304 In developing telepathy as a means of communication, remember impressions work from mind to mind; and distance is no barrier. As we first begin to use this universal language, we will find it easier to exchange impressions with a few chosen individuals until confidence is gained. With all parties working in sympathy a certain wave length can be established between them; making it possible for them to communicate much as radio "hams" talk back and forth around the world.
304 意思疎通の手段としてテレパシー能力を発達させるについては、印象は心から心に作用し、距離は障壁にはならないことを覚えておいて下さい。私達がこの宇宙普遍の言語を最初に用いるに当っては、確信が得られるまでは少数の選ばれた個人の間で印象を交換する方が容易であることがわかるでしょう。仲間意識を持って働く仲間の間では、ある波長が出来上がりますし、ラジオの「アマチュア無線家」が世界中と通話するように意思疎通を可能とするのです。




【解説】
 野外で鳥の観察をしていると、群れは一団となって行動している様子が良くわかります。もちろん、外敵に対して一斉に行動することは安全性を高めることでもあり、餌の効率的な確保の上でも有利と言えるでしょう。
 鳥が群れで行動する中で驚異的なのは、皆、一団となって自由自在に飛行することです。あたかも一つの生き物のように各々が全体の行動に従っているのです。このような場合、文字通り、何百何千という鳥が”心を一つに”していると言えるでしょう。そしてその原理こそ、本項で説かれているよう、あるリーダーの下、想念が各構成員に瞬時に伝わり、一致した行動を実現しているのです。
 また、同様の事象は魚にも当てはまり、蟻やミツバチの昆虫にも同様な現象を見ることが出来ます。即ち、自然界の生きものは皆、これらのテレパシー能力をごく日常の能力として発揮しているのです。