ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落330

330 Only outstanding events in our lives are retained in our active memory files. Anyone can remember important happenings dating back to childhood; but, unless something momentous occurred on that day, can you remember the details of what happened to you one year ago today? Or, for that matter, can you recall every detail of a month ago today? Yet, these details were itemized and catalogued in your memory, and can be recalled.
330 私達の生活の中の目立った出来事だけが私達の活動状態の記憶のファイルに保持されています。誰でも子供時代に遡って重要な出来事を思い出すことは出来ます。しかし、何か重大な事がその日に起らない限り、一年前の今日、貴方に起った事柄の詳細を覚えていられるでしょうか。あるいはその件について一ヶ月前の今日の細かい個々の事柄を覚えていられるでしょうか。しかしそれでも、これらの詳細は貴方の記憶の中に箇条書きされ、分類されており、思い起こすことが可能なのです。




【解説】
 不思議なことに誰でも幼年期に体験した事柄は高齢になっても鮮明に覚えているものです。それほどに幼年期は全てが新鮮で真新しい体験であると同時に、無垢の心は体験した様々な事柄を容易に記憶できる高い能力があると言えるでしょう。高齢になると物事を記憶できにくくなり、感度も鈍くなる現象は、地球人が次第に感性的に退化してしまう現実を示しています。
 本来、全ての人間には体験した物事を記憶出来る仕組みが備わっており、それらは本当は終始機能していると本項は説いています。各想念波動が身体細胞に帯びる訳で、それらは消えることがないという訳です。即ち、適切な心境下においてそれらに共鳴出来ればその具体的な波動を再現し、想念をより具体的にイメージできるということでしょう。
 今日、私達は多くの家庭でビデオレコーダーを有しており、一度放送された番組を後日、再生させることが出来ますが、そのような機能を私達の身体細胞が有していると理解すべきなのでしょう。私達の身体の機能は消化吸収、運動その他の物理化学的な機能の他に、想念レベルにおいても重要な機能を有しているのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落329

329 The so-called memories revealed while under hypnosis are usually due to one of two conditions. One, it is possible for the hypnotist unknowingly to suggest personal experience he has had to your mind; or you may receive strong thoughts pertaining to something he has seen or read that has impressed itself deeply upon his consciousness. Two, you may merely be recalling an incident that happened to you, which your sense-mind had forgotten; or it may be some information you read or heard in early childhood. We would be astounded at the information stored in our memories in this fashion.
329 催眠術の下で判明したいわゆる記憶とは、普通は二つの内、いずれかの条件によるものです。一つは催眠術者が知らずに術者の個人的な体験を貴方の心に暗示している可能性がありますし、あるいは貴方が催眠術者が術者の意識に深く印象づけられた何かを見たり、読んだことに関連した強い想念を受信した場合があり得ます。二番目は、貴方が貴方の感覚心が忘れてしまっていた貴方に起った出来事を単に思い出しているだけなのかも知れませんし、或いは貴方が幼児期に見聞きした何かの情報であるかも知れません。私達はこのようにして私達の記憶が貯えられていることに対して、仰天することでしょう。



【解説】
 いずれにしても催眠術には問題があるという訳ですが、その具体的な仕組みについて本項は解説しています。その一つは施術者の想念が被験者に渡ってしまうことがあるということです。被験者本人は自分の記憶だと思っても実際には施術者の想念であることもあるのです。
 また、一方では被験者の記憶がよみがえる場合があるとしています。即ち、ある意味ではそれは忘れていた被験者本人の記憶が催眠状態の中で思い出すことが出来たことになります。長年忘れていた幼年期の記憶がよみがえった訳です。
 後者については被験者本人のものであり、成果と言えないことはないのですが、それはあくまで今生涯において体験したことが全て記憶され得るということを示すもので、他人の手助けを受けて得るべきものではない筈です。本来は自らの心を鎮める中で適切な時期に自然とよみがえれば良いとすべきものかと思われます。
 従って先ずは自分で自分を探求すべきであり、他人の手に委ねるべき事柄ではないというのが本来の答えかと思われます。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落328

328 In order for anyone to be hypnotized, he must voluntarily give up his will to the will of the hypnotist. This can be extremely dangerous if repeated too often, for the will of the individual is weakened. The sense-mind is stilled by hypnotism, and thereby opened to suggestions from the operator. The sensory reactions are so subdued that you can suggest to a hypnotized person that ammonia smells like essence of roses, actually holding a bottle of it close enough for him to take deep breaths. Under hypnosis the person will insist the aroma is pleasing, yet you will find that it is impossible not to recoil from the pungency of ammonia fumes while in a natural state.
328 誰でも催眠術にかかる為には、その者は自らの意思を催眠術者の意思に委ねなければなりません。これは頻繁に繰返された場合、極めて危険になり得ます。何故なら、その個人の意思は弱められるからです。感覚心が催眠術によって鎮められ、それによって操作者からの提案に心を開きます。感覚の反応があまりに抑制されている為、催眠術にかけられている人物に実際にビンを手に持って鼻に深呼吸させる程近付けて、アンモニアの臭いをバラの精油だと暗示することも出来ます。催眠術下では、その人はその香りは心地よいと主張するでしょうが、自然の状態ではアンモニア蒸気の刺激からは尻込みしないでは居られないのです。




【解説】
 催眠術が何故危険かについて、本文の冒頭の一文で断言しています。
 即ち、催眠術は被験者が自らの意志で自分の意志を施術者に委ねるところに問題がある訳です。また、その目的も問題です。即ち、自らの過去生その他、自らが関心を持った神秘的事項について知りたい為に、全てを捨てる心境が危険という訳です。興味本位の知識欲の為に自己を捨てることは本末転倒と言えるでしょう。
 偽の施術者が多く居る中で、仮にその施術能力がある者であっても、その施術者に自分の意志を委ねるべきではありません。自らの進化は自らの精進により達成すべきで、いたずらに知識のみを追いかけては成就出来ないものです。何より自らの自由意志を担保する中、自ら進んで”父”の下に戻る必要があるのです。即ち委ねるべきは”創造主”であるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落327

327 Let us digress for a moment and discuss hypnotism briefly. Much publicity has been given lately to the practice of hypnotism for the purpose of recalling past lives. Many believe that by using this means, they can send the subconscious back to read the Book of Memory. But what does hypnotism really do?
327 少しの間、脇道に入って催眠術について簡単に議論しましょう。最近では過去生を思い起こす目的による催眠術の実施について多くの宣伝がなされています。多くの人々がこの手法を用いることで、潜在意識を記憶の書を読みに送り出すことが出来ると信じています。しかし、催眠術は実際には何を行っているのでしょうか。



【解説】
 催眠術による退行操作により、被術者が過去生に遡ることは、本書執筆の頃から既に米国で行われていたということでしょう。
 しかし、アダムスキー氏は催眠術の危険性について様々なところで私達に警告しています。日本でもエドガー・ケーシーによる催眠状況下での遠隔透視は良く知られているところですが、これらについての危険性をアダムスキー氏は強く警告しているのです。
 その理由については先ず、その出発点が本人の意識の発達によるものではないことが挙げられます。そもそも私達が目指しているのは眠っている時の夢に重きを置くことではなく、目覚めている中で自らが想念波動を含む様々な波動を感知することであり、自らの進化を伴った能力開発であるからです。
 一方、被施術者のままであれば、そのような自己開発とは程遠い状態となるのです。自分自身で覚醒すること、”悟る”ことが最も重要なのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落326

326 We have called this accumulated data .... memory. And the Universal Memory is compiled from all individualized memories. So it is quite plausible to assume that a true sensitive, or one who is alerted to all phases of life, can recall the events of ten thousand years past, just as readily as he is able to recall the events of his childhood. By carefully observing the trend of sequences, he can predict what will take place fifty years from today from a careful evaluation of past events. The law of relativity demands certain results, or actions of balance, which are determined by the original motion.
326 私達はこの蓄積されたデータを記憶と呼んでいます。そして宇宙的記憶は全ての個別の記憶から編纂されています。ですから、真に敏感な人、即ち全ての生命の側面に対し鋭敏な者は、あたかもいつでも自分の子供時代の出来事を思い出すことが出来るように、過去1万年の出来事を思い出すことが出来るとするのは、極めてもっともなことなのです。過去の一連の出来事の傾向を注意深く観察することによって、その者は今日から50年後に何が起るかを予想出来るのです。相関性の法則はそのもともとの運動によって決定づけられたある種の結果、即ちバランスの行動を要求するからです。



【解説】
 本項は記憶とは何かを私達に説いています。個々人の記憶が何処に保存されているか明確な説明はここでは為されていませんが、少なくとも当時発した想念波動が身体細胞に残留すると同時に、伝搬した宇宙空間の各部に波動として残留しているということでしょう。
 私達はそれらを感知することで過去に遡った変遷を知り、真の歴史を学ぶことが出来るという訳です。即ち、宇宙空間に記録された過去の想念波を知ることが出来れば、当然、その影響下にある未来も予見することが出来るようになるという訳です。
 このように様々な物質や空間に記憶された想念波動を知ることが出来れば、それら想念の影響を受ける未来の事象も予測することが出来るということでしょう。テレパシー能力の基本はこれら想念・印象への感度を高めることにあるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落325

325 Science has discarded the idea that universal ethers are a fixed standard of space, being absolutely motionless: and they now admit that nothing in the universe is entirely at rest. The units composing ether are in constant motion, as are the units of matter; and all are stirred by the same element of animation that gives impetus to thought. Just as each action within the human form leaves its impression upon the body cells, so every action that takes place in the universe leaves an impression, upon the cells of ether - not as a form-picture, but as a frequency.
325 科学は宇宙空間のエーテルが全く動きのない固定化した宇宙の基本単位であるとする概念を捨て去って来ました。そして彼らは今や、宇宙には何一つとして完全に静止したものはないことを認めています。エーテルを構成している各単位は物質の各単位がそうであるように、常に活動の状態にあります。そして全ては想念に衝動を与えるのと同じ要素によって揺り動かされています。丁度、人体の内側の個々の活動がその印象を肉体細胞に残すように、宇宙空間で起るあらゆる活動はエーテルの細胞単位に印象を残すのです。それは形のイメージではなく、振動としてです。



【解説】
 宇宙空間が静寂ではあるが、常に活動状態にあることは、遠い星雲を見ても分かります。銀河系は皆、渦巻く形ですし、私達の住む惑星自体も自転・公転という大きな運動のさなかにあるからです。
 本項はわずかですが、想念が伝搬する媒体も同様に活動的だと示唆しています。宇宙にあまねく遍在している要素こそが私達に想念波を伝達し、常に私達に活動を促しているという訳です。
 テレパシー講座を学ぶ私達にとって、想念自体の探求は必要ですが、それ以上にこれら想念を伝達する宇宙空間の媒体にこそ、もっと探求の目を注ぐ必要があるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落324

324 These same thought frequencies were intercepted by innumerable people, but because they did not recognize any of the participants they discarded them as being meaningless. This is further proof of the fact that it is not the pretentious front we show to the world that is of lasting importance, but it is the inner man who is the true expressor. To those around us we may appear a paragon of honesty, but if we harbor dishonest thoughts in our minds they can be intercepted at any time, thus unmasking us before the world. Truth has a way of revealing itself; for whether we like it or not, our thoughts belong to the universe.
324 これら同じ想念波動は無数の人々によって捕えられましたが、それらの人々にとって自分の関係者のものとは思わなかった為に、意味がないものとして捨て去っていたのです。このことは永く重要性を持つのは私達が世間に示す見せ掛けの前面ではなく、真の表現者である人間の内側であるという更なる証拠です。私達の周囲にいる人々にとって私達は誠実の模範のように見えるかも知れませんが、もし私達が不誠実な想念を心の中に抱くなら、それらは何時でも捉えられ、私達の正体を世間に暴露することになるのです。真実は自ら現れる道を持っています。何故なら私達が好む好まないにかかわらず、私達の想念は宇宙のものだからです。



【解説】
 ”隠されているもので知られずに済むものはない”というイエスの言葉がありました。どんなに隠した事柄でも、表には必ず現れるという訳ですが、その原理を本項は示しています。
 即ち如何なる想念も万人に「知覚され得る訳で、たまたま感受した者が自分に関与しないと無意識に判断して気に留めないことも多いものです。その延長から言えば、私達は文字通り、無数の想念の中に生きていることになります。
 感受した想念の中に自分に関連した要素に気付けば、その内容をより深く知ろうとする訳です。これはラジオに似ており、私達が無数の周波数帯の中から自分の趣味に合った番組を選局するようなものです。こうして選局次第で私達はあらゆる種類の放送電波、言い換えれば想念を知覚出来ることになるのです。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落323

323 This experience was a case of unintentional telepathy. Certainly, the manager had no intention of broadcasting his dishonest thoughts; and undoubtedly believed them carefully guarded from the world. Because of his perfect assurance in the integrity of the man he had left in charge, the head of the firm, the person most closely concerned in the affair, was not receptive to the thoughts of mismanagement. But I, who was receptive to all thought vibrations in an impersonal way, received the thought. As it came to my mind, I recognized it was pertaining to my friend, and thereby saved him much future difficulty.
323 この体験は非意図的テレパシーの一例でした。確かにその支配人は自分の不誠実な意図を広めようとするような意志は全く無かった訳であり、疑いなくそれらを世間から注意深く隠していたものと思われます。その友人が会社の首脳として後に残したその人物の持つ有能さに完全な確信を持っていたため、そのことに最も高い関心を持っていたその人物は、その経営の失敗についての想念を受容出来なかったのです。しかし、非個人的になって全ての想念波動に受容的であった私は、その想念を受信しました。それが私の心に来た時、私はそれが私の友人に関係していることに気付き、そうして彼を将来のより大きな困難から救ったのです。



【解説】
 想念波は隠すことは出来ません。更に言えば、発した本人が忘れていても鋭敏な人にはそれを感知する能力があるのです。これについては同乗記等の中で他惑星人がアダムスキー氏本人が忘れていたような想いを容易に指摘していたことからも分かります。おそらく、前項解説で述べたように発した本人が気づかなくてもしばらくの間、想念波は発した本人に残留していると考えられます。
 いずれにしても、高度に進化を遂げた者は、こうした精妙な想念波について鋭敏であり、一面識のない者であっても、案件について真相を指摘することが可能だということでしょう。相談者の話を聞く中で、或は相談の手紙を読む中で「相談者が訴える状況をその場に居るような現実感で理解するような一体感を持つのかも知れません。想念・印象の世界は言いつくろいや隠し事が無く、全てがオープンという訳です。

ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部第3章-段落322

322 However, I received the impression that the manager was planning to gain control of the business and defraud the owner of his holdings. I conveyed this information to my friend, and although doubting its veracity, he started a quiet investigation into the company's affairs. The report he received carried overwhelming confirmation of these conditions, just as I had revealed them. My friend returned east immediately and took the necessary steps to protect his interests and regain control of the company.
322 しかしながら、私はその支配人が事業をコントロールし、オーナーの保有財産を騙し取ろうと計画しているという印象を受けました。私はこの情報をその私の友人に伝え、またその真実性を疑いながらも彼は会社の内状について隠密裏の調査を開始しました。彼が受け取った報告書にはこれらの状況を確信させる膨大な証拠を伝えており、私が明らかにした通りでした。私の友人はただちに東部に戻り、自分の財産と会社の支配権を取り戻す為、必要な措置をとったのでした。



【解説】
 同乗記にも生前、アダムスキー氏が多くの人々から様々な個人的相談を受けていたことが記されています。その背景には、氏が長らくラジオ番組や集会を通じて人の生き方に関する教師を務めてきたことがあります。本項もその一つであると推察しています。
 さて、想念は一発放射された後は発した本人には何も痕跡を残さないのでしょうか。私は寺の梵鐘と同じく、鐘を突いて音を四方に発した後も、鐘自体は引き続き長時間、同じ振動数を保っているように、私達の身体はその想念波動を保持しているものと思っております。即ち、発した想念は決して本人から離れることはない筈です。それ故に遠く離れていても想念を手掛かりに発した本人に容易に辿り着くことが出来、特定できることになります。
 本事例の場合、アダムスキー氏は相談を受ける中で対象の人物の本当の姿をわずかな時間で探り出し、隠されていた全容を明らかにしたという訳です。テレパシー能力、即ち想念や印象に対する知覚力が如何に万能な能力であるかを本項は示しているのです。

ご挨拶

本日は2019年最後の更新となります。
この一年、ご覧いただき、有難うございました。
来年は1月6日に再開の予定です。

変動の時代の只中ではありますが、皆揃って良き年をお迎え致しましょう。
来年も宜しくお願いいたします。

2019年12月27日
竹島 正
ギャラリー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
プロフィール

ganetworkjapan

アーカイブ
カテゴリー
  • ライブドアブログ