ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落230

230 And this can only be done by allowing the consciousness with its unlimited power and knowledge to put the house in order.
230 そしてこれは無限の力と知識を持つ意識にこの家の中を整頓させることによってのみ、なされ得るのです。


【解説】
 逆説的に言えば、習慣は結果の世界に拠り所を置く私達の心にとって前例踏襲こそ確実であり、とにかくも注意力をさほど必要ない頼れる存在です。しかし、前項で述べられているように習慣はやがてその人間を支配するようになってしまいます。このポイントは大変重要なことで、宇宙人からもたらされたこの哲学が他と違う点です。
 この現状から抜け出るには、大変な決意と行動力を必要とします。従来、少なくとも何十年と続いて来た安易な自分の進む方向を180度転換することになるからです。その為に、本文は宇宙意識に全面的な信頼を置いて、自分自身を再構築する一大決心を要求しています。おそらく、最初は小さなことでも、意識に信頼を寄せ、目に見える結果でなく、もたらされる印象に従って行動することでその一歩は踏み出される筈です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落229

229 After thousands of years of living as we have, becoming habitual individuals, we have created habitual cells in relation to the mind. And habits do become hungry for their own food. i.e. An alcoholic's mind knows that it is not good for the body to go to extremes, but the habit is the master of the mind. The mind lost the strength of its will and the power of determination to oppose the habit so it continues as a slave to the habit. And this is true of all habits, for most of them operate in extremes. This does not mean that you cannot take a drink or do similar things, for all things are good in moderation. But it does mean that one should be determined to be the master of his life rather than have the habits master him.
229 私達は何千年もの間、このように生き、習慣的な個体となった結果、その心に関連した習慣的な細胞を造り上げてしまいました。そして諸習慣はそれら自身の食物を求めて腹を空かせるようにさえなるのです。即ち、アルコール依存の心はそれが程を越して極端になれば肉体に良くないことを知っていますが、それでも習慣がその心の支配人になっています。心はその習慣に反抗する意志と決心の力を失った為、その習慣の奴隷となり続けるのです。しかもこれは全ての習慣について言えることです。何故なら、それらのほとんどが極端に作用するからです。このことはあなたが一杯飲んだり、類似した事柄を行ったりしてはならないと言うことではありません。何故なら、全ての物事は適度であれば良いことだからです。しかし、人は諸習慣が自分を支配するのではなく、自分が自身の人生の支配人になることを決心すべきことは確かです。


【解説】
 自分自身との戦いの中でともすれば、目標や展望を見失いがちになりますが、そこでいつも気付くことは私達の多くは習慣的な物事に動かされているということです。パターン化した生活、いつもの仕事等々、振り返ればあれもこれもと出て来る筈です。しかし、人が朝起きてから夜寝るまで、およそ創造的な(つまり、その人にひらめいた印象を現実世界に実現する)仕事をせずして一日を終えるのは大変残念なことです。問題なのは問題を抱えている本人が問題の重要性に気付いていないことです。
 まして習慣に浸りきった心はその習慣のシンパとなる細胞を自身の中に造り上げると本文は言っています。こうなると相手は自身の心だけでなく、肉体の一部にも及ぶということになります。○○が旨いと感じる味覚細胞が増殖しているのかも知れないのです。
 これら習慣を打破する手法はいくつかあると思われます。例えば、旅行等はその一つだと思っています。自分が知らない土地や言語環境に自分を置いて見たり、様々な世界を体験することは改めて自分を見つめる契機ともなります。宇宙人達は実に頻繁に宇宙旅行をするとされています。彼らにとっても他の世界を見聞きし、目新しい事柄を観察することが必要だということでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落228

228 The only difference between man and nature is - nature has no will of its own for as stated before, it is under the will of the All Inclusive Intelligence. Man as the highest expression was endowed with a free will mind, and it is here that he has his trouble. For the mind as an effect guides itself by other effects instead of lending its will to the will of the Cosmos. The reason that man was given a free will mind was that he might learn from The Supreme Intelligence the way and purpose of life. And he is endowed with the potential of becoming like his creator and say as Jesus did, I and the Father are One, and when you look at me you see the Father. The Venusians and other planetarians endeavor to express this daily by willing their minds unto conscious guidance. And we must do this if we are to fulfill our purpose.
228 人と自然の間の唯一の違いは、以前述べたように自然は自身の意志を持たないということであり、それは全てを包む知性の意志の下にあることです。最高位の表現物である人は自由意志の心を与えられており、そのことが人が問題を抱える所となっています。何故なら一つの結果物である心は宇宙の意志に自らの意志を貸し与える代わりに他の結果物で自らを導いているからです。人が自由意志を与えられているのには人は最高位の知性から人生の歩むべき道と目的を習うだろうと期待されているという訳があります。そして人は創造主のようになり得る能力を授けられていますし、イエスが私と父とは一つである、あなたが私を見る時、あなたは父(訳注:創造主)を見ているのだと言ったようにです。金星人達や他の惑星人達は彼らの心を宇宙の導きに喜んで従わせることによってこのことを表現しようと毎日努力しています。そして私達も自分達の目的を達成するつもりなら、同じことをしなければなりません。


【解説】
 この講座を学び真理を身につける目的は、ただ、世の中の本質を見極め訳知りの顔でこの混乱の世の中を横目で見ながら、自らは安住の暮らしを送ることではありません。ここで注目したいのは、他の惑星人でさえ、毎日自らの心を意識の指導に委ね、自らを創造主に似ようと努力しているということです。
 私達より数千年も進化を遂げた人達も日々の努力目標として創造主に近付こうとしています。いわんや私達は自分の一日の目標として自らの創造主と向き合おう、創造主の意向に沿った生き方をしよう、とどれほどの努力をしているでしょうか。私達の前には長い道程がありますが、少しずつであっても一歩一歩自分の足で確かめながら歩むことが価値あるものとなることでしょう。彼ら宇宙人も私達も同じ道を歩んでいる訳で、時々のこうしたアドバイスが後輩達を励ますのにおおいに役立っています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落227

227 The cells in the toe are different from those in the finger but each group is working with the others to make the body a perfect manifestation. And the same power and guidance lends itself to all alike. This is no different than the cosmic expression in the earth's cell structure. For from the lowest expression in the mineral kingdom and through the millions of nature's manifestations the same power and intelligence is expressing in varying degrees. This law is constant and does not change to favor one form, or a planet, above another.
227 足指の細胞は手の指のそれとは異なりますが、それでも互いのグループは人体を完全な創造の現れにする為、共に働いています。そしてそれと同じ力と導きが万物に等しく授けられています。このことは地球の細胞構造における宇宙の表現と違うものではありません。何故なら、鉱物王国における最低位の表現から、そして何百万もの自然の創造の現れを通じてこれと同じ力と知性が様々な度合で表現しているからです。この法則は不変であり、ある一つの形あるものや惑星の便宜を図る為に他に優って対応を変えることはありません。


【解説】
 人体の各部・各細胞の身体全体におけ関係は惑星全体における地球構成要素である鉱物から動植物までの様々な構成と同じだと言っています。
 人体の事例が良いのは、その一体感が良く分かるからです。もちろん、かゆい所、痛い所等、身体の中にあって問題の生じる場所は異なります。通常、私達の心は容姿等、表面の部位については気にしていますが、内側の大部分については無関心です。時たま、その部分が何らかの問題が生じて声を上げるとようやく気付くのみです。しかし、主人である私達の心の関心には関係なく、各部は相互に支えあいながら無言で働いています。もちろん、その働きは宇宙意識の指導によるものですが、ここで注目したいのは、各部は個別が独立して存在するのではなく、互いに支えあいながら、一個人としての人体を維持しているということです。とりわけ、各部が一体となっている点に注目したいと思います。
 心静かに、身体各部に意識を巡らして見ても、各部は体全体として一体化しています。「私は足だから」、「私は手だから」とは主張しませんし、皆全体として人間が行いたいと思うことの実現に向けて、出来うる限りのことを無報酬で行っています。即ち、各部が奉仕することで身体の役目が果たされるということです。本項座の人体の例で読者の皆様に感じて戴きたいのは、皆様ご自身の肉体各部が如何に皆様の意向に沿って日常働いているかということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落226

226 As stated before, the body is made of trillions of cells, grouped for perfect maintenance and operation. No different than the structure of the cosmos, and the body has all of the cosmic force supporting it. And when the human mind is working in behalf of the cosmic plan, instead of self, it never knows any unpleasant effects. For then it is free from discrimination, judgements, and likes and dislikes.
226 以前に述べたように、肉体は何兆もの細胞から成り立っており、それら細胞は完璧なる維持管理の為にグループ化されています。それらは宇宙の構造と何ら違う所は無く、肉体はそれを支える宇宙の力の全てを持っています。そして人間の心が自身の為でなく、宇宙の計画の為に働いている時は、不愉快な結果を決して経験することはありません。何故なら、その時、人は差別や裁き、好き嫌いから離れているからです。


【解説】
 自らの肉体が生きた教材であることの意義は大きいと言えます。他人にはごまかせても、自分自身の内面の状況は自分自身がよく知っている訳ですし、その状況が最も近い自身の身体にも反映され、直ちに結果を見ることができる組み合わせは他にありません。
 とりわけ、注目したいのは、その教材が時間とともに変化することです。内面である心については幼児の頃から今日まで心は誰か他の者と入れ替わることなく続いて来ている筈です。昔は実現しそうにないと思ったことが、何十年か経過すれば出来るようになっている(実現している)ことによって、進歩を実感することが出来ることでしょう。確かに、私達自身も進歩しているということです。
 しかし、それでもその進歩のレベルは自身の体内で日々為されている精密・精緻な代謝反応と比べれば微々たるものだと言えるでしょう。その原動力は宇宙から来ると本項では言っています。私達の心の関心を自身に働くこの宇宙の力に向け、そこから学ぶことが出来れば、更に進歩の度合を高めることができるということです。食事の後のひとときを自身の体内で活動してくれるこれら細胞群の働きに心を傾けることも必要です。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落225

225 This shows that the cosmic plan is orderly, but the mental is not stable and needs guidance.
225 これは宇宙の計画は整然としているが、心は安定せず、導きを必要としていることを示しています。


【解説】
 一つの結果を出す為には、背景に幾つかの段階があります。前項の食物の代謝にしても体内においては一定の過程に従って実行され、各段階に特定の酵素が作用して初めて所定の反応が完結します。これらは本項で言う「秩序」と言うことです。
 しかし、私達の心はこれらとは一切お構い無しに自分勝手な意見を押し通しています。もちろん、自分が理解する範囲しか受け入れられない訳で、改める為には様々な人の体験を聞き、考え方を学ぶことが必要です。その中で心がどのレベルまで昇華できるかを見定めて、自分自身に反映させることです。私達の心は単独では生きられない故に、今までは貯えや家族を頼りにして来ました。しかし、本書で繰り返し述べているように、自分自身にあるこれら秩序立った宇宙的存在こそ、最も頼りにしなければなりません。
 東京では昨日、雪となりました。一夜明けると白銀の世界。空も雪のお蔭で澄み切った青空です。その朝日が普段より明るいのは一面に覆われた雪のお蔭。鳥達も木々に照る朝日にうれしそうに鳴いています。あらゆるものの汚れを包み、純白にする天の力を今朝、感じた人も多いことでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落224

224 The first group starts the fermentation. The second group makes a perfect blend of the chemicals extracted. The next group eliminates the gases that are produced during the fermentation. Finally the scavengers throw off the waste matter that is left. If this process functions naturally you will never know a sick day. But if the cells related to the mind interfere with the cells that are doing the work, by the mind becoming angry, we know what the uncomfortable results will be.
224 最初の集団は発酵を開始します。二番目は抽出された化学物質の完全な混合を造り上げます。次の集団は発酵の間に生成されたガスを排出します。そして最後は、掃除人達が残った廃棄物を捨て去るのです。もし、このプロセスが自然に機能するなら、あなたは決して具合の悪い日を経験することはないでしょう。しかし、もし心が怒ったりすることによって心に関係している細胞達がこの仕事をしている細胞達の邪魔をすれば、どのような不愉快な結果になるか私達には分かります。


【解説】
 食物が飲み込まれた後、体内では各々の消化器官で必要な処理が行われます。消化器官からは必要な消化酵素が分泌され、混合されて所定の反応が進んだ後、必要な栄養分は吸収され、不要な部分は排泄物として体内から排除されねばなりません。これら一連の働きを著者は四つの細胞群が行っていると言っています。現在の段階ではどの部分が個々に該当するかはわかりませんが、これらの四つが食物の消化の基本的な段階だと言うことでしょう。
 問題は、私達の心のとりわけ怒りがこれらの働きを妨げ、自分の肉体の不調の原因となっていることです。昔から「怒を敵と思え」という言葉が伝わっています。それ程にその強烈な心が発する感情は自身の肉体にとんでもない悪影響をもたらすということです。少々古いのですが、著名な精神科医の斎藤茂太氏の記事(2003年9月22日 日本経済新聞)の中に「一怒一老」という言葉がありました。現代のストレス社会の中ではうつ病が非常に増えているとのこと、不況も手伝って世の中が世知辛くなっていることが背景にあるとしています。こうした中で苛立つ人間が増えていることは毎日の通勤時によく見かける光景です。決してルーズで安直な道に進めということではありませんが、如何なる時代にあっても心の横暴を監視し、コントロールすることが必要だということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落223

223 Here is an example of grouped cells. First we will use the ones associated with the mind. The mind is alerted to take on food due to past habits for the body needs fuel. But as stated before, the mind does not know what is to be done with the food when it enters the body. But there is a group that does know, and while the mind is entertaining itself with something else this group goes on with its work. I have used this example for years in lectures and class work, but it illustrates very well, so I will use it again. Once the food enters your body the intelligence independent of the mind goes to work on it. We will class these workers in four groups, each working in behalf of the other.
223 ここで群れになった諸細胞の例をお話しましょう。最初は心に関係した細胞群を取り上げたいと思います。心は過去の習慣の結果、食物を摂取するよう絶えず注意を払っています。肉体が燃料を必要とするからです。しかし、以前述べたように心は食物が肉体に入った後、その食物に何が起るかについては知っていないのです。それでも知る集団が居て、心が何か他のことで楽しんでいる間に、この集団がその仕事に従事します。私はこの例えを講演や教室での講義で何年も使って来ましたが、それでもこの一例は大変よく問題を表わしている為、再び用いることにします。ひとたび食物があなたの体内に入るや、心から独立した知性がその食物に対して働きます。私達はこれらの働き手を各々が他の為に働らく4つの集団に分類することにします。


【解説】
 私達の心の欲望の大きなものの一つに食欲があります。人間、肉体を維持するためにはもちろん適宜、その材料を摂取する必要があります。しかし、実際には私達の関心は、食物の味が良いか悪いかであり、身体に必要なものであるかどうかまでは考えておりません。またその欲望も胃袋が「もう入らない」という所まで詰め込みたいと思っておりますし、詰め込んだ後は身体の中の誰か別の者に託して、自らは眠りに就くか、他の関心事に興味を移します。食べることに関するこれら一連の私達の日常を見れば、本項で言う「心に関連した細胞群」」についての実像が分かると思います。
 一方、現代人の生活習慣病の大半がこの「食べる」ことに関連しています。体重管理は自分の食へのコントロールが基本です。カロリーの他、塩分や油分の摂取を抑えることが健全な食生活の基本ですが、それも心の構成要素とされる感覚器官の言うなりにならない姿勢が拠り所となります。食という最も身近な行為の中にも問題の本質が秘められています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落222

222 In the first part of the lessons we mentioned group cells that are related to the mind and take orders from the mind. 90% of the other cells take orders from the consciousness. Yet they can all be made to take orders from the consciousness, which they must do eventually if the ego is to survive.
222 教科の最初の部分で私達は心と関係を持ち、心の指令を取り入れる細胞群について述べました。しかし、90%のその他の細胞は意識からの指令を取り入れています。それでも細胞にすべて意識からの指令を取り入れさせることは可能ですし、それはエゴが生きながらえる為に、最終的にしなければならないことです。


【解説】
 以前にも述べたところですが、スポーツ選手の華麗な演技には目を見張るものがあります。体操やフィギュアスケート等、目も追えないほど次から次ぎへの妙技は人間の身体の可能性を示す良い例です。これらは人間の身体細胞が高速度に通過する想念の指令に応えている結果です。心が意識に従えば、このように肉体を最高レベルの表現まで高めることが出来るということです。
 本文では人間の肉体の内、10%が心の言いなりになって日常を支配しているとしています。具体的な部位は不明ですが、各種の神経系統等、心の意志を伝達する細胞やそれに基づいて活動する範囲等も含まれているものと思われます。人体には依然として未知なことが山積しています。とりわけ心と肉体のつながり等、外側からの科学的手法では捉えきれない面も多い訳で、何より自分の心も研究対象として学習して行くことが本講座の本質だと思っています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第6課-段落221

221 But if the new thoughts are going to have the results that we desire they must be given top priority and not mixed with opposite thoughts. For this creates a conflict in the body and the results are anything but good. It is not going to be easy to maintain such thoughts at first, but determination will accomplish the desired results.
221 しかし、もし新しい想念が私達が望む結果を得るという為には、それらの新しい想念は最大限の優先順位を与えられ、対立する想念と混ぜられることがあってはなりません。何故なら、こうすることは体内に葛藤を造り出し、その結果は良いものとは決してならないからです。最初の内はこのように想念を保つことは簡単ではありませんが、決意は望ましい結果を達成することでしょう。


【解説】
 例え新しいアイデアが心に湧いたとしても、それから十分な成果を得るためには、そのアイデアに基づいた行動が必要なことは言う間でもありません。また、心の中でも旧来の想念の傾向と相容れないものがあれば、心の中でその浮かんだアイデアを保持することさえ難しいものです。
 ここで、アダムスキーはその新しいアイデアに最大限の優先権を与え、他の古びた想念との対立や心の中の争い(迷い)を消散させるよう強調しています。昔から「心ひとつに」という言葉がありますが、心の中に多くを溜め込まず、言い換えれば「心を貧しく」して、唯一、自分が取り入れるべき想念のみを大事に保持することが大切だと言っているのです。
 もちろん、雑念も同時に心に立入らせてはなりません。ある意味、その想念を中心に据えることではじめてその想念本来の力が発現するということでしょう。よく芸術家は制作途中では、作品を前に自我を没入させて、自分のアイデアを投影した作品に仕上げますが、これと同様に、若さとはこうした想念の集中力をも意味します。わずかの間でも精神の活発な活動は密度の高い時間を過ごさせますし、これらの体験も肉体の若返りに必要な要素なのです。
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