032 Were it possible for any of the Cosmic vibrations to unite contrary to this Primal Law and cause a discord in the mighty paeon their span of such expression would be contained within one moment's quivering vibration, for discord cannot last within the Whole whose very fact of being rests upon the immutable law of harmony. There is no loss of equilibrium within the scope of Cosmic Rhythm that shall not be again absorbed and reunited into Wholeness. For nothing can break the Melody that has forever throbbed within the Heart of That which is, Itself, Infinity.
032 仮にその宇宙的振動のどれかが、この基本法則に反して結合することが可能であったとしても、また、その力強い音節に不協和音をもたらしたとしても、それらの表現の範囲は、一瞬の震える振動の中に封じ込められることでしょう。何故なら、その存在の事実そのものが不変調和の原理に基づく全体の中では、不協和音は継続することは出来ないからです。宇宙的リズムの中では、再び全体性に吸収され、再統合されないような均衡の喪失はありません。何故なら何物もそれ自身、即ち永遠の中心で鼓動しているメロディーを壊すことなど出来ないからです。


【解説】
 要は悪事は長続きしないということです。圧倒的な存在である宇宙的調和波動に対し、それにそむくような如何なる種類の波動も永続することは出来ません。またそのような誤った波動や不協和音自体、それらが引き起こす自然界の作用によって、因果応報その発信源もやがて駆逐されてしまう筈です。
 よく言われることに、上達の秘訣は闇雲に自ら頑張るということではなく、自分というものを無くして、その場その時のインスピレーションに従って行動し、その行動の中に奉仕する歓びを味わうというような趣旨の表現があります。
 この宇宙に響く調和の旋律に従って自由自在に行動することが理想です。丁度、お花畑を乱舞する蝶達のように、自由活発に行動する姿を創造主は喜ばれるということでしょう。