357 During the past centuries Earth man's progress has been chiefly in mechanical fields. Every universal principle of which he has become aware, he has expressed in mechanical terms. And in man's earnest effort to acquire greater knowledge, he has forgotten to develop the one instrument that is capable of leading him to such knowledge.
357 過去何世紀もの間、地球人の進歩は主に機械分野においてでありました。彼は気付くようになった宇宙普遍の法則全てを機械的な用語として表現して来ました。そしてより偉大な知識を得ようとする真面目な努力の中で、彼はこのような知識に自らを導く可能性のあるその道具を発達させることを忘れてしまったのです。
【解説】
これまでの人類の進歩は主に機械文明の分野であったと著者は指摘しています。これは地球における過去のいくつかの文明の中で現代文明を評しての著者の言葉ということになります。
自動車の自動生産、食品加工の自動化等々、私達は文字通り機械文明の恩恵を受けて生活しています。
しかし、これらを越えて更に深遠な知識を得て、物事の背後にある仕組みを理解しようと私達は努力を重ねる中で、私達自身が想念・印象の分野で既に常時宇宙と繋がっていることを忘れたまま答えを自分の外に求めている問題点を本項は指摘しているのです。
この本来、自らに備わっている「道具」は発展させることが出来れば、他の生きものと同じように厳しい環境の中にあっても何らの懸念もなく、日々の暮らしを楽しんで行ける自信(信頼)を宇宙に対して持つことが出来る筈です。
『ヨハネ黙示録』
その3つの災害、すなわち馬の口から出る火と煙と硫黄によって、3分の一の人間が滅ぼされた。馬の力は口と尾とにある。尾は蛇ににており、頭があり、これで人に害を加えるのである。
これらの災いによって、殺されなかった生き残りの人々は、自分の手で造ったものを捨てて悔い改めることをせず、悪魔どもや、金、銀、銅、石、木などで造られた、見ることも、聞くことも、歩くことも出来ない偶像を礼拝するのをやめなかった。また彼らは、その犯した殺人や、魔術や、姦淫や、盗みも、悔い改めなかった。