2013年06月

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落345

345 All normal cells operate as consciousness impressing the sense mind with its potentials. And as the cosmic cells are not a respecter of persons they lend themselves to the sense man even though the man makes a mistake. For he can learn from the lesson and seek the corrective way of executing his impressions. All cells use the language known as telepathy - the language of impressions that come in silence.
345 意識が感覚心にその(訳注:感覚心の)可能性を印象づけることで全ての正常な細胞は動作します。また宇宙的細胞群は個人を尊重する者では無い為、それらは自らを例えその者が過ちを犯すことになっても、感覚心に委ねるのです。何故ならその者はレッスンから学び、自分の得た印象類を実行に移す上での修正方法を探すことができるからです。全ての細胞はテレパシー、即ち沈黙の内にやって来る印象の言葉として知られる言語を使用しています。


【解説】
 ただ印象による指導だけでは、本人に潜在能力が無ければその指示通りの行動は出来ません。私達が意識による印象を活かせるのは、私達自身にその能力が備わっているからと考えるべきでしょう。
 ここでは「正常な細胞」と表現していますが、これは前項までの「肉欲的細胞」とは異なるものを指しています。これら肉欲的細胞はまだ、身体の一部でしかなく、他方、大半の細胞は各々印象による指導に従って、私達の感覚心とは関わり無く活動を続け、人体を維持しているという訳です。
 しかし、私達の感覚心はその印象を感受できたとしても、その解釈を誤り、失敗をよくするものです。それでも、「正常な細胞」達は、惜しみなく私達を支え、感覚心が失敗から経験を学び取り、次に活かすことを願っているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落344

344 We read in the Bible; As it is in Heaven so it is on Earth. Or, as it is in consciousness so it must be in the sense mind.
344 聖書にはこのように書いてあります。天に行われるごとく地にも行われますようにと。それはまた、意識に行われるごとく感覚心にも行われますようにとも言えます。


【解説】
 意識の中で起こっていることを、私達の感覚心の中に反映させることが大切だということでしょう。意識と表裏一体が目的地という訳です。
 感覚心が自ら考え出すのではなく、意識から来るアドバイスを無条件に受け入れ、実行することで、宇宙英知の思いが地上に実現することになります。
 これまで、この聖書の言葉を私達は、「他の優れた惑星の社会を地球でも実現できますように」と解釈してきました。しかし、イエスが語ったその言葉の本当の意味は、私達自身の心が意識を如何に反映し、再現するかにあると本項は説いています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落343

343 As you can see this true phase depends upon nothing but yourself. And the old interpretations of guides etc., are not involved. And as we stressed throughout the lessons, until now you have been living almost entirely within the realms of the sense mind with half of yourself searching for the other half. In other words longing for the cosmic part known as consciousness. For it is the cosmic one that makes the sense man feel that there is something more to be known. And man will not rest or be content until he finds that other half of himself.
343 お分かりになるように、この本物の局面は貴方自身以外何物も頼りにするものではありません。ですから指導霊等の古い解釈等は含まれていません。また、私達がこれら教科を通じて強調したように、皆さんはこれまでほとんどすべてもう一方の自分を探しながらも、その感覚心の領域内にのみ生きて来たのです。言い換えれば、意識として知られる宇宙的部分を切望しながらです。何故なら、感覚人に何か更に知らねばならないものがあると感じさせるのはこの宇宙的半身であるからです。そして人は自分がその自分自身のもう一つの半身を見つけるまでは、落ち着いたり満ち足りることはないでしょう。


【解説】
 これまで述べられて来たように、従来の指導霊とか表現されて来たものは、実はそのようなものではなく、本人の肉体内の宇宙的細胞からもたらされている点を、先ずはっきりさせる必要があります。その上で、現実の日常生活の中で私達はそのほとんどを感覚心にのみ頼っていて、その範疇にしか生きて来なかったことを自ら自覚することです。
 しかし、私達は現状のままで良しとするのではありません。より良い方向に向けて生活姿勢を切り替えたいと思う訳ですが、それを促しているのは、実は本人の宇宙的細胞、宇宙的半身であると説いています。
 現状のまま、惰性のままに過ごしている方にとっては、特に問題も感じることもなく、人生を送ってしまうのかも知れません。しかし、何かより良いもの、自らが生まれて来た目的を完遂するために精進したいと思い起こすこと(発心)が持てれば、それ自体、既に宇宙的細胞、宇宙英知の声を聞き始めていることでもあると説いているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落342

342 Once this is accomplished freedom will be known. For then the individual can travel the Cosmos, using his body for the transmission of knowledge to those who have not yet learned to travel in this way. This is comparable to our radio, television and wireless that serves mankind today. For the sense mind acts as a receiver and transmitter of knowledge. This is true psychic development, but this phase of what is called (psychic) has never been understood until now.
342 一旦、これが成し遂げられると自由というものが自覚されるでしょう。何故なら、各自は自分の体を使いながら、そのような方法で旅することを学んでいない人達に知識を伝達する為、宇宙を旅することが出来るようになるからです。これは今日、人類に役立っている私達のラジオやテレビ、無線通信に例えることが出来ます。何故なら感覚心は知識の受信器や送信器として働くからです。これが真の心霊的発達なのですが、(心霊)と呼ばれるもののこの段階はこれまで全く理解されて来ませんでした。


【解説】
 本講座も9課ともなると、大分深い所まで説かれるようになりました。
 本項は、私達の感覚心が自らの身体の宇宙的細胞からの知識を感受出来るようになれば、居ながらにして、宇宙を旅することが出来るようになると説いています。宇宙的細胞からの印象に同期することで、丁度私達がテレビを見て、遠い地域の状況を見るように、目の前に遠く離れた宇宙の状況を把握することが出来ると説いているのです。
 これらは「心霊現象」と呼ばれてきたものの本当の姿だと明かしている訳で、私達は早晩、遠隔地の様子や今後待ち構える状況を前もって予測することも出来るということでしょう。しかし、大事なことは、これらの能力は、心自体が有するのではなく、自らの肉体の宇宙的細胞からの指導であり、清浄なる肉体細胞と従順なる感覚心がなければ、そのような状況は起こらないということについても注意したいところです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落341

341 The cosmic cells are always ready to help the carnal ones but this must be done by the insistence of the sense mind. And the process is no different than training a vicious animal to honor and obey. For through this kind of act the tendencies of viciousness are changed to kindness through chemical changes. The modern tranquilizer drugs do this, but only temporarily. To have a permanent lasting effect the sense mind must submit itself to such a change. During the change there naturally will be a conflict for the carnal cells will not be too willing to change. But the individual must stand firm, paying little attention to the unpleasantness that he will go through during this period, if he is to live a cosmic life instead of a personal existence.
341 宇宙的細胞は常に肉欲細胞を助けようとしていますが、これは感覚心の強い意志が無ければなりません。そしてその過程は凶暴な動物を貞節と従順にする訓練と変わるところはありません。何故ならこの種の行動を通じて、凶暴な傾向は化学的変化を経て優しさに変化するためです。現代の精神安定剤はこの働きをしますが、それは一時的です。永遠に続く効果を得るには、感覚心は自分をこうした変化に委ねなければなりません。その変化の間には当然、葛藤もあるでしょう。肉欲細胞らは変化することを余り好まないだろうからです。しかし、各自は、個人の存続の代わりに宇宙的生命を生きようとするなら、この期間で体験する不愉快さに少しの関心を払うことなく、しっかりそこに立ち向かわねばなりません。


【解説】
 先ずは私達自身の感覚心が、自らの原点に回帰する為に、しっかりした意志を持って、宇宙的細胞から指導を仰ぐことを揺るぎない信念とし、自ら蒔いた肉体細胞が本来の従順な細胞に訓練されることを望む必要があります。
 その道程は容易ではないかも知れませんが、自らの日常の行動を通じて、自分自身を観察すれば、その必要性は誰にでも明らかであり、一方、優れた先人の人格と見比べれば、目指す道程は各自にとっても正しいものであることが分かる筈です。
 私達は、これまでのおごりや恐怖等、感覚心の特徴をよく見定め、これらを解決する為に、自らの体内の宇宙的細胞の示す指導の声を役立てなければなりません。少しずつですが、肉体各部の細胞も改質され、全身から改善のきざしが見えるようになれば、後はそれを継続するのみということになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落340

340 Scientists now reveal that DNA directs all normal cell activity. And the cells are never silent as they travel from one to the other delivering their instructions.
340 科学者達は今やDNAが全ての正常な細胞活動を指導していることを明らかにしています。そして細胞達はそれらの指令を次々に他の者に配達する為、移動するので決して沈黙する存在ではありません。


【解説】
 本項では、これまで述べられてきた宇宙的細胞の指令をDNAが担っていることを明かしています。言わば細胞内のDNAを通じて指令が伝達されるという訳です。
 私達の身体の中には血球やリンパ細胞等、様々な細胞が全身くまなく循環しています。これら体内を移動する細胞群がメッセンジャーとなって宇宙的細胞からの指令を伝達しているということでしょう。
 今日、私達の健康診断でも血液検査が基本的検診手法として行われますが、本来はこうした体内を移動する細胞群をチェックする意味合いもあるのかも知れません。
 いずれにしても、絶え間なく身体を巡るこれら細胞群の活躍が無ければ、呼吸に伴う酸素や二酸化炭素の移動一つとっても、私達の生命活動は立ち行かないことは確かです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落339

339 In order to change the abnormal or carnal cells into normal or cosmic cells there must be a chemical change caused by the sense mind accepting the help of the cosmic cells. This is not easily done for the carnal ones through habit do not want to lose their dominion. Sometimes it is necessary for an individual to associate himself with a higher developed person for environment has much to do with development. We can readily see this in the society in which we live, for individuals are molded according to their environment.
339 その異常であり、肉欲的な細胞群を正常即ち宇宙的細胞群に変える為には、宇宙的細胞群の助けを受け入れる感覚心によってもたらされる化学的変化がなければなりません。これは習慣を通じて自らの支配権を失いたくないとする肉欲細胞群にとっては容易なことではありません。時として、高度に発達した人物と接することも必要となります。環境は発達に大きく影響しているからです。私達はこのことを私達が暮らす社会の中で容易に見ることが出来ます。何故なら各自は各々の環境に応じて形成されるからです。


【解説】
 一度、肉体細胞の中に感覚心に従う細胞群が作られると、それらは習慣に支配され、宇宙的細胞から指導を受けるような受容的態度は示し難いことになります。
 その時、有効なのは、良い指導者に出遭うことだと、本項は述べています。高次な内容と知識を持ち、実践している人と接することで、本人の進化が飛躍的に高まるという訳です。
 生前、アダムスキー氏の周囲には多くの求道者・探求者が集まっていたように思われます。各地で少人数のミーティングを開く等、氏はその主な活動をこうした少人数に対する助言と支援活動に充てていたように思われます。コーワーカーと言われた協力者達も、氏との出会いによって生長された方々だと考えます。
 現状社会の中で、道を求め、毎日を生きるのは容易ではありません。各自の歩みの日々の中で、アダムスキー氏亡き後も、氏の説諭を思い出すきっかけとして、本シリーズが皆様のお役に立てればと思うものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落338

338 You may say, but can a sense mind create ? Yes, for the mind is an effect of a cause and it carries the same potential. All jealousy, hate, etc., are man's creation, for in the Cosmos we find none of these. And both the normal cells and the abnormal cells keep records of all actions to which the sense mind can go for information when the need arises. Normal cells will give the individual correct information, while the abnormal cells will give misleading information based on past experiences. Both live by multiplication. This is the law of survival, so the abnormal ones will strive to multiply and resent any interference, while the normal ones do not resent or resist interference.
338 貴方は感覚心は創造することができるのですかと言うかも知れません。出来るのです。何故なら心は因の一つの結果であり、それは因と同じ潜在力を携えているからです。全ての嫉妬、嫌悪その他は人の創造結果です。何故なら大宇宙にはこれらのいずれも見い出すことはできないからです。そして正常な細胞達と異常な細胞達の両者とも感覚心が必要性が起った時に参照しに行ける為の全ての行動の記録を保持しています。正常な細胞は各自に正しい情報を授けますが、異常な細胞は過去の経験に基づいて誤解させる情報を与えます。両者はともに細胞分裂によって生き延びています。これが生存の法則であり、異常細胞は細胞分裂に励んで如何なる邪魔に対しても腹を立てますが、正常な細胞達は腹を立てたり、妨害に抵抗することはありません。


【解説】
 したたかな感覚心が、どのようにして英知を盗み、自らの勢力増強の為、画策しているかを本項は明かしています。生命が備える過去の経験や活動経過を調べて、それを自らの子分を生み出す為に利用する、悪質な存在であることが、本項で暴かれている訳です。
 そういう意味では、私達は通常、全ての者が「悪人」である訳ですが、こうした実情を直視すれば、改善の方向性も見えて来ます。どのようにして自然界の他の生きものはこのような「妬み」や「不満」、「悲しみ」に囚われないのか、植物は枝を切られても更に伸びようと境遇に逆らわず、柔軟なる態度を貫いていることにも注目したいところです。
 このような自然界の生きもの達がどうしてそれを可能にしているかについて、深く考える必要がありそうです。また、それと同時に私達の身体内部の浄化(みそぎ)についても心を尽くしてその実現を目指し、心身共に清明なる状態を維持すべきことは言うまでもありません。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落337

337 There are records of mystics who have willed themselves to a spiritual guide and lost their individuality. And the supposed guide was nothing more than foreign cells created by the mind desiring a spiritual leader.
337 これまで自分自身をある霊的な指導者に捧げて自分自身の個性を失った神秘主義者の記録があります。しかし、その指導者と思われた者は、霊的指導者になろうと願っている心によって造り上げられたよそ者細胞達以外の何物でもなかったのです。


【解説】
 私達が印象類への感性を高めるに当って、注意すべき点を本項は示しています。即ち、私達の心が高次・清明なる状態を保っていないと、前項(336)までに説かれて来たような自身の体内の中の感覚心に従う細胞達が発する印象のみを拾ってしまい、最後は自分を失ってしまうことが起こると警告しています。
 もちろん、自分の身体の中の細胞の影響であれば、自業自得であり、誰も他人を責める訳には行きません。ただ、自分の不甲斐なさにこそ焦点を当てるべきでしょう。
 しかし、そうは言うものの、生きている限りは、まだ体内には宇宙英知に従って生命活動を支えている優秀なる細胞群が残されている訳で、最後の最後まで希望は十二分に残されているものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落336

336 The foreign cells have been cultivated by the sense mind through fear and other phases of unpleasant thoughts against others. They are no different than the foreign cells known as cancer in the human body. And if allowed to continue they multiply the same as a cancer does. And it is a well known fact that they will eventually take over completely.
336 そのよそ者細胞らは感覚心によって恐怖やその他他の者に対する不快な想念を通じて培養されて来ました。それらは人体のガンとして知られているよそ者細胞と何ら異なるものではありません。ですから、もし許容され続けると、それらはガンがそうなるのと同様に増殖を続けます。そしてそれらは遂には全てを乗っ取ってしまうことは周知の事実です。


【解説】
 自身の身体は自分が創り出しているとも言うことが出来る訳です。生まれたばかりの赤ちゃんは肌も柔らかく、全てが若々しくしなやかです。しかし、年齢を重ねるにつれ、身体各部は硬直化し、輝きを失ってしまいます。通常、「老化」と一口に片付けられてしまいますが、実際にはこれら老化の原因の多くが本項で言う感覚心に従う細胞群の占める割合が増えてしまうためだと考えます。
 まさに身体の中で宇宙的細胞達が人体維持に奔走している中で、感覚心に従う細胞達が様々な不具合を体内で起こし、その結果、身体あらゆる箇所で「老化」が起こっていると見るべきでしょう。
 一方、宇宙意識には常に新鮮さ、若さのみがある訳で、それに同調する者は老いを知りません。体内の中で常に新陳代謝がスムーズに行なわれることでしょう。私達全ては永遠なる命を持ちたいと願う訳ですから、その為にも感覚心の傲慢さをいち早く捨てて、全てを宇宙の英知の表現者に成り切るよう、先ずは自身の身体に残る宇宙的細胞達の声に耳を澄ますことから始めたいと思うものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落335

335 In the cosmic organization there is no fear, so the fears that all humanity knows come from foreign cells created by the sense mind. There are many foreign cells that cause envy, jealousy, suspicion and etc., that hinder the growth of the individual in becoming one with the cosmic purpose. These are very powerful for they have been given dominion in this world for ages. And they have the sense mind serving them first. But when this is realized and worked with, the chemicals of these cells begin to change in line with the Cosmos.
335 宇宙秩序の中には恐怖は存在しません。それゆえ全人類が知る恐怖の類いは感覚心によって造り上げられたよそものの細胞から来ています。宇宙的な目的と一体になろうとする各個人の成長を妨げる妬みや嫉妬、疑惑等を引き起こす数多くのよそ者細胞が居ます。これらは何世代にわたってこの世界での支配権を与えられて来た為、大変力があります。また、それらには真っ先に仕えるべき存在として感覚心があります。しかし、このことが理解され、努力すれば、これら細胞の化学成分は大宇宙に沿って変化し始めます。


【解説】
 前項ではアルコール等の依存症にはそれらの摂取を促すような体内の細胞があるのではないかというお話をしましたが、本項では私達の体内には感覚心が創りだした様々な細胞が居ることが述べられています。
 まさに敵は身内の中にあった訳です。感覚心が創りだしたこれらの細胞は既に私達のその他の細胞群と渾然一体となって私達の肉体を支配し、また感覚心は精神レベルを統制してしまっているのかも知れません。
 それに対して、このような実態が理解できれば、私達には本来の姿に戻す力は十分に残されている訳で、悪事を悪事と認識した途端にこれら感覚心が創りだした細胞は次第に本来の姿に改質され、従順な細胞になると説かれています。
 このような過程は、当然のことながら、他人では出来ない、あくまで本人の任務であり、私達は自分自身と向き合うことが必要な訳です。努力・精進に対する報いと成果も本人に掛かってくるということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落334

334 There are cells in the human make up that work in opposition to the cosmic principle. They are habit cells created by the sense mind that are trying to govern themselves by methods of their own.
334 人体の構成の中には宇宙原理に反対して働く細胞群があります。彼らは自分達自身の方法で自らを自立させようとしているもの達で、感覚心によって造り出された習慣的な細胞群です。


【解説】
 本課で言うマスターユニット細胞のように宇宙英知に直結し、人体を機能させている細胞群があるのに対し、丁度、意識に対抗する感覚心が思い通りにさせる別の細胞群も存在することを本項は明かしています。
 習慣細胞とも言えるこれら細胞群は永年の心の指示に従って、私達の日常行動をもたらしているものと思われます。その最も分かり易い例は喫煙や飲酒の習慣ではないかと考えます。ニコチンやアルコールが習慣性を帯びて来ると実は体内でその摂取を望む細胞群が出来上がってしまうことも考えられます。気分が心地よいと感覚心が重い、それに依存するようになると同時に、体内にそれに呼応する細胞群が増殖して、やがては本人自身を支配するようになる程、増殖するという訳です。
 しかし、その一方、心が改心し、その支配力を宇宙意識に返上して宇宙的細胞を増やすことが出来れば、体内は本来の細胞に入れ替わるものと思われます。心身ともに健康になるということがどういうことかを教えるのが、本課であると思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落333

333 The lesser workers that form the cells are equal in cosmic principle and are obedient to the direction of the unit instructors. So when the sense mind lends itself to a cosmic impression it is easier for it to receive from the molecules or lesser workers. A scholar of the mysteries not knowing this accepts the impressions as coming from dead entities, for each cell is an entity in its own right. And when impressions are received from master units they are classified as coming from a high, spiritually evolved entity as stated before.
333 細胞群を形作る下位の働き手達は宇宙的原理において平等であり、マスターユニットの教官達に従順です。ですから、感覚心も宇宙的印象に身を委ねるなら、これら分子即ち、下位の働き手達からそれらを受け取ることは容易なのです。神秘学の学者はこのことを知らずに、その印象を死者から来るものと認めて来ました。何故なら個々の細胞はそれ自身の権利を有する存在物であるからです。そしてマスターユニットから印象を受け取った時には、以前述べたようにそれらは高位な、霊的にも進化した存在から来るものとして分類されて来ました。


【解説】
 心が宇宙的な印象波動に鋭敏になるにつれて、様々な高次な内容を持つ印象を受け止めることが出来るようになりますが、実際にはその印象のほとんどは自身の肉体細胞から来ることを本項は示しています。
 一つ一つの細胞は独立したものである以上、個々の細胞と会話することが出来るようなイメージかと思われます。また、一方で、これらの細胞はマスターユニット細胞というような宇宙的に極めて知性レベルが高い細胞群の統制化にあり、皆その指令に従順に行動しているとしています。
 私達の心が知らないことは数多くある中で、ご自身の肉体細胞は心には左右されず、独自な活動を宇宙根源の英知に沿って行なっている訳です。私達の心が進化を遂げるにつれて、これら身近な細胞達からも、適時適切なるアドバイスが得られるということを自覚することが大事な所です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落332

332 The master units are cosmic cells that direct all cosmic activity within the body of every form. They could be called, if we were to name them, The Supreme Intelligence, or Father of all creation.
332 このマスターユニット達はあらゆる形あるものの身体の中で全ての宇宙的活動を指令する宇宙的細胞達です。彼らはもし私達が名付けるとしたら、至上なる英知、あるいは全創造物の御父と呼びたいような者達です。


【解説】
 興味深いことは、著者が本項ではこれまでにないほど、このマスターユニット細胞の重要性について述べていることです。私達自身の肉体各部あるいは細胞の中に、至上なる英知とも言える存在があるということをよくよく理解して置けと説いている訳で、このことはこれまでの宗教・哲学、その他如何なる教えにも出てこない内容であることに私達は注目しなければなりません。
 第8課までは、心と意識の関係、意識の持つ機能について学んで来ましたが、本課では肉体各部にある様々な機構とそれを司る英知なるものが、具体的に何処にあって、どのように肉体各部に関わっているかを学ぶことになります。
 また、後で出てきますが、そのような宇宙的な活動を担う細胞達に対して、心に追従する習慣的・惰性的な細胞の散在についても本課で学ぶことになります。宇宙的細胞と肉欲的細胞のせめぎあいも、心と意識という精神レベルの世界を反映した形で体内で起こっているということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落331

331 As near as we can tell, each cosmic cell has a master unit with smaller molecules about it. The early scholars not knowing this, contacting this master cell unit, assumed that the information was coming from a highly developed spiritual guide. But in reality they were getting the impressions from within themselves. As the human body is made of billions of cells, there are billions of master cell units within its structure. And trillions of lesser molecules like a Queen bee with hundreds of workers.
331 出来る限り現実に近いように説明すると、各々の宇宙的細胞には周辺に小さい分子を配した一つのマスターユニット(訳注:統制集団)があると言うことができます。初期の学者達はこのことを知らないまま、このマスターユニット細胞の1団に接触した際、情報が高度に発達した霊的ガイド(訳注:指導霊)からもたらされたものと考えていました。しかし、現実には彼らは彼ら自身の中から印象類を得ていたのです。人体は何十億もの細胞から成り立っていますので、その構造体には何十億ものマスターユニット細胞があります。そして、女王蜂が何百もの働き蜂と居るように、それは何兆もの下位の分子達とともに居るのです。


【解説】
 細胞については専門外なので、詳しくは存じませんが、重要と思われる事項なので、敢えて私見を述べさせて戴きます。
 細胞には「核」があり、その中にはDNAがいわゆる染色体として収められています。どうも著者はこの細胞の中心的存在である「核」を「マスターユニット細胞」と表現しているように思える訳です。
 私達の科学レベルでは未だ、明らかにされていませんが、その核の中にはDNAあるいはそれを統括するようなある種の分子集団があり、それが細胞を司っていると解釈出来ます。また、私達の心に印象波を通じて情報を与えるのも、これらの分子群ということでしょう。
 こうした情報に心が接することが出来た場合、心は自分にアドバイスを与えてくれる存在を「指導霊」とか「守護霊」とかと想像しがちなのですが、実際にはその多くは自らの細胞から発せられているという訳です。
 もともと、細胞が寄せ集まって人体が構成されると説明していますが、そもそもそれを可能とする英知が存在しなければ、細胞は腫瘍のように無秩序に拡大し、本体の肉体を死に追いやる程の本末転倒の増殖しかし得ないことになる筈です。本項は実は一つ一つの細胞の中には、全てを知る分子郡の一団があり、活動を統制しているということを明かしているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落330

330 This particular phase has produced the mysteries of the world before this became known as it is today. The mystic groups do not know what takes place when the sense mind connects with the cell intelligence, so they have classified what they receive as coming from the dead.
330 この特定の状態は、今日のようにこのことが知られる前は神秘の世界を造り出していました。神秘主義的な集団は感覚心が細胞の知性と繋がる時に何が起っているかを分からない為、彼らは死者からやって来るかのように分類して来たのです。


【解説】
 私達の感受性が高まるにつれて、印象レベルまでの様々な感知範囲が広がる訳ですが、その結果、得たイメージが何処から来るのかが分からない為に、遙か遠い惑星や異次元、霊の世界等々、神秘の世界から来るものと思いがちです。しかし、本項はそれらの多くは、自身の細胞の英知から来るものだと断言しています。まさに灯台元暗しということでしょう。これまで地球では日本神道も含め、霊界その他の神秘を語る教義も多い訳ですが、これらに対して宇宙文明から贈られた「生命の科学」はその点、実に明快に真相を説いています。
 重要な点は、仮に更に深い領域があったとしても、実際に私達が日常的にインスピレーションを得、自らの心を制御し、開発する上で重要なのは、先ず自らの細胞の声を聞く姿勢、自らの体内に働く生命の源に絶えず耳を傾けることだと考えます。「汝自身を知れ」という言葉がここでも生きているようです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落329

329 One who is interested in this, and the student should be, can read the June 1964 issue of Readers Digest, page 195. The scientists say here, supporting my earlier statements, quote; "These traveling enzymes are the voices of other cells calling across intercellular space, swapping information so that the millions of cells gathered to create body parts act in concord in dividing and multiplying, taking their places and assuming special shapes." end quote.
329 これに関心がある人や学生は1964年6月号のリーダーズ・ダイジェスト、195頁を読むべきです。そこに科学者達が私の以前の声明を立証して次のように言っています。「これらの移動する酵素類は何百万もの細胞が集まり、協調して分裂し増殖し、それらの位置を占め、特定の形を造るべく身体の部品を造り上げる為、細胞間の空間を通じて呼び掛け、情報を交換している他の細胞の声なのです。」


【解説】
 極小の肉体細胞から見れば、人体の各部は宇宙空間のように遠く離れた場所にあるように思われます。その遠くの仲間に自分の意思を如何に伝えるかについて、本項では体内を流れる各種酵素がそのメッセンジャーを務めているという当時の記事を紹介しています。人体において各細胞が互いの状況や意見を伝え合っているという訳です。
 そのように細胞が相互に協力し合わなければ広大な身体を維持することなど出来ません。今日、問題となる感覚心も、本来は身体の進む方向や危害を避ける為の役割を持っているのです。
 本項で掲載されている記事の内容は、その後も研究が行なわれており、今日ではいわゆる腫瘍マーカー等、血液中の生体因子の濃度を分析することで、体内のどのような部位に腫瘍が発生しつつあるかを調べることが出来、一部は通常の健康診断としても検査されるようになっています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落328

328 As we stated before, the human body is made of billions of cells, each with a specific mission in life which is carried out in group form. Yet each cell fills its geographic purpose for a structure to be. And remember all of this activity is independent of the sense mind. For it is the cells that bring about the sense mind and sight, hearing, etc., and once the mind realizes this, it looks to the cells for intelligent instructions. And it can communicate with any phase of life here on earth, in space, or on other planets. Even the scientists admit this now.
328 以前にも述べたように、人体は何十億もの細胞から成っており、それぞれの細胞は集合体としての役割を果たすそれぞれ特有の使命を持っています。しかし個々の細胞は構造があるべき姿になる為の地勢上の目的を満たしています。そして、この活動の全ては感覚心とは独立していることを覚えておいて下さい。何故なら、感覚心や視覚、聴覚その他をもたらすのはその細胞達だからですし、心がこのことを悟った後は、心は知性ある教えを求めて細胞に注視するようになります。そうして心はこの地球上や宇宙、或いは他の惑星上の如何なる段階の生命とも意思の交流をすることができるようになります。科学者達でさえ、今やこのことを認めています。


【解説】
 私達の身体が極小の細胞から成っており、それらが互いに結合して各器官を形成し、全体として機能していることは、私達も知っています。こうして身体を支えることが出来るのも、各細胞が各々その役割を果たして、体格を維持できているからに他なりません。
 各々独立した存在でありながら、全体と調和して自らの役割を果たしている所が重要な部分です。さて、こうした細胞群の活動は私達の心とは独立して機能しています。もしそうでなければ、絶えず動揺する心や毎晩の眠りに就いた後には、身体は活動を停止してしまうことにもなりかねませんが、実際には心とは独立している為、通常は影響を受けにくいという訳です。
 本項では、更に心や視覚、聴覚などの元は細胞が生み出したものだと説いています。言い換えれば、目や耳の感覚器官はこれら細胞の一環として造られていて、問題はそれらの反応を受けて判断するような存在部分であり、心や視覚、聴覚の感覚(sense)が独立して存在することなのです。
 もちろん、私達の心自体が自らの情報源がこれら自身の細胞からもたらされていることを自覚すれば、次第に心は細胞を頼りとするようになり、心のおごりは取り除かれることにもなります。更には、この細胞を通して、距離に関わりなく、宇宙の英知にアクセスできることをも説いている点にも注目したいところです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第9課-段落327

SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE
LESSON NINE
Cosmic And Carnal Cell Activity
By GEORGE ADAMSKI

327 In Lesson Eight we spoke of the scientists acknowledgement on the cells and color. And they now admit that there are living cells in space. I would say, space is an aggregate of living cells from the Brother's point of view.

生命の科学-学習コース
第9課
宇宙的細胞と肉欲的細胞の活動
ジョージ アダムスキー著

327 第8課では細胞と色について科学者達が認めたことをお話しました。今や、彼らは宇宙には生きた細胞が居ると認めています。私としては、宇宙兄弟の見解から宇宙は生きた細胞達の塊だと言いたいところです。


【解説】
 著者の言葉そのままに訳せば、「宇宙空間には生きた細胞が居る」ということになります。私達の「常識」では、宇宙空間には大気が無く、真空下でも存在できる鉱物の塊や天体のカケラ等が浮遊しているという程度しか理解がありません。もともと、今日でさえも、ごく限られた宇宙飛行士しかカプセルの中から宇宙を見たことが無い訳で、未だ宇宙の実像について私達の知識は浅はかなものとなっています。
 しかし、元来、「細胞」の多くは肉眼で見える筈もない極小のサイズであり、未だに宇宙空間で何が起こっているのか、私達は良く知りません。私達の暮らす地球もその「海」の中を移動している訳で、地球自体が宇宙空間の本体と絶えず接触、交流しながら運行しており、実は様々な影響を宇宙空間に与え、また逆に宇宙から影響を受けていることは理解出来ます。
 少なくても、個々の惑星には様々な生きものが棲息している訳で、全体的に見れば、宇宙は生きものの細胞で溢れていると言うことが出来ます。私達が気付かなければいけないのは、これら無数の生きものが一つの共通的形態である「細胞」から成っていることで、この細胞レベルにおいては、種の区別も棲む場所の違いもない共通の機能と知性があるということです。
 また、それら細胞間が互いに印象のやりとりが出来るとしたら、素晴らしい世界観、宇宙感が広がります。今日、誰もが持つ「携帯電話」を英語では「cellular phone」と言いますが、その命名の意図の中にこのような要素があったとしたら、命名者は随分と先見の明があったと言えるでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」 第8課-段落326

326 We will expand on this in the forthcoming lesson.
326 私達はこれを来るべき教科で詳しく述べることにしましょう。


【解説】
 前項(325)では、色を指が識別することが紹介されていました。このことは人間ばかりでなく、昆虫や爬虫類その他の足指は触角は、現状考えられている以上に繊細で、様々な要素を識別出来るものと思われます。
 私達の指には触覚があり、圧力や痛み、かゆみ、温熱等を感じる機能がありますが、本講座では、それ以上に視覚や更には想念までも認識できる機能が備わっていることを教えています。言い換えれば、従来の何か正体不明な霊的な要素としては説明せず、具体的な細胞を示し、その機能の一環として解説している訳で、具体的にアプローチするところに本講座の価値があるということだと考えます。
 具体的にどのような仕組みが人体や宇宙に備わっているかを明らかにし、その上で各自が自らの肉体と自分の体験を通じて、真理を学び取って欲しいとする著者の念願がそこに息づいています。
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