ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落175

175 If we are to know what we feel that we should - who we are - and what we have been, then we must use the same method that they have used. There is one thing that we must remember, we cannot judge and divide and discriminate, or resent, according to likes and dislikes and have this knowledge. For once you get impressions coming from the memory buds there will be all kinds. And some you will have a tendency to dislike or even be frightened by them. For remember here on earth there are very low stages of life's manifestation that the ego might not like. But without these manifestations life would not be complete, for all phases are necessary. But once they are understood the judgement against them ceases. Like a drama on the stage where cruelty is resented, yet without it the phases of life would not be truly expressed.
175 もし私達が知るべきだと感じている私達が誰で、また何であったかを知る為には彼等が用いて来たのと同じ方法を用いなければなりません。ここで覚えておかなければならないことは、私達はこの知識を持った上で、好き嫌いによって裁いたり、分割したり、差別したり、腹をたててはならないということです。何故なら、ひとたび記憶の芽からやって来る印象類を捕捉するや、あらゆる種類のものがやって来ます。そしてあるものについては、あなたは嫌う傾向になるでしょうし、恐怖すら覚えることでしょう。何故なら、地球ではエゴが好まないようなとても低い段階の生命の現れがあるからです。しかし、これらの現れが無くては生命は完全にはなりません。全ての側面が必要なのです。しかし、一度それらが理解されれば、それらに対する裁きの気持は消えてしまいます。残忍さに憤りが湧く舞台の上の劇のように、それがなければ生命の側面が真に現されているとは言えないのです。


【解説】
 知覚力や感受性が高まること自体は私達が目指している方向です。しかし、本人が十分、その能力に対する備えがなくては危険でさえあるということです。当然に感受性が鋭敏になれば、この地上の惨澹たる歴史から残っている多くの苦しみや憎しみの想念波動にも同調してしまうかも知れません。その時、それらの印象に対して哀れみや慰めの気持で接することが大切であり、誤っても怖がったり、拒んだりすべきではありません。能力が高まるにつれて、本人自身の人格の向上も必要になるということです。ですから、この講座を単に、能力を高める為だけに学ぼうとするのは誤りです。地球上で行われて来たたくさんの悲しい歴史を直視し、また自然界でも日常的に起っている一見残忍な事柄についても正視する気構えが必要です。最下層の段階から最上層の領域まで余す所なく含めて見届ける必要性を本文では述べているのです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落174

174 There is no specific pattern that can be given by which man must work, as there are no two people alike. So no set formula is given in this course as in others. Just become awakened or aware of the conscious intelligence that is operating within your being. And eventually this will become habitual to the mind's way of thinking. And the mind and the intelligence will become a unit instead of two separate parts as they are today. This is the way the space people have developed and they now can commune with any form without words.
174 人がそれに基づいて取組まなければならないような特定の行動形式というものは授けられるものではありません。二人として同じ人間はいないからです。それ故、この講座においても他と同様、定められた形式は与えられません。只、貴方の中で作用している意識的知性について目覚め、気付くようになることです。そうすれば、遂にはこれが心が考える際の習慣になることでしょう。そして心と知性は今日そうであるような二つの分離した部分から一つの一体物になることでしょう。これが宇宙人達が発達させてきた方法であり、彼等は今やいかなる形有るものとも言葉によらず交流できるようになっているのです。


【解説】
 人は一人ひとり異なる以上、画一的な処方箋は無いと言っています。要は各自の状況、経過に応じて自分に合った方法を捜せということです。人の内面の発達具合は本人でしかわかりません。もちろん、有能な指導者の下につく場合は適切なアドバイスを受けることができるでしょうが、大多数の私達は自ら、意志を固めて独り進む必要があります。いわゆる仏典でいう「サイの角」です。
 しかし、そのとっかかりとなる部分は難しいことではありません。自らの身体を動かしている知性の存在を先ず認めること、そしてそれから心が教えられることが多いことを自覚することが第一歩です。自分自身にそのような知性があることがわかった後は、それを他の対象に広げるということです。そうすれば様々なものが相互に語り合い、宇宙全体を成していることがわかることでしょう。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落173

173 The method that the space people use in working with this great intelligence is, to observe all forms with their consciousness instead of the mind. In plain they become conscious of the form as though they were the form, which they really are for nothing is separated from the whole. And in this way man as a mind blends with the whole.
173 この偉大な知性とともに働く上で宇宙人達が用いている方法は、心に代わって意識で全ての形有るものを観察するということです。平易に言えば、彼等はあたかも彼等がそのものになったかのようにその形あるものを意識するようにするということであり、実際、彼等はそのもの自身になります。何故なら何物も全体から分離することがないからです。またこのようにして心としての人間は全体と混和するのです。


【解説】
 ここでは宇宙人達が行って来た具体的な方法について述べています。その方法は、特殊は修行を行うというものではなく、日常の観察の仕方にあるとしています。即ち、観察と言う場合、大人になってからの私達は冷静に相手(の行動)を見ることを指しますが、本文では別の観察方法を言っています。対象となる相手に自分の意識を没入させて、あたかも相手になったかのような”一体感”、”融合感”を持つまで、相手に入り込むということです。そうした一体感の中で相手の住む世界を知るということだと私は解釈しています。
 小さい子供が人形と遊ぶように、容易に対象と一体になることが出来れば、相手の知性から教わるものも多い筈です。こうして、身近なものから宇宙全体へと”一体化”できる対象が広がれば、自然とより多くの知性から印象を感受できることになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落172

172 You can see that the mind is seldom aware of the conscious intelligent operation within the form. For when we sleep the consciousness operates the form while the mind knows nothing. Thus proving that there is a form of intelligence which never rests. And the mind must unite with this intelligence in order to be the knower. Once this is done man will eliminate all the unpleasant ways of life he now endures. And he will know what goes on in every form known, and its purpose. And divisions will no longer cause mysteries.
172 あなたには心は身体の中の意識的知性活動についてまれにしか気付かないことが分かるでしょう。何故なら、私達が寝ている時も意識は心が何も知らない間にその身体を運営しているからです。このことは決して休むことのないある知性体が存在していることを示しています。そして心が知る者となる為にはこの知性と結びつかなければなりません。ひとたび、これが為されると、人は現在耐えているあらゆる不愉快な人生を取り去ることでしょう。そして全ての形有るものの中で起っていることやその目的を知るでしょう。そうなればもはや分裂が神秘をもたらすようなことはなくなります。


【解説】
 心は大変、情けない代物です。内部で起っている奇跡とでも言えるような絶妙な身体維持活動の大切さに気付くことなく、外界に対する我が身(心)の保全や絶えず新たな物への所有・獲得だけに目を向けて日常を送っています。しかし、環境は絶えず変化しておりますし、宇宙本来の流れに沿ったものでない心の活動は所詮、多くは実現する筈もありません。その結果、不安感が広がってしまうのです。
 しかし、自分自身の中にこのような知性が存在することに気付けば、随分と自信が付く筈です。他に求めなくても、既にその知性を所有しているからです。唯一の問題は、その知性の取扱いを知らないことだけであり、時間をかければいつかはその語る言葉を理解することができることになります。死ぬまで、一緒にいてくれるその存在に私達はもっと感謝し、誠意を尽くす必要があることになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落171

171 We all must admit that as mentalists we know little about what is going on in our bodies. But we do know that a certain kind of knowledge is operating through the body that knows what to do when the mind does not. So the mind has been accepting this on blind faith as an established fact. Yet it is the duty and privilege of the mind to learn all that takes place within the form if it is ever to have a peaceful existence. And thus fulfill the purpose for which it was created and eliminate the conditions brought on by confusion and fear caused by uncertainties. Then the mind would not repeat mistakes as it does today.
171 私達は皆、心至上主義者の私達は自分の身体で何が起っているのかほとんど知らないでいることを認めなければなりません。しかし、私達は心が知らなくても身体を通して何を為すべきかを知っているある種の知識が作用していることは分っているのです。ですから、心はこのことを確立された事実として盲目的信仰の上に受け入れて来たのです。しかし、心が平安な存在であり続けたいのであれば、形有るものの中で起っているすべてを心が学ぶことが心の義務でもあり、また特権でもあるのです。そしてこのようにすることが、その形有るものが創造された目的を成就させ、不安状態による混乱や恐怖によってもたらされた状態を取り除くことになるのです。そうなれば、心は今日のように誤りを繰り返すことはなくなるでしょう。


【解説】
 自らの身体は、その主人であるべき自我(心)が、全く勝手がわからぬまま、忠実な部下である細胞達にその維持を任せ切りにして、自分は勝手な振る舞いをしていてよい筈がありません。先ずは分からないながらも部下の仕事振りをよく見て、学び取る姿勢が求められます。ましてそれらの奉仕活動を邪魔するようなことはあってはならないことです。
 しかし、多くの場合、心はこの大切な人体の活動とは離れた世間のこと、社会の問題、人間関係等、人体以外の諸事に振り回されて、肝心のこれら肉体の日々の活動への関心は薄らいでいます。本来は最も身近な所に英知の宝庫を抱えているというのに、答えを外界に見つけだそうと心は不安定になっているということでしょう。
 先ずは心を落ち着かせて、その感覚を深く静かに自分の身体の隅々にまで浸透させ、意識を心の中から解放させ、広げることです。その中で人体各部からのメッセージを受け取れるようになれれば、少なくとも身体のある部分の痛みや病変等の自然治癒には大いに役立つものと思います。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落170

170 This is the reason that the Will of man must will itself to the Will of this process if it is to know what it has been and its reason for being. We bring this to you in relation to our present science which is only on the brink of this knowledge. And as stated before, the space people have known and used it for thousands of years. And if man is ever to know his true self, this knowledge is very essential. For within it lies the absolute certainty of life.
170 これが人間が過去どうであったか、またその存在の理由を知りたいとするならば、人間の意志は自らをこの過程の意志に従わせようとしなければなりません。私達はこのことをこの知識のふちにいるだけの私達の現在の科学に関連してあなた方に授けているのです。そして以前述べたように、宇宙人達はこのことを何千年も以前から知っており、活用しています。そしてもし、人間が自分の真の自己を知るというのであれば、この知識はとても必須なものです。何故ならその中に生命の絶対的な確実さがあるからです。


【解説】
 私達が自らの体内で時々刻々行われている記憶の継承から学ぶためには、先ずそのことを認識し、そこから学ぼうとする意志がなければなりません。60兆もの細胞が各々共通の記憶や知識を備え、人体の維持を担っている訳です。
 通常、私達は自分の過去や現在に至る経過について表面的なつまらないものにしか関心を持ちません。髪の毛のスタイルだとか、たまたま出来た顔のシミ等、表層的な視覚が気にするうわべだけが気になるだけで、体内にどのような変化が起りつつあるか等に気が付かずにいるのです。しかし、油断は禁物です。現在の世の中には様々な危険因子が取り巻いています。食物や空気、あるいは水に人体の正常な活動を阻害するような有害物質が含まれているかも知れません。中でも最も影響を与える私達の心の動き、受け入れ発する想念には自他共に害する要素を含めぬよう警戒する必要があります。そういう意味では真っ先に心が注目しなければならないのは、このような細胞達の無数の働き手が自分の体内にいて、これまでの一切の記憶を運んでいること、その中に人生の歩みも事細かく記憶されているということです。頼れる百科事典は各自の細胞の中にあるということです。

お知らせ

 昨日、母が亡くなった関係で、諸事があり、一週間程、お休みをさせて戴きます。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落169

169 Now let me describe what I have seen on instruments and diagrams that the space people study on this subject. Their method is simplified and easier to understand than the way our scientists are presenting their findings. As an illustration let us use two parallel lines, one white, the other black. One is masculine and the other feminine and at certain intervals they cross each other in the form of a figure 8. And they are constantly active. Within the figure 8 they produce from seven to nine different combinations depending upon the purpose. After reaching nine such loops the messenger is born with a specific message. And it carries the blue print of what the next step is going to be but it does not separate itself from the past. This is where the memory is carried on. And memory is the only part of man or any form that becomes eternal. For as we know, man is not a man without a memory. And you can see that by this process the memory of the past is steadily connected with the experiences of the present. And all of this takes place independent of the world of man.
169 ここで宇宙人がこのテーマについて学ぶ際の装置や図表について私が見たものを説明したいと思います。彼等の方法は私達の科学者達がその発見を発表するやり方より、単純化され平易です。実例として2本の平行線を用います。一方は白、他方は黒とします。一つは男性、もう一つは女性であり、ある時間間隔でそれらは8の字の形に交わります。またそれらは絶えず活動的です。その8の字の形でいる間に、それらは目的に応じて7~9の異なる結合を作り出します。そのような9種の輪が出来た後、ある特定の伝言を携えたメッセンジャーが誕生します。そしてそれは次の段階は何が為されるかの青写真を携えていますが、それは過去から分離したものとはなっていません。ここが記憶が受け継がれる場所であるからです。そして記憶こそが人間であれ、いかなる形有るものが永続する唯一の部分です。何故なら私達は人間は記憶無くして人間ではないことを知っています。これで皆さんは、この過程により過去に対する記憶は現在の体験と常に繋がっていることが分かるでしょう。そしてこの全ては人間の世界とは独立して起っているのです。


【解説】
 ここではより具体的にDNAからRNAが産生される仕組みが説明されています。現代化学とどの程度一致する内容なのかは筆者には分かりませんが、重要なのは本文後半に書かれている記憶の伝達の部分です。DNAから産生される様々なRNAには新しい器官形成の為の当座の伝達内容と同時に過去の経験や記憶も記録され、伝達されるとされています。つまり「細胞から細胞へ記憶が伝達される」と言っても、そこには何らの神秘はなく、これら遺伝情報を担う記憶分子が私達の心とは離れた所で、ひたすらその任に当っているということです。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落168

168 I use this portion of scientific discovery in relation to memory and heredity to show that this type of intelligence operates independent of the mind. But the mind must learn about it in order to cooperate. And in this way the mind will know what has transpired in the past and what is taking place in the present.
168 私は記憶と承継に関係するこの部分の科学的発見をこの種の知性が心とは独立して作用していることを示す為に用いました。しかし、心は協力する為にはそのことを学ばなければなりません。そしてこのようにして、心は過去に何が起ったのか、現在何が起っているのかを知ることでしょう。

【解説】
 これら細胞の受け継がれる記憶は心からは独立して細胞から細胞へ継承されて行くとしています。一刻一刻、本人がどのような想念を放ったか、どのような思考パターンと同調したかが、何らかの形でこれら記憶分子の中に記録されていることでしょう。そればかりでなく、人類創造の太古において祖先が体験したことも減衰しているにせよ、私達の体内には染み付いているということです。以前、アダムスキーは講演の中で戦争の傷跡は以後7代まで継承されると言っていました。その言葉の中には、戦争による人々への影響は次世代にもわたるものだという一般的な意味の他に、これら細胞による記憶の伝達についての意味も含まれていたに違いありません。
 また、ヨハンシュトラウスのように優れた音楽家が輩出される家には歴代音楽家が続いていたという例も少なくありません。これらの記憶をすべて遺伝学で整理することは出来ないにせよ、親の記憶が子孫に伝播するということはあり得ることです。そういう意味でも現代の私達は自分の人生の他に、子孫の世代に対しても大きな責任を持っていることになります。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第4課-段落167

167 Cells in a form are grouped for specific purposes. i.e. The cells used to make a heart could not be used to make a brain, etc. But each group is in harmony with the others to produce a manifestation of a perfect form for a specific purpose.
167 体内の細胞達は特定の目的毎にグループ化されています。即ち、心臓を造り上げる細胞達は脳やその他を造るのに用いられることはありません。しかし、各々のグループは特定の目的の為、完全なる肉体を現出させる為に、他と調和しています。


【解説】
 元来は一つの細胞であった受精卵も人体創造の過程で細胞分裂が進み、遂には身体の各器官が形作られます。本文ではそこで各器官を構成している細胞群は各々の器官を造り出す上で特定の動きや活動を行っていると言っています。つまり心臓には心臓に特化した細胞が必要ですし、腸にはその部分に適した細胞が出現するということです。
 しかし、これは元は一つの卵細胞が分化する過程で、適時適切な段階でそのような細胞が出現するよう何物かが、指示していたことになります。その指導にはDNAが継承している記憶が活用されているという訳です。現代の化学では、このDNA、構造自体は細菌から人間まで共通であり、皆4種の塩基から構成されていること、またヒトにはこのDNAが46本あり、各々は約30億の塩基対から構成されているとされています。この塩基対の中に創造主の意図がコード化され、また各自の体験も追記されているということなのです。
 60兆個の一つ一つの細胞がその知恵を活用しているのに対して、その統括的な位置にある私達の心は全くそのような感受能力が無いことの方が不思議というべきでしょう
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