062 The story of creation as recorded in Genesis says that God created man from the dust of the earth; out of the elements He molded a form in His image and likeness as a sculptor creates a beautiful statue out of clay. This He did with intelligence and power, and having looked upon His completed form creation He was well pleased, so He incarnated into the form as the Breath of Life and man became a conscious being, a living soul, having the power of intelligent action, which we know as life.
062 創世記に記録された天地創造の物語は、神が人間を大地のチリから創ったとしています。その諸元素から創造主は彫刻家が粘土から美しい彫像を作り上げるように、神ご自身のイメージと似姿で一つの形あるものを型に入れて創ったのです。これを神は知性と力によって行い、自ら完成した創造物を眺め、神は大いに喜び、生命の息としてその形あるものの中に化身し、その結果、人は意識ある存在、生ける魂、私達が生命として知っている知性的な活動の力を得たのです。



【解説】
 創世記におけるアダムの誕生は、古代の人達に私達人間が如何にしてこの世に生まれたのかを、当時の知識レベルでも分かるように伝えられたものと思われます。重要な点は、人間は神の似姿として創られたこと、及びにその素材は全て地球の大地にあるチリと同じ元素から成っていることです。
 しかし、こうして創られた肉体もその生命の源は創造主から吹き込まれた生命の息であり、その息無くして生命は存続せず、その息こそが英知を持ち全ての生きもの達を生かしている大本であるのです。