231 While not of Cosmic value, when you receive a thought from a relative or a friend who is now living, you can accept it. This communication is natural, and will often carry an important message from a loved one. But guard against thoughts of discrimination or dissension--even from those we know best. For a discordant thought is just as harmful when received from someone dear to us, as it is from a total stranger.
231 宇宙的価値を有しないものの、現に生きている親類や友人から想念を受けた場合には、貴方はそれを受け入れても良いでしょう。この意思伝達は自然であり、しばしば愛する者の大事なメッセージを運ぶことでしょう。しかし、差別や口論の想念からは、私達が最も良く知っている者達からのものであっても、守ることです。何故なら、不調和な想念は私達と親密な者からのものであっても、全くの未知なる者からのと同様、有害であるからです。


【解説】
 しばしば近親者の間には「あうんの呼吸」、「虫の知らせ」等に表現される文字や音声以外の想念レベルの直接的なコミュニケーションがあるように思います。また、緊密な関係の場合、一人の状況がもう一方の者に知らず知らずの内に反映することもしばしばです。離れていても、相手が今、どういう気分でいるか等、判ってしまうというものです。
 これらは本項で言う、親しい者の間に交わされる想念の伝達の一種ではないかと考えています。
 進化した宇宙人達の感性はあらゆる存在に対し、更に鋭敏な感度を持っている訳で、これを用いれば如何なる遠隔の地にあっても、想いは相手につながるという訳です。以前、何処かで聞いたニュースに地球では潜水艦との通信にテレパシーを応用しようとしているという話題がありました。もちろん、有りそうな話ですが、せいぜい、その程度の認識が地球のレベルということになります。
 仏典には、「ここから西の方へ十万億の仏の国土を過ぎたところに極楽があり、その国土に阿弥陀と申し上げる仏がおられ....」等々という話があり、人々の願いを聞いて下さるという信仰があります。その仏達と親密な関係になれば、その願いを伝えるのも容易だということになるということでしょう。