293 For example: We know that different species of the animal kingdom are able to communicate with one another. They do not use a spoken language as we do, but they convey their meaning to each other very clearly. I well remember a little fox terrier and a deaf white cat that belonged to friends of mine. These animals were inseparable companions, and although the cat was as deaf as a post, they often gave positive proof of their ability to commune with each other.
293 こういう例があります。私達は動物界の中の異なる種が互いに意思疎通を行えることを知っています。彼らは私達のように話す言語は用いませんが、互いに大変明確に自分達の意図を伝えます。私の友人が飼っていた小さなフォックステリア(訳注:犬の種名)と耳の聞こえない白い猫のことをよく思い出します。これら動物達は、離れがたい間柄であり、その猫は耳がまったく聞こえないのですが、彼らはしばしば互いに心を通じ合う明確な証拠を示してくれました。
【解説】
家で飼われている犬と猫も互いに言葉は発せずとも十分な意思疎通を持ち、互いを理解し合っていることは、本文の他に私達が日常的によく経験するものです。
この場合、動物達は何をもって心を通じ合っているか、敢えて各々の言語を用いる必要が無いかについて考え、観察する必要があります。言葉が必要でない意思疎通の世界が動物達の間で広がっているということでしょう。人間の場合、言葉の通じない外国で暮らす場合、不自由極まりない生活になりますが、動物達はもっと自由に、もっと広範囲に各自の意思を理解する能力があるように思われます。
その動物達の能力は多くの場合は自分の身を守り、あるいは獲物を見つける際にも役立つことになります。たとえ背後や遠くからでも何ものかの視線を感じ取ることは、相手の存在を身近に感じる能力であり、その者が発した言葉になる前の想念を直接受信していることでもあります。
『聖ヨハネ使徒・福音記者』
G・アダムスキー氏は聖ヨハネの生まれ変わりという情報があります。
「最後の晩餐の時、イエスの愛しておられたひとりの弟子がそのおん胸によりそって席についていた」(ヨハネ13・23)
と聖書にある。この弟子とは「愛徳の使徒」といわれる福音史家ヨハネをさしている。ヨハネは主イエスと親しく交わっていたので、主のみ心の無限の愛を他の弟子たちよりも一層深く理解していた。その証拠に他の福音史家がキリストの奇跡やエピソードを集めてイエスを外側から描いたのに比べ、ヨハネだけは、その福音の冒頭「初めにみことばがあった・・・」から見ても分かるようにワシ(ヨハネの象徴)のように至高の神性にまで舞い上がって、イエスのみ心の奥深くひそむ考えをも忠実に記述している。