212 Earth is one such class room in the Cosmos. It is a holy place, where we are given the opportunity to grow in understanding that we may climb to another rung on the endless Ladder of Life. When, through our own efforts, we place our feet upon a higher rung, we must then pause to assimilate the lessons to be learned at that level. But climbing far below us, struggling through the phases of development we have already mastered, are the dwellers of countless other planets.
212 地球は宇宙の中のこのようなクラスの一つです。それは私達に終わることのない生命の梯子でもう一つ上の段に登れる理解への成長の機会を与えられている聖なる場所なのです。私達自身の努力によって両足を上の段に置いた時、私達は次に立ち止まってその高さで学ぶべきレッスンを理解し、自分のものとしなければなりません。しかし、私達のはるか下方を登っていて、私達が既にマスターした発達の諸段階で奮闘している無数の他の惑星の住人達がいるのです。

【解説】
 物事を立ち止まって整理することはとても重要です。自分にとって今何が必要か、これまで何を身に付けて来たのかを客観的に自ら評価することです。よくあるケースはただ闇雲に何かを進めようとするのですが、その場合は経験上あまり良い成果が得られないように思われます。
 静かに自分を振り返り、整理する作業を実は本項で求められている訳です。
 しかし、同乗記その他素晴らしい世界の存在を知ると、私達はとかく一足飛びにその世界に入りたがります。優れた世界に憧れ自らが暮らす世界を捨てたくなるものです。しかし、それでは本項に表現されているように目の前の階段を一気に飛び上れないままいつまでも上を仰ぎ見ているに過ぎません。
 一つ一つの階段を登るのは、一歩一歩の足場を確保し、各段に自らを踏み込むことが必要で、その上で次の談に踏み出すことは言うまでもありません。
 何かある程度の期間毎に内省をして何を学んだか、今の問題は何かを静かに考える時間が必要と思われます。