fault has a certain strength of cohesion; but accurate readings of this are not ascertainable by the use of present day instruments. So a1though geologists know that this portion of the earth's surface is destined to move from time to time, producing earthquakes, because of their limited knowledge of actual conditions they cannot predict a definite date for these disturbances, nor can they estimate the severity to be expected.
341 例えば、地質学者はアメリカ大平洋岸に沿ってアラスカからメキシコ、更に遠くまで一つの巨大な断層があることを発見しています。変動する圧力がここで働き、また断層の周囲の地殻はある一定程度の結合力を持っています。しかし、この正確な値の読み値は今日の計器を用いては確かめることは出来ません。そのため地質学者はこの部分の地表は地震を発生させ、時折動く運命にあることは知っていても、現実状態に関する彼らの限られた知識の為に、彼らはこれらの変動の正確な日付を予想したり、予期すべき激しさについて予測することが出来ません。



【解説】
 本項のテーマは現在、私達が最も関心を持っているものと言えます。過去、地球はこれら断層帯に沿って巨大な地震を繰り返し発生させて来ました。また、地殻自体が休み無く動き、大陸さえも長期の視点に立てば動いていることが知られています。またそれらはさほど遠い昔ではなく、生物が地上に棲息している中でもあった現象とされています。
 現在、この地球は大きな変動期を迎えようとしており、これが1952年の砂漠のコンタクトをはじめとする一連の他惑星社会による支援プログラムの根本的な理由でもある訳です。
 アダムスキー氏の三部作の一つであるこの「テレパシー」は、私達各人が本項に示すような地表深く起こっている地殻の動きを察知し、災害による被害を回避する為に示されたとも言うべきでしょう。頻繁に起こる大規模地震に対し、私達は自らの感性を高め、発生を予知して、被害を回避することもテレパシー実践の一つです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落340

340 Yet no civil engineer, nor geologist, nor seismologist can predict earthquakes. Why? For the simple reason they are not in possession of all the facts relating to the earth. Yet these facts exist as absolute frequency data!  For if they did not exist, there would be no cause to produce the eventual effect.
340 それでも土木技術者も地質学者、地震学者も地震を予測することは出来ません。何故でしょうか。それは彼らが地球に関しての全ての事実を保有していないという簡単な理由からです。しかしこれらの事実は絶対的振動データとして存在しています。何故なら、もしそれらが存在していないとすれば、そのいつかは起る結果(訳注:地震)を作り出す原因が無くなることになるからです。



【解説】
 本項で著者が言う「Absolute(絶対的)」とは「間違いなく存在する」という趣旨で表現されているものと思われます。地中深く起こっている岩石と岩石のぶつかり合いは、今日では地震発生のメカニズムとして広く知られるようになりましたが、これは地球内部が文字通り活動していることを意味します。そして、その結果生じる地殻の変動は私達にとっては地震や火山活動として認識される訳です。
 この地殻の活動の様子は地中深くからやって来る振動である地震波として私達は捕らえています。また、その振動から私達は何を理解すべきか、著者は私達に問い掛けているのです。
 通常、私達は生じた地震波の記録を元に、震源の場所やその地震の原因を学ぶのですが、もし、事前にこれら極初期の振動を理解すれば、より多くの災害防止に役立てられるかも知れません。地球内部から来る様々な振動も、岩石から発せられたメッセージという意味でテレパシー感受の対象なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落339

339 We must remember that thought, or conscious knowledge, knows no limitation for the well-balanced, unfettered individual; and we must also remember that every action, and every mechanical stress of pressure, is the source of a radiated vibratory wave. An example familiar to us all is the knowledge required by a civil engineer to ascertain the stability of any mass of substance. He must be thoroughly conversant with mathematics, stress analysis, weight loads, pressures, etc. He must know the tensile strength of the materials used, the weights of those materials, and be able to estimate the pressure to be exerted upon the finished structure. He is, of course, dealing with established facts that have been acquired through years of experience and research; and given all the data, he can deduce the stability of any specific construction.
339 良くバランスがとれ、自由に開放された個人においては、想念や意識上の知識には際限がないことを覚えておく必要があります。また、私達はあらゆる行動とあらゆる機械的圧力の力点が振動波の源泉であることも覚えておく必要があります。私達に馴染みのある例として、物体の安定性を確かめる為に土木技術者が必要とする知識があります。彼は数学や応力解析、荷重負荷や圧力等々に完全に精通している必要がありますし、完成した構造物に加わる圧力を推定することが出来ます。彼はもちろん、またこれまでの何年もの経験や研究を通じて得られた確定した事実を取扱うことも出来ますし、すべてのデータが与えられれば、どのような特定の建築物でも、その安定性を推定することが出来ます。


【解説】
 私達の行動により発せられる波動の源は各行動の際に生じる力学的な力に起因するという訳です。筋肉を動かす際に電気波動が出ることもこれに関連していることでしょう。行動には行動を起こす意思とそれが肉体各部に作用して具体的な身体の動きとなる訳で、それらの一つ一つのプロセスが何らかの波動を発しているということです。
 本文中では世の中の構造物についてそれが成立する為には個別材料の剪断応力や全体としての力のバランスが不可欠であり、土木技術者はそれらをマスターしていることについて述べられています。物事を創造する為にはあらゆる知識が必要であることが述べられており、現実に万物が存在することの裏側には、このような知識が備わっているのです。
 私達は今日、高層ビルや長大な橋、その他様々な文明社会の成果の中で暮らしており、各々の専門家が蓄えた知識の恩恵に浴しているのです。そして、今後、私達が更に知らなければならないのは、私達自身の身体の仕組みがその生命活動が如何に優れたものであり、それらが誰の力でそのように機能しているか、自身の内面を探求することです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落338

338 For instance, there may have been many cases in which the destruction of a city by flood or earthquake has been predicted by those alerted to the chemical changes that were taking place in nature. Often. these prophecies proved correct. Yet, information obtained by this means is not generally accepted as authentic, and is usually ignored by those in a position to avert the disaster or alleviate the suffering.
338 例えば、自然界で起っている化学変化に注意を喚起された人達によって、洪水や地震によって都市が破壊されることが予知されて来た多くの事例があります。しばしば、これらの予言が正しかったことが証明されて来ました。それでもこの手法で得られた情報は、一般的に信頼出来るものとは受け取られず、大抵は災害を回避し、被害を緩和する立場にある人達によって無視されて来ました。



【解説】
 最近とみに災害発生の頻度が高まっており、人々の不安感も増大しつつあります。そこで様々な憶測も流れ、不安感をあおる訳ですが、私達テレパシー講座を学ぶ者はそれら災害について冷静に考え直す必要があります。
 その一つは不安心理が不安(恐怖)自体を増幅してしまうということです。想念は類似したものを集めますので、再びそれらの情報が周囲に寄って来ることがあります。更にはその恐れが逆に現実をそのように変えてしまうこともあります。想念の実現力に注意しなければなりません。
 しかし、そうした中にあっても真実のテレパシー能力開発者は自らの印象として間近に迫った何かを「感じる」ことが出来るかも知れません。大抵の場合、その印象が正しかったかどうかは後日判明する結果で判断出来ます。言い換えれば、どのような感じを持ったかを記憶しておき、後日の結果と対比して正しい印象とはどのような感じのものであったかを学ぶという訳です。
 いずれにしても、私達は目の前の自然ややって来る印象波から多くを学び、自らの生活に活かすことが求められており、これらの能力は草木や小鳥達の方が私達より数段高いことは確かだと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落337

337 Here, again, we are dealing with the law of affinity, which brings all things to fruition. It is this law that impels each different form to draw to itself those chemical elements which will promote its growth and individuality; it is this law that stabilizes activity in all planes of manifestation making a definite analysis possible in any field where we have understanding. And it is only because the laws of the Cosmos are immutable that telepathy, clairvoyance, clairaudience, and kindred phases of development can be understood. For all so-called prophetic knowledge is nothing more than telepathic deduction. However, due to the fact that thought vibrations travel at such high speed that complete reception is instantaneous, it is rarely recognized as telepathy by the recipient, or by the researchers in the field of thought-transference.
337 ここでも再び私達は親和の法則を取扱っており、その法則はあらゆるものに達成をもたらすものです。個々の形あるものにそれぞれの生長と個性を促進させる化学元素を摂取させようと駆り立てるのはこの法則です。あらゆる創造のレベルにおいて活動を安定化させ、私達が理解するあらゆる分野において明確な分析を可能とするのは、この法則です。テレパシーや透視、透聴そして同類の発達面が理解されるのも、この宇宙の法則が不変であるからに他なりません。何故なら、いわゆる予言的な知識はテレパシーを用いた推論でしかないからです。しかしながら、想念振動はそれほどに高速度に移動する為、完全な受信も瞬間的であるという事実から、受信者や想念移動の分野の研究者達によって、それがテレパシーであると認識されることはめったにありません。


【解説】
 万物が親和の法則の下に成り立ち、また常にその下で活動過程にあるということです。中でも想念・印象はその作用としてその内容に沿った実現力を持つ訳ですが、その原理も同じ親和の法則に基づいています。
 こうして万物は互いに影響を与え、また影響を受け合うことで互いの結びつきが強められ、物事が安定するようになると説かれています。創造が永続される為には常にこの相互作用が機能している必要があるのです。
 私達が日頃放つ想念は、あまりにも高速で通過してしまうため、多くは全ての内容を感受しにくいのですが、その片鱗でも感知出来れば私達の暮らす世界は随分と変化することでしょう。印象を大切にすることを生活の基本にすることが大切です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落336

336 True clairvoyance is merely the ability to direct the attention of the real Self without producing a state of concentration, and to relax the sense-mind of the body to the point where it is open and sensitive to all impressions. The recognition of any particular personal feeling will automatically interfere with the incoming vibration. If, at the moment of contact with a specific impression, the recipient allows his interest to dwell upon it impersonally, all knowledge pertaining to that impression will reveal itself; because the facts are related and cannot be separated.
336 真の透視とは集中状態を作り出すことなく真の自我の注目を導き肉体の感覚心を開放的であらゆる印象に鋭敏な所までリラックスさせる能力に過ぎません。如何なる個人的なフィーリングもそれが感知された場合には、自動的に流入する振動を妨げてしまいます。もし、ある特定の印象と接触した瞬間、受信者が自らの関心を非個人的にそこに宿ることを許すなら、その印象に関連する全ての知識が自ずと明らかになるでしょう。何故なら、事実は相互に関連しており、引き離されないからです。

【解説】
 もちろん本項の記述内容全てを現在の私達が理解出来る訳ではありませんが、著者の説く言葉の断片から、私達が気付くべき事柄も多いように思われます。
 その一つが著者は印象の受信に関し、私達は「真の自我(the real Self)の関心を向けさせる」ということ、また一方では「肉体の感覚心は開放的に保つ」と述べている所があります。「テレパシー」講座以降、アダムスキー氏はこの「真自我」を「意識(consciousness)」という表現に変えていますが、大事な所は「真自我(意識)」と「感覚心」を明確に区別して取り扱っている点にあります。
 即ち、先ずは自分の意識を対象に向けさせるというように積極的に意識に働きかける一方で、感覚心に対してはあくまで受容的に留まることを求めている点に注目したいものです。以前から述べられているように、目、耳、舌、鼻に捉えられる範囲はほんの表層のみであり、如何なることがあろうと既存の感覚には限界がある訳で、それらの経験を拠り所にする感覚心にはもはや発展性は無いということでしょう。それに対し、「真の自我(意識)」はひとたび印象の世界を知れば、たちどころに新しい可能性が広がって来る大きな意義を持つ存在だという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落335

335 Inasmuch as all knowledge in the universe is thought vibration or frequency which permeates space, thus creating certain pressures, every form must of necessity exist within these pressures. So if the form is not too firmly encased in a hard shell of personal interest or indifference, it will become a figurative mixing bowl where all thought vibrations can unite and produce concrete knowledge of a universal nature.
335 宇宙における全ての知識が宇宙を透過し、ある種の圧力を創り出す振動ないしは周波数である限りは、あらゆる形有るものはその必要性から、これらの圧力の中でも存在しているに違いありません。ですから、その形有るものは、個人的な関心や無関心の硬い殻の中に堅固に包まれていない限り、それは比喩的に言えば、全ての想念振動が結合し、一つの宇宙的性質を持つ揺るぎない知識を作り出せる混合用のボウルになることでしょう。



【解説】
 一口に「柔軟性」と言いますが、実は私達の身体細胞の一つ一つが自らの自我の殻を融解させ、外界に対して受容的になると言う意味で実は言い得ている表現と言うことになります。
 本項は実際、テレパシー能力を高めるということが自身の各細胞が文字通り柔軟に外部からの高周波の振動という印象波に対して鋭敏になることにつながることを説いています。
 文字通り「頑なさ」は自らの自我(エゴ)への過度の集中がもたらしたものであり、外界との関わり、関心を失っていては外界からの印象を感受することは出来ません。独り宇宙の中で取り残されることにもなります。
 テレパシー能力の向上を目指す私達は努めて心身を柔軟にして、外界からの印象に鋭敏になって日々新しい知見を享受することで感受性を高めることはもちろん、若々しさを保つことが求められています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落334

334 All knowledge is available to man from the vast sea of thought in which he lives. Out of the billions of thought-rays that radiate from the center of projection of one action, only ten may be intercepted by human intellects; while the rest of the thought-rays will travel on through the universe. Yet, at any time they may be picked up by an individual who is receptive to them. Though all the writings of man be destroyed, a truth once recognized can never be lost; for it has made its impression upon the mind-substance of space, and remains a universal memory. In the ancient teachings these thought patterns, or individualized records of action, have been referred to as the Akashic records; while the Bible speaks of them as the Book of Remembrance.
334 人には自らが住む想念の広大な海から、すべての知識が入手可能なのです。一つの行動の放射の中心から発する何十億もの想念線の中で、人間の知性はわずか10個の想念しか感受しないかも知れません。しかし、その一方では残りの想念線は宇宙空間を進行し続けます。しかも、いつかそれらは感受できる個人によって取り上げられるかも知れません。人間の書いたもの全ては破壊されたとしても、一度理解された真実は決して失われることはありません。何故ならそれは宇宙の心の物質の上に印象づけられ、宇宙的な記憶として残るからです。太古の教えの中では、これらの想念パターンあるいは個々の行動の記録はアカシックレコードと言及して来ており、聖書はそれらを記憶の書と呼んでいます。

【解説】
 本文を記述の通り受け取ろうとする場合、私達は私達の行動は実際には何十億もの想念を発生させていることが分かります。実は私達はその内、せいぜい10個程度を自覚するに過ぎず、他の部分は共鳴・認知されることのないまま、宇宙に拡散されるという訳です。これについては例えば道に咲いている花の美しさに気付いたとします。しかし、花が咲く為には、そのほかに何十億もの想念が働いている訳で、その想念・印象のごく一部しか私達は知覚していないということを著者は説いているということになります。
 この膨大な想念の世界について私達はこれまで想像することさえなく、漫然と日常生活を送っていましたが、自らの行動の一つ一つがそれほど多くの想念・印象を伴うものであることは、大きな驚きをもって受け取られるに違いありません。
 これら宇宙空間に放たれた想念は以後、失われることなく宇宙に残留している訳で、一度、真理が明らかになれが、それ以降、証拠の記録が失われる等、如何なる事態に陥ろうとも、真理は失われることはありません。たとえ発見者本人が亡くなっても、また記録類が失われても、その真理の自覚は宇宙空間に想念・印象として保管され、未来永劫消えることはないからです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落333

333 Why should one delve into such a dangerous medium when he can recall his past without the aid of a hypnotist? When man gets to the eternal care of his real Self, this can be done in a true sense. Then will be revealed to him the many states through which he has passed in development; and the purpose for which the form of man was created. For the first time, he will then realize that he was a witness as one with the Father to all creation; for the story of creation and the part man played in it has been indelibly impressed throughout space. Therefore, since man is the product of space, and he is a Divine Thought in action, he ever strives toward his natural heritage; which is an understanding of the Primal Story.
333 人は催眠術師の助けを必要とせず自らの過去を思い出すことが出来るにも拘わらず、何故このような危険な媒体を探求しようとするのでしょうか。人間は彼自身の真の自我による永遠の庇護に到達すれば、これは正気の中で為されることになるのです。そうなれば、自分が成長の過程で通過した多くの状態を自らに現すことでしょう。また、その人が創造された目的についてもです。その結果、彼ははじめて自分が全ての創造の父と共に居た目撃証人であったことを自覚することでしょう。何故なら、創造の物語と人間が行動したふるまいは宇宙全体に消えることなく印象付けられているからです。従って、人間が宇宙の産物である以上、また人間が活動する聖なる想念である以上、人は自分の生まれながらの相続財産、即ち原始の物語の理解に向かって努力を続けるのです。


【解説】
 危険な催眠術に近づかなくても真の自我に到達できれば豊富な記憶の世界が様々な事柄を教えてくれるという訳です。
 私達人間が過去にどのような行動を取り、どのような体験をしたかについては、宇宙全体の中に記憶され、それらに到達することで十分な知見を得ることが出来る訳で、自分自身を失わせるような催眠術に近づくべきではないのです。
 本文に説かれているように、何かの行動した際に本人が放つ想念・印象は空間に保存記憶され、それは万物始原の宇宙創造にまで遡る膨大な記憶の書として存続するということです。私達は自ら良質な想念を放つことと同時に過去に記憶された優れた想念を見出し、学ぶ必要もあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落332

332 Hypnotism is an exact science. In the hands of a competent person it is unsurpassed for the relief of pain. It has proved invaluable in aiding psychologists and psychiatrists to untangle confused impressions that have been causing mental disturbances to the patient. But it is not a parlor game! When used as such, it can create drastic upheavals in our minds.
332 催眠術はまさしく一つの科学です。力量のある人物の手によれば、痛みの解放にとって催眠術はこの上ない手法です。患者に精神的な動揺をもたらしている混乱した印象類を解きほぐす為、心理学者や精神科医を手助けする上でそれ(訳注:催眠術)は非常に貴重な手法であることが明らかにされて来ました。しかし、それは室内ゲームではありません。そのように用いられた場合には、私達の心の中に激烈な地殻変化をもたらす可能性があります。


【解説】
 本項では唯一、催眠術の活用事例として患者の痛みを取り除くこと、また精神疾患の原因となっている混乱した心の状況を解きほぐす効用について挙げています。
 これらは催眠術を適切に用いることによって有効に働かすことが出来る数少ない例という訳です。
 しかし、この他大多数の場合は、術者側の支配力が増すこと、また被術者側の心の自主性が損なわれることにより、自我の消滅その他、本人の存在そのものが危険にさらされる等の大きな問題に直面することになると警告しているのです。まさに、茶の間のゲームに成り得るものではなく、私達はより慎重に取り扱うべきなのです。
 よくマインドコントロールや洗脳という表現がありますが、それほどに私達の心は弱く、身を委ねる指導者を望みがちです。しかし多くの場合、そのカリスマ教師なる者は、やがて大衆を支配し、自分の餌食にするようになります。これまでどれほど多くの事例を私達は経験して来たか数知れません。催眠術はテレビや新聞その他様々な媒体で私達に浸透しているように思います。私達はこのような中で、自らの判断、決断で進めて行く他、解決策は無いというものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落331

331 Lying dormant through the years may be a memory involving some incident (either major or minor), that happened to your parents or to a neighbor, and which was discussed in your presence when you were very young. When a suggestion relative to any of these long-forgotten memories is given under hypnosis, they became readily accessible to us; for everything we have ever read, or heard, or seen, is stored in the mind.
331 貴方がとても小さい頃、貴方の居る前で貴方の両親あるいは隣人に起った(大きいにしろ小さいにしろ)何かの出来事に関連したある記憶が何年も休眠していたのです。催眠術下でこれら長い間忘れられていたものに関係して暗示が与えられると、それらが私達に容易に接することが出来るようになります。何故なら、私達が読み、聞き、見たもの全ては心の中に貯えられるからです。



【解説】
 本項で著者は、私達は自らの心の中に日常的な物事も含め、あらゆる体験が記憶保持されると説いています。思い出せないだけで全ては記憶されているという訳です。
 しかし、ここで注意したいのは、日頃無感動でマンネリな生活を送っていると、そもそも行動の中に「体験」が無い訳ですから、記憶する内容もなく、月日が過ぎ去ってしまうことになります。それでは記憶も残す筈もありません。
 よく毎日感動する体験が大事だと言われますが、それはこの新鮮、強烈な印象が発揮され、この記憶として各々蓄積するところにその意義があるように思われます。年齢を重ねるにつれ認知症等の障害が発症しやすくなりますが、それを予防する上でも毎日新鮮が心境で暮らし、豊かな記憶に包まれた生活を送れるよう自ら努力する必要があります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落330

330 Only outstanding events in our lives are retained in our active memory files. Anyone can remember important happenings dating back to childhood; but, unless something momentous occurred on that day, can you remember the details of what happened to you one year ago today? Or, for that matter, can you recall every detail of a month ago today? Yet, these details were itemized and catalogued in your memory, and can be recalled.
330 私達の生活の中の目立った出来事だけが私達の活動状態の記憶のファイルに保持されています。誰でも子供時代に遡って重要な出来事を思い出すことは出来ます。しかし、何か重大な事がその日に起らない限り、一年前の今日、貴方に起った事柄の詳細を覚えていられるでしょうか。あるいはその件について一ヶ月前の今日の細かい個々の事柄を覚えていられるでしょうか。しかしそれでも、これらの詳細は貴方の記憶の中に箇条書きされ、分類されており、思い起こすことが可能なのです。



【解説】
 本項で著者が説くように実際には私達が一瞬一瞬体験している物事は、本来私達の中に一つ一つ整理され、記憶されるという訳です。日常考えて見ても、時々の出来事が起こった時点では私達はその後しばらくはその出来事の記憶を保持していることは確かです。しかし、月日が経つにつれて他の出来事への対応等から、その記憶は順次新しいものに移り換わって行きます。
 しかし、実際には自分が体験した事柄は永久に私達の何処かに保持されており、それ故何らかのきっかけで記憶がよみがえることが可能となるのです。
 ここで私達が考えなければならないのは、本文に記されているように記憶が箇条書きのように分類され、実は整然と保存されているというところです。場所については明示されていませんが、基本的には細胞の中に等しく蓄えられているのではないかと思われます。
 実はこの記憶は宇宙全体にも等しく繋がっているものと考えられ、それが宇宙の記憶の書とも表現されている訳で、私達はこの記憶の書に接することが出来れば、有史以前からの膨大な知識、経験の海の中で学ぶことが出来ることになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落329

329 The so-called memories revealed while under hypnosis are usually due to one of two conditions. One, it is possible for the hypnotist unknowingly to suggest personal experience he has had to your mind; or you may receive strong thoughts pertaining to something he has seen or read that has impressed itself deeply upon his consciousness. Two, you may merely be recalling an incident that happened to you, which your sense-mind had forgotten; or it may be some information you read or heard in early childhood. We would be astounded at the information stored in our memories in this fashion.
329 催眠術の下で判明したいわゆる記憶とは、普通は二つの内、いずれかの条件によるものです。一つは催眠術者が知らずに術者の個人的な体験を貴方の心に暗示している可能性がありますし、あるいは貴方が催眠術者が術者の意識に深く印象づけられた何かを見たり、読んだことに関連した強い想念を受信した場合があり得ます。二番目は、貴方が貴方の感覚心が忘れてしまっていた貴方に起った出来事を単に思い出しているだけなのかも知れませんし、或いは貴方が幼児期に見聞きした何かの情報であるかも知れません。私達はこのようにして私達の記憶が貯えられていることに対して、仰天することでしょう。



【解説】
 これについては、よく催眠術で自らのアブダクション体験が如何にまことしやかに語られるようなケースが考えられます。実際の場面を知らないので明確な意見は申し上げられませんが、催眠術については術者の意のままに被術者が自らその気になってしまうように考えています。
 また、本文に記されているように、日常の雑事から心が解放された時には、遠い昔の事柄も容易に思い出すこともあるでしょう。本来の「記憶」は身体の何処かに蓄えられており、それらは普段気付かない為、活用されていない訳です。本来、私達が行って来た活動の全ては宇宙に記憶され、それら体験から私達は多くを学び取る必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落328

328 In order for anyone to be hypnotized, he must voluntarily give up his will to the will of the hypnotist. This can be extremely dangerous if repeated too often, for the will of the individual is weakened. The sense-mind is stilled by hypnotism, and thereby opened to suggestions from the operator. The sensory reactions are so subdued that you can suggest to a hypnotized person that ammonia smells like essence of roses, actually holding a bottle of it close enough for him to take deep breaths. Under hypnosis the person will insist the aroma is pleasing, yet you will find that it is impossible not to recoil from the pungency of ammonia fumes while in a natural state.
328 誰でも催眠術にかかる為には、その者は自らの意思を催眠術者の意思に委ねなければなりません。これは頻繁に繰返された場合、極めて危険になり得ます。何故なら、その個人の意思は弱められるからです。感覚心が催眠術によって鎮められ、それによって操作者からの提案に心を開きます。感覚の反応があまりに抑制されている為、催眠術にかけられている人物に実際にビンを手に持って鼻に深呼吸させる程近付けて、アンモニアの臭いをバラの精油だと暗示することも出来ます。催眠術下では、その人はその香りは心地よいと主張するでしょうが、自然の状態ではアンモニア蒸気の刺激からは尻込みしないでは居られないのです。



【解説】
 催眠術が被術者が自ら心を術者に委ねることの危険性が良く説かれています。結局、私達が自ら自分の心を統制、拡張して心の守備範囲を目に見えるものから、更に既存の感覚器官が捉えられない印象の世界についても次第に触れられるよう訓練すべきということでしょう。
 もちろん、素直であることはこの種の修行では大切な条件である訳ですが、教師を選ぶ時にはよほど慎重にしないと自らの道を誤る可能性も大きいということでもあります。とりわけ催眠術によるものは本項の示す通り近づくべきではありません。とかく急いで結果(見かけの成果)を求める私達には要注意な点ということでしょう。
 教師を求めた挙句、多くの人が本来の道を外れてしまった例も残念ながら数多いように思われます。他の脇道にそれることなく、本道を歩み続けることの重要性は私の体験上、何度も申し上げても良いほど、大切なことのように思われます。

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