105  One step can set a man on the highway of eternal learning - the everlasting revelation of facts that exist only in the laboratory of Cause which knows no limitations or boundaries. But after you have taken the first step, learn the lesson of patience so you may not try to travel faster than your understanding will permit, One step will set you on the highway, but there are billions of steps ahead of you, for after you have reached a goal you still must travel through Eternity. Man can never attain the totality of all that is to be known, for if he could do that there would be an end to all things. Knowing that this is true, why be impatient to forge ahead? Each step we take is new; each step is the first one from the point that we have previously reached. It is well to have ideals; we are given glimpses now and then of the fullness of the life ahead of us so that we may be inspired to continue action, but if we keep our eyes totally upon the future we are sure to miss the beauty of the present and we may stumble into a briar patch and endure much suffering while trying to extricate ourselves.
105 一歩の踏み出しが人を永遠の学びという王道、制限も境も知らない因という実験室の中にのみ存在する事実の永続する現出の場に据えることが出来ます。しかし、貴方が第一歩を踏み出した後は、貴方は自分の理解が許すより速く旅しようとはしないよう、忍耐の教科を学ぶことです。踏み出す一歩は貴方を王道に乗せはしますが、貴方の前には何十億もの歩みがあるのです。何故なら、貴方が一つのゴールに到達した後も、貴方には永遠を通じてなお旅する必要があるからです。人間は知るべき全ての全体性を決して達成することは出来ません。何故なら、もしそれが出来たとすれば、あらゆるものに終わりがあることになるからです。このことが真実だと知ったからには、どうしてせっかちに先頭を切ろうと突進するのでしょうか。私達が毎回、踏み出す一歩は新しいものです。私達が時折、私達の将来にある満ち足りた生活を先立って見せてもらえることもありますが、もし私達が未来のみに全て着目していたとすれば、私達は間違いなく現在の美しさを見失い、イバラの小畑の中につまずいて、自分を救い出そうと、より手ひどい痛みに耐えることになるかも知れません。



【解説】
 一度に何歩も進むことは難しいのです。毎朝登る駅の階段からも分かることですが、一度に斜面を登ろうと失敗しながらも努力するよりは、歩幅は小さくても一歩一歩着実に進んだ方がはるかに効率的だという訳です。
 また、決して急ぐ必要はないことも著者は説いています。永遠の時間軸においては進化の道を歩んでいることが重要で、焦ったからといって目的地に到達出来る訳でもありません。私達は一歩ずつ学んだことを十分理解し、その成果を享受した上で、次なる一歩につなげて行けば良いことになります。
 「生まれ変わり」については、アダムスキー氏も金星旅行記で確認している訳ですが、人の一生というものが今生のみでなく、未来にも継続されて行くことを考えれば、私達は現状で学べることを快く学び、それらを将来の生き方に生かして行くことが重要です。
 進化の道とは毎日毎日の過ごし方や行動経験によって築かれて行くのです。