ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落136

136 When you begin to enjoy and understand a broader field of life you will know that you are progressing. And ideas and thought will be coming faster than you have ever known before. Do not question anything from the standpoint of disbelief, but make an analysis of every thought and act to see if it was a premeditated mental reaction or a conscious one. And where it fits into your life in relationship to others.
136 あなたは自分がより広い生命の分野を楽しみ、理解し始めていれば、自分が進歩しつつあることが分かるでしょう。そしてアイデアや考えがこれまでに無い程、速く浮かんで来ることでしょう。何事にも不審の念に立って疑問を投げかけてはならず、あらゆる想念や行動をそれが前もって考え出された心の反応なのか、意識によるものなのか、他との関連においてあなたの生活の何処に当てはまるかについて分析することです。



【解説】
 私達が正しい道程を歩んでいるかどうかは、これまでに比べてより多くのアイデアが湧き、多くの事柄に感動出来るようななることで分かります。たとえ同じ対象を見ても、”意識”とのつながりを得た者は、その対象の背後にある知性や美しさを認めることが出来るからです。
 多くの芸術家は白いカンバスに何を描くかを想起する時、カンバス上に自分の描くべき事物や光景のイメージを見るのだと思います。自分に与えられた印象に対して素直に受け入れ、その中に秘められた意義を洞察することも必要になることでしょう。私達がその画家のようにやって来る印象に自身を同調させ、印象が意図するものを理解しようとする時、私達ははじめて創造主の手助けに従事できる栄誉に恵まれることになります。
 宇宙的印象は本来、大変貴重なものであり、私達は与えられた印象を取りこぼすことなく、自身の進化に活用する必要があります。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落135

135 In the next lesson we will explain this relationship. It is important to understand if confusion is to be eliminated. All that is asked of any one is to become more and more conscious of consciousness which is the true self behind every act or thought. In plain, give the consciousness the recognition you have been giving the ego mind, in everything you do or see. Be aware of the invisible intelligence behind every act and word. By doing this it will eventually become automatic for you.
135 次の教課ではこの関係を説明しましょう。混乱を取り除く為にはそのことを理解することが大切なのです。誰に依らず求められていることのすべては、あらゆる行動や考えの背後にある真実の自己である意識をもっともっと意識するようになることです。平たく言えば、あなたがこれまであなたが行ったり見たりするすべてにおいて、エゴの心に与えていた認識を意識に与えよということです。あらゆる行為と言葉の背後にある目に見えない知性に気付きなさい。こうすることによって遂にはあなたはそれを自動的に行えるようになるでしょう。



【解説】
 本項では”意識”をもっと知覚する必要があること、またそれは従来私達が自分の心に与えて来た役割に替わるべき存在だとしています。つまりはこれまで私達が”自分の心”として取り扱って来たものの代わりに”意識”をその座に就かせることを求めています。
 しかし、よく考えてみると私達自身、自らの心の実像についてよく知る者ではないのかも知れません。日常的には心の活動にさえ何ら気付くことなく惰性的、習慣的な精神生活を送っているのではないでしょうか。
 そして改めて内省する中で実に身勝手で怠惰、それに恐怖に支配された日常を送っていることがわかります。こうした中、私達は自分の心の働きの現実の姿を観ること、そしてその限界を知り、更にその背後にある”意識”の存在にこそ認識を与え、その姿を見るように勤めることが必要です。
 その際、本項で著者が指摘するように、あらゆる行動や想念の源となっている”意識”という存在を知ろうとする姿勢が重要となります。その探求を繰り返すことで、次第に私達はその目に見えない存在に気付くことが出来るのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落134

134 As Luther Burbank said, they see the Creator face to face. Thus they learn the relationship and purpose of all manifestations serving each other and thereby serving the creator.
134 ルーサー・バーバンクが言ったように、彼らは創造主に直接対面しています。彼らはそのようにして互いに奉仕し合い、そうすることで創造主に仕えている全ての創造物の相互関係と目的を学ぶのです。



【解説】
 ルーサー・バーバンクも金星人達も日常、創造主と対面し、万物の関連性と役割を理解し学んでいるという訳です。まだ未熟な私達はこの種の心境を体験体得するものではありませんが、イエスが述べたように他惑星人は古来からこの心境を維持して来たということでしょう。
 創造主を知ろうとする私達ですが、それは自身の中で最初に対面すべきなのかも知れません。自然環境の中には今なお手付かずの原生林があり、雄大な大自然もあるのですが、そこに行かなくても毎日のご自身の身体活動の中に、もし創造主を見出すことが出来ればどんなに素晴らしい毎日を送ることが出来るかと考えてしまいます。
 生まれたばかりの人間の子はその誕生、再び生まれ出たことも喜ぶかのように、何を見ても微笑みますが、実は生まれたばかりの彼らこそ、日常的に創造主と対面を果たし、日常生活を享受しているのかも知れません。創造直後の存在物は創造主に対する記憶もしっかり維持しているという訳です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落133

133 The Venusians and others have done this, thus enabling them to advance as they have. They do not fight nature - but blend with it by understanding its laws. For this reason they honor all manifestations including their planet, as a Divine creation. They live the thought that a creator could not create anything lesser than himself. And with this feeling towards all nature they see Divinity expressing everywhere.
133 金星人や他の人々はこのことを既に達成しており、このことがそのように進化することを可能にしています。彼等は自然と戦うことはせず、その諸法則を理解することによって自然と溶け込むのです。この理由から、彼等は彼等の惑星をも含め全ての創造物を神聖なる創造作用の一つの現れとして敬います。彼等は創造主は自分より劣ったものを創造できないとする思想を実践しています。そして全ての自然に対しこの感覚を持つことで、彼等はあらゆる所に神聖の現れを見るのです。



【解説】
 重要な点は、私達には困難と思われるこの意識による指導が、他惑星人には十二分に理解され、実践されているということでしょう。その上で、著者アダムスキー氏は私達にその取り組み姿勢について繰り返し説いているのです。
 宇宙を貫く創造主の法則に従うことは本来はそう難しい課題ではない筈です。何故なら、地球上においても人間以外の動植物達は皆、この法則に従って素直に生き、生命を謳歌していると思われるからです。
 そこで問題なのは、唯一私達の長年、増長してしまった心の取扱だけなのです。自らの心を鎮め、自らの主張を捨てて、宇宙から来る印象を大切にし、自身を含めてあらゆる創造物への探求を通して、創造主の意図を学ぶことから始めるべきなのでしょう。
 私達には既に手本があり、先人の歩みに従って進むことが出来るという訳です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落132

132 Once man realizes this and makes daily use of it, he will no longer complicate things and he will feel himself one with his creator.
132 一度、人がこのことを悟り、それを日々活用すれば、以後は物事を複雑化したりすることはなく、自分自身が創造主と一体になっているように感じることでしょう。



【解説】
 上達のカギは日々の生活の中で実践に移すことであると本項は説いています。理論を一時的に学ぶことや、非日常的な精神状態の中で何かを掴もうと努力することよりは他の動植物たちと同様に、日常生活の中で意識の声を知覚し、印象に従うことの方がはるかに効果的だということでしょう。
 とかく私達は様々な理屈を設定し、議論して来ましたが、実際の真理とはもっと単純明快なものかと思います。その単純さを如何にして知覚するかが重要となります。多くの哲学者が困難な課題を前に苦悩しているかと思いますが、真実はもっと単純であり、幼子でも理解出来る包容力を持ったものかと思います。
 一度その包容力に包まれれば、他に望み得るものはなく、安心して身を任せることが出来る筈です。私達が目指すべきこれらの自覚に向けて、日々の生活を誠実に送る中で、これまで私達をすっぽり覆っていた心のベールを取り去り、身の回りの世界の素晴らしさをいち早く認識すべきなのです。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落131

131 It is not the prayers, the mantrums or the meditations that will bring this to us. But a re-birth into a fully conscious being of cause instead of the mental effect. In other words we must reverse the process of our learning. Instead of being mentally aware as an ego of the mind the mind must become aware of consciousness, as it has in the past of itself. For conscious awareness is the key that unlocks the storehouse of knowledge to the mind. It is the link between the Creator and creation.
131 このことを私達にもたらすのは祈りでもマントラでも瞑想ではなく、心による結果に代わって因による完全に意識的存在への生まれ変わることなのです。言い換えれば、私達は自分達の学習の過程を逆転させなければなりません。即ちそれまでの自分自身のように、心に属する自我として認識するのではなく、心は意識に気付く必要があるのです。何故なら意識への気付きは心に知識の貯蔵庫を開く鍵であるからです。それは創造主と創造物との間をつなぐ環(きずな)なのです。



【解説】
 真の意味での”生まれ変わり”への転換を本項で、著者は求めています。しかし、まだ私達はそのわずかな糸口を掴んでいるに過ぎません。本項では、それらは瞑想や読経等では到達できないとも述べています。
 もちろん、厳しい苦行だけでもその覚醒は得られないのかも知れません。
 本件について私達が思い出すのは、仏陀が長い苦行に従事し、多くの教師に出会う中でも覚醒には到達できず、最終的にはスジャータから捧げられた乳粥を摂り、これら行き過ぎた苦行では覚醒は得られないことを悟り、その後、数々の誘惑を克服して、最終的に悟りに至ったという話です。
 つまり、私達のこれまでの考え方を一転させ、宇宙生命を支える”因”を知覚し、因に従うという一大転機が必要だということでしょう。これまでの自分を捨てること、全く異なる価値観に従って人生を送ることにも通じていることでしょう。どうやって生まれ変わることが出きるかというニコデモの問いにイエスが答えたように、私達にはこれまでの心への依存でなく、自身の内側にあるもう一つの自分である意識への一大転機が必要だという訳です。

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落130

130 Luther Burbank expressed himself well when he said that nature gave him the knowledge of how to improve upon vegetation. He stated that he was working with the Creator, and through His creation he saw Him face to face. Man will never be free from the drudgery he now is enduring, and the confusion in which he finds himself, until he returns unto the true teacher, the conscious director of all creation. We live in and are a part of its manifestation.
130 ルーサー・バーバンクは、自然が自分に植物に対する改良の仕方の知識を与えてくれたと言ってその実態を良く表現しました。彼は創造主と共に働いていることや、創造主の創造を通じて彼は創造主を間近に見ているとも述べていました。人間は真実の教師、すべての創造物の意識の指揮者の元に帰らない内は、現在耐え忍んでいる骨折り仕事や自分自身の混乱から決して自由になることは無いでしょう。私達は創造の現れの中に生き、その一部であるからです。


【解説】
 実際にこの宇宙的知性の指導に従った例として、著者はルーサー・バーバンクを挙げています。ご存知のように丁度エジソンと同時期に生きたバーバンクは日本でもトゲ無しサボテンやアイダホポテトその他、珍しい品種の開発者として知られています。現在でもサンフランシスコ郊外のサンタローザにはバーバンクの居住跡や温室等が保存され、記念公園(http://www.lutherburbank.org/)が立っています。
 そのルーサー・バーバンクは膨大な数の苗から驚くほど手早く目的の苗を選定したとされています。私も以前、その記念館を訪問したことがありますが、当時の作業記録はわずかな手帳のメモが残る程度で、具体的な記録は残っておりません。おそらくバーバンクは畑を見回る中で、どれを育種すべきか瞬時のインスピレーションを得ていたということでしょう。
 日々の行動を宇宙からのインスピレーションに委ねることが如何に大切かを私達に示す好例が、ルーサー・バーバンクなのです。

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3月14日
竹島 正

ジョージ・アダムスキー 「生命の科学」第3課-段落129

129 With all of the intelligence we have today, no man can give the exact answer of how an apple or any fruit became such from a flower. This shows us that as great as man's intelligence is, it is still puny compared to what is manifesting in nature, the expression of the Creator.
129 今日、私達が持つ知性の全てをもってしても、誰一人として一つの花からりんご、あるいは何らかの果物がどのようにしてそのように成るのか正確な答えを出せる者はいません。このことは人間の知性が偉大だとしても、創造主による表現、自然における現れと比べればそれは依然としてちっぽけなものであることを示しています。



【解説】
 私達が如何にちっぽけな存在であるかについては、自分自身を観察すれば良く分かります。一生の内でどれほどの事柄が達成できるかや自ら考え出した事柄等、大自然を生かしている一大知性に比べれば取るに足らないものと言えるでしょう。
 そうした中、私達は自然を観察し、その秘められた機構や仕組みを学ぶことで創造主の深い配慮を知り、またそれらの指導に素直に従う動植物たちの潔さに感銘するものです。
 よく見る光景として、車庫の地面を足早に移動する蟻たちがいますが、彼らは自動車が動き出し、タイヤで轢かれそうになっても、それら命を落とす危険を恐れて活動をやめたりはしません。気温が上昇し、蟻たちの行動に適した状況になれば、たとえ人に踏まれても何ら気に止めることなく、自分の使命を果たそうとするのです。
 そこには失敗や死に対する恐怖は微塵も無く、ひたすら宇宙の法則に対する信頼があるということでしょう。そしてその信頼の延長戦上には生命の再生、生まれ変わりについての確信があるということかと思っています。

ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第3課-段落128

128 All nature is expressing intelligence in varying degrees, for there is not a form, even a grain of sand, that does not express the purpose for which it was created, even better than man. A blade of grass as a tender shoot will come through the hard crust of the earth as it uses the power of the cosmos and obeys the intelligence that directs it. Yet man finds it difficult to penetrate a hard surface.
128 全て自然は様々な程度に知性を表現しています。何故なら形有るものはどれ一つ、砂粒一つでさえ、それが創造された目的を表現していないものはおらず、人間以上に良く表現しているものさえいます。一枚の草の葉は、柔らかな新芽の時、地面の硬い塊を貫いて現れますが、それは宇宙のパワーを用い、それを導く知性に従っているのです。しかも人間には硬い地表を貫くなどということは困難であることが分かります。




【解説】
 最近よく食卓に"スプラウト"がのぼるようになったのは、種が芽を吹く時点の生命力を私達も取り込みたいと思っていることに他なりません。種が発芽し、若芽が地中を上昇し伸び上がる様は、種から新芽へステップアップする目覚ましい光景として捉えることが出来ますし、その過程こそ本項で言う"知性"が顕在化している状況と言える訳です。
 そういう意味では私達は春にこそ私達自身も含め自然界を貫く原理、宇宙的知性の働きを観る絶好の機会ということが出来ます。
 種が芽吹くことについて思うことは、彼らは迷うことなく自らに示唆された指示を忠実に実行し、芽を伸ばした先が安全な環境なのかどうかは厭わないことです。芽吹いた直後に牛に食べられてしまうかも知れませんが、種はそのような保証を求めたり、躊躇することなく、変身を遂げようと精一杯の行動をするのです。
 その多くは成長する過程で、他の者の餌となり、他の者に役立ち、自然界全体を回しているのです。その種たちに示唆する宇宙的指導には私達の考えが及ばない程の深い意味合いがあるということです。

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