2014年02月

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第2章-段落035

035 The orange tree, wafting its perfume on the southern breeze, need not delve into a laboratory analysis of atmospheric conditions to know that only in the milder climes will it survive. This tender species depends upon natural law to insure its continuation; so nature does not capriciously broadcast its seed in frigid zones, she sows them. where the sun is warm.
035 南からのそよ風に芳香を漂わせるオレンジの木は、温暖な気候においてのみそれが生き延びられることを知る為、大気の諸状態を研究室で分析する必要はありません。この繊細な種はその存続の保証を自然の法則に依存しており、自然は気紛れにその種を寒冷地に播くことはなく、太陽が暖かな場所にそれらの種を播くのです。


【解説】
 以前、スペインを旅行した際、地中海沿いの広範囲な地域で一面のオレンジ畑を見たことを思い出します。バレンシア地方はオレンジの栽培に適した場所のひとつです。
 さて、本項で著者が伝えたい内容はどのような事なのか、考えて見る必要があります。つまり、人為的にはオレンジの種を地球上の何処にでも蒔くことは出来ますが、植物には各々適した寒暖の条件があり、寒冷地では発芽は望めません。植物の種は自分の周囲の環境条件を何らかの方法により感知して、自分に適した条件下において初めて発芽する訳です。またひとたび発芽した後は、その後気候が合わず芽が枯れてしまえば、その種の生命は終わってしまう為、種の発芽は慎重なものとなっています。
 しかし、条件が整えば、古代蓮のように何千年経過しても発芽し、遂には花を咲かせる程に、種子はがまん強い者と言えるでしょう。
 オレンジの話に戻れば、一般にオレンジの実が木の根元に転がり、近くで種が芽を出したり、鳥に実を食べられ種が運ばれることにより、ある程度の狭い範囲に広がって行くというのが実情かと思います。つまり自然は親木の生き抜いた実績の上にその子孫を残せるよう配慮していると言うことでしょう。親木と実の間の意思疎通、子孫である種に対し、親木の愛情が注がれるような関係もあるのかなあと思うものです。親と子の関係は動物ばかりでなく、植物にもあるのかも知れません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第2章-段落034

034 My early studies, based on the antiquated theory of telepathy being a sixth sense, led nowhere. After careful observation, I found that others using this same trend of reasoning were not attaining the desired result, either. Innately I felt something was being injected which did not align itself with natural, or universal law. So I turned to nature and studied her actions. Here, where the reasoning mind of man did not interfere, I found all things working in harmony. As I thoughtfully observed life expressing in its many forms of manifestation, I realized there must be an intelligence, or a law, that operated according to an exact pattern.
034 テレパシーが第6感であるとする古代の理論に基づいた初期の私の諸研究は何処にも導くものではありませんでした。注意深い観察の後、私はこれと同じ推論傾向を採る他の者達も、目的の結果を得ていないことを発見しました。生まれつき、私は何か自然或いは宇宙普遍の法則と揃わないものが注入されているように感じておりました。そこで、私は自然に目を向けて、その諸活動を観察したのです。人の推論する心が邪魔をしないそこで、私は全てのものが調和をもって働いていることを見い出しました。生命が様々な創造の形態に現れていることを注意深く観察するにつれ、私はある正確なパターンに沿って作用する一つの知性、或いは法則が存在するに違いないことに気付いたのです。


【解説】
 テレパシーを「第6感」とするのは誤りであるということは何を意味するのか、じっくり考える必要があります。私達は氏の著作から既に心というものが感覚から成り立っているような存在であることを学んでいます。つまりは、テレパシーはこのような既存の感覚とは異なるものだという点を先ず明確にした方が良いように思われます。
 その上で、自然界の万物が絶え間なく一糸乱れぬ調和した活動を支えている法則の一環としてテレパシーを位置づけて置く必要があるという訳です。
 本文の中で著者は自身の中に自然の法則と整合しない異質な部分の存在があることに気付いたと記されていますが、それこそ私達が今後、長期間にわたって対峙しなければならない心本来の正体であり、これらを宇宙的法則の下に整えることが各自の大きな仕事になっています。

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ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第2章-段落033

033 In the early ages of human development, man had been content to accept the world in which he lived as a mere five-sense manifestation. But as he grew wiser, he noticed actions taking place about him that were difficult to explain-actions that seemed to transcend these powers of outer perception. Puzzled by what he beheld, yet having no physical sense to account for this phenomenon, he relegated it to a realm of his own invention.... the sixth sense! He was then content (and still is), to consign everything not explained by his senses to this indefinable, mysterious plane.
033 人間の発達における初期の年代においては、人は自分が5感の創造物として生きているに過ぎない世界を受け入れて満足していました。しかし、成長して賢くなるにつれて、人は自分の周りに説明できない諸作用、即ちこれら外側の知覚力を超えるように見える作用が起っていることに気付きました。人は自分が見たものに当惑したものの、この現象を説明する物理的な感覚を持ち合わせていないことから、人はそれを自分の発明品の領分に追いやってしまいました。それが第6感です。人は自分の諸感覚では説明できないあらゆるものをこのはっきりしない、神秘の次元に委ねることに、これまでそして現在でも甘んじているのです。


【解説】
 実は私達自身は本項で言うような「五感」至上主義の認識の中にまだ生きているように思われます。自分の目、耳、鼻、舌そして手で触れることが出来る、ある意味確固とした物証の上に私達は暮らしている訳です。
 しかし、少し生命活動の内側を覗いて見れば、目に見えない微細なる世界の中で驚くべき活発な活動がなされ、様々な仕組みが働いていることが分かります。そして何よりもそれら活動に関連して、宇宙の源泉から絶え間なく印象類が伝えられていることに気付けば、私達は実際には印象のレベルでは非常に活発な世界に生きていることが分かります。
 これら印象類の取扱いの受け皿として、何か新しい「感覚形態」を人為的に想像して見ても解明には程遠いことは明らかです。私達は何とかこのような安直な言い逃れを廃して、本質に立ち向かうべきだということです。
 毎日休み無く鼓動する心臓が私達の生命を支えていることは承知できる訳ですが、その鼓動から何を洞察出来るか、それら与えられ続けている生命力に対して、ふさわしい日常生活を送っているかが問われています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第2章-段落032

032 Many years ago when, as a youth, I first became interested in the subject, I knew some people could communicate telepathically. I wanted earnestly to know how this was done, so I began to study. At that time, I accepted the idea that man is a five-sensed being; with the potential of developing a sixth sense, etc. This was the commonly accepted theory then, the premise of which had been laid in antiquity.
032 私が青年であった昔、このテーマに初めて興味を持った時、私はある人々がテレパシックに意思疎通を行えることを知っていました。私はこれがどのようにして行われるのか、真面目に知りたいと思った為、研究を始めました。当時、私は人間は5感を持つ存在であり、6番目の感覚も発達させる可能性を持っている等の考えを受け入れておりました。これは当時は広く受け入れられていた理論であり、その前提は古代においても置かれていたのです。


【解説】
 私達には想像しがたいことですが、著者アダムスキー氏にも少年時代はあった訳です。実は氏は最初から宇宙について、あるいは精神面について取り組んでいたことが知られています。「ロイヤルオーダー」をはじめとする精神開発について長年の活動があり、その発端とも言える話が本項で記されています。
 心の問題は、何より自分で取り組まない限り何一つ成果はありません。他人に治してもらう訳には行きませんし、その努力の成果はひとえに自分自身に返って来るものです。本項では著者が若い頃、独力でこの問題を探求したと記しており、私達も同様に何かを掴む為には、本気になって取り組まなければ成果は上げられません。
 こうした長年の努力の結果、遂には他惑星人からも信頼され、交流を持つに至ったことも私達の参考になるものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第2章-段落031

031 I do not know by what method others attained their understanding. I can only tell you how I achieved mine.
031 私は他の者達がどのような方法によって、理解を得たのかは知りません。私は私が如何にして自分の理解を達成したかを述べることが出来るに過ぎません。


【解説】
 恐らくは過去このようなテレパシーに関する解説書自体が無く、本書が唯一のものであることを本項は示唆しているものと思われます。仏典その他には、進化した他惑星人(諸菩薩)が如何にこれらの能力に優れているかについては数多く述べられていますが、どのようにしてそのようになれたかについて、記されてはいないように思われます。
 一人一人内側の個性は異なりますし、問題となる心とどう対峙jして行くべきか、課題は様々です。そうした中で本書は私達に著者自身はこのように考え、実践して身につけることが出来たと、ある意味惜しみなくその具体的な取組を教えてくれています。
 私達は素直に著者の導きに従い、本書の一つ一つの記述の中で、著者が何をイメージしているのかを自ら受け取れるよう、学びたいものです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第2章-段落030

CHAPTER II
The Four Senses of Man
030 I have been deluged with letters from all parts of the world requesting information about thought-transference. The vast majority of these have contained questions such as, "What is telepathy? How does it work? Could I learn to use this means of communication?"
第2章
人間の4つの感覚
030 私はこれまで世界各地からの想念の交流についての情報を求める手紙で溢れかえっていました。これらの大半は、「テレパシーとは何か? それはどのようにして働くのか? 私もこのコミュニケーション手法を用いることが出来るでしょうか?」というような質問を含んでいました。

【解説】
 本項は「実見記」が世界中で刊行されてから、アダムスキー氏の所には海外を含めて様々な人々からテレパシーについて教えを請う手紙が寄せられ、それが本書執筆の発端になったことを示唆しています。
 進化した他惑星人がテレパシー能力に優れているということは、私達もやがてはその能力を持つ必要があると人々が気付いた訳で、その原理や修得に関心が高まったことになります。
 特に宇宙船を間近に見たい、近くにやって来て欲しい等、いわゆるUFO観測をする際に遠くの宇宙兄弟達に私達の意思を伝えるのも、テレパシーの一環です。
 しかし、これらテレパシー能力は、自らの願望・欲望を強烈に発すれば済むというようなものではなく、先ずは印象の無言の声と瞬間的に同調出来る心の態勢が必要になるものと思われます。そういう意味で、先ずは私達は本章で、心なるものの正体を学ぶことになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落029

029 When we are able to employ this same joyful, relaxed state of mind in our daily living, our consciousness will be raised to the place where impressions of a universal value will come to us naturally. This does not mean that man will then ignore the world around him, for he was born on this earth to live as a participating unit with the whole of humanity, and he has not the right to withdraw. True understanding, or evolvement, will enliven his interest in his fellowman, for he will then recognize a kinship with all he beholds.
029 私達がこれと同じ楽しく、リラックスした心の状態を日常生活に適用するなら、私達の意識は宇宙普遍の価値がある印象類が自然と私達にやって来る位置に押し上げられることでしょう。このことは人が自分の周囲の世界を無視するようになることを意味するものではありません。何故なら人はこの地上に人類の全てと共に一つの構成単位として生きる為に生まれて来たからです。そして人には脱退する権利は無いのです。真実の理解、或いは進化というものは同胞への関心を活気づけます。何故なら人はその後自分の見る全てのものに親近感を認めるようになるからです。


【解説】
 先ずは私達の精神状態、心の状況をリラックスした、何ものにも開放的な状態にすることが必要だと説かれています。心が何かに執着していたり、怒りその他の興奮状態では印象への関心など持てる筈もありません。
 心を常に宇宙から来る印象類を待つような状況に保つことで、自然とそれらに気付くようになり、やがては自らの進化に繋がる宇宙的な志向を身につけることになります。その結果は、本文に記されているように、人間本来の創造主の似姿としての役割を果たせるようになるというものです。
 私達は肉体とともに結果の世界に生きている訳ですが、同時に心や想念という原因の世界にも生きている訳で、まずは後者の心や想念の保持すべきレベルを高め、より高次、広範囲からの印象に対して、心を開放して置くことが必要だという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落028

028 The more highly-developed space people have learned that, in its natural state, all life expresses as a joyous, free execution of each action. They do not consider the performance of their daily chores burdensome, but rather, view them as a privilege whereby they can render further service to Cosmic Cause by enabling it to express unhampered through them. They are trained from infancy in the proper care of their bodies and use of their minds. They will not harbor a discordant thought, for they know what it does to the chemicals of the body. Their sense-mind is coordinated with the Feeling, or Cause Mind; so each individual cell of their body responds to the commands given by the sense-mind. By use of this law, their bodies remain firm and youthful regardless of age. They know that all life is constantly active, and that each particle of creation performs its duty in a free, unimpeded expression of Cause.
028 より進化を遂げた宇宙人達は自然状態では全ての生命は、その一つ一つの行為の楽しく自由な遂行として表わされていることを学んで来ました。彼らは自分達の日々の雑用を負担とは思わず、むしろ自らを通じて邪魔されることなく表現することを可能とすることによって宇宙の因にたいして更なる奉仕に尽くすことが出来る特権だと、それら雑用を見なすのです。彼らは幼少時から身体の適切な保護と心の用い方について訓練を受けます。彼らは不調和な想念に留まる場所を与えません。何故なら彼らはそれが肉体の化学物質に作用することを知っているからです。彼らの感覚心はフィーリング、即ち因なる心と調和しています。ですから彼らの個々の細胞はその感覚心によって与えられる指令に反応するのです。この法則を用いることによって、彼らの肉体は年齢に関わり無く引き締まっており、若々しさを保ちます。かれらは全ての生命は常に活動的であり、各々の創造の小片は自由で妨げられることのない因の表現の中でその義務を演じていることを知っているのです。


【解説】
 テレパシー能力の開発は、実は遠隔透視が出来るなどという側面よりは、宇宙本来の人間の生き方、あり方に直結することの方が重要だと言うことが出来ます。
 本項で著者が説いているように、進化した他惑星の兄弟達は自らテレパシー能力を高めた結果、本来の人間の行き方を学び取っており、それにより宇宙創造主から与えられた自然界の環境の中で、調和しバランスのとれた日常生活を送っているとのこと。体調管理や心の管理も出来ている結果として長命な生涯を送っているという訳です。
 つまりは、無尽蔵とも言える宇宙の因からの印象類に心を開放すれば、様々なアドバイスがもたらされ、それに沿って行動する中で物事における因の働きに気付くことになります。身の回りの生活の中に宇宙に繋がる美しさを発見出来るに違い有りません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落027

027 The study of telepathy will in no way interfere with, or contradict, any religious belief you may have. For telepathy is not a religion, but a Universal Law. Knowledge of this law will give you a greater understanding of yourself and of your relationship to the Cosmos in which you live.
027 テレパシーの学習は貴方が持っている如何なる宗教上の信念を干渉したり、否定したりすることは一切ありません。何故ならテレパシーは宗教ではなく、宇宙普遍の法則の一つであるからです。この法則の知識は貴方に貴方自身と貴方が生きている大宇宙と貴方の関連性についてより大きな理解を授けることでしょう。


【解説】
 これまで述べられて来たように、テレパシーとは瞬間的な衝動とも言える形態による印象の伝達プロセスである訳で、これは宇宙における生命活動の根幹にも通じる原理・法則とも言えるものです。
 従って、テレパシーは何か新しい宗教や信仰を推奨するようなものでなく、具体的な作用という訳です。
 当初、何か特異な能力と考えられがちであったテレパシーは、このような万物の原理である以上、誰にでも生来備わった能力の一つであり、素直にその能力を開花させることが望まれています。また、同時にそれらの能力が高められるにつれ、より多くの情報が宇宙から流れ込むこととなり、生活が充実し、豊かになることは間違い有りません。洞察力も深まる筈です。
 私達はテレパシーを音声によらない意思疎通の手段と最初は考えていましたが、実際にはテレパシーはそれだけに留まらず、人の人生を実りあるものにする上で、重要な宇宙や因から適時適切な指導を受ける経路を確立する意味があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落026

026 We will endeavor to explain the necessity of blending Cosmic Man with Earthly man. Telepathic reception will come from both; but when receiving impressions, we must always keep in mind the difference between the man of little understanding, and the Cosmic Man. The thoughts coming from the man of little understanding will contain discriminations, divisions, judgments, and personal feelings; while the Cosmic Man's impressions, coming from Cosmic Cause to all effect, will convey understanding and compassion, without judgment. This is Truth expressing; and in the presence of Truth there is an absence of doubt.
026 私達は何とかして宇宙的人間と地球的人の融合の必要性を説明することとしましょう。テレパシー的な感受はどちらからも来ますが、印象を受ける場合、私達は常に少ししか理解していない人と宇宙的人間の間の違いについて心に留めて置かねばなりません。少ししか理解していない人から来る想念類は差別や分裂、裁きや個人的なフィーリング類を含みますが、宇宙的人間の印象類は宇宙的因から全ての結果にもたらされるものであり、裁きを持たず、理解と思いやりを運んでいます。これは真理を表わしていますし、真理の前では疑いというものはありません。


【解説】
 私達は実際には日常的に他の人間からの想念伝達(テレパシー)を多少なりとも受けているということです。
 しかし、その中身については想念の放出者の性質を帯び、またその内容も放出者の理解力に応じたものとなっています。従って、受ける印象全てが同調するに相応しいものでは無いとも言えるでしょう。
 つまりはテレパシー能力を開発するということは、その見極める能力も高めて行くことが必要となります。地球だけでも70億人いる訳で、それらの人々が日々発する想念が互いにも影響を与え合っていると言うことも出来ます。しかし、その中にあって私達はその全てに同調する必要はなく、本来の進化に必要な想念を見極める必要があります。
 私達が取り入れなければならないのは、本項で言う人間の内部の宇宙的な部分から来る想念・印象で、そこから発せられる印象類の素晴らしさを良く自覚し、自らも内部の宇宙的な部分に日々親しむよう努力することが重要です。無数の想念・印象の中で自分はどのような方向性の印象を求めているか、を明らかにしておく必要があるように思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落025

025 Man was created to be the perfect expression of all expressions; and he was endowed with the ability to reason that he might understand each effect in the scheme of life. He is innately capable of comprehending all states of Cosmic expression; from the very lowest, to the highest. But through ignorance he has prostituted this Divine gift; and now judges and condemns that which he sees about him. Whether he realizes it or not, by his judgments he exalts himself above the Creator; thereby causing a feeling of separation between himself and the Giver of all Life. But when he casts off the fetters forged by his carnal mind, he becomes the Knower; and is then one with the Cosmic Cause of all creation. All nature works in harmony with the Supreme Intelligence which gave it birth. Man stands alone; the sole distorter of the Law.
025 人は全ての現れの完全なる表現者として創造されました。そして人は生命の体系における一つ一つの結果を理解するかも知れないという推論の元にその能力を授かりました。人は生まれながらにして全ての宇宙的表現の状態を把握することが出来ます。最も低次なものから最高位のものまでです。しかし、無知の故に人はこの神聖な贈り物を売り渡して来ました。そして今や自分の回りに見るものを裁き、非難しているのです。人がそのことを理解しているいないに関わらず、その裁きによって人は自分を創造主の上に高ぶらせているのです。その結果、自分自身と全生命の贈与者との間に分離感をもたらす原因を造っています。しかし、人が自分の肉欲の心によって造られた足かせを投げ出すなら、人は知る者となります。そして全創造物の宇宙的因と一体になるのです。全ての自然はそれを誕生させた至上なる英知と調和して働いています。人のみが独り立っているのです。唯一の法則の曲解者として。


【解説】
 現在、仕事である国に来ています。そこで感じていることは、本項で記載されていることそのもののように感じられます。気候は暖かく、緑が多い環境。年間にわたって降水量にも恵まれ、街路樹にはハイビスカスやサルスベリが咲き、冬でも様々な花が絶えることはありません。当然、小鳥達も数多く、種類も豊富です。そのような国で仕事が出来るのは何とも幸せそうですが、問題もあるのです。どうも年々、治安が悪くなっている状況があるからです。
 経済状況が悪くなっているせいか、白昼でも少年達が街中で薬物の売買をしていたり、働き口が見つからない人達が公園等にたむろしていたりする訳です。これらはひとえにこの惑星を任された人間の側の不適切な運用によるもので、自然界の植物や動物達には何ら落ち度はありません。何故かくも人間が豊かな自然の中にありながら、各もかけ離れた生活、住居の周りに鉄の檻(おり)を巡らし自宅を守る必要がある環境の中で暮らさなければならないのか、大きな問題、矛盾点を実感しています。
 本項はその原因を心自らが生来の贈り物を自分の心を高ぶらせる為に、売り渡した故だとしています。アダムとイブの寓話に遡る心の問題が究極の姿として、現代社会の姿に反映しているということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落024

024 There is one vitally important truth we must always bear in mind. The Cosmos has no beginning-and it has no ending. It is all that ever was-is-or ever will be... eternal activity.
024 私達が常に心に留めておかなければならない、命にかかわる程重要な一つの真実が存在します。宇宙には始まりもなく、終わりもないということです。それはかつて存在した、現在存在する、未来に存在するだろう全て、永遠に続く活動であるからです。


【解説】
 本項は改めて私達が生きている宇宙は始まりも終わりもなく、永遠に存続し活動を続けるということを私達に説いています。それは何故必要であったか、著者の意図について考えることが大事なところです。
 私達地球人の寿命は所詮限られたものです。その中で本来、達成できるレベルは極く限られたものになるかも知れません。しかし、本文中には敢えて記されていない訳ですが、人間には転生があり、人生は継続することを考えれば、その歩みは次の人生に繋がる一歩になる筈なのです。
 特に最初の内は、目に見え(結果に現れ)る効果は少ないのですが、結果(成果)が得られなかったとしても、その精進は大切な部分を取り組んでいることに注意が必要です。これまでとんでもない程の長年月、最低の人生を送って来た訳ですから、それを本来の姿に戻すには、同程度の年月が必要な訳でしょう。
 しかし、本項は「命にかかわる程重要だ」と述べている通り、私達の住む宇宙は滅びることはなく、未来永劫躍動する生命を養ってくれる、文字通りの天国であり続けると私達に説いており、安心して一歩一歩進んで来るよう諭しているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落023

023 If this lesson is to be of any value to you, you must begin with yourself. You must learn your component parts, why each part works as it does; what controls your thinking, and why there is such an apparent conflict between your inner self and the world about you. You must understand your emotional reactions before you can be the expressor of the fullness of life.
023 このレッスンが貴方にとって何らかの役に立つようにするには、貴方はご自身について始めなければなりません。貴方は貴方を構成する各部を学び、何故個々の部分がそのように働くのか、貴方の考えを支配しているのは何か、また、貴方の内側の自分と貴方の周囲の世界との間にかくも明らかな諍いがあるのかについて学ばなければなりません。貴方が生命の完全さの表現者になるには、貴方の感情による諸反応を理解しなければならないのです。


【解説】
 結局、私達は私達自身の心なるものに向き合わなければ、何一つものにならないと本項は説いています。
 書物に書かれてある先人の教えを読んで学ぶことは必要です。しかし、本当に自ら納得し、体験することによってその知識は身に付くものではないかと考えております。思うだけでなく、実践する中で、その原因と結果の生きた法則をよくよく観ることが大切だということでしょう。
 特に日常生活の中で、時折、私達が見せる感情の起伏が問題です。そのような状態は往々にして自身の身体ばかりでなく、周囲にも計り知れない悪影響を及ぼす訳ですが、それらの感情をコントロールする上でも、それがどのような原因で生じるのか、自ら原因を究明せよと本項では求めています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落022

022 We cannot lay down a definite pattern for everyone to follow, as there are no two humans alike; we can only present the Law to you. It will work according to each individual understanding and application, and these will differ from person to person. The principle we give here applies equally to all.
022 私達は誰もが後を従うような確定したパターンを敷設することは出来ません。二人同じ人間はいないからです。私達は唯一、その法則を貴方に示すことが出来るだけです。その法則は各個人の理解と応用に応じて作用する筈ですし、これらの事柄は人によって異なることでしょう。しかし、私達がここで授ける原理は全てに等しく適用されます。


【解説】
 どうすればテレパシー能力を高められるか、その具体的方法は各自によって本来異なるものだと本項は諭しています。
 一人一人によってその「心」なるものの体験が異なり、各自の志向も違うことが背景にある訳で、誰にも当てはまるのが、本書に書かれている原理・理論なのです。
 具体的な応用は、各自の試行錯誤で進めて行くことになりますが、重要なことは自ら試み、実行したことと、それに対応して現れた結果をよくよく覚えて、次に繋げることだと考えています。また、「自分の場合はこう考えて生活して見たら、良い結果が出た」等々、同行の仲間と話し合うことも他人の経験を学ぶ良い機会です。
 しかし、それにも増して重要なのは、創造主はいかなる場合でも私達各々を導き、生きるヒントを瞬間的な印象の塊という形で絶えず贈り続けて下さるということです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落021

021 It has been said, "A natural man knows the way of the Spirit, while the unnatural man knows not the way of the Spirit." This means, that once man recognizes his oneness with Cosmic Cause and begins to use its laws, he will have no further need of a teacher; for the Law gave him life....and the Law will be his teacher. The great universal language, which we use daily and know not, speaks to us in the deep reverberations of the thunder; and communes with us in the silence of Creation's deepest repose.
021 「自然人は聖霊の道が分かる一方、不自然な人には聖霊の道が分からない」と言われて来ました。この意味は、ひとたび人が宇宙の因との自らの一体性を自覚し、その法則を活用し始めるなら、その者には今後、教師は必要で無くなるだろうということです。何故なら、その法則が彼に生命を与え、、、そしてその法則はその者の教師になるであろうからです。私達が毎日用いており、知らずにいるその偉大なる宇宙普遍の言語は、雷鳴の深い響きの中でも私達に話し掛け、創造主の最も深い休息の沈黙の中でも私達と心通わせて来るのです。


【解説】
 「フィーリングの衝動」というものが、自然界のあらゆるものを動かし支えている訳で、その莫大なる力を「聖霊」その他の言葉で表現されて来たものと思われます。その声は私達に生きるヒントを与え、私達自身、自分で気が付かない内に、その声を活用しているということです。
 従って、このことを進めて行けば、私達には次々に必要なアイデア、助言が与えられ、また私達自身も何らかの形でその湧き起こる想念の塊を放出することで互いの意思の交流を図ることとなり、いわゆる生物・無生物を超えて心を通わせることが出来るものと思われます。
 著者が言う「宇宙の因」とはそのようなフィーリング衝動の送り手であり、湧き出す源を指すものです。その為、私達がこのような宇宙の源泉と親密になれれば、他に師や書物は不要となり、宇宙の因から直接導かれる生活、即ち本項で言う「natural man(自然人)」になれるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落020

020 There is nothing mysterious or unknowable about this means of thought-transference, for man lives by it daily. A thought cannot be given audible expression without first being formulated in the mind. This is automatic with the average person, and he is usually quite unconscious of the fact that his mind is (1) directing every outward movement of his body; (2) composing and arranging his thoughts before giving them audible expression; (3) receiving a continuous flow of thought-impressions from the outside. From this continuous flow of impressions the undeveloped mind rejects all that is not familiar, and retains only those thoughts which confirm the opinions his mind has already formed. That is why, until man understands himself, he is guided only by the world of effect.
020 この想念移動の手段について何も神秘なものも未知なることもありません。何故なら人は毎日それによって生きているからです。想念は心の中で最初に組み立てられることなく、聞き取れる表現を与えられることはありません。これは普通の人間では自動的に行われており、人は普通は自分の心が、・肉体の外向きのあらゆる運動を指揮し、・自らの想念を聞き取れる表現にする前に組み立て整理し、・外界から絶えず流れ込んで来る想念-印象類を受信しているという事実について全く意識しておりません。この連続した印象の流れの中から、未発達の心は馴染みのないものは全て拒絶し、代わって自分の心や既に作り上げた意見類を確証する想念類のみを保持します。それが人が自分自身を理解するまでは結果の世界によってのみ導かれる理由です。


【解説】
 ここではテレパシー能力そのものも含めて、私達の心というものがどのような作用を行っているか記されています。
 本文に明示されているように、私達の身体各部を動かす指令を与えるのも心ですし、印象を整理して音として想念を表現するのも心であり、更には外部から想念を受信するのも心だとしています。
 つまり、私達の心は未だ言葉として表現される前の印象の段階からその取扱いに関与しており、心が受け入れたくない想念や馴染みのない印象類は排除している所が重要なポイントです。
 心が本来、何を頼りにすべきかを自覚できない為、このような精妙なる印象の世界よりは心が確実だと信じる結果の世界、その印象が表現された後の世界に拠り所を見出そうとする訳です。
 しかし、このことについては皆様ご承知の通り、仏教では結果の世界は移ろい易く空しいものだと説いています。最近読んでいる本の「無量寿経」の話が出ており、そのお経の中に「波揚無量自然妙声 随其所応 莫不聞者 或聞仏声 或聞法声 或聞僧声 或寂静声 空無我声 大慈悲声 波羅蜜声」というくだりがあるそうです。この中の様々な「声」を聞くとあるのは、本項でいる「印象」、テレパシーを示唆するものと思われます。ちなみに「その声を聞くところにかなって歓喜すること無量なり」とするところが、お経の名前の由来かと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落019

019 Telepathy was the means of communication I used during my first meeting with a visitor from another planet, when I conversed with the occupant of the scout ship from Venus. It was partially explained in my second book, INSIDE THE SPACE SHIPS, as a Law of Nature, cr one of the Universal Laws.
019 テレパシーは私が金星から来たスカウトシップの乗組員と会話した際、他の惑星からの訪問者との私の最初の会見の間、私が用いたコミュニケーション方法でした。その一部は私の第二の本、INSIDE THE SPACE SHIP(訳注:「空飛ぶ円盤同乗記」)の中で、自然の一つの法則や宇宙普遍法則の一つとして説明されています。


【解説】
 もしテレパシーという瞬発衝動という私達内部に湧き起こるものに気付くことが出来るようになれば、互いに言葉は通じなくても、互いの意思は容易に通じ合えるという訳です。もちろん他惑星人はこの分野の達人ということになるでしょう。
 「同乗記」の中でアダムスキー氏は様々な人達と会った訳ですが、その壮大なる宇宙船の内部では地上以上にテレパシー感覚が鋭敏になり、受ける印象類も地上に比べはるかに多く、また力強いものであったにちがいありません。
 宇宙兄弟達は、こうした環境の中で充実した生活を送っている訳ですが、それは彼らが彼ら自身の努力精進で造り上げて来たものであり、かく言う私達もテレパシー能力を高めることで、彼らを手本としてより良い世界を造り上げなければなりません。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」 第1部第1章-段落018

018 Conscious thought is known on all planes of consciousness. Its character cannot be hidden either by soft whispers, or dramatic inflections; nor can its meaning be concealed by the clever manipulation of chirographic symbols. Cosmic thought is stark truth; it cannot be distorted. It is the law of activity which must, and does, indiscriminately produce action and reaction in whatsoever form becomes its point of contact.
018 意識的な想念は意識の全ての局面において知られます。その性質は穏やかなささやき、或いは劇的な抑揚によって隠されることは出来ませんし、その持つ意図は書道の文字の賢い操作によって隠すことも出来ません。宇宙的な想念とは厳格なる真実であり、ねじ曲げることは出来ないのです。それは何物であれそれが接触する形有るものにおいて区別なく作用や反応を生み出さねばなりませんし、現に生み出している活動の法則なのです。


【解説】
 テレパシーとは何かを本項では説いています。
 私達はとかくテレパシーを何か特殊な能力と考えがちでしたが、実はそれが宇宙で繰り広げられている「意識的な想念」の作用なのだという訳です。つまり想念というものは必ず伝達先の個体に何らかの作用をもたらすものだということで、言葉や文字その他上辺(うわべ)の取り繕いで隠せるようなものではないとしています。
 私達はここで自ら発する想念の威力について十二分に自覚する必要があることに注意すべきです。自ら発した想念が受け取り手に直接作用を及ぼす訳ですし、互いの怒りの想念が周囲に拡散すればやがては戦争への広がることも有りえるものです。今日世界中で人々の争いが起こっておりますが、平和的に物事を進められないのが私達地球の問題なのです。
 そうした戦いの中では憎しみの想念が更に憎しみを生み出し、エスカレートしているということでしょう。私達はこの想念の作用を十分自覚して、この惑星の状況をこれ以上悪くしないよう、正しい想念の放出者であらねばなりません。
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