142 So we have proof that bricks and mortar do not make a house a home -- for a home is made from the harmonious thoughts of the people living in it. If at all possible, we will avoid the first house after our initial visit, for we will never feel at ease there; but we will revisit the second house as often as the opportunity presents itself.
142 ですから、レンガやモルタルが家屋を家庭に築く訳ではないという立証がある訳です。何故なら家庭というものはその中に暮らす人々の調和ある想念から作られるからです。もし出来ることなら、私達は訪問の後、最初の家は避けようとするでしょう。何故なら私達はそこでは決して落ち着かないからです。しかし、二番目の家は機会があれば何度も再来したいと思うことでしょう。




【解説】
 本項が示すように、各家庭の雰囲気はその家庭の構成員が放つ想念が造り出すと言えるでしょう。私達は毎日、どのような想念状態で送るかが家の雰囲気、即ちその家に染み付いた想念波動を決定しているのです。
 当然、私達は良い環境、良い精神状態を空間に残さなければなりませんし、それこそが家庭に影響を及ぼす重要な要素になっている訳です。昔の言葉に"修身斉家治国平天下"という言葉がありますが、想念レベルの及ぼす順として、自分自身の次に家庭があり、国があるということです。
 そもそも私達が何故、テレパシーを学び身に付けようとしているかは、私達自身が抱く想念がこのように周囲に大きな影響を及ぼすことにあり、より高次な想念・印象に親しむことによって、社会にも良い影響を及ぼす程の存在になり得るからに他なりません。