028 So we must first -- condition the mind which is made up of the senses to not accept the effects as the ultimate answer as it has been doing. But patiently analyze the reason for the effect before coming to any conclusion. It should not make any difference whether it be a personal effect related to one's self, or another person or form of life.
028 ですから、私達は最初に、過去にやって来たように結果を最終的な答として受け入れることの無いよう、諸感覚から成り立っている心を調整しなければなりません。代わって、何らかの結論に到達する前にその結果に対する理由を忍耐強く分析することです。それには御自身の個人的な結果であろうと他の人の或いは他の生命体についてであろうと何ら違いは無いはずです。


【解説】
 もちろん、これまで私達は自ら誤った想念を長年発して来た訳ですから、身の回りに不本意な結果が満ち溢れてくるのは当然の結果です。従って私達はまず、不本意になってしまった自らの結果について、その原因から結果に至る経過を冷静に分析する必要がある訳です。
 また、本文にあるように、それらの結果はたまたま、そのような原因があったために対応して現実化したのであり、別の要因が生まれれば別の結果が現出することになります。つまりは得られた結果は不変のものでないと認識すべきだと筆者は語っています。
 このように私達の身の回りに生じる現象は、より奥の原因要素に呼応して現れていると常日頃、認識することが大切で、結果に一喜一憂すべきではない訳です。私達の周囲には自分自身の他にもその学習の教材となる数多くの事例があると本項は指摘しています。