007 Ofttimes, the Power which rules mortal action-the God of Reason-is kind to the eager searcher; and will vouchsafe an additional hint to spur him on toward the unraveling of the mystery. Occasionally, this Power, which is so far above man's reason, impresses a truth upon an individual consciousness; driving him to seek further. So man grows in knowledge, each step leading to something a little higher; but no mystery can ever be completely solved. For back of all apparent or deduced phenomena, lies the Cosmic Intelligence...full understanding of which is not given to mortal mind to comprehend.
007 しばしば現世の活動を支配する大いなる力、理知の神は熱心な探究者には優しくて、神秘を解きほぐすことにその者を仕向ける為、追加のヒントを与えるものです。時としてこの力は、人間の理性を遥かに超えるものですが、各自の意識に更なる遠くを求めさせようと一つの真理を印象付けます。その為、人は知識において成長し、毎回が少しずつ高い何物かに導くステップになるのです。しかし、神秘は完全には解き明かされることは出来ません。何故なら、全ての明白な、或いは推論された現象の背後には、宇宙の知性が横たわっており、その完全なる理解は現世の心には与えられることはないからです。


【解説】
 ここで重要なことは、真理の探究者に対して創造神は常に優しく接し、その者にヒントを与えて呉れるということです。もしそうでなければ、私達地球人はとっくの昔に退化し、滅んでいたに違いありません。「求めよ、されば開かれん」の言葉は、こうした天の摂理を説いた訳です。
 このテレパシー問題も私達にとって未知の様相が多い分野です。その真理を理解するには単に文字による知識としての蓄積では意味を持ちません。自分自身、各自実体験を積むことで初めて理解するものであり、その為にはただ、座して書物を読むだけでなく、行動し実践する中で経験を積み、中で働く法則を発見して行く必要があります。
 私達地球人にどれほどの時間が残されているのかは分かりませんが、せっかく著者が残して呉れた教材を十二分に活用し、各自の進化や社会の向上につなげることが、本講座に取り組む意義となっています。