350 What was it that enabled me to receive the thought of deception in this particular case? It was not the eyes or ears, for the meeting took place in another city, some distance from me. Was it the brain? No. The brain is merely a transformer and amplifier within the body. While it is true that any vibration striking the body is carried to the brain to be transformed into conscious perception, the actual reception of that vibration does not depend upon the brain, but upon the element of feeling within the nerve plasm of the body. This element is that positive nuclear spark, or soul, of the atoms composing the physical body. So the thought of deception came to me through the feeling channel.
350 この事例で私に策略の想念を受信させたのは何であったのでしょうか。それは目や耳ではありませんでした。何故ならその会合は別の都市、私の所からはかなり離れた場所で行われたからです。それでは頭脳であったでしょうか。いいえ。頭脳は身体の中の変換器や増幅器でしかありません。いかなる振動も頭脳に運ばれ意識的な知覚に変換されることは真実ですが、実際の振動の知覚は頭脳に依存せず、身体の神経原形質の中のフィーリングの要素に依存しています。この要素は肉体を構成しているプラスの核のスパークあるいは魂のことです。ですから策略の想念はそのフィーリングの経路を通じて私にやって来たのです。


【解説】
 ここで注目したいのは、とかく想念・印象等の議論では何か神秘的な要素を伴いがちですが、本講座においてはそれら印象類の伝搬が、私達肉体細胞の中にある細胞を構成する原子自体に由来する精妙な神経系によって行われるとする、極めて具体的な解説が為されていることです。
 この種の研究の原点を何処に置くかは最も重要で、本講座の前段にも記述があったかと思います。私達は神秘に原因を押し付けては前進はないのです。
 今回の具体例は、おそらくよく考えた末に提示されたものだと思われますが、アダムスキー氏は様々な相談事を引き受ける過程において、このような事例もあったということでしょう。改めて氏の活動の一端に触れることが出来る一文となっています。