2009年02月

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落449

449 It would be wise for a person to reread at least one page of a lesson a day and live in the awareness of what it contains. And you will be amazed how much more you get than you did at first.
449 1日少なくても1頁を読み返してそれが含む内容を自覚して過ごすことは賢明なことでしょう。そして貴方は最初に呼んだ時より、如何に多くのことを身に付けたかを知って驚くことでしょう。


【解説】
 心の鍛練は休みなく行うことが必要だということでしょう。長年の習慣は個人を造り上げるものです。単に日常の雑事に心身共に奪われる毎日では、やがては意味のない人生で終わる危険性もあります。
 それに対して本文では一日一日の生きる拠り所を本講座の一頁に置いて、その日一日の心の訓練に充てることは意外に大きな効果をもたらすと述べています。一つ一つの積み重ねがある時点から揺るぎない基盤をつくることになる訳です。
 以前読んだ本に四国の詩人、坂村真民(1909~2006)という方の毎日が紹介されていました。毎日午前0時に起床、未明混沌の霊気の中で打座し、念仏し、詩作にあたります。午前3時半には橋を渡って川原で大地に額をつけ、地球の平安と人類の幸福を祈願しておられたと伺っています。このような生き方を貫くことが、大切であり、それを為す人は宝であると言えるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落448

448 The lessons that you have received have been blessed by the Brothers for each individual's purpose. And they should be honored as an individual gift containing an everlasting avenue of development. For we know that the mind cannot remember all of the phases given and you will have to go back and re-read many things in order for the mind to continue its development.
448 これまで貴方が受け取った講座は各自の目的の為に宇宙兄妹達から祝福されたものです。そしてその講座は永続する進歩の大通りを含んだ個人的な贈り物として敬意を払われるべきものです。私達は心と言うものは与えられた側面の全ては思い出せないことを知っていますので、心がその発達を続ける為には何度となく元に戻って繰り返し読む必要があるでしょう。


【解説】
 アダムスキー関係者の間では、この生命の科学講座は宇宙兄妹達によって特別に編纂されたものと認識されています。かつてアダムスキー氏はメキシコ、グアダラハラに「生命の科学学園」なるものを建設する計画を持っていました。それほど、本講座の内容は意義を持っているということです。
 これを学ぶことは長年、人間を低レベルの存在に抑えて来たエゴの横暴さを鎮め、広大な宇宙の中の構成員の一員として生きる存在に復帰することにつながる大きな意味があります。まして、最近の混乱した世の中にあっては、揺るぎない真理をしっかり身に付けておく必要があります。各自がそれぞれの周囲に良い影響を及ぼし、少しでも人々を本来の方向に導けるよう、贈り主達は今でも願っていることでしょう。
 しかし、私達は単に掛れている言葉を暗記するほど、読んだとしても理解が拡がらなければ意味のないことです。一つ一つの文の内容が何を示唆しているのか、少しずつ思いを巡らしながら、学び取る姿勢が大切です。繰り返し読み込むことで新しい展望が見えて来るのも本講座の特徴なのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落447

447 The Brothers would like to know how many of you have developed sufficiently through this course to organize a group for this study. And in this way you would be helping others, as well as yourself, to understand the self. And by so doing we could have a better world's society.
447 宇宙兄妹達は貴方がたの何人がこの学習コースを通じてこの学習の為のグループを組織するまでに十分発達したかを知りたいと思っています。また、このようにして貴方は自分自身と同時に他人をも助けることになるのです。そしてそのように行動することで、私達はより良い世界社会を得ることが出来るのです。


【解説】
 アダムスキー氏を通じて地球にもたらされた、この「生命の科学」がどのように人々に受け入れられ、学ばれているか、授けた側の宇宙兄妹達は関心を持って見守っているということです。また、この学習は意志を同じくする者が集まって、共に体験を分かち合い、会得したポイントを互いに共有し合いながら学ぶスタイルが本来、望ましいということでしょう。その会を主催する者の力量や人格も重要な要素です。宇宙兄妹達はこれらグループのリーダーとなれる者に絶えず注目しているということです。
 現在、幸いなことに日本では何箇所かで生命の科学をベースにした学習会が開催されているようです。私もその一つに参加しております。2ヶ月に1度、東京浅草で開催されるその会は、人数は多くないのですが、皆さん長年、この道を歩んで来た人達であり、率直な意見交換が出来る場となっています。
 独りで学ぶことはもちろん基本ですが、問題にぶつかった時等にアドバイスを得られる等、相談できる場を持つ事は必要なことです。人は人の間で育てられるという側面もあるからです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落446

446 As things on earth keep on developing it is possible that new knowledge will be coming from time to time from the Space Brothers. So if you choose to be informed you may ask to have your name entered on the list. And also let us know how well you have done with the lessons and what questions you have pertaining to the course. It probably will be impossible to answer your questions individually, but when time permits we will compile a booklet of questions and answers.
446 地球上の物事は発達し続ける為、新しい知識が時々に応じて宇宙兄妹達からもたらされる可能性もあります。ですから、もし貴方がその知らせを受けることを選択する場合は、そのリストに貴方の名前を入れるよう要望されてもよいでしょう。そしてまた、貴方が教課を如何に良く学んだか、また教課に関連してどのような疑問を持ったかについても私達に知らせて欲しいのです。皆様の質問を個別に回答することはおそらく不可能でしょうが、時期が許せば私達は質議応答の小冊子を編纂することでしょう。

【解説】
 「生命の科学」学習コースが始まった当初は、各課毎に何ドルかの費用を支払って、テキストを送ってもらうようなシステムをとっていました。学習コースという意味は通信講座の意味合いがあった訳です。また、確かな記憶ではありませんが、各課の終わりに「理解度テスト」のような質問リストがついていたのを見せてもらった覚えがあります。
 このように宇宙兄妹達の支援の下に行われた講座でしたが、アダムスキー氏の死後はこの分野の仕事を引き継ぐ人は出なかった為、今日、世界中を見ても「生命の科学」は埋もれてしまったと言えるでしょう。その点、唯一、誰もが全課を一冊の本として入手できるのは日本だけです。その功績は日本GAPの久保田八郎氏によることは皆さんの良く知る所です。
 本文では地球人のレベルが進化するにつれて、必要な知識は宇宙兄妹達が提供してくれるとも述べられています。そういう意味ではこのシリーズを十分に学び取った人は次なるステップに必要な知識を、今後は何らかの形で宇宙兄妹達からも与えられることを期待しても良いのかも知れません。最近、私の周囲でもUFOの目撃体験を寄せられる人が増えているように思います。地球の大きな転換期にさしかかって今、真実なるものとそうでないものとを賢く見極め、永続する真理を求めて行く必要があります。そうした中で宇宙兄妹達からの支援を受ける機会に巡り会うこともあり得るのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落445

445 The twelfth lesson is of course the summation of all of the lessons and I hope that all who have taken this course have made it a part of themselves through their sincere effort to understand life. This is but a beginning for each time you restudy the many points given, you will enlarge the development of your Cosmic self. You do not need anything else for you have all of the tools necessary for your continued development.
445 第12課はもちろん、全ての教課のまとめであり、私としてはこのコースを学んだ全員が真面目な努力を通じて、生命を理解しようとすることを自らの一部にして来られたことを願うものです。これはしかし、始まりでしかありません。貴方が再学習する度に多くのポイントが与えられ、貴方は貴方の宇宙的自我の発達を拡げることになるからです。貴方は他に必要なものは一切ありません。貴方は貴方の継続的な発達に必要な道具の全てを持っているからです。


【解説】
 最終第12課を迎え、アダムスキー氏は改めてこの「生命の科学講座」の持つ価値について述べています。冒頭()に紹介したように、本書は宇宙兄妹達が特別に組み上げた教本であることに注意したいと思います。各自ひとり一人が独習でき、繰り返し復習しても毎回新鮮な知見が得られるように構成されているものと思われます。
 もちろん、個人差がありますが、各自が地上における寿命を全うするまで、一定程度を身に付けておく必要があることは間違えありません。先日、机の奥から古い手帳が出てきましたが、中身を見ると生命の科学の内容に関するコメントが数ページ記載してありました。しかし、その後は続かずに、その作業は中断していたのです。1970年代のもので、実に30年以上も経過して、このブログが実現したことになります。その記述の内容は自分が当時、どのように感じていたかを記したものですが、それは大変親近感のあるものでした。それもその筈で、書いた本人が同じであるからです。
 しかし、そこで分ったのは自分というものは昔からずうっとつながっており、基本的な物の見方はなかなか変わらないものだということです。言い換えれば、生命の科学を学ぶにしても、各自の個性は変わるものではなく、当面は感受性が高まる程度の変化なのかも知れません。私達が真に学ばなければならない道程は遠いものであるということでしょう。毎日の少しずつの前進が重要となりますし、各自が何らかの形で毎回、どのように感じたかを記述することはその人の精神的な歩みを残す有効な手法でもある訳です。その最終結果として、もしその本人が地球人に必要なレベルに達することが出来たとすれば、その足跡は後に続く人の道案内になることが出来ることでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落444

444 Lesson eleven on the exploration of Cosmic Space explains space as consciousness. And how when the mind blends with it it can explore any phase of space. Returning to the statement, where a man's heart is, there he is also, let us analyze the meaning of this. i.e. A person walking into a building can be attracted to one single thing and fail to see the other things in the building. I will use this as an illustration of alertness. Two men enter a tavern for a glass of beer. One is very observant and many things register on his mind such as a large beautiful picture and an attractive lady seated alone at a table. When they have finished their refreshment the two men leave. The observant one commented on the unusual picture and the attractive lady there alone. The other man who had been interested only in the drink had not seen any of these things but his interest was aroused and he suggested that they go back so that he could view them. I use this only to show how two people may travel consciously yet one will see much more than the other.
444 宇宙空間を探検する第11課は意識として宇宙を説明しています。また心が意識と融合する時に心がどのようにして宇宙のあらゆる側面を探検できるかについてもです。人の心がある所、その者もまたあるという声明に戻ってその意味を分析しましょう。即ち、建物の中に歩いて入る人物があるたった一つの事柄に関心を引き付けられていた為、建物の中の他のものを見過ごす場合です。私はこれを警戒状態の例として用いることにします。二人の男が1杯のビールを飲む為、バーに入ります。一人はとても観察力があり、例えば大きな美しい絵があったとか、テーブルに独り魅力的な女性が居たとかという多くの物事がその心に記録されます。二人が一息ついた後、彼らは立ち去ります。観察した男は珍しい絵や一人そこに居た魅力的な女性について話しをしました。一方の男は飲むことしか関心が無く、これらのことのいずれも見ていませんでした。しかし、彼の関心が呼び起こされた為、彼はそれらを見に戻ろうと提案しました。私はこの例を如何に二人の人達が意識的に旅行してもある者はもう一方の者より多くを見るかも知れないことを示す為、用いているのです。


【解説】
 意識には距離の制限が無く、またイエスの言葉のように誰でも自分の意識を拡げれば、自由いn宇宙を移動できることになります。アダムスキー氏が「意識」という言葉で表わそうとした不可視の作用はその実、これまで私達が用いていた「意識」という語感に似たものであると考えています。
 即ち、日常私達が意識しているのはこの宇宙意識の一部だと言ってもよいでしょう。意識を拡げれば、そこに行くことが出来るとするのも、その延長上に考えてよいものと思っています。以前も述べたように宇宙空間に出た者は宇宙から何か強い印象を受けているように思います。それは宇宙空間ではこの意識の作用が強く働いていると思われるからです。おそらくは宇宙空間に出ると宇宙の創造主が直ぐ身近に感じられるというのもその影響かと思います。
 しかし、当分は私達通常の地球人は簡単に宇宙空間に出る体験は持つことが出来ません。意識による宇宙探検にならざるを得ない訳ですが、それでもその感受力による個人差があり、本項で述べられているよう、最初は意識を移動させても得る情報は少ないことでしょう。その原因は自我の欲望に執着する私達の心の側にあるのですが、少しずつ学ぶにつれて、得られる情報も多くなるものと思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落443

443 Lesson ten is on Cosmic Traveling. Jesus said that wherever a man's heart is there he is also. It means that man is wherever he is consciously aware of being.
443 第10課は宇宙旅行です。イエスは人の心がある所には、その者も居ると述べていました。それはまた、人は意識的にどこに居ようともそこに居ることを知覚することを意味します。

【解説】
 心中心の生活から意識を主体とする生活に切り替えるにつれて、各自の感受力は拡大します。遠くで起っている出来事を感じたり、未来に起ることを察知する等は結果を生み出す意識に自身が近付いているしるしでもあるでしょう。
 1949年に出版されたアダムスキー氏の著書「宇宙のパイオニア」("Pioneers of Space, A Trip to the Moon, Mars and Venus")は、こうした意識による宇宙空間への旅の体験から書かれたものと言われています。そこではその後、肉体のまま行った時に見た光景とかつて意識による旅行で見たものを内容は同じであったと後年、アダムスキー氏は述べています。事実、同乗記の中でも母船の中での会話に、ブラザーズは宇宙に関してそれまでの氏の思いを確信させる為に実際に宇宙に連れ出し、肉眼で見せたとする記述があったと記憶しています。つまりは宇宙の兄妹達はこれらの意識に関する各自の能力を勝手に飛躍させることなく、本人のレベルがある程度、上がった段階でそれを確証させる為、機会を提供することしかしないようです。
 意識による旅行は中途半端は気持で行うべきではありません。いわば創造主への帰還という修業の道筋として各自人知れず行うべきものでしょう。それは各自が創造主である意識と対話する心構えで行うべきものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落442

442 Lesson nine is on Cosmic and carnal cell activity. This is like any thing that we construct by using nature's materials to make things suitable for man's use. Through habits of the mind we create carnal cells. For the mind like the Son has the potentials of the Father. When the mind does not give credit to the Father it assumes that it operates on its own. And this brings a separation between the Cosmic Creator and the mental creator through the mis-use of the Cosmic Law. This is why the Father and the Son must work as one. As Jesus said, " I and the Father are One. I the mind and consciousness are one. Or I of myself do nothing but the Father that worketh through me does all of the work." Meaning, I the mind do nothing but the consciousness through the mind does it all. For a mind without consciousness is dead.
442 第9課は宇宙的細胞と肉欲的細胞の活動についてです。これは人間の使用に適するように自然の材料を用いて物を私達が作るのに似ています。心の習慣を通じて、私達は肉欲的な細胞を造り上げているのです。何故なら、心は父の潜在力を持つ息子のようなものであるからです。心が父の功績を認めない間は、心は心自身によってそれが動かされていると思ってしまいます。そして、このことが宇宙の法則の誤用による宇宙の創造主と心による創造者との間に分離を生じさせるのです。これが父と息子が一つになって働かなければならない理由です。イエスが「私と父は一つ。心である私と意識は一つになっています。あるいは私自身である私は何も行っておらず、私を通して働く父が行っているのです。」つまり、心である私は何も行っておらず、心を通じて意識が全てを行っています。意識無しには心は死んでしまうからです。


【解説】
 人体には宇宙意識に従い人体の維持を担う細胞群とは別に、心に従う細胞群が存在するという第9課の内容は多くの読者には意外に分かりやすい内容であったかも知れません。日々、自分の中に起る反応を観ればそれらの働きが良く分かるからです。
 例えば視覚や聴覚等、感覚器官に心地よいものはそれを受け入れ、尊敬し、憧れさえしますが、逆に不快なものは直ちに拒絶します。その際にはその感覚だけでなく、身体全体をその行動に駆り立てます。また、一度、感覚器官にとって不快な体験が記憶されると、二度目からはその微小な兆候に対しても過敏な反応をもたらします。これは各感覚器官に隷属する細胞群が感覚器官の周囲に増殖し、その肉体を支配しようとしていることを示唆するものです。
 私達はこれら感覚器官の奴隷に終わるべきではありません。その為にも自分の体内で起っているこれら心に隷属する動きについて監視し、それらを矯正する必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落441

441 Lesson eight is on Cosmic Oneness and how when one may feel separate from another or other forms the feeling comes through lack of knowledge. As Jesus has said, "if you hurt any one of these you have hurt Me." There is no division or separation in the Allness. And if we let the consciousness which is the creator of all forms replace the domination of the mind the feeling of loneliness and separation will vanish. And these feelings will be replaced by the closeness of the Creator or our own Cosmic counterpart.
441 第8課は宇宙的一体性についてであり、人が他人あるいは他の形有るものから分離していると感じる時、その感じは知識の不足から如何にもたらされるかを示しました。イエスが「もし、貴方がこれらの者達のいずれかを傷つけるなら、貴方は私を傷つけたのだ」と言ったようにです。全体性の中にあっては分裂や分離は無いのです。そしてもし私達があらゆる形有るものの創造主である意識を心の支配に置き換えるならば、孤独感や分離感は消え去るでしょう。そしてこれらの感じは創造主あるいは私達自身の宇宙的片割れとの親近感に置き換えられることになります。

【解説】
 私達は心底、自然や宇宙との一体感を求めて来ました。万物を我が同胞とし、自然の中で他のもの達と調和し、融合した生活を送ることは多くの人の理想であるかも知れません。
 その一体感を得るためには、相手を理解することが必要であることは言う間でもないのですが、実際には文字通り意識レベルまで、その融合性を拡げることが必要だと思われます。よく長年連れ添った夫婦の間や親しい者同志の間には、互いに遠く離れていても相手の状況を感じ取ることがあります。それらはこの一体性の具体的な事例の一つだと考えます。
 意識においても相互に融合していることで、相手が何を思っているかが分かるということです。これを拡大して言えば、より大きな宇宙意識に私達の意識を融合させ、一体化を達成することが出来れば、宇宙で起っていることはもちろん、様々な事柄を日常生活を送りながらも、身につけることができることになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落440

440 Lesson seven was on Cosmic memory and the importance of memory in order to benefit from past experiences. The mind is not a good retainer of memory unless it blends with the consciousness where memory is eternal.
440 第7課は宇宙的記憶と過去の体験から恩恵を受ける為の記憶の重要性についてでした。心は記憶が永続する意識と融合しない限り、記憶の良い保持者にはなれないのです。


【解説】
 永遠に続く宇宙の活動の中で自分というものがどのような位置づけに居るか、自分がこれまで何を担って来たか等、各自の正体を掴む為には、宇宙的記憶を持たねばなりません。しかし、私達の多くはそもそも自分の過去生を覚えていません。肉体が終末を迎えると心はほとんどの記憶を失い、再び生まれることがあっても心はまた、一から学び取るという大変不効率な過程を歩んでいます。しかし、各自の半身である意識に少しでも融合すれば、諸々の知識や経験を記憶することとあり、それから先はスムーズは人生を歩むことが出来ることでしょう。
 これを成し遂げるには日常的にも宇宙的記憶を貯える必要がある訳で、毎日、身の回りの事柄を観察し、何かを発見しての感動体験、テレビを見、本を読んでの宇宙的な感性の向上体験等、自ら宇宙的感覚を高める努力が必要です。これら体験(実感)を日常生活に取り入れることによって、私達は自らの関心、即ちアンテナの方向を宇宙に向けることが出来ます。
 自分がどのように生きたかを、自ら誇りとし、悔いを残さないように毎日を生きるかどうかは各自に委ねられています。記憶はそれらの一部始終が宇宙に記録されることを意味しますし、その記憶を豊かなものとするよう創造主はお望みになっているということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落439

439 Lesson six was on newness. In order to rejuvenate the body one must rejuvenate the mind first. And this is done when the mind is interested in all new things which is progress.

439 第6課は新しさについてでした。肉体を若返らせる為には、人は先ず心を若返らせねばなりません。そしてこれは心が全ての新しい物事に関心を持つ時に起りますし、それが進歩である訳です。


【解説】
 幼児と老人の違いは物の見方にもあるでしょう。一方ははじめて見る世界に驚き、どのようなものか興味津々。一方はそれが当たり前の光景と思い、関心を持てません。関心事は自己の肉体の維持の為の食事ぐらいかも知れません。他方、自然を見るとそこに生きるものは悉く活発であり、生き生きした毎日を送っています。その心の違いは当然、身体にも反映する筈です。気持を若く保てば、身体もそれに呼応し、若さを維持するものです。
 ここで常々思うことについてご紹介します。それは宇宙飛行士達が皆、共通した特徴を持っていることです。彼らはもちろん、映画「ライトスタッフ」に描写されているように、大勢の志願者の中から身体能力も専門知識を有する点においても優れ、更には強靱な精神力の持ち主として各々の国を代表する人物であることに間違いないのですが、実際のテレビインタビューを見ていつも思うことは、彼らは実にフランクで明るいということです。
 宇宙に飛び立つということが、これほど、人間を明るくし、活発にするかと思う次第です。このように宇宙空間に出るということは、地球を地表の平面としてでなく、大空間に浮ぶ球形の天体として自分の目で見、その周囲を高速度で周回する等、新しい体験を得るということです。そして宇宙空間に出て宇宙と一体になれる時を過ごせた者は地上に戻ってもその感覚は本人の生き方に大きな影響を与える筈です。宇宙空間は絶え間ない創造の場であるとも言われています。小は隕石のかけらから、果ては大星雲の誕生まで、活発な破壊と創造の作用が行われている訳で、それらを垣間見ることは、その者の創造主への信頼を深め、確かなものをつかみ取ることが出来ることになります。その結果、信頼や確信が生まれ、明るい未来を見据えることが出来るものと思われます。
 こう考える時、創造主がその最高の創造物として創られた人間が、それ自身の心に原因があるにせよ、本来の寿命を全うできるよう絶えず、助言と援助の手を差し伸べて下さることは間違えありません。たとえ暗く曇った空の下に生活していても、その上には明るく輝く青い惑星と広大な空間が紛れも無く存在することを、私達は共に自覚しなければなりません。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落438

438 In lesson five we explained that the intelligence and power of all life comes through consciousness. And also how the Creator is manifesting Himself through all form life.
438 第5課では私達は意識を通じてもたらされる全生命の知性とパワーについて説明しました。またどのようにして創造主が全ての形あるものの生命を通してご自身を現されるのかについても述べたところです。


【解説】
 第5課の内容は私達が皆、目に見えない意識の海の中に生きているのですが、実際、心がその世界を日常生活の中で認識することは容易ではありません。それを達成しようとこれまで各宗教の修業者が訓練しているのも、その知覚を得る為なのです。私達はこれまで、この4次元世界について学ぶ機会がありませんでした。また、この分野は心が勝手に造り上げた誤った脇道も多く、仮に誰かが「自分は奥義を理解した」と公言したとしても、各自はその人物に注意深く接しなければなりません。自分が納得した上でなければ、その者の教えを安直に取り入れるべきではないのです。
 生命体の大部分が活気ある毎日を謳歌している一方で、心に支配されて来た人間は心の中の薄暗いジャングルの中で迷っていると、本文の中で述べられています。つまり、自分の培って来た心の意見を越えた世界を垣間見ることが出来れば、いままでこれが世界だと思って来た所が、実は素晴らしい生命の溢れる別天地の中にあることが分かるというものです。意識という宇宙を貫く普遍的な生命力の存在を受け入れることによって、一歩が踏み出されるということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落437

437 In lesson four the relationship of all creation was explained from the smallest to the greatest manifestation that one can conceive. See it all interrelated with no divisions, each dependent upon the other.
437 第4課では全ての創造物の関連性が人が知覚出来る最小の創造物から最大の創造物に至るまで説明されました。全てが区切り無く相互に関連しており、各々が他に依存していることを見なければなりません。

【解説】
 第4課では万物の関連性について整理が為されました。とかく研究は個々の対象に特化しがちですが、その対象の真の姿はジグソーパズルの1片のように全体として眺めることによって理解されることも多いのです。とりわけ、何故私達が万物の関連性を学ぶ必要があるかについては、第4課の冒頭部分(139)で、「英知の最高位の表現者である人間は自身とあらゆる生命の側面を理解することが義務である」と説明されています。つまり、創造主からあらゆる創造物が生きるこの世界に最高位の表現者として生きる人間には他のものを理解し、集団全体を導く義務と責任があることを意味します。これについては現代の「地球環境問題」を取り上げれば容易に理解できることです。また、自然を研究する際、個別の種の分類に力を注ぐばかりでなく、生息環境や種族の行動について相互関係に着目する生態学に近い手法であるように思います。
 一方、自然界の関連性についてはDNA分子を記憶との関係で解説する等、当時(1964年)としては画期的な最先端の情報も盛り込まれています。「生命の科学」として最も内容の濃い記述がこの第4課で為されているように思われます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落436

436 The third lesson was on the application of Cosmic Law. Be sure that you apply this law in your daily life at least to some degree until it becomes the master of your life. See this law in operation in every form, for it motivates all forms.
436 第3課は宇宙的法則の応用についてでした。その宇宙的法則が貴方の生活の支配者になるまでは、貴方が自分の日常生活において少なくてもある程度はこの法則を貴方が応用しているということを確信していなければなりません。この法則があらゆる形有るものの中で働いているのを見ることです。何故ならそれは全ての形有るものを突き動かしているからです。


【解説】
 第3課では家庭への電気の供給やテレビ受像機を例に示しながら、宇宙の法則についての説明がありました。私の身体や精神の活動や機能を支え、支配している原理を自覚するか、しないかでは大きな差があります。自然界の万物を見てそれらが四季の中でどのように変貌し適応しているか、動植物等の自然界の複雑な構成員が各々生命を全うできるのは、これらの日々の命を貫く法則がある筈で、その法則に気付けと言っているのです。
 また、その法則は私達の内面にもつながっています。テレビ受像機の例にあったように、各自が優れた番組を画面に写し出せる受像機になる為には、電源にも接続されることはもちろん、自らのアンテナから番組という印象を継続的に受信出来なければなりません。また、受像機自体の解像度や再現音質もオリジナルの電波が持つ精緻さを表現できるものであることが望ましいことは言う迄もありません。その為には各々の受像機の性能を不断の努力によって高める必要があるのです。
 法則はどのような場所、どのような時であっても、またその内容が知覚されようとしないとに関わらず、等しく作用するものです。その法則を見つけ、その力を自覚することが出来れば、その後は本人は独りでも正しい方向に進んで行けることになります。第1課では物の背後にある意識の存在を自覚し、第2課で自らの内面の実態を把握した後に自然界を貫く意識作用の法則を学ぶというステップを踏んでいると考えてよいでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落435

435 In lesson two we explained the mind and its component parts. So see to it that your mind is not purely occupied with outside perceptions. And demand that your mind takes equal interest in being aware of the component parts of your body and its purpose. Ever aware of the marvel of its working and that of all other forms.
435 第2課では私達は心とその構成要素群について説明しました。ですから貴方の心が外部の知覚によって純真に占められているのではないことに気を付けることです。そして貴方の心に貴方の肉体と構成要素群とその目的について等しく感心を持つことを要求することです。常にその肉体や他の全ての形有るものの驚くべき働きについて気付かなければなりません。


【解説】
 第2課では私達の心は視覚、聴覚、味覚、嗅覚の4つの感覚器官から構成されていると解説されました。実はこの4つの感覚器官は本来、知覚した情報を肉体本体にありのままを伝達するいわばセンサーなのですが、長年、本人が感覚器官に依存して来たために、今日では感覚器官自体が判断し、肉体の主人公の行動をも左右する程の存在になっています。その結果、綺麗に映る存在や好まれ、嫌な臭いを感ずるものは遠ざけられがちです。
 これらはまた本項で言うように外界の知覚に専念しているとは言えない状況です。いわば外界とは一線を置いて、各々の感覚器官が各々自分の領域を確立し、その中で勝手な意見を醸造し、外界を批判あるいは礼讃する状況となっています。
 これに対し、本項では自らの肉体各部の働きとその目的の両方を同時に見るように求めています。結果と因を同時に見ることで理解は飛躍的に高まるからです。日常、私自身を事実上支配している心の本質を各自が見極める中で、第2課で書かれている内容が掴めるよう心掛けたいものです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落434

434 The first lesson dealt with the analysis of life and the awareness of cause and the importance of being aware of cause and effects at the same time. So continue to increase your awareness whether by mental observation or conscious impressions.
434 最初の課では生命の分析や因を知覚すること、更には因と諸結果を同時に気付くことの重要性について取扱いました。ですから、心による観察によってであれ、意識の印象によってであれ、貴方の知覚力を引き続き増強させることが必要です。


【解説】
 この生命の科学講座の中で、第1課が最も重要だと明言されています(014)。講座を進めるにつれ、学習者には自ずと印象類の感受性が高まるのですが、講座のそもそもの始まりに、そのような能力開発という目的を掲げていないところを注目して欲しいと思っています。そういう意味では他人より能力を高める目的で、この講座を学ぶべきではありません。私達が本来、創造された目的、生きる目的を遅まきながら学ぶという、謙虚な姿勢が大切だと考えています。
 その第1課で繰り返し丁寧に述べられているのは、通常、私達は自分自身を含めて身の回りの世界を物質的なものと見なしていますが、実際にはそれは結果でしかなく、各結果(現象)を支えている因についても気付くことの大切さです。
 この点については、私達東洋人にとっては古来から万物に神が宿るとする信仰がありますので、比較的受け入れ易いテーマかと思いますが、実際には個々の生活では結果世界に左右される毎日が続いている訳です。
 目に見えない存在である意識がどのように現象世界を支えているかは、各自が日頃から意識に関連して自然の活動や自身の肉体の反応等をよく観察することで、少しずつ理解を高めることが出来る筈です。その為にも先ずは観察が大事で、因と結果が調和して存在していることに気付くことが出来るよう、関心を保つことが重要となります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落433

433 After centuries of living as society has, habits have become the masters of men's minds. And this has been strengthened by each generation. So, as said before, it is not easy to get rid of them. But we must keep diligently at the task and replace old habits with new knowledge. This is the way to find and know the other half of yourself.
433 社会における何世紀もの生活の結果、諸習慣は人の心の主人になってしまいました。そしてこのことは世代を経るごとに強化されています。ですから以前に申し上げたように、それらを取り除くことは容易ではありません。しかし、私達はその仕事に精を出し、古い習慣を新しい知識に置き換えなければならないのです。これは貴方自身のもうひとつの半身を見つけ、知る方法なのです。


【解説】
 最終12章の冒頭から本項も含めて4つのポイントが述べられています。その第1は今後明らかにされる事柄がどのようなものであっても排除せず、先ずは受け入れるべきこと(430)、第2はあらゆるものを裁くことなく受け入れて自らを体験から学ぶ子供のように見なすこと(431)、第3は対象を理解する為には対象を自ら研究し分析すること、及びにその分析は批判ではないこと等です。
 第4のポイントが本項になります。主題は習慣性の打破です。とかく私達は習慣に流され易いものです。ある意味、私達は宇宙の法則が作用する中で生きていますので、一旦、やり方が決まれば同じ種類の行動は同様の結果を得ることになりますし、社会も様々な約束事に基づいて機能しています。そのこ自体には問題はないのですが、このような習慣に流されている場合、本人には努力というものが不要になる為、新しい体験感は得られません。習慣性は人間を怠惰な存在に落としめてしまいます。それに対する解決法として、本文では新しい知識が大きな役割を果たすと言っているのです。つまりは新しい発見に絶えず注目し、自然を見詰め治すことが大切だということでしょう。
 顕微鏡下に見る水中の微生物の世界は実に活発です。皆その小さな身体をある者は震わせ、ある者は軽やかに泳ぎながら活気ある生活を送っています。もちろん、一瞬一瞬、気を抜けば食物連鎖に取り込まれてしまう厳しい世界でもある訳です。
 絶えず自分の周囲を見回して、停滞している要素を見つけ、整理し直すことも新鮮な情報を取り入れるきっかけになるように思います。日々の仕事や生活を新鮮なものにすることは容易ではないことですが、その効果は大きいものがあるということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落432

432 As stated earlier in the course you have a right to make analysis for the purpose of understanding, but not with criticism or belittling. This phase seems so close to the line of analysis that sometimes what we say is taken for criticism or judgment. But your motive is your guard against making this mistake. If your motive is noble with the purpose of understanding you need not worry what the other person may say. And if you make a mistake in analysis acknowledge it. This will prove that your purpose was noble.
432 本講座の初期に述べたように、貴方は批判やけなす態度でなく、理解する目的の為に分析する権利を持っています。この側面は私達が批判や判定と見なされる状況と時として大変近い延長上にあるように見えてしまいます。しかし、貴方の動機はこの過ちを犯すことに対する守り手になります。もし貴方の動機が理解する目的という高貴なものであるなら、他人がどのように言おうとも心配する必要はありません。また、貴方が過ちを犯したならば、それを認めることです。これにより貴方の目的が高貴なものであることが証明されることでしょう。


【解説】
 現象の奥にある原理や仕組みを知る為には、先ずは現象自体を注意深く観察する必要があります。これら観察や分析を通じてのみ、私達は生命について学ぶことが出来る訳です。
 対象は自然界の様々なもので良いのですが、その最も重要な研究対象は他ならぬ自分自身ではなかろうかと私自身は考えています。日々の環境の諸変化に対する応答や心が取り込んだ想念による肉体の影響、更には関係する他者への影響等、外面から内面に至る様々な影響について知りうる最も身近な研究対象が私自身です。また、この場合はどんなに綿密に観察しても他人に迷惑をかけることはありません。
 他方、分析を行う過程で、実は問題自体が解消することも多々あります。つまり、自分は何で悩んでいるかについて分析を進めて行くと、その根本原因が分った瞬間、問題は解消してしまうからです。痛みについても同様で、自身の身体のどの部位が痛みを訴えているか、ゆっくり自分の意識を身体内に浸透させ、各細胞の訴えを聴いて回り、その訴えを受け止めることで痛みが消えてしまうことが多いことは、私の体験上、分っています。
 良し悪しのレベルでなく、暖かくその実状について話しを聴くこと、それに対して冷静に分析し、その結果を見せることは、現代のカウンセリング手法と似ている気がします。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課-段落431

431 Always remember that the things that we call good, bad, or indifferent are only a misapplication of the law through the lack of understanding. Also all of this took place within the Cosmic Kingdom and not outside of it. Compare yourself to the child within the home who makes mistakes, but through them he learns the right way of doing things. If life is to be understood all of its phases must be faced.
431 常に覚えておいて欲しいのは、私達が良い、悪い、或いは良くも悪くもないと呼んでいる物事は理解の不足から来る法則の誤用でしかないことです。また、これら全てが大宇宙王国の中で起っており、その外で起っているのではないことについてもです。貴方自身を家庭の中の過ちを犯す子供にたとえなさい。子供はその過ちを通じて物事の正しいやりかたを学ぶものです。生命というものを理解しようとするなら、その側面の全てを正視する必要があります。


【解説】
 この生命の科学を総括する第12課の冒頭、前項(430)では嫌なものを避けることの問題点を指摘しました。本項でもそれを受けて、事柄の良し悪しを私達が日常、決めつけていることは誤りであり、まずは生命のあらゆる側面が宇宙の王国に属していることを認めて、ありのままを直視するよう求めています。
 とかく私達は自分の感覚器官の反応に従って判断を加え、「美味しい、まずい」、「良い香り、臭い」等々、判断を下しがちです。しかし、食べ物が口から体内に入った後、便として出る時は「臭い、きたない」とされてしまいます。しかし、排せつ作用が無ければ人間は生きて行けないのは、ご存知の通りです。
 宇宙の王国と呼ばれている全てをつつむ一大世界の中では温度に灼熱の暑さや極寒の寒さがあるように、様々な側面があります。その一方だけを見ていては全体のイメージは掴めません。先ずは全てをありのまま受け入れて、改めて各々の果たしている役割を学ぶことが必要なのです。
 私達は創造主の子供です。その子供に様々な体験をさせ、失敗を繰り返しながら成長するさまを創造主は暖かく見守ってくれているのです。
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