031 Greater and greater the Heart of Space was stirred until at last the Song was breathed into a living thing. Each motion as an elemental tone within the mighty symphony and every tiny particle of substance was tuned into accord with every other unit in all space. And thus the impulse of Cosmic Will became a law that ne'er can broken be within the scope of everlasting action. (This Law involves the principle of true affinity.)
031 大きく、また更に大きく宇宙空間の中心は揺り動かされ、遂にはその大いなる歌は一つの生けるものに吹き込まれました。その力強い交響曲の中の基本的な調べの中の一つ一つの運動と、物質の一つ一つの微粒子は全宇宙のあらゆる他の単位と調和させられたのです。そしてこのようにして、宇宙の意思は永続する活動の範囲の中で決して壊れることのない一つの法則になったのです。(この法則は真の親和性の原理を含んでいます)




【解説】
 創世記にはチリで作ったアダムに息を吹きかけることで生きものとなったと記されています。チリである個体粒子に呼気を吹きかけることで、その個体が生けるものとなったとする表現の中には、私達が想像する以上の深い意味合いがあるのかも知れません。
 もちろん私達自身、自分が生きている或いは生かされていることは各自の心臓の鼓動や毎回の呼吸によって確かめることが出来ます。つまり、創造主など見たことがないと言われる方々も自分の心臓や毎回の呼吸こそが自らの力ではなく、創造作用を表す生命の証であることに異論はない筈です。
 これら生かされている事実を自覚することこそが宇宙哲学学習の第一歩であるということでしょう。