440 Lesson seven was on Cosmic memory and the importance of memory in order to benefit from past experiences. The mind is not a good retainer of memory unless it blends with the consciousness where memory is eternal.
440 第7課は宇宙的記憶と過去の体験から恩恵を受ける為の記憶の重要性についてでした。心は記憶が永続する意識と融合しない限り、記憶の良い保持者にはなれないのです。


【解説】
 永遠に続く宇宙の活動の中で自分というものがどのような位置づけに居るか、自分がこれまで何を担って来たか等、各自の正体を掴む為には、宇宙的記憶を持たねばなりません。しかし、私達の多くはそもそも自分の過去生を覚えていません。肉体が終末を迎えると心はほとんどの記憶を失い、再び生まれることがあっても心はまた、一から学び取るという大変不効率な過程を歩んでいます。しかし、各自の半身である意識に少しでも融合すれば、諸々の知識や経験を記憶することとあり、それから先はスムーズは人生を歩むことが出来ることでしょう。
 これを成し遂げるには日常的にも宇宙的記憶を貯える必要がある訳で、毎日、身の回りの事柄を観察し、何かを発見しての感動体験、テレビを見、本を読んでの宇宙的な感性の向上体験等、自ら宇宙的感覚を高める努力が必要です。これら体験(実感)を日常生活に取り入れることによって、私達は自らの関心、即ちアンテナの方向を宇宙に向けることが出来ます。
 自分がどのように生きたかを、自ら誇りとし、悔いを残さないように毎日を生きるかどうかは各自に委ねられています。記憶はそれらの一部始終が宇宙に記録されることを意味しますし、その記憶を豊かなものとするよう創造主はお望みになっているということです。