087 Our misinterpretation of its impressions gives us bad results. For many times the mind does not want to be dictated to and acts on its own. The mind in some cases is like a child who is told that if he touches a hot stove he will be burned. But he does not want to be told, so he burns his hand and it is painful. But he did have the experience even though this is the hard way of learning.
087 そのもたらされる印象への私達の過った解釈は私達に悪い結果をもたらします。何故なら多くの場合、心は指図されることを嫌いますし、自らの判断で行動してしまいます。ある場合には心は熱いストーブに触ると火傷すると教えられている子供のようなものです。しかし、彼は教えられることを嫌って、手に火傷をして痛い思いをするのです。しかし、これが学ぶ上で辛い道であったとしても彼は体験を得た訳です。



【解説】
 ここで重要なことは、私達自身、毎日どのような心境で過ごすかということでしょう。因からの印象は常に全ての生きものに分け隔てなく次なる行動の指針を与えて呉れてます。その印象に対し、私達の心は尊大となり、自らその意識による指導に従うよりは自らの意見によって行動することの方が多いのです。
 しかしその結果は手痛い経験を残す方が多いということも私達が良く知るところです。私達が進化する為には、いち早くこの印象の恵みに対し、心を素直に解放し、その恵みを享受することではないでしょうか。
 その為には心を鎮めて、やって来る印象を素直に受け入れ、自分の仕事や生活の進め方に生かすことだと考えます。経験上からもこららの印象は私達個々人が求めるあらゆる側面に対し、支援して呉れる存在であるように思っています。そしてそれに必要な唯一の心境は”素直”ということに尽きるのではないでしょうか。イエスが言った”幼子のように”という言葉は、それを端的に表現しているのです。