019 Even Jesus had to go through many unpleasant experiences and made a mistake when he drove the money changers from the Temple. For he taught, judge not. But when he realized his mistake he knelt in front of the Temple and asked his Father for forgiveness.
019 イエスでさえ多くの不快な体験を経なければなりませんでしたし、あの寺院から両替商を追い出した時は過ちを犯しました。何故なら、彼は裁くなと教えていたからです。しかし、過ちに気付いた時、彼はその寺院の正面にひざまずいて彼の父に許しを請うたのでした。



【解説】
 本項で述べられているイエスが両替商達を寺院から追い出した話は有名ですが、その後イエスが自らの過ちに気付いたという話は私自身、聖書に載っているという記憶がありません。アダムスキー関係者の間で言い伝えられているように、アダムスキー氏自身がイエスに従っていた聖ヨハネであったことに関係した記述であり、とりも直さず当時イエスに従っていた者のみが知っていることではないかと思われます。
 イエスでさえ過ちがある訳ですから、当然私達は毎日過ちの連続、不快な体験ばかり経験していても当然かも知れません。そこで問題になるのは、その一つ一つの体験から何を学ぶかということになります。私の心の状況や考え方の何処に問題があって、本来はどのように行動すべきだったかを考察し、次回には改良した対応を試みること、もっと因なる意識の声に耳を傾けて相手を受容する心構えを保つことに重点を置くことです。
 一つ一つの痛い体験から珠玉の知恵を学び次に備えることがご自身のステップアップにつながります。