CHAPTER IV

Thought As Energy

102 This clearer understanding of the basic working of my mind, awakened me to the realization that impressions came through many different channels. It would now be necessary for me to study each one carefully to see whether it stemmed from a carnal origin, known as effect to effect, or if it were a truly Cosmic impression; coming from the Cosmic Cause to the pure Cause (or Force) within me.

第4章

エネルギーとしての想念

102 私の心の基本的な働きに関するこのより明確な理解は、私に印象類というものは様々に異なるチャンネルからやって来ることを悟らせることとなりました。私にとって、個々の印象を注意深く、それがいわゆる結果から結果として知られるように、肉欲に起原があるのか、或いは真実、宇宙の因から私の中にある純粋は因(或いはフォース)にやって来たものであるかを研究することが今や必要となるでしょう。



【解説】
 本項から第1部の最終章にあたる第4章に入ります。前章では人間の四感の間の葛藤や、人間が行動する時に印象や想念が発生してから脳を仲介として、心が個々の筋肉に指令して、具体的な行動に移るまでの各段階を経てはじめて行動として表わされること等を学びました。
 本章では、その行為の源となる想念の持つ力(エネルギー)について学びます。
 これまでも様々な所で学んで来たように、想念には力があります。それは直ちにスプーンを曲げたり、カードの裏の数字を言い当てたりすることよりも、私達にとってより重要なのは、それが実現力を持って空間に放射されるということでしょう。つまり、どのような考えであれ、自分が抱いた想念は遅かれ早かれ具現化する力を持っているということです。それに要する時間の長短はあるにせよ、想念には結果の世界に対して、現実化する潜在力があることに留意しなければなりません。
 従って、そのような想念を抱くか、どのような想念を受け入れるかが大変重要なことなのです。人の人生を大きく変えてしまうのが、日頃の想念の在り方です。既に私達は4つの感覚が各々裁きに満ちた想念を発していることを学びました。それは本項でいる「結果から結果への」想念に属するものです。しかし、一方、インスピレーション(啓示)等で表現されるように、宇宙の因から私達に降り注ぐ恩寵の想念も多く存在します。私達は各自の感覚を修練する一方で、これら創造主からのメッセージにより多くの関心を持つ必要があります。一日一日の精進がその人を形作って行くことに間違いはありません。進歩の道を歩むことが各自に期待されているのです。