238 This is re-newing the mind and born again, as Jesus said. For one really dies as an ego pride will only to be born in the Will and the Glory of the Cosmos. Like the drop of water that finally becomes the ocean of water by uniting with it, no longer just a drop.
238 これはイエスが言った心の再生であり、生まれ変わりです。何故なら、人は実際には一つの自我のプライドとして死ぬと宇宙の意志と栄光の中に生まれ変わることになるからです。ひと粒の水の一滴が大洋と結びつくことによって遂には大洋になり、もはや一滴の水では無くなるのと同様です。



【解説】
 一滴の水が自らの存在を放棄して大洋の中に身を投じる時、一方から見れば水滴という個人我が失われたように思われますが、実際には、その水滴を構成していた水分子が無くなる訳ではなく、やがては大洋の水塊と融合し、膨大な領域にまで拡張するという訳です。
 1個人であった者が、創造物全ての領域にまで自身を融合拡張することを本項で説いている訳で、イエスはこのことを放蕩息子の帰還のたとえで諭していたのです。
 もし、水滴が水中で自身の殻を死守し、広大な海との融合を拒絶したら、それは一滴のままでいずれは見失われてしまいます。私達は積極的に大自然と融合し、宇宙の生命波動と共鳴、調和する必要があります。その為にその1滴は自身を捨てて、それら本体の宇宙の波動と調和し融合できるだけの基本振動を持つ必要があるという訳です。
 同乗記には他惑星人が仕事の際に一心不乱に集中した仕事ぶりであったと描写されていますが、流れ来る宇宙的な波動に調和することは、それ程に高い振動数、活発な行動が要求されるということでしょう。