248 The more disinterested we become in ourselves as a personal ego, the finer our perception becomes. Cosmic Life, or conscious awareness, is never confined to the body. Our limited mind-the mind of effect-tries to hold all things within the realm of its concrete understanding. But the mind that we know is only a shadow; while Cosmic Cause is Reality expressing. When the individualized mind recognizes its limitations, then wills itself to that which knows its purpose for being, its power becomes unlimited.
248 私達が各個人のエゴとしての私達自身に対して関心が薄れるにつれて、私達の知覚力はより繊細なものになります。宇宙的な生命、あるいは意識の知覚力は私達の肉体に限定されることはありません。私達の限られた心、即ち結果の心は全ての物事をその確固たる理解の領域の中に把握して置こうとします。しかし、私達が知っている心は影でしかなく、宇宙的因が表現されている現実なのです。各自の心が心の限界を認識し、心の存在目的を知るものへ自身を仕向ける時、心のパワーは無限になるのです。




【解説】
 第2部を終えるに当たって、著者アダムスキー氏は私達の心の横暴や支配傾向を取り除き、真の自由を獲得する為には、何よりも自分(自我)への執着を取り除き、自分を自らの肉体を越えた自由な宇宙空間に拡げることが必要で、その為にもこれまでの自分自身の限界を悟らねばならないと説いています。
 自分の事柄には関心を持たず、また価値も置かないことが求められています。こうして自分への関心が薄れれば、それだけ宇宙への融合が享受出来るという訳です。当然、利己的という概念は消え去り、他者への慈しみ等、仏の教えに近づくことが分かります。心が自らの価値を捨てる中で、その空いたスペースに新しい宇宙的要素が入り込むことになるという訳です。