ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落338

338 You may say, but can a sense mind create ? Yes, for the mind is an effect of a cause and it carries the same potential. All jealousy, hate, etc., are man's creation, for in the Cosmos we find none of these. And both the normal cells and the abnormal cells keep records of all actions to which the sense mind can go for information when the need arises. Normal cells will give the individual correct information, while the abnormal cells will give misleading information based on past experiences. Both live by multiplication. This is the law of survival, so the abnormal ones will strive to multiply and resent any interference, while the normal ones do not resent or resist interference.
338 貴方は感覚心は創造することができるのですかと言うかも知れません。出来るのです。何故なら心は因の一つの結果であり、それは因と同じ潜在力を携えているからです。全ての嫉妬、嫌悪その他は人の創造結果です。何故なら大宇宙にはこれらのいずれも見い出すことはできないからです。そして正常な細胞達と異常な細胞達の両者とも感覚心が必要性が起った時に参照しに行ける為の全ての行動の記録を保持しています。正常な細胞は各自に正しい情報を授けますが、異常な細胞は過去の経験に基づいて誤解させる情報を与えます。両者はともに細胞分裂によって生き延びています。これが生存の法則であり、異常細胞は細胞分裂に励んで如何なる邪魔に対しても腹を立てますが、正常な細胞達は腹を立てたり、妨害に抵抗することはありません。



【解説】
 よく歳を取ると頑固になるとか、融通が利かなくなる等の表現がありますが、それこそが本文で言うabnormal cells(異常な細胞達)が自身の身体にはびこってしまったことに由来します。
 私達は向上するよりも退化や劣化することの方が多いものです。長年の感覚心の横暴は自身の中にそれらに呼応する異常な細胞群を造り上げ、名実ともに自身を支配しているのです。
 これに対してどのように対処し、本来の道に戻すかが重要なのですが、それには私達自身がその実状をよく観察し、何処に問題があるのかを突き詰める必要があります。これら地獄のような状況を捨てて、本来の姿に戻る道を探し出す必要があるのです。
 しかし一方では、大多数の生きもの達や自然界は本来の宇宙に調和した暮らしを送っておりますので、手本に事欠くことはなく、改心さえ出来れば再び本来の歩みに戻ることが出来るのです。また、その改心には決して手遅れということはなく、仮に死を前にした時でも、意義は高く、次の転生先にも生かせるものと思われます。”夕べに死すとも可なり”とはこうした心境を述べたものと思われます。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落337

337 There are records of mystics who have willed themselves to a spiritual guide and lost their individuality. And the supposed guide was nothing more than foreign cells created by the mind desiring a spiritual leader.
337 これまで自分自身をある霊的な指導者に捧げて自分自身の個性を失った神秘主義者の複数の記録があります。しかし、その指導者と思われた者は、霊的指導者になろうと願っている心によって造り上げられたよそ者細胞達以外の何物でもなかったのです。



【解説】
 永年にわたり自身の身体の中に自我(心)に従属する細胞を作り上げて来た私達の身体内部は、もはや一様に宇宙的とは言えない状況になっているという訳です。それら心に従属する細胞達はやがて自分達の言うことを聞かせる為、様々な手法で私達自身を先導しようとするということです。
 その試みは私達の心に対しても自分達に意を汲んで働かせようと、惑わす印象を送ることさえすると本文で著者は警告しているのです。丁度、キリスト教で言う悪魔のささやきのようなメカニズムかと思われます。
 このような場合、私達の敵は私達自身の中のこのような存在であり、自分(心)との戦いが課題の全てとなる訳です。
 一方、本文にあるように、このようにいわゆる肉欲細胞に支配され、採取的に自我を失って、路頭に迷う結果は避けなければなりませんし、それらを回診させて、本来の調和的な細胞に改質する過程が、私達の進める精進ということになります。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落336

336 The foreign cells have been cultivated by the sense mind through fear and other phases of unpleasant thoughts against others. They are no different than the foreign cells known as cancer in the human body. And if allowed to continue they multiply the same as a cancer does. And it is a well known fact that they will eventually take over completely.
336 そのよそ者細胞らは感覚心によって恐怖やその他他の者に対する不快な想念を通じて培養されて来ました。それらは人体のガンとして知られているよそ者細胞と何ら異なるものではありません。ですから、もし許容され続けると、それらはガンがそうなるのと同様に増殖を続けます。そしてそれらは遂には全てを乗っ取ってしまうことは周知の事実です。



【解説】
 本来はわずかな細胞しか心に従属するものではなかったのですが、心自体がそれら従属する細胞を増やして自分の勢力を増やして行くという訳です。即ち、幼児は純真無心な心であった訳ですが、次第に心の問題が大きくなり、心の支配力が高まるにつれ、体内にそれに従う細胞が増えてくるということでしょう。
 その状況はガン細胞と変わるところはないと著者は説いています。つまりたとえガン細胞にまで至らないにせよ、本来の宇宙的細胞ではなく、心に隷属した肉体細胞に成り下がっているものが増えて行くと警告しているのです。
 歳をとるにつれて、それら心に従属する細胞が人体全てを乗っ取ってしまうまでに至るということです。そうなれば名実ともに心に支配された存在になってしまいます。私達は自分の末路をどう迎えたいかについて良く考える必要がありますし、そのような状況に陥らない為にも、自らの心をよくよく監視すると同時に、より良い方向に導く必要があります。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落335

335  In the cosmic organization there is no fear, so the fears that all humanity knows come from foreign cells created by the sense mind. There are many foreign cells that cause envy, jealousy, suspicion and etc., that hinder the growth of the individual in becoming one with the cosmic purpose. These are very powerful for they have been given dominion in this world for ages. And they have the sense mind serving them first. But when this is realized and worked with, the chemicals of these cells begin to change in line with the Cosmos.
335 宇宙秩序の中には恐怖は存在しません。それゆえ全人類が知る恐怖の類いは感覚心によって造り上げられたよそものの細胞から来ています。宇宙的な目的と一体になろうとする各個人の成長を妨げる妬みや嫉妬、疑惑等を引き起こす数多くのよそ者細胞が居ます。これらは何世代にわたってこの世界での支配権を与えられて来た為、大変力があります。また、それらには真っ先に仕えるべき存在として感覚心があります。しかし、このことが理解され、努力すれば、これら細胞の化学成分は大宇宙に沿って変化し始めます。



【解説】
 本来、私達の身体の大部分を占める宇宙的細胞は恐怖を感じることはないと本項は説いています。宇宙は調和や融合に基づき各々が尊重される世界であり、恐怖などという要素は無いのです。
 先日、In the shadow of the moon(日本語名ザ・ムーン)という月面着陸当時の宇宙飛行士達の後日談や当時の心境について語られたビデオを見る機会がありました。その中で複数の宇宙飛行士が宇宙空間では地上とは別の、ある種、創造主と直接接しているような感覚になったことが述べられていました。
 私達自身の課題として、限られた心の技量の下で自己保持を模索するあまり、恐怖に支配されていることがあります。この恐怖心は各種保険業の隆盛を見ても分かるように、社会全体の仕組みにまで発達するまでになり、恐怖心をビジネスにするまでに至っています。
 しかし、私達はこれら恐怖の源泉が私達の心にあり、それらに一部の肉体細胞が従属していることに問題があることを明確にする必要があります。その上で各自が恐怖に向き合い、その本質を直視することが解説の一歩になります。以前、ウエイン・ダイヤー氏が”あなたの悩みは何処になるのか”と聴衆に問いかけていたシーンを思い出します。身体各部の大部分の細胞は毎日、喜々として活動しており、独り心だけが悩んでいるという訳です。従って、理解が進めば、全ては宇宙的な状態に復帰でき、調和出来ることになります。圧倒的な宇宙法則の中で、不協和音は存続することはないからです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落334

334 There are cells in the human make up that work in opposition to the cosmic principle. They are habit cells created by the sense mind that are trying to govern themselves by methods of their own.
334 人体の構成の中には宇宙原理に反対して働く細胞群があります。彼らは自分達自身の方法で自らを自立させようとしているもの達で、感覚心によって造り出された習慣的な細胞群です。



【解説】
 長年、心の支配下にさらされていた私達の身体にはその心に隷属するような特異な細胞も出来るという訳です。おそらくは私達の感覚器官に直結するような場所に存在するものと思われます。こうした細胞は自らの心の手先となっている訳で、黙々と働く他の宇宙的細胞とは異なる志向性を有しているのです。
 私達の心身の中にはこのような2大勢力があるということでしょうが、所詮、心には何らの見識や能力もないことから、これらの者達は様々な局面で心身に混乱を与えることになるのです。
 先日、身内に手術する者が居て、その手術に立ち会いました。術後、執刀医が切除した部位を見せて呉れましたが、見た目でも明らかに黒くなった病変が確認出来ました。実はその後、病理検査の結果、悪性のものではなく、ほっとしたのですが、この例からも私達の身体には本来の姿の他に、様々な変異を抱えていることが分かりました。
 上記の例は本人はまったく自覚症状がなく、CTで初めて発見されたもので如何に私達の心が自身の体内の異変に気付かないかが分かります。私達は心のみならず、心に関わる体内の動向についても注意を払うことが必要です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落333

333 The lesser workers that form the cells are equal in cosmic principle and are obedient to the direction of the unit instructors. So when the sense mind lends itself to a cosmic impression it is easier for it to receive from the molecules or lesser workers. A scholar of the mysteries not knowing this accepts the impressions as coming from dead entities, for each cell is an entity in its own right. And when impressions are received from master units they are classified as coming from a high, spiritually evolved entity as stated before.
333 細胞群を形作る下位の働き手達は宇宙的原理において平等であり、マスターユニットの教官達に従順です。ですから、感覚心も宇宙的印象に身を委ねるなら、これら分子即ち、下位の働き手達からそれらを受け取ることは容易なのです。神秘学の学者はこのことを知らずに、その印象を死者から来るものと認めて来ました。何故なら個々の細胞はそれ自身の権利を有する存在物であるからです。そしてマスターユニットから印象を受け取った時には、以前述べたようにそれらは高位な、霊的にも進化した存在から来るものとして分類されて来ました。


【解説】
 私達の身体が本分で言うマスターユニットの指令に従って着実に各部、所定の機能を果たしている一方で、肝心の私達の心は実は何も出来ていないように思うのです。多くの場合、自らの経験も文字や音声に記録したものを頼りにしなければ、知識を積み重ねることも出来ません。まして老齢化が進むとついさっきまで行っていた記憶さえ、留めることが出来ない有り様です。
 しかし、それでも人体は所定の機能を果たして行きます。それは即ち、身体細胞が私達の自我(心)に頼らず、各細胞の生きる拠り所をこのマスターユニットに委ねているからに他なりません。それほど重要な存在に対し、今まで私達の心はその存在に注目して来なかった訳です。
 従って、もしこの全身の知性の片鱗にでも近づくことが出来、交わることが出来れば、私達は飛躍的な進化を遂げることが出来ることでしょう。各自、自らの身体細胞から学ぶ姿勢を貫くべきですし、”汝自身を知れ”という表現はそれを的確に表しています。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落332

332 The master units are cosmic cells that direct all cosmic activity within the body of every form. They could be called, if we were to name them, The Supreme Intelligence, or Father of all creation.
332 このマスターユニット達はあらゆる形あるものの身体の中で全ての宇宙的活動を指令する宇宙的細胞達です。彼らはもし私達が名付けるとしたら、至上なる英知、あるいは全創造物の御父と呼びたいような者達です。



【解説】
 ここで重要な点は私達の身体内部には「マスターユニット」と著者が表現する中枢の宇宙的知性が存在するということです。従来、私達は物質と精神とを区別し、唯物論や精神主義等に対立した概念であった訳で、哲学や宗教を学ぶ者は精神面に重きを置いて来ました。しかし、中には神秘的な世界を追求するあまり、現実の生活を顧みないまでになっている事態もあるのです。
 一方、本講座を学んだ人は生命の神秘、生きている精神活動を具体的、科学的見地から理解しようとしています。その一環として、本項では自らの身体の中にある種のコントロールセンターがあり、各細胞には細胞の今後を指示する存在があることを示唆しています。
 つまり、私達は自らの生命の神秘を学ぶ為、自らの身体にある知性から学ぶ必要があること、それ故、全ての知識は各自の身体の中に備わっていることを自覚する必要があるのです。自らを教材とし、神殿として日々学んで行く姿勢が求められます。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落331

331 As near as we can tell, each cosmic cell has a master unit with smaller molecules about it. The early scholars not knowing this, contacting this master cell unit, assumed that the information was coming from a highly developed spiritual guide. But in reality they were getting the impressions from within themselves. As the human body is made of billions of cells, there are billions of master cell units within its structure. And trillions of lesser molecules like a Queen bee with hundreds of workers.
331 出来る限り現実に近いように説明すると、各々の宇宙的細胞には周辺に小さい分子を配した一つのマスターユニット(訳注:統制集団、”親機”)があると言うことができます。初期の学者達はこのことを知らないまま、このマスターユニット細胞の1団に接触した際、情報が高度に発達した霊的ガイド(訳注:指導霊)からもたらされたものと考えていました。しかし、現実には彼らは彼ら自身の中から印象類を得ていたのです。人体は何十億もの細胞から成り立っていますので、その構造体には何十億ものマスターユニット細胞があります。そして、女王蜂が何百もの働き蜂と居るように、それは何兆もの下位の分子達とともに居るのです。



【解説】
 今日の科学では各細胞にはDNAやRNAと称される遺伝物質があり、それらが細胞の形態や機能を定める基本情報を持つことが分かっています。つまりはこれらの主要な遺伝物質がその細胞の支配ユニットとなって、その後の細胞分化を指示しているという訳です。
 本書が記された当時、これら遺伝物質についての知見が少なかったため、著者はこれをMaster Unitと表現したものと思われます。
 いずれにせよ、私達の身体各部の細胞にはそれぞれのマスターユニットがあり、本文で記されているようにミツバチの巣の中の女王バチのように一つ一つの分子を育て、細胞を成育させているということでしょう。
 これら無数にある自分のマスターユニットと交流できれば、私達はより深い生命の意義やミクロの驚くべき活発な世界を観ることが出来るのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落330

330 This particular phase has produced the mysteries of the world before this became known as it is today. The mystic groups do not know what takes place when the sense mind connects with the cell intelligence, so they have classified what they receive as coming from the dead.
330 この特定の状態は、今日のようにこのことが知られる前は神秘の世界を造り出していました。神秘主義的な集団は感覚心が細胞の知性と繋がる時に何が起っているかを分からない為、彼らは死者からやって来るかのように分類して来たのです。



【解説】
 おそらく私達がより鮮明にこれらの細胞群と交流しはじめる時、私達はそれらの情報・印象が何処から来るのか、誰と交信しているのかをいぶかることも想定されます。本文はその際、私達は心霊現象や死者との会話であるとするような誤解に陥らないよう注意しているのです。
 それらは実際には自らの細胞や宇宙にまで拡がる他の細胞達との交流の結果、生じたものだからです。
 まして昔あった心霊等の神秘にその源を押し付けてはいけません。私達は現在を生きている生命体と交流し、それらに蓄えられた知識を分かち合っているのです。
 これらの事柄・現象を事前に知って置くことは有益であり、自分にそのような現象が現れた時、慌てずに対処することが出来るものと思われます。私達各自は進化の道を進んでおり、その過程で様々な従来にない現象に遭遇することでしょう。それらは進化の証(あかし)でもあるのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第9課-段落329

329 One who is interested in this, and the student should be, can read the June 1964 issue of Readers Digest, page 195. The scientists say here, supporting my earlier statements, quote; "These traveling enzymes are the voices of other cells calling across intercellular space, swapping information so that the millions of cells gathered to create body parts act in concord in dividing and multiplying, taking their places and assuming special shapes." end quote.
329 これに関心がある人や学生は1964年6月号のリーダーズ・ダイジェスト、195頁を読むべきです。そこに科学者達が私の以前の声明を立証して次のように言っています。「これらの移動する酵素類は何百万もの細胞が集まり、協調して分裂し増殖し、それらの位置を占め、特定の形を造るべく身体の部品を造り上げる為、細胞間の空間を通じて呼び掛け、情報を交換している他の細胞の声なのです。」



【解説】
 人体を構成する60兆もの細胞にとって人体は宇宙空間にも等しい広大さを持っています。そうした中、一つ一つの細胞が発する声は本文で紹介されているように、様々な酵素の分泌でもあるのです。細胞同士が互いに意思を交換することも協働して細胞を作り続ける場合もこれら酵素が身体を巡りわたって身体全域に協力体制を構築するものと思われます。
 このような有機的な協働関係が有る中で、病気に陥る場合は余程私達自身のこれら細胞活動に問題があったということでしょう。その原因は各自にとって大切な事例として身体と私達の精神活動の関係について調査する必要があります。
 病の中にこそ私達自身が学ぶべきものも多いのです。また最も大事なことは私達自身、このような自分の体内で嬉々として働いている細胞達の活動を邪魔するようなことがあってはならず、彼らのやり易いように自由な状況を身体に造り上げることです。

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