267 To cultivate eternal memory and become the likeness of God or The Supreme Consciousness, one will have to live it and with it as he does with his life mate or partner. Not thinking of self alone but the other as well, thus blending the two to create a harmonious union. For this is what must be done to blend the sense mind with consciousness. And when it is done the individual will represent God as he was meant to do, in the first place. As a man and wife represent each other, and the memory of their first meeting and all acts from there on are quite permanent and they enjoy life together.
267 永遠の記憶を培い、そして神、即ち至上なる意識の似姿になる為には、人は生涯の友人やパートナーに対するようにそのことを生き、それと共に生きなければなりません。自分のことのみを考えるのではなく、もう一つの存在を考え、この2者を融合して調和的な融合体を造り上げることです。何故なら、これは感覚心を意識に融合させる為に成さねばならないことだからです。そしてこれが成された時には、各人ははじめに意図されたように、神を表現するようになるでしょう。男と妻が互いを表わすように、また彼らの最初の出会いとそれからの全ての行動の記憶が完全に永遠となり、二人が生活をいっしょに楽しむのです。


【解説】
 「生命の科学」の学習に取り組む多くの方が一様に口にする言葉に、「意識と一体になる」というフレーズがあります。しかし、その意味合いをどのように考えてお話されているかについて理解の深さはまちまちではないでしょうか。実は、本項は具定例を引いて、その取るべき姿勢について私達に示しています。
 それは夫婦のように常に傍らに「意識」が居ることを知覚し、「意識」と相談しながら生活することだということです。そのように「意識」と親しく生活することで私達は「意識」と似たものとなり、より充実した人生を歩むことが出来るという訳です。
 互いに意識することで両者の関係は近しくなるということがポイントで、「同行二人」の真意もそこにあると思います。