292 We must understand that the human cell has a basic vibratory rate, that naturally responds more easily to other human vibrations than it will to those of animal, plant, or mineral life. But the human cells are just as capable of receiving impressions from all of these phases of nature, as they are from human beings. The same atoms, vibrating at different rates, make up the forms of human, animal, plant and mineral and they all speak the one universal language.
292 私達は人体の細胞は基本的な振動率を持っていて、動物や植物あるいは鉱物の生命に対するよりも、他の人間の振動により容易に自然と反応することを理解しておかなければなりません。しかし、人体細胞は丁度、それらが人間からであるのと同様に、自然のあらゆるこれら側面から来る印象を受信することが出来ます。同じ原子群が異なる振動率で振動し、人間や動物、植物や鉱物の形状をつくり上げており、それら全ては一つの宇宙普遍言語を話しています。



【解説】
 以前にも述べたかも知れません。植物育種家のルーサー・バーバンク(1849-1926)の著作にTraining of Human Plantという本があり、その中で氏は「人間の赤ん坊が実は最も鋭敏なのだ」という趣旨を述べています。つまり、まだ言葉を発しない赤ん坊が周囲の大人達の想念を実に鋭敏に感じ取っていることに、ルーサー・バーバンクは気づいていたという訳です。
 本文は、私達人間の細胞は同種である人間の感情に対して最も同調し易いのだと指摘しています。丁度、同じ形状の音叉が互いに距離を離しても容易に同期し、共鳴するのと似ています。ですから、人間は他の人間から影響を受け易く、また他の人間に影響を与え易くなっているという訳です。
 その根本の原理は、私達体内の細胞を構成する更に先の各原子自身が持つ振動パターンが種によって異なることを著者は指摘しています。一方、原子はその振動という共通言語を有していること、またその為、全ての原子は私達の発する想念振動を含め互いに振動を感じ取ることが出来るということです。