2010年04月

連休中はお休みします

日頃、ご覧いただきありがとうございます。
明日から連休に入りますが、筆者の生活パターンが日常とは変わることから、申し訳ありませんが、連休中の更新はお休みさせて戴きたいと思います。
再開は5月6日を予定しております。宜しくお願いいたします。

4月28日
竹島 正

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落248

248 The more disinterested we become in ourselves as a personal ego, the finer our perception becomes. Cosmic Life, or conscious awareness, is never confined to the body. Our limited mind-the mind of effect-tries to hold all things within the realm of its concrete understanding. But the mind that we know is only a shadow; while Cosmic Cause is Reality expressing. When the individualized mind recognizes its limitations, then wills itself to that which knows its purpose for being, its power becomes unlimited.
248 私達が各個人のエゴとしての私達自身に対して関心が薄れるにつれて、私達の知覚力はより繊細なものになります。宇宙的な生命、あるいは意識の知覚力は私達の肉体に限定されることはありません。私達の限られた心、即ち結果の心は全ての物事をその確固たる理解の領域の中に把握して置こうとします。しかし、私達が知っている心は影でしかなく、宇宙的因が表現されている現実なのです。各自の心が心の限界を認識し、心の存在目的を知るものへ自身を仕向ける時、心のパワーは無限になるのです。


【解説】
 「自意識過剰」という表現があります。これは私達の日常生活をよく表わしている言葉です。例えば鏡の前で髪の毛を整えたり、私達は絶えず自分自身の外見がどのようになっているかに気を使っています。また、考える事柄も自分に関連したことが多いものです。
 しかし、このように自分自身に私達の関心が向いている限りは、宇宙の因からの印象をキャッチできる筈もありません。元々のアンテナが内向きになっていては、衛星放送が受信できないのと同様です。私達は既に十分、自分自身の事柄に関心を持ち過ぎており、これからは、自分を忘れて宇宙や自然に没入することを学ぶべき段階を迎えているように思います。
 本文にあるように、真理が分からないながらも、一つ一つの断片を理解し、把握しようとする姿勢が大切だと思っています。よく真理をジグゾーパズルに例えられますが、最初から心で全てを理解しようとするのではなく、全てを直感的に受け入れた上で、それらが全体として浮かび上がらせるイメージをご自身の中で醸成させることです。その道程の先にやがて大きな全体像が見えて来ることでしょう。短気に成果を望まずに、ひたすら自然や宇宙から学び取ろうとする気持です。次回からは第3部に入ります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落247

247 When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong. Did one of the four senses interfere? Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either. For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression. We have really illustrations of how easily a trend of thought can be lost; for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing. And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.
247 貴方の印象類が明確に感受されない場合は、貴方自身を調べて何が間違っているか分析することです。四つの感覚の何れが妨害していませんでしたか。古い思考習慣が再び顕在化しませんでしたか。そのいずれも許してはなりません。何故ならほんの一瞬の妨害も印象の誤った解釈を引き起こすからです。私達は如何にたやすく想念の方向性が見失われるかについて実際例を知っています。何故なら、私達がある出来事について説明している時、誰かが話に割り込んでしまうと、しばしば私達は議論していたポイントを完全に忘れてしまうからです。また、印象というものは心の中を高速度で一瞬ひらめく為、この状況は一千倍も拡大したものになります。


【解説】
 とかく妨害され易いのが印象の流れです。自分自身だけの環境下においても、ちょっとした雑念で想念の流れは大きく歪んでしまいます。只ひたすら湧き上がる印象に対し、率直に受け入れる姿勢が必要なのですが、私達の未熟な心はあれこれと考えを巡らせて本来の印象を取り逃がしているようです。
 本文で言うように、心にとって印象はかすかで、且つ素早いものです。折角感受しかけた宇宙的な想念も何か現状にそぐわない要素があると心が勝手な判断をすれば、その印象(インスピレーション)とは二度と会えないかも知れません。
 そういう意味では私達の貧しい心に時折やって来る宇宙的印象に対しては、心から歓迎し、その全てを受け取った後、その印象が何を示唆しているのかを考えて見ることが必要です。多くの能力者は古来から、心身を清め、このような宇宙的印象(インスピレーション)を感受しようとして来たように思います。
 自然の中に身を置いて、周りの動植物達がどのような印象を感受し、また互いに発しているか、じっと心を傾けたいものです。観察の結果は、それら印象類のもたらす効果として、彼らは大自然の中で生きるものは、いずれも活発で時々の生活を楽しんでいることが分かります。唯一、彼らが絶対的な信頼を置いているのが、この印象(インスピレーション)だと思うのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落246

246 Exercise 4. If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it. Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it. You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact; for inreality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling. The feeling is the consciousness of the body. Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier. It is in this manner that consciousness can roam the universe.
246 もし可能なら、水面(その大きさは重要ではありません)から、ある距離離れて、望ましくは丘の頂上か高台に立ち、下の水面を見下ろして下さい。そして意識としての貴方の無限の能力を実感しながら、貴方が自分の足をその中に浸けたらどんなに冷たく気持良いかを思い描いて下さい。貴方は貴方の全身がその水との接触で爽快になる所までにまもなく到達出来るでしょう。何故なら、実際には貴方の身体と貴方が自らのフィーリンングを差し向けた場所との間には距離は無いからです。そのフィーリンングは肉体の意識なのです。ひとたび私達がフィーリンングは肉体に鎖でつながれるものではないことを実感すれば、即ち一箇所に限定されることはなく、距離は障壁にはならなくなります。意識が宇宙空間をさまようようになれるのは、このようにして為されるのです。


【解説】
 これまでも対象との一体感を育むことが意思疎通の第一歩であると繰り返し述べられて来ました。その究極の解説として上記本文(246)があるように思います。私達のフィーリングを司る意識体が距離に関わらずそお対象物を瞬間的に包み、対象物と一体になることで、対象物の持つ想念や対象物に関連する諸々の状況を感じ取ることが出来ることが、即ちテレパシーということになります。
 一方、私達はこの意識体について、その機能や能力についてはこれまで知識として学んで来ましたが、今後はその潜在能力を実生活に応用する段階を迎えています。自分の周囲に自らの意識を拡げれば、そこを通り過ぎる印象も感受し易くなるでしょう。小さなパラボラアンテナで一方向を志向するよりもより大きな範囲、周囲全体から電波を受けようとする方が効果的であるのと同じです。
 しかしこの意識の拡がりは自分の関心に依存しますし、あらゆる側面に関心を払い、常に他者への手助けや自らの向上心を促進する中で、その拡がりも増すことでしょう。多くの仏像に見られる光背はこれら仏達の持つ意識体の輝きを表わすものであり、オーラについても同様の事象であると思っています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落245

245 Approach a tree with a feeling of unity, then try to realize, your oneness with that life-form. In time, you will feel its pulsation. You will be able to trace its intricate network of roots through the earth, understand how they gather the needed elements for growth, and at the same time act as a ground for the tree. The portion above ground, the trunk, spreading branches and leaves, serve as an antenna; drawing life-giving elements from space that are just as necessary for its growth as are the minerals it obtains from the earth. The entire history of the tree, from the time the seed germinated, through all the years of drought and flood can become an open book when you are able to receive impressions from it. This knowledge and much more is available to you, because the same Breath that gives you life as a form, gives the tree life. You will find that the more you work with this inner feeling, the more you will become united with all phases of nature. This can be carried to the point where a flower will turn and nod to you.
245 自分と統一体であるとするフィーリングを持って木に近付き、その生命体と貴方が一体であると認識するように努力することです。やがて貴方はその木の脈動を感じるようになるでしょう。貴方は地面の中の根の複雑なネットワークを辿ることや、それらの根が生育に必要な諸元素を如何にして集めるか、また同時に木の基盤として役立っているかが分かるでしょう。地面から上の部分、幹や広がる枝や葉は地中から得るミネラルと同じように成長に必要な生命を与える元素を引き込むアンテナの役割をしています。木の全歴史は貴方がそこから印象を受けることが出来れば、種の発芽から、日照りや洪水を含んだ木の全ての歴史が明らかになるでしょう。この知識やそれ以上のことが、貴方には手に入ります。何故なら貴方に生命体として命を与えているのと同じ生命の息がその木に命を与えているからです。貴方がこの内なるフィーリングについて力を尽くす程に、貴方は自然の全ての側面と一体化することに気付くことでしょう。このことは花が貴方に振り向き、うなずくという所までに成し遂げられ得るのです。


【解説】
 この頃の春の季節には毎朝通るケヤキの並木は、日毎に真新しい若葉が吹き出し、その勢いを見ることが出来ます。冬の間、葉を落とし、じっとしていた樹木がその枝先から各々新しい葉を出し始めています。この時期、1日で目覚ましい程の若葉の成長が起っていることは皆様お気付きの通りです。
 本項は樹木との会話について詳しく説明されています。樹木と一体感を持って相手に溶け込み、その上で内部の生命力が感じ取ろうとする気持が大切です。とかく私達は動物と植物、あるいは鉱物と分け隔てを行っていますが、実はペットの犬と樹木との差は無いのかも知れません。植物と会話する話は、以前、ルーサー・バーバンクやピーター・トムキンズの著書(「植物の神秘生活」、The Secret Life of Plants)を紹介した通りです。
 ここでの留意点は、誰かが特別な能力を持っていることを称讃するのではなく、自ら樹木と一体感を持って接し、相手の生命波動を感じ取れるよう、努力せよとしていることです。つまりはテレパシー訓練としてより本質的な意義を持っている訓練である訳です。また、それが可能となる理由として、私達の方が万物を貫く生命力に気付くからと明確に述べられています。
 日本においてもこのような植物との親交を持った例としては、芹沢光治良の著書「神の微笑」を挙げることが出来ます。著者は自らの半生を振り返りながら、静かな山荘での生活の中で体験した樹木との会話の内容を述べており、著者が感じた樹木との会話がありのままに述べられています。一見、小説の形式を採ってはおりますが、著者が樹木とどのように親交したかが正直に書かれているように思います。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落244

244 When you look at a fire, endeavor to see the coarser substance transformed into gaseous elements through intense friction.
244 貴方が火を見る時は、粗い物質が強烈な摩擦により、ガス状の元素に変質する様子を見ようと努力することです。


【解説】
 古来より人は物質を気体、液体、固体の3相に分け、また近年ではそれにプラズマ(電離した気体)を加えて4状態に区分して来ました。科学的には水も氷も水蒸気も同じ水分子であることは知識として知っていますが、我々の日常的な感覚ではそれらは全くの別物として認識しています。
 ここでは火について表面的な既存の認識を越えて、起っている本質の現象を見ようと努力することを求めています。私達は温度は分子が運動する速さであることは知っています。例えば電子レンジで食物を暖められるのは、中の水分子を高周波の電磁波で振動させるから等等です。しかし、ここでは知識を記憶するのではなく、現象の奥で起っている目に見えない微小な世界の状況に関心を持ち、自ら知覚しようと努力せよとしている訳です。
 分子同士の摩擦(即ち運動)が熱となることは、ロープを伝わって勢いよく落下する際に手に火傷を負うことから実感できますし、物が燃えるという現象の背景には、物体が熱せられながら、気化し酸素と反応して更に熱を発する等、劇的な化学反応が起っているのです。
 よく炎を見つめて心を落ち着かせるという話しもあり、また遠くゾロアスターの時代に火を神聖なものと崇める人々の心情の中には炎にこうした目に見えない物質変容の要素を見ていたとも考えられます。毎日、地上を照らす太陽もまた真っ暗な宇宙空間にあってその太陽系の子供達(諸惑星)を照らし、各々に暮らす生命を育む光となっている等、火の力は甚大です。本項で言う火の中に基本的な因の要素が現れていることに古代の人達も気付いていたのかも知れません。奈良東大寺二月堂のお水取りの行事等、炎が主役となる宗教行事も多いように思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落243

243 Exercise 3. Test your ability to unify your mind with an object by giving a command to a coin to appear "heads" when it is tossed. Try this same command with dice.
243 練習 3. 投げ上げた時、硬貨に「表」を出せと命じることで、物体に対して貴方の心を一体化させる貴方の能力を試して見て下さい。これと同じ命令をサイコロに対しても試みて下さい。


【解説】
 何事も相手と心を通わさなければ、始められません。芸術や趣味の分野で疲れというものが無く、創造的な仕事を続けられるのは、目の前の対象物と自分が一体化していることに他なりません。他の感覚心の雑念が入り込まず、没頭して作業に従事してはじめて優れた作品が仕上がります。
 本項の場合、硬貨の裏表、サイコロの目を自分の意思でコントロールすることを、それら対象物と自分が一体化することで可能になると示唆しています。従来、とかく自分の意思を実現させるのに「強い思い」等、とかく思いを集中し、あるいは大声を発することで発する想念を強力に出来るとして来ました。しかしh、既に学んだように、元来の想念の流れを妨げないことが重要であり、集中は体内に緊張を作り出し、その流れを阻害することが分かっています。
 それ故、相手に自らの想念を伝える為にも、まずは相手と意思疎通のパイプをつなぐことが重要で、その上で静かに時分の意思を伝えるべきなのです。そういう意味でも距離に関係なく、対象物と融合、一体化しようとすることが重要だと言えます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落242

242 Try this same experiment with the contents of a sealed letter. If you are able to receive two or three thoughts from the letter, it is a very good average. This same exercise can be used with playing cards.
242 これと同じ実験を、封をした手紙の中身について行って見て下さい。もし、貴方がその手紙から二、三の想念を受け取ることが出来れば、とても良い成績です。これと同じ練習はトランプカードについても用いることが出来ます。


【解説】
 目に見えないものを認知する一つの訓練法と言えます。これら通常人より拡がった知覚力は、従来は「勘」として分類され、偶発的なもの、さもなければ尋常ではない超能力者の証しとされて来ました。それに対し、これらの能力は私達誰でも身につけることが出来るとしている点に留意が必要です。つまりは適切な訓練、即ち印象の感受力を高める訓練をすることで、誰でもその能力が高められ、実生活に応用出来る訳です。
 その結果、どのようなことになるかと言えば、誰もが隠し事が出来なくなり、各自の心情が他人に容易に察知される訳ですから、正直な生き方しか出来ない社会になるものと思われます。
 また、これら透視の能力は単にゲームとして楽しむのでは意味がありません。病に苦しむ人にその患部を透視してその痛みの原因や治療法を助言したりする等、人助けに本来の力を発揮すべきことは言うまでもありません。また、ご自身の身体各部が正常に機能しているか、各部位の細胞がどのようなことを訴えているかについて、自ら各部位に意識を巡らし、その声を聞き、患部をいたわり、修復することにこそ応用すべきです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落241

241 Exercise 2. Thoughts can be received from jewelry or other personal effects; for the frequency of the owner has been recorded upon the metal, or cell structure, of the object. It is interesting to try this experiment without the owner's knowledge, then see how nearly correct your analysis has been. If that person knows what you are attempting, thoughts pertaining to the object will naturally pass through their mind; and these could be picked up by you. This would be thought-transference from the person, rather than testing your ability to receive recorded impressions from the cell structure of the object.
241 練習 2. 想念は宝石や他の個人の持ち物からも受信出来ます。何故なら所有者の振動がその対象物の金属や細胞構造に記録されているからです。持ち主に対する知識の無いまま、この実験を行おうとすることは興味深いものがあり、どれくらい近く貴方の分析が正しかったかを知ることです。もし、その人物が貴方が行おうとしていることを知っていれば、その物体に関連する想念類は自動的にその人物の心を通過することでしょう。そしてこれら想念は貴方に拾い上げることが可能となります。これは、その物体の細胞構造からの記録された印象類を受信する上での貴方の能力を試すというよりは、その人物からの想念移動になることでしょう。


【解説】
 本項の内容は対象物に残留する想念をピックアップすることの他に、対象物を介して他の者からの想念を感受する可能性について述べられています。著者アダムスキー氏が具体的にどのような事例を指していたのかは今となっては不明ですが、人がある対象物に心を寄せて、その残留想念その他の印象に心を合わせようとする時、そのことを別の者が知っていれば、その者はその対象物を介して、元の感受しようとしている人に自らの想念を送ることが出来ると述べています。
 この事例から、想念伝達は電気をつなぐケーブルのようなもので、直接でなくても共通の話題や対象物があれば、容易に互いの意思がつながるということでしょう。万物が互いに関連し合っていると度々述べられて来ましたが、その意味は丁度、人体の神経のつながりのように、互いにネットワークを構成し、意思や印象を交流し合う等、より深い意味があるように思います。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落240

240 All experiments should be conducted as a game, for a serious attitude will produce tenseness; thereby defeating your purpose. Human nature being what it is, tension from trying too hard is bound to enter, so your first attempts should be for short periods only. These experiments should be discontinued at the first sign of fatigue, for nothing constructive can be accomplished then.
240 全ての実験はゲームとして行われるべきです。何故なら真剣な姿勢は緊張を作り上げ、それによって貴方の目的を挫くことになるからです。そもそもの人間の性質として、一生懸命やり過ぎると緊張が入り込むことになるのです。そこで貴方の最初に行う試みは短時間にしておくべきです。これらの実験は疲れの最初の兆候が現れたら、中断しなければなりません。それ以降、何ら建設的なものは達成されることはないからです。


【解説】
 本項で述べられている「ゲーム」についてですが、これまで「解説文」で私が述べて来たことは、テレパシーを単なる興味本位で取組んだり、人格的な向上よりは他人とは異なる能力を高めたいだけの、やり方(ノウハウ)を身に付ければ良しとすることへの警鐘です。一方ここでの「ゲーム」については、具体的な練習に際しては、気軽に楽しみながら行えと言っている訳です。
 何事も心が落ち着いて自由な状態になっていないと良い仕事は出来ません。また本文では疲労感があってもダメだとしています。緊張や集中の状態は肉体細胞に著しい緊張状態を作り出し、各細胞に大きな影響を及ぼし、その影響からその後、著しい疲労感に襲われる訳です。本来の宇宙的生き方は、これら疲労感とは無縁なもので、自然と一体化した心の有り様をあらゆる場面に適用させなければならないということです。これら自然体の生き方は古代中国の老子の説いた内容と近いものだと思います。(ちなみに、最近、「タオ 老子」(加島祥造著 ちくま文庫)を読んでいますが、従来は難解な漢籍としての「老子」でありましたが、この本ではそれを現代語で表現しており、アダムスキー哲学の学習者には随分と親近感が持てる内容ではないかと考えています)

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落239

239 Exercise 1. Two people can experiment with sending and receiving messages. Try this while in the same room, then at a distance; confining your attempts to simple impressions at first. When you are the "sender," form the mental picture clearly in your mind, then release it. Do not concentrate! Concentration does not add power to your thought, but rather interferes with it through the tension it creates in your mind. This is fully explained in Part ・ of this course. The recipient should remain relaxed, allowing his thoughts to flow freely. It is considered a good average if at first you can successfully exchange three out of five impressions.
239  練習1. メッセージの送り手と受け手の2名で実験出来ます。最初は単純な印象に試みを限定し、同じ部屋の中で試した後、次に離れて行います。貴方が「送り手」の時には貴方の心の中に明確な心像を作り上げた後、それを放出します。集中してはいけません。このことはこのコースの第3部に完璧に述べられています。受け手はリラックスを保ち、自分の想念が自由に流れさせるようにしなければなりません。最初は5つの内、3つのやりとりが成功すれば、良い打率だと考えられます。


【解説】
 これから練習例がいくつか紹介されます。本項はその最初の事例です。
 私達はこれまでテレパシー訓練を行って来ませんでしたが、それは、いたずらに技能(テクニック)だけに秀でていては却ってマイナスになる為、想念や心の問題について基礎的な理解を優先させて来たと言えるでしょう。また、これら訓練はゲーム(遊び)ではなく、自らの生きて行く為の能力を発達させる重要な要素であることに留意したいものです。
 さて、本項で述べられているポイントはいわゆる精神集中の弊害についてです。通常、私達は想念を発信したい、願いを叶えたいと神仏等に祈る時、精神はおろか肉体までも集中させ、緊張させることで願いを強く出来るとされて来ました。しかし、本項ではそれらは完全に誤りであることを告げています。
 むしろ、心をリラックスさせ、想念を自由に流れるようにせよとしています。つまり、想念の本来持つ流れを阻害することなく、心の中を自由に通過させよと言っている訳です。私達の心の中で想念の自由な発信が出来、自由な流れ込みが可能となった時、はじめて想念や印象のやりとりが進むことになります。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落238

Suggested Exercises
238 If you wish to test your ability to receive impressions, there are many simple experiments you may try. But while doing so, always bear in mind these three important facts. First, when you allow the feeling to give the impression freely, there is no division between your mind and the mind of the one with whom you wish to communicate. Second, all objects are living forms. In their structure, besides the elements necessary for them to maintain their individualized form, each cell contains the same Intelligence which gives you life. Each particularized cell can receive impressions, and is capable of transmitting its experiences. Third, control your sense reactions carefully. They must remain completely neutral. Do not let your senses tell you anything is impossible simply because they have not had experienced it previously.
推奨される練習例
238 もし貴方が印象を感受する自分の能力を試したいと思うなら、貴方が出来る幾つかの実験があります。しかし、それを行っている間、常に心に留めて置いて欲しい大切な事実が三つあります。第一は、貴方がフィーリングに対し自由に印象を与えるように許す場合、貴方の心と貴方が意思疎通を行いたいと思う人物の心との間には何らの区別は無くなるということ。第二は全ての対象物は生き物であること。それらの構造の中には個々の形を保つ為に必要な元素の他に、一つ一つの細胞には貴方に生命を授けているのと同じ英知が含まれているということ。一つ一つの個別化された細胞は印象を受け取ることが出来、またその体験を発信することが出来るということ。第三は貴方の心お諸反応を注意深くコントロールすることです。心の諸反応は完全に中立に保たれなければなりません。貴方の諸感覚が貴方に何事も過去に経験したことがないという理由だけで、不可能だと告げさせてはなりません。


【解説】
 本項は、これからテレパシー訓練を行う際の私達に対する心得を伝えています。とかくテレパシーと言うと、一般には「無言で相手と会話する」という程度の認識ですが、想念レベルまで掘り下げての解説としては、「相手の心と同一化することだ」と明解に本項では述べられています。自分の心を相手の心と同一化することで相手にどのような想いが浮んでいるかを把握するということでしょう。同乗記にもあるように宇宙兄妹達は皆、私達自身が気付いていないような心の中の想いであっても容易に察知することも、この状況を表わしています。
 次に万物は私達を含め、皆同じ生命体であるという一体感が不可欠だと指摘しています。全てのものを包容し、受け入れること、万物に生命を見ることが大切です。私達が新しい印象への扉を開く際には、何か特別なもの、別な世界があるかと想像しがちですが、実際には何も特殊なことを学ぼうというのではなく、ごく自然な生命活動を学んでいることを認識しておくということでしょう。
 最後は未体験なものへの心の拒否反応への注意です。私達の心は忘れやすく、自信もありません。しかし、せっかく優れた印象がやって来ても、本人がその実践応用をたじろいではせっかくのチャンスを手放してしまいます。もっと自由に印象を信じることだと言っているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落237

237 Let us use the example of a wayward child. The parents will correct the child for a breach of discipline, but they do not condemn it. They understand that as the child grows, it will gradually learn right from wrong. All human beings throughout the Cosmos, are children learning lessons . . . and should be recognized as such. Jesus exemplified this when He said, "Father, forgive them; for they know not what they do." If this law is obeyed, we shall have no trouble in employing the Cosmic Language.
237 わがままな子供についての例を用いましょう。両親は躾を破ったとしてその子供を正しますが、責めることはしません。両親は子供が成長するにつれて次第に誤ったものと正しいものの違いを学ぶようになることを理解しています。宇宙を通じて全ての人類はレッスンを学ぶ子供達であり、そのように見なされるべきなのです。イエスはこう言ってそれを例示しました。「父よ許して下さい。彼らは自分達が何をしているのか分かっていないのです」。もしこの法則に従えば、私達には宇宙的言語を導入しても何ら問題は起きないでしょう。


【解説】
 これから私達がテレパシー能力を身につけるにつれて、様々なレベルの想念を拾い易くなることでしょう。その中には真に宇宙的なものももちろん、多い筈ですが、中には低次元なものもあることでしょう。何よりも普段接する人達の多くは地球上の習慣的な想念に染まっています。当然に交わされる想念波動は低いものと言わざるを得ません。その中で私達がそれら一つ一つを非難しているようでは、向上するどころか、逆に裁きの泥沼に陥り、ひいては世間を糾弾するだけの存在に成りかねません。
 本項はその点を子供を躾ける親のように向き合うことを教えています。十字架に掛けられたイエスが述べたとされる本項の言葉(ルカの福音書23章34節)は、イエスは自分を殺そうとする者達に対してすらも、寛容の目で見つめていたことを伝えています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落236

236 Since we are part of this world, we must differentiate between the acts in our lives. We are allowed to analyze for the purpose of understanding, but must not divide or condemn. We have not the right to sit in judgment on our brother. He has come this way to learn his own lessons. And just as we cannot attend school for our children and expect them to receive an education, so we cannot attend the School of Life for another. We can offer a helping hand or a guiding word, but at no time should be try to force our will upon him. Remember, he may be struggling to learn the lessons we have already mastered, but he must master them himself.
236 私達はこの世界の一部である以上、私達の生命における諸活動の間を識別しなければなりません。私達はその理解の目的の為に分析することが許されています。しかし、差別したり、責めたりしてはならないのです。私達には兄妹に裁きを下す席に座る権利はありません。その兄妹は自身の教科を学ぶ為、ここに来たのです。また、私達が私達の子供達に代わって学校に行くことで子供達に教育を受けさせることが出来ないことと全く同様に、他の者に代わって生命の学校に出席することは出来ません。私達は助けの手を差し伸べたり、導きの言葉を掛けることは出来ますが、如何なる時であっても私達の意思をその者に強制しようとすべきではありません。覚えておいて欲しいのは、その者は私達が既にマスターした諸教科を学ぼうと努力しているかも知れませんが、彼は自分でそれらをマスターしなければならないということです。



【解説】
 進化した宇宙兄妹達が私達を見つめる視点は本項によく表現されています。本項はまた、私達自身についても言えることで、例え親子や兄妹、夫婦の間であっても同様です。進化の過程で上位の者から見れば、下位の者には歯がゆいものを感じるかも知れませんが、何事も本人に代わって行えることには限りがあるということです。暖かく見守ること、タイムリーにアドバイスすることのみが出来ることなのかも知れません。
 まして相手の未熟さを突いたり、低俗なものを毛嫌いすることは裁きの行為であることに注意が必要です。
 毎年、春になり、動物達が産卵の時期を迎える頃、これら小さな幼生が各々生命の息吹きを謳歌しながらも厳しい自然の掟の下、各々が元気よく生き抜こうとしている様子を見ることが出来ます。カエルの卵塊からは数えきれない数のおたまじゃくしが生まれます。もちろん、客観的に言えば彼らの全てがカエルになる訳ではありませんが、一つ一つはやがて来る試練にも耐えて一日も早く成体になろうと努力している筈です。もちろん、私達も宇宙兄妹達から見ればそのような存在だという訳です。各自の可能性は皆平等に天与されており、真の大人に成長できるかどうかは、各自の努力次第だということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落235

235 There is one thing you must keep firmly in mind when practicing telepathic communication. Let no thought go out from you bearing discrimination, judgment, or harm to another form. And at all times guard vigilantly against allowing similar thoughts to enter your mind. Cosmic impressions, with their all-encompassing understanding of the whole, are the only three avenues which can be of any help to us in climbing the Ladder of Life.
235 貴方がテレパシー通信を練習する際にしっかり記憶して置かなければならないことが一つあります。それは貴方から差別や裁き或いは他の形あるものへの危害を帯びた如何なる想念も出してはならないということです。そして、常に同様の想念が貴方の心に入り込まないよう絶えず見張っていることです。全体に対する全てを包み込む宇宙的印象類のみが私達にとって生命の梯子を登る上での助けになり得る唯一の3つの大道なのです。


【解説】
 これまで述べられて来たように現実には様々な程度の想念が飛び交い、自身でも毎日何十億もの想念を放出しているものと思われます。しかし、こうした中で私達は未だに旧態依然とした思考習慣を続けており、低次元の想念を発し、また同様のものを引き寄せて生活を送っています。これに対する方策の第一は、自身の心から差別や裁き、憎しみ等の相手に危害を及ぼす類いの想念を発することのないよう監視することだと述べられています。ちなみに、原文ではLet no thought go out from you bearing discrimination, judgment, or harm to another form. (それは貴方から差別や裁き或いは他の形あるものへの危害を帯びた如何なる想念も出してはならないということです。)の部分は太字で印刷されています。
 化学の分析の世界では、分析目標物以外の成分を事前に除去することで目標成分の検出計量を容易にするクリーンアップと称される前処理法がありますが、それと同様に、様々な想念波動から目標とする宇宙的想念成分を心に通すようにすることが重要になります。分析の場合にはそれら前処理によってノイズが小さくなり、本来のピークがより鮮明に現れることになります。必要なのは宇宙的印象であり、それらを通し、他は通さないフィルターの機能を各自が持たなければならないということです。
 庶民が唱える真言宗の経文「十善戒」(http://www1.plala.or.jp/eiji/kyomon1.pdf)の中に「弟子其甲(デシムコウ) 尽未来際(ジンミライサイ)」(弟子である私はこれをずっと守ってゆきます)に続く言葉として、「不殺生(フセッショウ、ものをころさぬ)」・「不偸盗」(フチュウトウ ぬすみせぬ)・「不邪淫」(フジャイン ふぎをせぬ)・「不妄語」(フモウゴ うそいわぬ)・「不綺語」(フキゴ たわむれいわぬ)・ 「不悪口」(フアツク あくくののしらぬ)・「不両舌」(フリョウゼツ なかごといわぬ)・「不慳貪」(フケンドン ものおしみせぬ)・「不瞋恚」(フシンニ はらたてぬ)・「不邪見」(フジャケン よこしまなこころおこさぬ)とあります。日常的な心のあり方をわかりやすく説いたその内容は、本項に極めて近い趣旨であろうと思います。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落234

234 The third channel of Cosmic impression, is the cell to cell communication. Remember, that every atom in the universe speaks the cosmic language, and is capable of communicating with every other atom. We have shown that the Mother principle in creation forms matter by gathering together atoms vibrating at different rates to bring forth manifestation. This Mother principle is equal to the Divine, or Father principle of creation; therefore, you will find in it no judgment or discrimination; for this would be discriminating against itself. Nature respects man equally; so does Cosmic, or Natural law. As the sun shines alike on the just and the unjust, judging no form-life, so does Cosmic Matter lend itself impartially to all manifestation. When we can look upon all form-life and see it in its true light, Nature unlocks her secrets, and gladly shares them with us.
234 宇宙的印象の第3の経路は細胞から細胞への意思疎通です。宇宙空間の中のあらゆる原子は宇宙的言語を話し、他の全ての原子と意思疎通が出来ることを覚えておいて下さい。私達は既に創造における母性原理は、創造物を生み出す為に異なる速さで振動している原子達を集めることによって形有るものを形成していることを示して来ました。この母性原理は聖なるもの、即ち、創造における父性原理に等しいのです。ですから貴方はその中に如何なる裁きも差別も見つけることはありません。何故なら、これは自分自身に対する差別になってしまうからです。自然は人を平等に尊敬します。ですから、宇宙や自然法則も同様です。太陽が正しい者にも不正な者にも等しく輝くように、宇宙の物質も全ての創造に分け隔てなく自身を委ねています。私達が全ての形ある生命を見て、その真実の光を見ることが出来る時、自然は諸々の秘密を明かして、それらを私達にゆっくり分ち与えるのです。


【解説】
 これまでの一連のまとめから、宇宙的印象がやって来る経路として、・宇宙の因から人体の生命力に直接働きかけるルート、・進化した他惑星から発せられたものが宇宙の融合活動の一環としてやって来るルート、それに本項で述べられている・細胞と細胞との間に交わされる、計3つのルートがあると解説されています。
 この第三の経路については、細胞自体が意思を持つと同時に、その細胞を構成する各原子自身が互いに意思を通じ合っていると言うことから、実に私達の身体は莫大な数の印象やメッセージが絶えず飛び交っていることが分かります。肉体を構成する各原子はその肉体の主人の心がどのような感情で満たされているかで、大きな影響を受けることは明らかですし、こうした本来、宇宙の創造物としての調和が保たれている身体に、それら心の不調和が及ぼす影響範囲は計り知れません。また同時に、心がより宇宙的志向に戻ることが出来れば、各肉体細胞はそれを喜び、肉体自身も大きく変化するものと思われます。本人がこうして日常抱く想念は、本人の顔つきや肉体各部に大きく影響を与えることになります。
 訳注:本文中にある「異なる速さで振動している原子達を集めることによって形有るものを形成している」とありますのは、地球の化学では、物質の反応は各原子の最外殻電子数が互いに安定数になるよう結合することで分子が生成するとしており、ここでの「異なる速さで振動」とは原子核を取り巻く電子数と関係したことを述べているものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落233

233 For instance, those of you who have read INSIDE THE SPACE SHIPS, will notice that the space people mentioned in the book compared their way of life to ours quite impartially. They did not criticize or pass judgment upon us; they merely analyzed the two phases of life. They pointed out the path of brotherhood we should follow, but they did not condemn us for our selfish shortcomings. Rather, theirs was an attitude of compassionate understanding for a wayward, younger brother. These more highly evolved people are the only ones we should look to for enlightenment and help. Their thought frequencies are as accessible to us as the impressions from lower planets; but here again, because they do not conform to our normal thought patterns, we allow them to pass through our minds unnoticed.
233 例えば同乗記を読んだことのある皆さんは、その本に書かれている宇宙人達は何ら分け隔て無く彼らの生き方と私達の生き方を比較していたことに気付くでしょう。彼らは私達を批判したり、裁いたりはしていません。彼らは単に、生命の二つの姿を分析して見せたのです。彼らは私達が従うべき兄妹愛の道筋を指摘しましたが、彼らは私達の利己的な短所に対し非難することはありませんでした。むしろ彼らの姿勢は一人のわがままな弟に対する思いやりのある理解の姿勢でありました。これら更に高度に進化した人々は私達が啓発と支援を期待すべき唯一の人達です。彼らの想念振動は低次な惑星からの印象類と同様に私達が近付き易いものです。しかし、ここでもまた、彼らが私達の通常の想念パターンと一致しないが為に、私達は気付かないままそれらを私達の心の中に通過させているのです。


【解説】
 私達がより高次な想念振動への感受性を高めるにつれて、本項で記されているような宇宙的支援の経路も拡がって来るという訳です。それまではそれら高次な想念の存在に気付かず、習慣的な想念に抑えられたままの生活を送っているということでしょう。
 そうなると問題は外にどのように支援を求めるかではなく、自らの心を如何にしてそれら高次なレベルの想念・印象を感受できる状態に保つかとなります。つまりは浮ついた心を如何にして静め、やって来る印象に鋭敏になるかが重要です。このように考える時、イメージとして浮ぶのは座した仏像や座禅行の姿です。
 また、このように特別な行をせずとも、日常生活をしながら、心を解放しようとすることも出来ますし、その方が継続性があるとも言えます。私達が各々、宇宙的な想念振動を得たいと志向することは、やがてそれらとのパイプを太くし、各自が生きる上でより有益な印象、ヒントをもたらしてくれるように思っています。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落232

232 The second channel of Cosmic impression, comes from the same interblending of the Cosmos which brings the thought frequencies from the lower planets; but in this case the thought frequencies are coming from people of higher development than those on earth. Impressions from them can be of great value to us, since they can help us better conditions in the world.
232 宇宙的印象の第二の経路は、低次な惑星からの想念振動をもたらすのと同じ宇宙の混和現象から来ますが、この場合、想念振動は地球人よりも高次に進歩した人々から来ます。彼らの印象は私達にとって大いなる価値を持っています。それらの印象が、この世の中の状況をより良くする為に私達の手助けをしてくれるからです。


【解説】
 各惑星の自転や公転、あるいは太陽系そのものの宇宙空間を移動する意味は、単に、昼夜や季節の変化をもたらすばかりでなく、私達人知の及ばない深く幅広いものがあることでしょう。中でも各惑星が宇宙空間を運行するにつれて接触する様々な想念波動は惑星上の人々にも大きな影響を及ぼすものと言えるでしょう。とりわけ進化した宇宙人から発せられた想念は私達に大きな支援の力を与えていると本文では明言しています。実にありがたいことです。
 同様のことは、地球上で暮らす私達の間ではもっと強力に作用する筈です。各自が日常、抱く想念は近親者のみならず、様々な機会を通じて同じ惑星に暮らす諸々の生物によって感受され、活用されることでしょう。良くも悪しくも私達は互いに有形無形に影響を及ぼし合っているのです。
 中でも大事にしたいのが、この惑星の住人を支援する為に来ている宇宙人達への配慮です。アダムスキー氏は何よりもこれら宇宙兄妹達の身を守ることを最優先にしていたことが知られています。彼らの正体を明かさないことや、まだ公開できない様々な秘密について最後まで守ったとされています。今日、逸話として言い伝えられているケネディー大統領やヨハネ23世についてのこと等、氏は最後まで秘密を守ったとされています。私達の支援の為、命を懸けて来訪した友人達への感謝と彼らへの誠意は、仏典で言う多くの菩薩への信奉と帰依に似た心構えが必要だということです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落231

231 While not of Cosmic value, when you receive a thought from a relative or a friend who is now living, you can accept it. This communication is natural, and will often carry an important message from a loved one. But guard against thoughts of discrimination or dissension--even from those we know best. For a discordant thought is just as harmful when received from someone dear to us, as it is from a total stranger.
231 宇宙的価値を有しないものの、現に生きている親類や友人から想念を受けた場合には、貴方はそれを受け入れても良いでしょう。この意思伝達は自然であり、しばしば愛する者の大事なメッセージを運ぶことでしょう。しかし、差別や口論の想念からは、私達が最も良く知っている者達からのものであっても、守ることです。何故なら、不調和な想念は私達と親密な者からのものであっても、全くの未知なる者からのと同様、有害であるからです。


【解説】
 しばしば近親者の間には「あうんの呼吸」、「虫の知らせ」等に表現される文字や音声以外の想念レベルの直接的なコミュニケーションがあるように思います。また、緊密な関係の場合、一人の状況がもう一方の者に知らず知らずの内に反映することもしばしばです。離れていても、相手が今、どういう気分でいるか等、判ってしまうというものです。
 これらは本項で言う、親しい者の間に交わされる想念の伝達の一種ではないかと考えています。
 進化した宇宙人達の感性はあらゆる存在に対し、更に鋭敏な感度を持っている訳で、これを用いれば如何なる遠隔の地にあっても、想いは相手につながるという訳です。以前、何処かで聞いたニュースに地球では潜水艦との通信にテレパシーを応用しようとしているという話題がありました。もちろん、有りそうな話ですが、せいぜい、その程度の認識が地球のレベルということになります。
 仏典には、「ここから西の方へ十万億の仏の国土を過ぎたところに極楽があり、その国土に阿弥陀と申し上げる仏がおられ....」等々という話があり、人々の願いを聞いて下さるという信仰があります。その仏達と親密な関係になれば、その願いを伝えるのも容易だということになるということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落230

230 The first channel of Cosmic impression comes from Cosmic Cause, or true Life Force, to the pure cause, or life force within us. We have shown that this Force in Intelligence permeates all manifestation, carrying no judgments or divisions. This is the Law of Relativity wherein, through interrelationship, pure knowledge is accessible to those who seek in humility. For the Cosmos can become an open book when we overcome our personality.
230 宇宙的印象の第一の経路は、宇宙の因、即ち真の生命力から、私達内部の純粋なる因、即ち生命力に向けてやって来ます。私達はこれまで英知におけるこの力が全ての創造物に染みわたり、如何なる裁きも分裂ももたらさないことを示して来ました。これは謙虚さを希求する者にとって相互に関係することによって、純粋な知識に触れることが出来る相関法則なのです。何故なら、大宇宙は私達が自らの個人性を克服する時、開かれた一冊の本になり得るからです。


【解説】
 本項では宇宙的印象がやって来る経路の第一として宇宙の因から直接、私達自身の因なる部分に伝達される印象について述べています。この場合、注意深く本文を読むと、宇宙の因から直接、私達の因なる部分に向けて印象が発せられている訳で、これについては私達は通常、その内容を把握出来ないでいることが分かります。
 また、この作用原理はLaw of Relativityと表現されており、本項では「相関法則」と訳出しています。このRelativityという表現はアインシュタインの相対性原理(Principle of Relativity)の「相対性」と訳すのが一般的ですが、本項における意味合いは、むしろ、relative(親類)に近く、互いに関連があるという意味で用いられています。つまりは大宇宙の中で起ることは各自の中でも行われるように、皆、平等に同じ情報が提供されるという意味に解釈できると考えています。
 もし、個我が構築した壁を取り払い、それら宇宙英知からの声無き印象に耳を傾ければ、宇宙を動かす無尽蔵の本源的知識が各自に開示されるという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部第4章-段落229

229 For the most part, impressions coming from all three channels of effect are steeped in discriminations and judgments; but occasionally a message may come which contains certain gems of Cosmic Truth. The average person will recognize these gems and because of their presence, will then accept the entire message, divisions, personal promises, etc., as being of Cosmic origin. Whereas, the very presence of discriminations proves it to be from a confused source.
229 大抵の場合、これら結果の3つの経路から来る印象類は差別や裁きに染まっています。しかし時には、宇宙的真理について或る種の珠玉を含んだメッセージもやって来るかも知れません。平均的な人はこれらの珠玉に気付き、その存在の為に次にはその全体のメッセージや分裂、個人的な約束等々を宇宙の源泉から来るものとして受け入れてしまいます。しかしながら、差別の存在そのものが、それが混乱した源からのものであることを証明しているのです。


【解説】
 結果の世界から来る印象も時には幾分かの真理を含んでいると本項では述べています。こうなると私達は仮に優れたインスピレーションを受けたと思っても、100%それに自分の心を委ねることは問題があることになります。何処に宇宙的なものとの違いがあるのか。先ずはその見極めを行える能力が必要となる訳です。
 その解答について、本文ではさり気なく”discriminations(差別)”が有るか否かであると述べています。私達が従うべき印象は差別的要素を含むものであってはなりません。具体的には「好き嫌い」の要素があるか否かで判断できるとしていることに注目しなければなりません。
 世の中には一部だけの真理を掲げて、その実は誤った方向に導こうとする宗教団体が多いものです。宇宙人問題についても高度に発展した宇宙人とコンタクトしたとか、メッセージを受けている等々のものも数多く存在します。これらに入会しても得るものは無いどころか、やがては誤った道を歩むことにもなりかねません。
 私達が為さねばならないことは、何はさて置き、自分自身でやって来る情報を観察して、少しでも不審なものは取り入れないよう見張っていること、自分の求めるものをより明確にしておくことだと思います。
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