309 This portion of the lessons should be firmly adhered to, for in the forthcoming lessons we will venture into the Cosmic Sea of Consciousness. This will bring many revelations according to the individual, and the mind may have a tendency to dislike what it views. i.e. You may see yourself in a million different expressions in past existences, and the mind may tend to discriminate between the scenes, as some will not be flattering according to the mind. In other words, the mind must learn to face reality. For life is not made of just the sweet, as the sour is also in the plan. Yet by putting the sweet and the sour together we get a pleasant combination. It must be this way if man's form and mind are to progress and develop into something finer. Nothing can be omitted if one is to have full knowledge.
309 教科の内、この部分はしっかり固守されなければなりません。何故なら次に来る教科において私達は意識の宇宙的海の中に踏み入れることになるからです。これは個人によっては様々な啓示をもたらすことでしょうし、また心は見たものについて嫌悪を感じる傾向があるかも知れません。即ち、貴方は過去生における何百万もの異なった自分自身を見るかも知れませんが、心は場合によっては自らを楽しませるものではない為、それらの光景を分け隔てする傾向になるかも知れないからです。言い換えれば、心は真実に直面することを学ばねばなりません。生命は単に甘いだけのものから出来ているのではなく、酸っぱいものもその計画には含まれているのです。しかし、甘いものと同時に酸っぱいものを合わせることによって心地よい組み合わせを得るのです。もし、人の身体と心がより繊細なものに進歩し発達するにはこの道でなければならないのです。人が完全なる知識を得るには、何物をも除外出来ないのです。


【解説】
 この学習を通じて、これから各自に起こることに対して、しっかり対応を誤らないよう、説いています。私達が感受性を高めるにつれ、様々な記憶も蘇ってくることでしょう。その中には各自の過去生も含まれます。
 その中には、目をそむけたくなるような悲惨な体験もあるでしょうし、素晴らしい経験もある筈です。それらが時として蘇る際、その事実を改めて直視し、仮に心が心地よい体験でなくても毛嫌いしてはならないのです。もちろん、私達が進歩の道を歩んでいるとすれば、過去の体験は現状より劣ったものである筈で、そうした事柄についても自身を作り上げたものの一つとして大切に取り扱うべきなのです。
 また、世の中には私達が直接説明出来ない不思議な事象も多く発生します。先日もある方からお借りした本の中に、以前、秋田のキリスト教会のマリア像から涙が出た事例について詳細を記したものがあり、初めて拝見しました。当時(1973年)にその教会の修道女に度々天使が現れ、助言を与えたこと、マリア像から涙が出たこと、ファチマと同じ内容のメッセージを授けたことが記されていました。今日ではマスコミが取り上げることもなくなりましたが、ファチマと類似した奇跡的な事象がかつて秋田で起こっていたということを、初めて知った次第です。
 本文にある"revelation(啓示)"とは、上記の天使の出現も含む、様々な「現れ」を意味するものです。学習を続けるにつれ、皆様に様々な意識からの支援の手が差し伸ばされることを意味しています。