067 Feeling and touch being practically synonymous, I will continue to use the word feeling to denote the so-called fifth sense.
067 フィーリングと触感は実際上、同義語であることから、私はその言葉(訳注:フィーリング)を、いわゆる第5感を象徴する為に用い続けることとします。
【解説】
フィーリングを頼りに生きて行く姿は、昆虫はじめ多くの動物、或いは植物に見ることが出来ます。
夜、真っ暗な環境でも多くの生きものが活動しますが、コオロギはその長い触角を絶えず動かしながら、身の回りにどのようなものがあるが、食べ物の有無、危険の存在を探っています。また同様な動きは水中のエビその他多くの動物に見られます。植物についてもその地中深く水を求めて根を伸ばす状況は、皆、これら触覚に基づく活動と言えるでしょう。
私達も当面する問題の本質は何かについて、或いはどのような解決策が存在するかについて、同様な手法で感じ取ることが必要だと考えています。先ずはその問題をそのまま受け止め、その全体をフィーリングによって内容を探り、本質を理解することです。そうする中で、解決策を見出せるように思っております。
人生のあらゆる側面において、自我を増長させることなく、謙虚にフィーリングを頼りに生きることが大切なポイントです。
『宗教』
一般に宗教は3つの主要な思想を共有する。
☆すべてのものの源である至高の神への信仰。
☆源泉たる神から発光するような人類の不滅の性質。
☆源泉たる神と同じように純粋になることによって、心霊の秘密を学ぶ可能性があること。仮にブッダ、イエス、モハメッドが一堂に会したなら彼らは皆同じ意見を持っていただろう。宗教の相違点を重要視してはならない。
無限のエネルギーを出すただ一つの源泉が宇宙のあらゆる機能を司っている。目的は、唯一の源泉を認識してそれと一体になることである。