060 I realize this is throwing a bombshell in the face of age-old theory, yet the idea that physical man is a four-sense being can be logically demonstrated.
060 私にはこれが大昔からの理論目掛けて爆弾を投げ付けるものであることは分っていますが、肉体としての人間は4つの感覚による存在であるとする見解は論理的に証明され得るのです。

【解説】
 人間の心を構成する感覚は4つであり、残りの一つであるフィーリングは印象を伝達するテレパシーの機能を有しているとする主張はこれまでにない内容でした。私達は既に「生命の科学」他のアダムスキー氏の著作から、人間は4つの窓を持つ部屋の中にいる者のようだと教えられて来ました。その窓が各々勝手な判断をしたり、視野を狭めれば、部屋の中の人間は外界を正しく理解することは出来ません。
 しかし、実際には私達にはフィーリングという本来備わった能力が秘められており、そのフィーリングの感受性を高めれば自ずと部屋の壁は取り払われ外界との一体感が広がるものと思われます。
 重要な点は、この潜在能力を秘めた感覚が、既に私達一人一人に備わっていることであり、従来の4感を成長させながらも、生活のかじ取りをこのフィーリングに従ったものに転換することが必要だということです。そうする中で、やって来る印象に的確に従うことは、私達の中に本書で言う「警戒の状態」を作り上げることにもなり、宇宙意識に心を向けることにもなる訳です。次回から第3章に入ります。