094 An attendant at a power plant that manufactures electricity sends out the current that you may use it for your benefit. He knows what the electricity is capable of doing and how it is to be used. And we are instructed how to use it. When used as instructed, many benefits are derived in many ways. We can even experiment with it providing we follow the law, without being hurt.
094 電気を起こす発電所の係員はあなたが自分の恩恵の為に使うことが出来る電流を送りだしています。彼は電気というものでどのようなことが出来るかや、どのようにして使用されるべきかを知っています。また、私達はその使い方について教えられています。教えられた通り使用する場合は、様々な面で多くの恩恵が引き出されます。私達は法則に従えば怪我をすることなく、電気で実験すらすることができます。


【解説】
 ここでは著者が発電所で電気が製造され、各地に送られる様子を描写していますが、このことは何を示唆しているのでしょうか。
 やはり想起されることは、電気は各家庭のコンセントから発電所までそれぞれ繋がっているということでしょう。つまり発電所は私達の生命力の源、文字通り「パワー」(注:英語では"電力"の意)の源ということになります。そしてその発電所長は送り続ける電力の持つ役割、人々を豊かにする潜在力を十分に知る責任者ということになり、贈り主、創造主を示唆しています。
 重要な点は、私達各人はこの生命の糸(電線)によって各々繋がっていることであり、各人は常にこのパワーを享受して毎日を暮らしているということです。日常、この基本的な事柄に私達は気付くことは少ないのですが、いざ自分の生命が尽きる時になって私達はようやくその事実をかみしめることになるのではないでしょうか。