014 Let us, therefore, get down to real analysis. Just what is the truth about truth? You have said that it is Reality and if I were to ask you to define reality you would be compelled to admit that it is that which has actual existence, and yet you speak of the real and the unreal. You have a set standard for Reality. Does not everything that is known have apparent existence? How else should it have become known?
014 ですから、真の分析に取り組みましょう。真理についての真実は何かということに対して、あなたは真理とは現実だと先に述べましたが、もし私が現実を定義するようにあなたに問えば、あなたはそれは実際に存在するものだと認めざるを得ないでしょう。そしてあなたは現実と非現実について話していることになります。あなたは現実性に対して固定化した基準を設けていることになります。しかし、これまで知られているもの全ては、明白に存在していないのでしょうか。そうでなければ、どうして知られるようになったのでしょうか。
【解説】
目の前に現れる現象や事物等、あらゆるものについて、私達は現実のものとして受け取る必要があります。しかし、真理は何かと問われた時、私達が仮に現実性だと答えたとすると、その概念の中には、反対に現実に無いものとの対比の中でイメージしていることになるのではないでしょうか。
著者はその「現実性」を対極の「非現実性」との関係でイメージしていることを問題視しているのです。そもそも何か存在するもので非現実であるようなものは存在しないと説いているのです。
これは、例えば本人が何かのイメージを持ったとして、それは通常、単なるイメージであり、現実性は無いと判断されがちですが、実はそうではなく、抱く想念自体が先行してそのような現実を造り出し始める、或いは既に何処かにその現実が起こっていることを示唆しているように、私には思えるのです。
『ヨハネ黙示録』
あらゆる技術を持った職人たちも、もう、おまえのうちには全く見いだせず、ひきうすの音も、もう、おまえのうちには全く聞かれなくなる。灯の光ももう、おまえのうちには、全く輝かず、花婿や花嫁の声も、もう、お前のうちには全く聞かれなくなる。おまえの商人たちは、地上の君主であり、おまえの魔術によってすべての国民は欺かれ、預言者や聖なる人々の血、地上で殺されたすべての者の血がこの都で流されたからである。
天上の喜び
この後、わたしは大群衆の大声のようなものが、天でこう言うのを聞いた。
「ハレルヤ、勝利と栄光と力とはわれらの神のもの。
その裁きは真実で正しい。神は、地上を姦淫で堕落させたあの大淫婦を裁き、しもべたちの血の復讐を彼女になされた」。