161 We know something about psychometry that permits a person to hold a ring or a watch belonging to another and give the owner a reading. These people have schooled themselves to accept impressions that come, without any feeling of doubt. And these impressions come in vibrations from the molecules that have had the experience.
161 私達はある人物に他の者に属する指輪や腕時計を握らせ、その持ち主にリーディングを与える精神測定(サイコメトリー)について幾分か知っています。これらのことが出来る人々は如何なる疑問の感じを持たずにやって来る印象類を受け入れるよう自分自身を訓練して来ました。そしてこれらの印象はその体験を持った分子から振動としてやって来るのです。
【解説】
各自の身の回りのものにも、その人の体験、即ち発した想念や同調した波動が残るという訳です。
その原理は何も神秘な要素はなく、各原子の持つ波動に組み込まれた後、原子がその後、その振動を持ち運ぶということでしょう。このことは、私達の日常の想念が、周囲の者にも実質的に浸透し、影響を及ぼしていることをも示すものです。
時々刻々、私達がどのような体験を積み重ねているかは、このようにして自分の身体だけでなく、周囲の環境にも影響を及ぼしています。良い想念を抱くことが如何に大切かが分かります。
かつて地球には多くの偉大な魂が人々の救済の為に訪れており、その方々の痕跡は今も各地に残っていると思われます。これら偉大な魂を慕う人々は、それらの教師が残した書や身の回りの物を大切に受け継ぎ、師を懐かしみ、遺志を新たに自覚しようとすることでしょう。先々、私達が本項で言う能力を身に付けた時、重要なのは、地球には山とある問題ばかりに志向することではなく、私達の進歩に必要な高次な思念を受け入れることです。
161 私達はある人物に他の者に属する指輪や腕時計を握らせ、その持ち主にリーディングを与える精神測定(サイコメトリー)について幾分か知っています。これらのことが出来る人々は如何なる疑問の感じを持たずにやって来る印象類を受け入れるよう自分自身を訓練して来ました。そしてこれらの印象はその体験を持った分子から振動としてやって来るのです。
【解説】
各自の身の回りのものにも、その人の体験、即ち発した想念や同調した波動が残るという訳です。
その原理は何も神秘な要素はなく、各原子の持つ波動に組み込まれた後、原子がその後、その振動を持ち運ぶということでしょう。このことは、私達の日常の想念が、周囲の者にも実質的に浸透し、影響を及ぼしていることをも示すものです。
時々刻々、私達がどのような体験を積み重ねているかは、このようにして自分の身体だけでなく、周囲の環境にも影響を及ぼしています。良い想念を抱くことが如何に大切かが分かります。
かつて地球には多くの偉大な魂が人々の救済の為に訪れており、その方々の痕跡は今も各地に残っていると思われます。これら偉大な魂を慕う人々は、それらの教師が残した書や身の回りの物を大切に受け継ぎ、師を懐かしみ、遺志を新たに自覚しようとすることでしょう。先々、私達が本項で言う能力を身に付けた時、重要なのは、地球には山とある問題ばかりに志向することではなく、私達の進歩に必要な高次な思念を受け入れることです。
『シスター鈴木秀子と神の臨在』
他のシスターに迷惑をかけないように電気をつけないで、暗がりの廊下を手探りで壁伝いに歩いた。曲がり角で一歩足を踏み出したら、そこに廊下はなく、空を踏んで階段をもんどり落ちたのである。恐怖を感じるまもなく、一気に下まで落ちたたきつけられた。ふと気付くと、私の体は、宙に浮いています。そして空中にまっすぐ浮いている私を高い所から、もう一人の私が見つめているのです。空中に浮かんだ私の足の周りを、なぜかたけのこの皮のようなものが覆っていました。そのたけのこの皮のような花びらが足元から一枚一枚散っていくのです。高い所からそれを見ているもう一人の私は花びらが散るごとに自分が一つひとつの苦しみから解放されて自由になっていくのが分かりました。その時、見ている自分と見られている自分が一つになりました。一瞬のうちに高さの極みに飛翔し、私は今まで見たこと無い美しい光に包みこまれました。白っぽい金色に満ちた、一面光の世界にいたのです。まばゆい輝きでしたが、まぶしすぎることは感じませんでした。それは人格を持つ、命そのものの光であり、深い部分で、自分とつながり、交流している生きた光なのでした。これが志福なのだ、完全に自由なのだ、と私は感じていました。不思議なくらい、五感も思考もすべてがさえわたっています。そのさえわたった意識の中で、私ははっきり理解したのでした。『この命そのものの光の中に、私はすべてを知りつくされ、理解され、受け入れられ、許され、完全に愛しぬかれている』これが愛の極至なのだ:(神との臨在)心は愛に満たされ、知性はさえ、能力のすべてが最高の状態で調和しています。
そんな至福感に包まれたとき、どこからか声が聞こえました。「癒してください。癒してください。」
その声は少しつたない独特のアクセントがありました。その声が聞こえた時、光であり命そのものの主が『現世に帰りなさい』と言いました。そして『現世に戻った時、一番大切なのは知ることと、愛すること、その2つが大切なのです。』というメッセージを受け取ったのです。
こうしてシスター鈴木は意識を取り戻す。この体験が起きたのは、救急車が来るまで修道院のベットの上で意識を失っている時だった。至福感の中で、聞こえてきた「癒してください」というのが外国人シスターの祈りの声だった。シスター鈴木は肋骨に軽いヒビが入った程度で、奇跡的に大怪我はしなかった。そして、不思議なことに、長年患って原因不明の膠原病が治っていた。また、病人を癒す力も授かった。