201 i.e. The imagination can mate a flea with a dog on the slate but this can never be done in the cosmic plan. The picture would represent a misplacement of the law and this is where one must be very careful if we are to have the truth. There is so much of this going on now, and that is why we get so much confusion regarding our space brothers. This is caused by misapplication of the true law in order to satisfy the individual ego. And the un-natural stories come from this source.
201 すなわち、想像では石板の上でノミと犬をつがいにすることが出来ますが、宇宙の計画ではそれは決して起りません。その絵は法則の履き違いであり、これは私達が真理を得る上でとても気をつけなければならない所です。このようなことは今、多く起っており、それが私達の宇宙兄弟達に関してこれ程、私達が混乱している理由です。このことは私達各自のエゴを満足させる為に真の法則を誤用することによって起ります。また、不自然な物語がここを源としてもたらされます。


【解説】
 実際問題、ここでの内容は筆者にとってはかなり先の問題に思えます。日常的には心が「印象」を受信することは稀であり、通常、心は目や耳に入って来る外の世界の情報に対して、瞬時に好き嫌いの反応を起こしている段階に過ぎません。ちなみに、この反応は極めて速く、逆に言えば、ろくに観察もしないで、瞬時に判断していることがわかります。何ら根拠もないまま、心が全くの自己本位、好き嫌いからその対象の人(或いは物)を一瞬で評価しています。丁度、果物の集荷場で次々にベルトコンベアで流れて来るミカンを「要る」「要らない」の仕分けをするようにです。
 一方、本文で記述されている印象への対応は、どのようなものなのでしょうか。一つの例としては、眠っている間に見る夢がこれに該当するかと思います。眠っている(即ち感覚器官の働きが鈍っている)時、心に印象がやって来たものはが、夢として記憶されているものと思われます。夢においては、本文の記述のようにやって来た印象を心が勝手にねじ曲げて、混乱したストーリーに仕立ててしまうケースも多いものです。これからは夢の中でも自分の心の反応を観察し、勝手な想像を行っていないかも注意したいものです。